「よぉしっ・・・おぉ・・・出すぞ・・・このまま出すからな・・・」
山崎浩司は顎から垂れ落ちる汗を麻衣子の顔に撒き散らしながら腰を振る。
120キロを超える巨体のピストンで、29歳の他人妻の体を押し潰しながら 湧き上がってくる射精感に背筋を震わせ始める。
挿入からは、もう30分ほど経っている。
けれど浩司のピストンは、旦那が射精する直前よりも激しく膣を掻き回し続けている。
旦那とでは数回しか経験したことのない絶頂の回数を だった30分で塗り替えられてなお続いている。
「孕めよ・・・孕ませてやるからな・・・お前は俺の穴だ・・・孕ませてやるからな・・・お前は便器だ・・・」
浩司の一言一言が麻衣子の背徳感を煽る。
けれどそれこそが無自覚な願望であった麻衣子は、その単語の全てに反応する。
両足を射精間近な男の腰に絡めて固定し、自分に引き寄せる。
「お前は俺のだ・・・お前は俺のだぞ麻衣子・・・俺の穴だ・・・俺の便器だ・・・お前のだぞ・・・」
「ぁあっ!あぁっ!アッ・・・アッ・・・あぁっ!」
「俺の穴だ・・・わかったか?・・・俺の便器だ・・・俺のものだ・・・わかったか麻衣子!」
それは呪いの言葉のように麻衣子の心の一番奥に塗り付けられていった。
長年、抑圧され続けた麻衣子の願望を叶えていった。
麻衣子は快楽と痛みとともに、それこそが自分が望んだものなのだと確信していく。
「あぁっ・・・はいっ・・・あぁっ、はいっ・・・私は穴です!・・・貴方の穴です!・・・便器ですっ!」
学生時代の友人に、職場の同僚に、硬く冷たいと言われた麻衣子はそこには存在しなかった。
真面目な印象を他人に与えたはずの唇からは唾液を垂れ流し、冷たい印象を他人に与えたはずの切れ長な瞳は快楽に狂っていた。
ドクッ・・・ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ
いくぞ、出すぞ、孕めよ・・・
何を言われても麻衣子の両足は浩司の腰を自分に引き寄せていた。
そうやって麻衣子は知り合ったばかりの、自分を凌辱し尽くし 自分を犯し 自分を奪おうとする男の精液を受け止めた。
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