二人が帰ってきたのは、日曜日の夜でした。手にはいくつもの土産が持たれていて、会社関係以外のものは、家の中へ運び込まれます。
疲れたのか、『やれやれ…、』と言った感じで靴を脱ぐ父と先生。夕食は済ませてきたようで、風呂に入った父は、『寝るぞ!』と言って寝室へと向かいます。
先生は違いました。義理とは言え、2日間も息子をほおっておいたのです。『私も寝るわ。』とは、彼女は決して言いません。
『留守中、何かあった?』と聞かれましたが、何もありません。僕も、ほとんど家には居なかったのですから。
『ゆっくり出来た~?』と聞いてみます。『うん~。出来た、出来た。面白かったよ~。』と僕に嬉しそうに伝えてくれます。
しかし、2晩続けて先生の家で過ごした僕ですから、その言葉をそうとは取りません。父がすぐに疲れて寝に行ってしまったこと。
きっと、今日もラブホテルで満足してきたに違いありません。旅行中も、旅館かホテルかは知りませんが、二人で犯って犯って犯りまくって来たのです。
誰もいない部屋で、バイブを使って歓んでいるような女です。母でもなければ、先生でもありません。真面目そうに見えても、中身はただの淫乱ババアなのだ。
『お風呂入らせてもらうわねぇ~。』、先生の言葉で、せっかく母と子の団らんは終わります。疲れているのに、一時間も付き合ってくれたのです。
よしとするべきでしょう。
お風呂からは、先生の入っている音が響いて来ます。僕の身体など、とっくにリビングにはなく、風呂場の近くまで移動をしています。
うちのドアノブは弱く、強く閉めてもロックまではされません。引けば、普通にドアは開いてしまうのです。
風呂場から聞こえてくる音を聞きながら、僕はあるタイミングを待っていました。大きく床にお湯が流される時間です。
身体を洗った彼女が、洗面器を使い身体を洗い流す瞬間でした。そして、ついに洗面器にお湯が汲み取られ、『バシャ~ン!』と先生の身体に掛けれます。
風呂場の磨りガラスには、白い肌をした女性のシルエットが写し出されていました。そのシルエットは立ちあがり、シャワーを握ります。
シャワーからはお湯が流され、女性は頭を前に傾けて、髪から浴びているようです。あまり広くない風呂場なので、たまに太ももがガラスに急接近します。
そのシルエットは一回だけ、こちらを向きました。目に写ったのは、先生の股間。磨りガラスながら、先生の股間には黒い物体が見えました。
僕が一昨日かじった、あの陰毛です。真っ白な肌の先生ですから、その陰毛はとても黒く、そして大きく見えていました。
先生が風呂から出てきました。もちろん、僕はすでにリビングにいます。出てきた先生は、『生き返るわぁ~。』と言って、髪を乾かし始めます。
乾かし終えた髪は、パーマが掛かっていて、また垂れた髪先が外側にはね上がっています。先生は、ずっとこのヘアースタイルなのです。
『そしたら、疲れたから寝るわぁ~。お留守番ありがとねぇ。』と言葉を残し、先生は寝室へと消えました。
その夜、僕は姉の部屋ではなく、自分の部屋に潜んでいました。もし見つかっても、『マンガ探してた。』で済むのです。
そして、僕の予想通りのことが起こるのです。『寝るわ!』と言った父は寝てはおらず、『疲れたから寝るわぁ~。』と言っていた先生も口ばかりです。
隣の部屋に僕がいないと思っている二人は、すぐにアノ声が響きます。『あなたぁ~!…、あなたぁ~!…、』と父を呼ぶ先生の声でした。
先生は、また詰めが甘かったのです。お風呂から上がって来た時、そのパジャマが透けていて、また黒系の下着を履いていたのでした。
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