グループ”女豹“を追え その7
二人が一つの生き物になった直後に、美冬は鈴木を抱きしめた。
彼が少しだけ視線を下へずらすと、綺麗なカーブを描くやや小さめな膨らみが二つある。
その頂点にはメスの象徴でもある、ピンク色の可愛い乳首がちょこんと載っている。
彼は無意識にその乳首を口に含むと、彼女は背中を丸めて身体を引いた。
「あっ、 くすぐったかった?」
と、俺が聞くと彼女は
美冬「ちが うのっ、 きもち、いいから」
などと、難解な言葉を発した。
その可愛い声と相まって、鼻からは華麗な香水の匂いとメスの汗の匂いが混ざり合い俺の脳みそを撹拌してくる。
俺は動かないままの彼女に聞いた。
「あの、 どうかした?」
美冬「う、ん へーきです」
「ごめんな、さい。 ちょっと、いっちゃったかも」
彼女は正気を取り戻したついでに、自分の本来の目的を思い出した。
彼に質問しなくてはならない。
意識を集中して彼に聞いた。
美冬「わたしの・・・」
「私の?」
美冬「私の中に出したかったら、質問に答えてください」
「えっ? なに? 何の?」
美冬「あなたに命令したのは、だれですか?」
「おっ、俺に・・・」
「命令っ?・・・」
美冬「あなたに命令したのは、だれっ?」
俺は迷った。
ここで白状したところで、俺が官房長の不興を乞うだけだ。
別に大したことじゃない。
しかし、警〇官としては命令に従う義務がある。
俺の様な者にも、その誇りの欠片はある。
だが、この娘の中に出したい。
こんな完璧なメスに射精出来る機会は、もう二度と訪れはしないであろう。
俺は迷路にはまったかと思った。
そんな俺に彼女は、ひたすらに訴えて来る。
美冬「私の中に出したかったら、質問に答えてください」
「あなたに命令したのは、だれですか?」
美冬「私に出したかったら、質問に答えてください」
「あなたに命令したのは、だれで・・」
俺はいきなり独り言を言い始めた。
「ったくよ~、 俺の苦労も知らないで、あのオヤジ共は!」
「杉山さんに、あの小野寺って官房長、いつか絞めてやる」
「あっ、あれ?」
「今、俺、何か言った?」
彼女は暫く黙っていた。
そして、おもむろに口を開いた。
「あの、・・・わたし、何も聞いてません」
それを受けて、俺は言った。
「あっ、あ、そう?」
「あ~、よかった~。もし下手を打ったら後で何言われるか分かったもんじゃないからなぁ」
その後二人は、眼と眼で笑い合った。
俺は彼女に言った。
「あの、 美冬さん?」
「動けます?」
美冬「うんっ、 あっ、はい!」
「俺、 逝っちゃって、 いいすか?」
美冬「はい、 わかりました」
俺の言葉を聞いて、彼女は俺の肩に手を置いてゆっくりと身体を上下し始めた。
「くちょっ! くちゅるっ くちょっ! くちゅっ」
生のペニスと膣内が擦れ合って、いやらし過ぎる音が部屋に響いている。
俺はこの音とペニスからの極上の感触で、この美しい生き物の胎内を貫いている事を実感する。
そうでなければ、到底信じられない光景ではある。
そして彼女は、うつむき加減に眉間にしわを寄せて、俺の両肩に置く手に力を入れて耐えている。
その姿が意地らしくも愛らしい。
そんな彼女の姿に、俺の睾丸は一気に真綿できつく締められる様な感覚に襲われた。
俺は彼女に言った。
「美冬さん?」
「もう、君の中に、出しちゃってもいいかな?」
美冬「は、い。 おねがぃ、 します」
彼女がいいと言ってくれた。
俺はもう一つ彼女にお願いをした。
「ごめん!もうちょっと早く動いて!」
美冬「はいぃ!」
直後に彼女の絶妙な締まりの膣に、俺の睾丸が負けた。
俺のペニスから大量の精液が、彼女の子宮口目掛けて放出された。
「どびゅるるるぶりゅっ! ぶりゅっ ぶりゅ びゅるるるびゅぶっ!」
ペニスの勃起圧で尿道口が圧迫されてしまって、粘っこい精液が出づらくなっている。
俺はペニスからの痛みで、悶え苦しんだ。
痛い程の快楽は初めての経験だった。
「びしゃっ! びしゅっ! ばしゃっっ!」
彼女は子宮口に掛かる、粘る液体の圧力で再び達してしまった。
自分を孕ませようとする、恐怖とも採れる愛を感じていた。
二人は溶け合って混ざり合ってゆく。
遂には一つの生殖器になって形を作った。
つづく
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