「あ・あ・あ…あッ…あぁッ……ひッ…ひぃッ、ひやううぅぅッ…」
俺の願いも虚しく、順子は敢え無くといっていいほど、肉体を燃え上がらせた。X状の磔板を軋ませ、縛られた豊満な肉体を反り返らせ、天を仰いで、亭主の俺が聞いた事の無い嬌声を上げ、篤志家のバイブテクニックに手もなく参らされている。
「ふふん、たかが大人のオモチャで愛撫されたくらいで、こんなに感じるとは、アンタなかなか好きモノだねぇ、順子さん?これも亭主の『技量不足』かあるいは『性的不完全』か…。それにしてもパンティの上から『振動』させられたくらいで、あらまぁ、随分とスケベなお汁をお漏らしになったもんだ」
狩野は黒い人工男根の先端に塗れた順子の愛液にニヤつきながら、組み伏せられたまま、妻への調教を目の当たりにした俺への当てつけと言わんばかりに皮肉る。妻を救うこともできないし、下手でつまらぬなSEXしかできない俺が言える事でもないが、自分の無様さと相まって、順子の脆さを呪いたくなった。夫婦仲良く無様にこの慈善家を気取った狩野の罠にかかって捕まり、亭主は嬲られ、女房は嬲られ、二人そろって弄ばれるのだから、その恥辱は忘れようはない。
開いた太腿の間にアーチをかけたパンティと、露出した陰毛の間に愛液がいやらしく糸を引く。
「ふふふ、もうこんなに濡れているじゃあないの。わたしの指コキに耐える間もなく昇天しそうだねぇ」
バイブでたっぷり可愛がられ、その証のスケベ汁でじゅぶじゅぶの秘裂に、得意げに指を挿入する狩野。
「もう、クリトリスがコリッコリじゃあないかァ? ほーれほれ…どうだ、どうだぁ?」
「いぃッ…いひやああぁぁ~~……ら、らめぇッ…そ、そ…そんなことされたら…誰だって…あうんッ!」
くちゅくちゅくちゅちゅちゅちゅ・・・。下劣な音とともに、狩野の指から妻の愛液が滴り堕ちる。
「誰だって、何だね? ご亭主の前だから言い訳かね? 言っただろう、お前さんみたいなタイプは、責められると意外に痴女になりやすいって」
乳首をエレクトさせ、艶めかしく臍の穴を上下運動させ、ああ、ああッと喘ぎ悶える順子。
「あぁ~~ッ、た、助けてあなたぁッ!」
俺の名を何度か呼び続ける間、迫りくる悦楽の津波を堪えるように眉間に皺を寄せていた順子だが、これまた簡単に力尽きた。指を引き抜かれた瞬間、X字に縛られた肉体を震わせ、股間を突き出すようにして見事な潮吹を披露する羽目となった。弧を描いた卑猥な水塊が、俺の顏の傍まで飛び散った・・・。
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