年始も年末な連休も関係なく、患者さんのお世話に奔走する私たちの楽しみは、患者さんが笑顔で退院されていく姿です。
長くお世話をしてきた人が去っていく寂しさを感じるのは一時のことで、ベッドが空けばすぐ次の患者さんで埋まるので感傷に浸る暇はありません。
だからストレスは溜まるし、上手に解消する術を皆んな身につけるのです。白衣の天使なんて男性は虚像を見がちですが、実際はお酒で解消する人も珍しくありません。人知れず患者さんと愛を育んでゴールを迎える人もいるし、違う楽しみを見つける人もいたりいなかったり………。
女は男性が考えるよりも、見かけによらず図太いのです。真面目に見える人ほど裏の顔を隠し持っていたり、長年に渡りこの世界に勤務し続けてきた歩美でさえたかが外れれば場合により、いけない顔を見せるのですから。
血圧を測るときに腕を曲げてもらう瞬間があるのですが、わざと胸に当ててくる患者がいます。そういう相手には退院までそれとなく接して、終わり。毎回恥ずかしそうにしてくれる患者さんはいじらしくて、こちらからわざと当てたりします。
以前勤めていた病院ではまだ私も若くナースキャップが誇らしくて、でもその頃のナース服の生地は通気性も悪い合成繊維で透けたんですよね。だからインナーは必須でしたし、でも同じ下着ばかりを身につけるわけにはいきません。お尻に響くショーツラインを見て痴漢まがいに触られて涙していた頃が懐かしいかも……。
でも今はいじらしい患者さんの患部を簡単に消毒等の処置をするとき、わざと時間をかけたりします。この病院は珍しくナース服を選択できる制度があるので、パンツスタイルを選ぶ人が多いですが、可愛いくて素敵という理由でワンピースを選ぶ少数派もいますけど、患者さんには断然こちらのほうが人気はあるようです。
ストッキングを履く手間があっても、歩美は単純に着慣れているからワンピースを選んでいます。
若い頃とスタイルはほぼ変わらないので病院という場所がらそう見えるのか、年上に憧れを抱く若い子が多いのか特に意識されることがあります。
いくら自慰行為ができなかったとしても、私のようなアラフォーを相手に清拭されて勃起されるのですからね。優しくお声はかけますが表情は変えずに、蒸しタオルで綺麗に拭かせていただきますよ、もちろん仕事なのでアソコも。
カーテンを閉め切った中で、ごめんなさいね〜…
綺麗にしましょうね……なんて声をかけながら。
夜は眠れてる?……まだ熱は出る?……なんて聞きながら、ほら大部屋だと皆が興味津々で聞いてますからね。傷はもう膿んでないかな、もう少しだね……こんな私の声は周りに痛々しい患部を連想させるでしょ?実際は蒸しタオルで丁寧にアソコを綺麗にしている最中だったりします。
患者さんも分かっていて自分だけの特別な気分を味わいたいから、必死に声を我慢しなければならないの。変な声を出そうものなら次からはもうしてくれなくなるとでも思うのか、それはもう必死で堪えるの。あの我慢する顔が可愛くて表向きは無表情で接する副看護師の歩美であっても、密かに興奮を隠しています。
仮性包茎の男の子なら包皮をちゃんと剝いてあげて、綺麗にしてあげないといけません。見慣れているとはいってもそれは自分に言い聞かせているがらで、裏を返せば分かりますよね?悶ながら勢いよく出す精液をタオルで受け止めて、また綺麗に拭いてあげて。敏感になってるから、ちょっとかわいそうだけどね……。
この子は口が堅いと確信できた男の子は、口に人差し指を当てる仕草を見せて、お口で…………。
こんな女の看護師が存在するのですから、口にしないだけで淫らな行為に手を出すナースは、この世の中にまだまだ密かにいると私は思います。
そうそう入浴介助の話を前回にしましたが、あれば急遽代わってあげたときの話。歩美こと普段の私は他のナースと同じく、着替えてからします。
汗をかきますし、多かれ少なかれ濡れますからTシャツ短パンとか、膝まで捲れるパンツ姿です、
やっぱりそういう行為をするなら入浴介助のときが都合が良くて、事後処理も簡単に済みますね。
手と口で数分で射精、その後に挿入させてあげたとしても時間をあまりかけられません。早く出してね……そう伝えさせてもらうのですが、本当に早いの……。溜まっているみたいだからせいぜい5分くらいかな、仕方ないけど。
でも若いからまだ足りなくて、それ以上はさすがにお断りさせていただいてます。
だからかな、私が病室にいくと条件反射のように
勃起させるのはやめて欲しい………。
※元投稿はこちら >>