「あなた、家に上がって良かったわね。もしあなたが、ここに、いなかったら、あの周辺探して、ぶっ殺しに行ってたかもよ。あはははー。
そういう時は、夢でも観たんだよ。とか、普通、嘘を言うのが常識でしょ。」
と、思わず言ってしまい。
(ヤバ!また言い過ぎた。どうしよう。)
僕は、流石に落ち込み、立ち上がると、
「ご迷惑を掛けてすいません。失礼します。」
と、帰ろうとしたが、
「帰らなくていいわよ。私も笑って悪かったわ。この際お互いカミングアウトしましょう。あはははー。」
と、抱きついて来た、酒癖の悪い母親だった。
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