僕と夕貴子さんが30分ほど前まで座っていた、居間の座ぶとん。その2枚の座ぶとんは縦に並べられ、その上で母と息子の情事が繰り広げられてしまいました。
『アァ~。』と言って、ガリガリに痩せ細った母の身体から降りた息子は、自分でティッシュペーパーを手に取ります。
座ぶとんの上に横たわる母親はいつもこうなるのか、してしまったことへの後悔をしたまま、しばらく動こうとはしません。
息子のモノを受け入れていた股間からは、若い彼の精液が流れ出して座ぶとんを汚していますが、『どうせ、洗濯するから。』ともう諦めているのです。
母から離れた息子はパンツだけ履くと、脱いだ衣服を脇に抱えて自分の部屋へと消えます。それを見届けた母は、そこでようやく身体を起こすのです。
夕貴子さんも、箱からティッシュを2~3枚引き抜きました。そして、汚れた股間の掃除を始めるのです。正直、彼女はこの時間が一番嫌いです。
息子相手に興奮してしまい、流してしまった自分の愛液。そして、してはいけないはずの息子の精液が混じりあい、したことへの後悔をしてしまうのです。
そして、自分が『女』であることが嫌にもなります。『してはいけない。』と思う男ほど、セックスで興奮を得られることを、この一年で分かってしまったからでした。
夕貴子さんは下着を履くこともなく、2枚の座ぶとんに脱がされた衣服を乗せ、それを持って脱衣場の洗濯機へと向かいます。
座ぶとんのシーツを剥がし、洗濯機のスイッチを入れました。その足で、そのまま風呂場へと入って行きます。
風呂場の扉を開くと、そこには大きな鏡があり、彼女の身体を写し出していました。『いつからこんなに年老いたの?』、最近の彼女はいつもそう思うのです。
シャワーが捻られ、肩からお湯が掛けられます。彼女は、いつも左肩から掛けているのです。しかし、そのシャワーはすぐに股間にあてられます。
息子の精液の跡を消すように、自分のオマンコを指で開き、中から洗い流す行為。息子との関係を始めてから1年、毎日の日課のように行われていることです。
風呂場を出ると、そのままキッチンへと向い、その息子の夕食の準備を始めます。
しかし、バカな母親です。米をとぎながらも、また今夜部屋にやってくるであろう息子のことを考えてしまっています。
息子は自分に『お父さんの代わりになりたいっ!』と言ってくれました。しかし、そんな息子の優しい気持ちも今の自分にはありません。
『私の新しい男。』、心のどこかでそう思っている自分がいるのです。
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