グループ”女豹“を追え その12
彼女は脚をきちんと揃えて太ももに手を置き、上体を直立させて綺麗な姿でソファーに座っている。
俺が近くまで行くと彼女は眼を瞑って顎を少しだけ上げた。
俺が唇を合わせても姿勢は変わらない。
彼女らしい女のプライドが垣間見えた。
「何処がいいですか？」
と俺が聞くと
由紀「貴方に全てお任せします」
と彼女が言った。
由紀「ええっ？ きゃぁっ！！」
俺は彼女をお姫様抱っこをして、隣の寝室に移る。
彼女を優しくベッドに寝かせ、スニーカーを脱がせてあげた。
由紀「あっ！」
「・・・やさしいのね・・」
「い～え、 どういたしまして」
俺はもう一度、彼女の唇を奪いに行くと
由紀「あっ！一つだけ」
と彼女が言う。
由紀「あのね、わたし、スキン無しのエッチはしたことないんだよ」
「それだけ」
を言って彼女は黙った。
彼女は手をお腹で合わせて、身体を真っ直ぐに眼を瞑った。
本当に俺に全てを預けてくれている。
そんな少女の様な彼女がいじらしくて胸が締め付けられた。
俺はこの女性の願いを真摯に受け止めなければならないと思った。
俺は彼女に、チュッと軽くキスをした後、彼女のシャツとジーンズを脱がしてゆく。
「ちょっと、身体を浮かして！ そう！」
「腰を浮かして！ うん、ありがとう」
彼女は、一糸纏わぬ姿になった。
彼女は眩しい程に素晴らしいプロポーションである。
胸は大き過ぎず小さ過ぎず。
美しい肩のラインから、細くて長い腕が伸びている。
ウエストは極端な程にクビレて、小さめのヒップから綺麗な太ももと脚が伸びている。
肌は限りなく白くすべすべで、触ると傷が付いてしまう様な繊細さだ。
俺は息を飲んだ。
こんな完璧な造形を犯して良いものなのか？
「由紀さん」
由紀「はい？」
「綺麗です」
由紀「くすっ、(笑) ありがと！」
「貴方に言われると嫌味に聞こえないわ」
「いえ、本当に綺麗です！」
由紀「ねえ？」
「はい？」
由紀「本当は私の事、変な奴だと思ってるんでしょ？」
「変な？」
由紀「初対面の男性に子作りの協力をお願いするなんて」
「あ～、あ、いや」
由紀「いいのよ、 貴方はこの身体目当てで」
「私は構わないわ」
「そんな？」
由紀「でも、私は決めていたの」
「自分の直感を信じようって」
「貴方に多くは求めないから、ねっ！」
彼女は独りぼっちなのかもしれない。
彼女は孤高なのだ。
彼女に判断を求める人は居ても、彼女が判断をする時に傍で支える人は居ないのかもしれない。
俺は決めた。
「由紀さん、俺、」
由紀「はい？」
「俺、貴女の伴侶にはなれないけど」
由紀「・・・」
「貴女の望みを叶える為なら命を懸けられると思う」
由紀「・・・」
「だから俺に任せてくださ・・・」
そんな俺の言葉を遮って彼女は言った。
由紀「もう、大げさねえ！」
「未来のパパさん！」
俺は彼女と長いキスをした。
彼女は完全に脱力した。
俺は彼女の綺麗なおっぱいを優しく揉みながらピンク色の小さな乳首を吸った。
由紀「んっ、 んんっ、 ぁっ」
彼女が可愛らしく喘いでくれる。
俺の口の中で小さな乳首が、舌で転がされている。
手の柔らかな感触と共に。
彼女は眉間にしわを寄せて耐えている。
それを見た俺は先を急ぐ。
見事なクビレを唇でなぞって、彼女の中心に辿り着いた。
細くて柔らかく密集したヘアーを、鼻の頭で感じながら無毛のワレメに舌を這わせた。
由紀「ふっ、 んんっ、 んぁ！」
彼女が緊張した。
俺は舌で、ふっくらとした丘のワレメをゆっくりと何度も何度もなぞって行く。
暫くすると、彼女の緊張が解け始めた。
俺は舌の先で彼女の胎内に侵入する。
「くちょっ！ くちゅ ちゅるるんっ！」
彼女の胎内は温かい。
そして、俺の侵入を受けた彼女は、俺の頬を優しく撫でてくれた。
俺は彼女の股間から顔を離して、彼女の顔まで行って伝えた。
「由紀さん、貴女に入りますね！」
由紀「はい。おねがいします」
彼女は微笑んで応えてくれた。
俺は痛い程に勃起したペニスの先端を、膣口へ慎重に合わせた。
「入れますね」
由紀「はい」
俺は腰に力を入れた。
「ぐっ、ずぶりゅりゅるっ！」
堅く閉じたワレメをこじ開けてペニスの亀頭部分が彼女に埋没した。
由紀「んんっ！ ああぁ！ はうぁっ」
彼女の真実の処女を、俺が受け取った。
彼女にとって、真の男として。
未来の父親となる為に。
俺は更に力を入れる。
「ずりゅりゅるっ！ ずちゅる！」
俺と彼女の下半身同士が密着した。
俺は彼女の心を手に入れた。
と同時に、彼女も真のパートナーを見つけた。
二人は確実に結ばれた。
つづく
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