「おふくろが体調悪くて⋯⋯だから今日は実家に泊まるから」
金曜日の夜、俺は妻へそう電話をする。
妻は「そう」と一言だけ言って電話を切る。
「奥さん、大丈夫でしたぁ?」
サキが意地悪そうに言う。
「あ、ああ。問題ない」
正直、サキとの関係を終わらせたかった。
肉体関係を持ってしまったサキは、事あるごとに俺を誘う。
断れば脅され、自宅の外観の写真まで送られてきた。
サキが怖い。
だが関係を断つ方がもっと怖い。
「どれにしますぅ?」
サキは俺にパンフレットを差し出す。
このラブホテルはコスプレのサービスがあり、そのパンフレットだ。
「えっと」
ズラリと並ぶコスプレ。
目についたのは──
「これは?」
「これ?ふふっ。◯◯さんも好きですねぇ」
俺が選んだコスプレが届くまで軽く飲む。
飲まないと恐怖が薄れない。
そして、部屋のチャイムが鳴り、コスプレが届けられる。
サキは意気揚々と着替える。
「◯◯さんって、こーゆーのが好きなんだ?」
サキは俺が選んだコスプレ──セーラー服を着る。
安っぽいセーラー服は、丈が短くサキのお腹を丸出しにし、短いスカートはサキの下着がチラチラと見える。
なにより、サイズがあっていないのが、サキのおっぱいでセーラー服がパツンパツンになる。
「⋯⋯⋯⋯」
俺のチンポが勃起する。
元ギャルのサキ。
28歳で着るセーラー服は年相応ではなく、それでいていやらしい。
「◯◯さんって、私と終わりにしたいって言うくせに、こーゆー格好させるんだ?」
「いや、その」
「奥さん、コスプレしてくれる?」
「妻はそういうのは⋯⋯」
「えー可哀想!私なら何でもコスプレするし、何でもしてあげるのにぃ」
サキは俺の前でしゃがみ、口でチャックを下ろす。
そして器用に口で勃起したチンポを出す。
「あはっ⋯⋯この匂い⋯⋯」
サキは鼻先を俺のチンポに擦り付ける。
いちいち男を悦ばせるのが上手い。
「どうですぅ?職場のパートにセーラー服着させて、不倫エッチするのはぁ?」
男なら妄想する最高のシチュエーション。
脳みそにビリビリ電流が走る。
「サ、サキくん⋯⋯」
「んっ?」
どっちにしろ、ここまできたら──
「しゃぶりたまえ」
「うふっ⋯⋯はぁい」
「はうっ」
サキにチンポを咥えられる。
丁寧に舐め、ときには下品に音を出し、上目遣いで男に媚びるような顔を向ける。
「サキくんっ」
自分のビール腹。
筋肉が衰え、たるみ、毛の処理すらしていない体。
もはや用を足すくらいしか使い道のない、そんな中年のチンポを、28歳の女が咥えている。
「はぁん⋯⋯◯◯さんのおちんちん美味しい⋯⋯」
妻も若いときはそんな事を言ってくれていたが、それもなくなり淡白なセックスになり、そしてついに拒否られ、セックスレスになり数年。
もうこんな事はないと思っていたのに──
「はぁはぁ⋯⋯このおちんちん好きぃ⋯⋯」
チンポを頬ずりする女が現れたのだ。
「サキくんっ」
「はぁい?」
「⋯⋯私にも舐めさせなさいっ」
サキを壁に手をつけて立たせ、スカートの中に頭を突っ込む。
下着を脱がし、サキのまんこを舐める。
「あんっあっあっ、そこっ、はぁんっ」
まんこを舐めるのは何年ぶりだろうか。
まんこを舐めたいと思った相手はいただろうか。
「はぁぁんっ⋯⋯◯◯さんのクンニ好きぃ⋯⋯優しいからぁ⋯⋯」
「サキくん⋯⋯いやサキのまんこ、美味しいよ」
「嬉しいっ」
ベッドにもつれ込みシックスナインをする。
「はぁはぁ⋯⋯もう◯◯さんのおちんちんが欲しいぃ⋯⋯」
「お、俺もだよ⋯⋯サキのまんこに入れたい」
当たり前のようにゴムをせずに挿入する。
サキを突き、軋むベッド。
柔らかなベッドは、泥沼のようにも感じられた。
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