私は言われるままに生徒達には自習を言い渡し、教室を出た。
見ず知らずの男の言う通りに行動する、ダメだと思う心と、新しい経験に躍る心・・・
授業中なので静まり返った廊下をグランドに向かいます。
ヒールの音がコツコツ廊下に響きます。
ただ行くだけ・・・そう、何もない・・・自分に言い聞かせる。
トイレに行って個室に入る、ここは男女の区別はない、それに部活以外で使用する
事も無かった、そんなところへの誘導・・・冷静に考えるとそう思うだろう。
それに、そこまで学校の事を知っている事も疑問に思っただろう。
けれど、その時の私は疑いを持つ事を放棄していた。
暫く個室で考える、何を感じてどうやって報告する・・・。
確かにここに来るまではドキドキしていた、けれど今は報告が気になっている。
そんな時にLINEの着信音、びっくりして内容を見る。
『はるな、もしその場所についてたら追加の指示を出そう、そこの個室で
オナニーするんだ、誰も見ていないその部屋で・・・そしてそこにパンティを
置いていくんだいいね・・・証拠にパンティの写真を撮って報告する事』
恐れていた事、LINEのやりとりは読んでいるかどうかが判る、内容もずっと
残る為に精神的に追い詰められる、SNSで追い込まれる人もいる様
な程のツールである。
そんな事は判っていた、少しの気の緩みから始まってしまったこの繋がりを
私には止める術を持ち合わせていなかった。
まるで、ここに来た事を理解しているかの様な内容・・・。
お互いの秘匿性を過信している私はこの内容を実行してしまう・・・。
体育の授業もなく静まり返った個室で、徐々にその気になってしまうのは
どうしょうもない事・・・、誰とも判らない男の為に便座に座って始まってしまう。
パンティに既に染みをつくり始めていたことに気付いた。
くぐもった声が個室、いや建物内に響いていた。
自習となって、僕は先生に気付かれないように後をつける。
廊下に出て、グランドの隅に進んでいく・・・間違いない。
僕は追加の指示を出す準備をする、きっと先生は拒む筈もない。
ゆっくり後を付けていき、個室に入るのを確認してからLINEを送る。
男女別じゃないこのトイレを選んだのは我ながら感心する。
既読があって暫くすると予想通り先生の押し殺した様な声がする。
僕も想像しただけで勃起してくる。
暫くして先生はスッキリした感じで個室を後にした。
すかさず個室を確認する、先生の生脱ぎパンティ・・・しっかりと
染みつき・・・僕は戦利品をゲットした。
僕も最初はこんな悪戯心から始めたのだった。
※元投稿はこちら >>