「お嬢ちゃん、ママ足が悪いから、オジサンの足に掴まってもいいよ。」
と、言ったら、少女は、股の間に立ち、両手で僕足に掴まり、母親が、
「ありがとうございます。助かります。」と、頭を下げた。
娘は、小声で
「オジサンって、どこが悪いの?」
って聞いてきたから、つい悪いクセで、
「頭が悪いんだ。」
と、言ってしまった。子供に冗談は通じないから、一瞬黙ってしまった。
ところが。
「オジサン、バカだったんだ。」
と、デカイ声で言ったから、母親は、びっくりして、
「なんて事。言うの。いい加減にしなさい!」
と、怒鳴ったら、少女が泣いてしまったから、
「すいません、僕の言い方が悪かったんです。お嬢ちゃん僕は、脳の病気なんだよ。ちなみに、バカって漢字どう書くが知ってるかい?」
「知ってるよ。馬に鹿でしょ、グスン」
と、涙ながら言った。
「凄いなー、偉い、偉い。」
「うん、私、漢字得意なのよ。」と、笑った。
「いけない!そろそろ降りないと。」
と、立ち上がると、
「うわー、オジサン大っきい。オチンチン。」
「お願い。E子もう、喋らないで。本当にすいません。」
僕は、慌ててポケットに手を入れペニスを股に挟み、
「お嬢ちゃん、ズボンの折り目だよ。ほら!」
と、見せて、急いで電車を降りたのである。
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