私はスレッドを見て動揺していた。
夫以外の男性に名前で呼ばれる事なんてなかったかだ。
初めての課題は服装を変えてみよう・・・ただそれだけ・・・そう思っていた。
適当に話を合わせてとも思った、けれど見ず知らずの男性の言う様に動く事は
抵抗があったのだ、それに調子に乗ってこんな事している自分に戸惑い躊躇していた。
それでも、これ位ならと言う気持ちが湧いていた。
いつもはワンピースばかり、出産してもスタイル維持には気を付けていたのだった。
なんだか知らない男性と不倫するみたい・・・初めてのデートに行く時の様に
ドキドキしながら服をチョイスする。
久しく忘れていた気持ちだった。
夫に対する背徳感、聖職者としてのジレンマが徐々にアドレナリンを分泌し始めた。
私は普段は着ないタイトスカートとブラウスの若い頃着ていたスーツを着ました。
自分で考えてでは無く、誰かの言われるまま・・・、何も恥ずかしいことではないのに
そして、レスを上げました。
(お待たせしました、今日はいつものワンピースではなく、スーツで行きます。
なんだか変です、何も恥ずかしい格好では有りませんが、貴方に言われてしている
と思うと恥ずかしい気がしました、こんな報告を書いてるだけでドキドキしています。
新しい感覚です)
僕は裕也、この時代リモート授業などで、パソコンの利用する機会が増え、僕はどんどん
使い方を吸収していました。
スマホでも可能なのですが秘匿性という面ではパソコンの方がいいと思いました。
画像も動画も見易いからね。
とうとう先生からの書き込みがあった、まだ判らないけど登校するのが楽しみ・・・。
分散登校で今日は男子生徒が多い、僕は普段は持ち歩かないデジカメを持っていく。
これから本当に先生なら必要だもんね・・・。
教室でいると先生が入ってくる、宣言通りスーツだった。
ほぼ確定・・・、まだ種明かしは早すぎる、言い逃れできない証拠を掴まないと・・・。
その夜僕は新しい課題を先生に伝えた・・・。
(はるな、良くできたね、とりあえずはまず一歩踏み出せた訳だ、どんな気持ちだったか
忘れてはいけないよ、これからはこのサイトではなくLINEで連絡を取ります。
報告はLINEでしようね。
それと、次からは画像も添付して下さい、判ったね)
いけねえ・・・勃ってきちゃった、LINEのアドを載せるとすぐに友達申請が来た。
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