スマホの音声をスピーカーに切り替えたのが、聞こえてくる音の感じでわかる。
スピーカー越しに彼女の吐息が聞こえる。
それはやや荒く、そして声を出すのを堪えているように聞こえてきた。
「ちゃんとローター、使ってる?」
そう言うとブ〜ン、と音が近づいてきた。
確認させるためにスピーカーに近づけたのだろう。
「じゃあ、ちゃんとクリに当ててみて。声、聞きたい。」
ローターの音が聞こえなくなると、彼女の吐息が早くなった。
荒い吐息の合間に時折、
「んっ…んっ…」と、声が漏れている。
俺はそのまま何も言わず、聞き耳を立てていた。
この娘はなぜ俺が言う通りの事をするのだろう。別に強制している訳ではないのに。
彼女の声を聞きながら、そんな事を考えていた。
別に強制している訳ではないのに、指示に従順に反応してくるようになってきた。
彼女は…俺の指示を待っているのだろう。
そうやって自分の中にある性に対しての興味、欲望を体験できるのを待っているのだろう…
そう確信したのだ。
「1番気持ちがいいと思うこと、それをずっとやってて。途中で止めちゃダメだよ。」
振動の音が遠ざかって行くような静寂を迎えたかと思うと、彼女の息遣いが少し早くなってきた。
「ローター…今どこに当ててんの…?」
「んっ…クリ…トリス…」
ふ〜ん、ふ〜ん、と、まるで子犬が甘える時に出すような声を漏らしながら、息遣いはますます早くなってくる。
そこからは声をかけず、黙して状況を聞き入っていた。
それから少しすると、
「くうぅ~…」と声を上げた。そして息を止めていたように聞こえた。
イッたのだろうか…?
少しあちらの様子を伺っていたが、
「乙葉ちゃん…、イッちゃった…?」
そう聞いてみた。
スマホからは荒い息遣いだけが聞こえ、少しの間何も聞こえなかったが、
「…わかんない…」
そう返事が帰ってきた。
「そっか。でも気持ちよかったでしょ?」
「…わかんない…」
「そうなの?まだ分かんないか。じゃあさ、今度はおじさんに見せながらやってみようか。気持ち良くなるようにいろいろ教えてあげるからね。」
「えっ…やだよ…、恥ずかしいもん…」
とは言っても、いざその通り指示するとこの娘はやるだろうな…
通話を終えてから、俺は通販サイトを開きあるものを検索した。
今度会えた時に、彼女に渡して使ってもらうものを探していたのだ。
そしていくつか候補があるうちの1つを選び、購入のボタンを押した。
それからしばらくはお互い都合が合わず、メッセージのやり取りくらいしかできなかった。
そうして久しぶりに彼女に会ったのは、もうすでに秋も深まってきた頃だった。
もちろん会ってからは…彼女も覚悟して来るだろう。事前にローターを持ってくるように伝えたのだから。
当日はお互いの中間に位置するスーパーの駐車場で待ち合わせることにした。
それからあまり人目に触れないよう、離れたところにある大型のショッピングモールに行く予定だ。
その後はもちろん…
当日出かける前、以前購入したものを棚から取り出して車に乗った。
待ち合わせた場所に現れた彼女は、3カ月程しか経っていないのに少し大人びてきたような感じだった。
特にメイク等をしている訳ではない。
制服姿で現れた彼女は以前よりも成長した感じだった。そう見えただけなのかもしれない。
それでも車に乗った彼女は以前と同じ、恥ずかしがり屋の中学生だった。
こんなに恥ずかしがり屋のくせに、俺の指示通り通話でオナニーをしてしまっのだから、たまらないものがある。
ショッピングモールに着くと、
「乙葉ちゃん、あれ持ってきた?」
そう言うと顔を赤くして無言のまま、バックから袋を取り出した。
その中のリモコンだけを取り出し、家から持ってきた別の袋と一緒に彼女に返した。
「えっ…これは…?」
手に取りながら不思議そうな顔をしている。
「新しく下着を買ったんだ。中にポケットがあるから、そこにローター入れて履き替えてきて。」
俺の言った言葉に、彼女の顔はみるみる真っ赤になっていった。
「えっ…これを…はくの…?」
「そうだよ、中に入ったらトイレで履き替えてきて。」
俺は躊躇なく言った。
彼女はトイレに入るまでずっと不安そうな顔をしていた。この困ったような表情がまた、俺の下半身を刺激してくれた。
トイレに入ってしばらくすると、表情はさっきより不安そうになり、おどおどとして戻ってきた。
「大丈夫?変じゃない?」
俺がそう聞くと、
「…変だよ…これあると…」
と、ますます困ったような表情をして、辺りを見回している。
誰も君のショーツの中に、ローターを仕込んであるなんてわからないよ…
ちょっとお試しのつもりで、彼女には伝えずスイッチを入れた。
途端に、「うっ…!」と、身体をくの字に折り曲げるようになり、俺の腕にしがみついてきた。
彼女は切なげな顔をして俺を見上げ、
「ずっとこうしなきゃなの…?」
そう言ってきたので、俺はニヤけながら頷いた。
そして俺達は店の中に入っていく。
さぁ、彼女はどのくらい耐えられるかな…
楽しみで仕方がない…
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