「、、、お前らさ、朱莉とヤリたい?」
男だけの場で、俺は3人と談合に及んだ。
3人は即答した。そもそもさつきからは朱莉とヤれるかも、と言われて来たらしい。
「そのさつきちゃんとあと菜美ちゃんだけどさ、、、」
俺はさつきと菜美の情報を彼らから得た。
「三原も篠塚も性格はあんなだけど人気はあるよな?」
「、、そだな。いつも男いるし」
男の子達の情報だと、予想してた通り2人は人気者ではあるらしいが性格にはかなり問題があるようだ。それもこの数日接してみた感想としてさして驚くに値はしないが。
そして「この3人となら誰とヤリたいか?」という質問を男の子達に投げかける。ちなみに何人選んでも可、と。すると2人は、やれるものなら3人とも、と回答した。ただ一人、西野という男の子だけは朱莉と答えた。
「わかった、、じゃあお前ら、これポケットに入れとけ」
と、用意してきたゴムを手渡す。
これを与えられた意味を察し、興奮状態と化すガキどもを何とか落ち着かせたところでドアの開く気配がした。
個室の入り口の方へ目を向けると、二人に付き添われユニフォーム姿の朱莉が戻ってきた。
恥ずかしさからか恐怖からか、それとも悔しさか、、朱莉は泣いていた。
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