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電車の角、扉の前で
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:電車の角、扉の前で
投稿者: 貴之

私は電車に乗り込むと、一番後ろの角に立った。

外を向いて立つ。

両手で鞄を抱きしめる。

もう顔が熱かった。
目の前のガラスが、息をすたび小さく曇る。
写っている顔が興奮してる。



『お前らって、痴漢する相手をどうやって決めてる?』

ぽつり、ぽつりと返事がきた。

そりゃ、乗ってる場所は大事だよな。
例えば一番後ろの角に立ってるとか。

大人しい子ってのが大前提だよ。
鞄を抱きしめてたりとか。

外を向いて立つってのも性格を表してるらしいな。

内向きに立ってるやつなんで居なくね?



話題はだんだんと 私の意図から外れていった。
だから、最後に1つだけ書いて掲示板を閉じた。

『俺が痴漢した女と同じだな。毎朝〇駅から〇駅まで乗ってくる女。触っても声出さないし最高だったよ。』


2022/04/02 15:52:34(jNxwUE1M)
2
投稿者: 貴之


電車が動き始めると、私の後ろに男が立った。
そんなに混んでる訳じゃない。
なのに男は電車が動き始めてから、私の後ろに移動した。

ガラスには黒いスーツの男が立っていた。
顔は、ガラスに貼られた広告のシールが邪魔して見えなかった。

ツン

お尻に何かが触れた気がした。
一瞬で怖くなった。
体が硬くなり動けなかった。

ツン・・・・・・ツン・・・・・・・・ツン・・・ツン・・・・・・・・・

電車が揺れるたびに、お尻に何かが当たっていた。
おそのうち、電車が揺れていない時も当たるようになった。

ツン・・・ツン・・・・・・・・・ツン・・・・・・ツン・・ツン・・・・・・・・

電車がゆっくりと速度を落とし、次の駅に到着する。
誰も降りず、数人が乗り込んでくる。
まだまだ混んでるとは言えない。
誰もわざわざ扉の前になどは立たなかった。

空気音がして扉が閉まった。
電車がゆっくりと動き始める。

ガタンと大きく電車が揺れた。
お尻に何かが触れてきた。
そして、今度は触れたまま離れなかった。


22/04/02 15:53 (jNxwUE1M)
3
投稿者: 貴之

電車が揺れるたび、それはお尻の上でユラユラと揺れた。
圧迫感を感じる小さな点。
最初は左右に少しだけ・・・けれどだんだんと揺れの幅は大きくなっていった。

電車がまた次の駅に止まり、目の前の扉が音を立てて開いた。
また数人が乗り込んでくる。
けれど、また誰も近くには立たなかった。

扉が閉まるより先に、大きな掌がお尻を撫でた。
指を開いて揉みしだいてくる。
私は熱い吐息を出した。
目の前のガラスが大きく白く曇っていた。

ガラスに写る私の顔は、電車に乗った時よりも興奮していた。
まるで反応を楽しむように、男の手は優しくお尻を撫で、強く揉んで弄んでくる。
私は体をピクッとさせ、声を殺して息を吐いた。

電車の速度が遅くなると、手は名残惜しそうにユラユラと揺れた。
扉が開く瞬間まで、ずっとお尻を撫でていた。
また数人が乗り込んできて、また扉がしまる。

手がスカートを捲り、太ももの内側を撫でた。
誰かに下着を見られてしまうのが恥ずかしくて、私は体を横に向けてしまった。
それが男を助ける動きだなんて、想像もしていなかった。

座席に座る人たちや、吊皮を持って並んでる人たちの方は見れなくて、顔だけをガラスに向けた。
私の体と誰もいない車掌室の間で、男の手がお尻を撫でる。
スカートの上から触られた時よりも、指の1本1本がハッキリとわかった。
大きな手が下着の上から 私のお尻を撫でては揉んだ。


22/04/02 15:53 (jNxwUE1M)
4
投稿者: 貴之

次の駅を出てからは、指がお尻の割れ目を往復した。
押し付けられた中指が、ゆっくりと上下に動いていく。

何度もお尻の穴が撫でられる。
アソコの端・・・あと数ミリで割れ目に届くという場所で止まり、また戻っていく。


恥ずかしい・・・

少し怖い・・・

あと少しなのに・・・

でも、そしたら濡れてることがバレてしまう・・・

恥ずかしい・・・


男の指がお尻の穴を通り過ぎ、お尻の割れ目の端まで登る。
そしてまたゆっくりと降りていく。
お尻の穴を通り過ぎ、アソコの直前で止まり戻っていく。


ん・・・また届かない・・・あと少しで気持ちい場所に・・・

恥ずかしい・・・

あ、また・・・・

・・・ん・・・・またアソコに触らない・・・

もう・・・触って欲しい・・・

おねがい・・・・さわって・・・・おねがい・・・


その頃には、ゆっくりと速度を落とす電車を残念に思っていた。
開く扉に速く閉まってと願っていた。
触れられていない時間にも、下着のシミは広がり続けていた。


22/04/02 16:01 (jNxwUE1M)
5
投稿者: 貴之

空気音を立てながら扉が閉まっていく。
また執拗な焦らしが始まると思っていた。
けれど指は、いきなりアソコの割れ目に触れた。

私は咄嗟に口を手で塞いだ。
もう鞄は床に落ちていた。
左手を扉につき、私は必死に声を押し殺す。
そんな私を責めるように、男は手の平をお尻に当てたまま、太い中指をクイクイと動かした。

指が曲がるたび、下着がアソコの中に入る。
指が伸びるたび、一番感じる突起に触れる。

クチュッ、クチュッ、、、クチュッ、、、クチュクチュクチュ、、、クチュッ、クチュッ、、、クチュクチュクチュ、、、

男の指はゆっくりと、早く、優しく、強く、、、ランダムに私を撫でまくった。
気持ちよくて、予想ができなくて、私は声を押し殺す事だけに集中していた。

指が下着の端・・・ゴムの上をコリコリと掻いた。
もしかして・・・下着の中に入ってくるの?
そう思った瞬間に、電車がスピードを緩めていった。

電車が止まり扉が開く直前まで、指は下着をずらしていた。
扉が開き、何人かが私の横を通り過ぎて入ってきた。
そして扉が閉まるまで、スカートの中では半分以上の布を左側に寄せられ アソコが露出したままにされていた。

あぁ・・・とうとう・・・

男性に触れられる・・・

初めて、男に触れてしまう・・・


22/04/02 16:09 (jNxwUE1M)
6
投稿者: 貴之

扉が閉まりはじめると、私は少し腰をつきだしていた。
触って欲しくて仕方がなかった。
もっとグチャグチャにして欲しいと願っていた。
そして、指は私の願いを叶えた。

クイッ、クイッ、クイッ、クイッ、、、、、クイクイクイッ、、、、クイッ、クイッ、、、クイクイクイクイクイッ、、、

下着の上を撫でていた時よりも、スムーズに滑らかに指が動いた。
濡れ切った割れ目の上を、愛液を掬うように進んでいく。
指先が穴の入り口の上を撫で、クリトリスに直接触れる。
動きは少しずつ激しくなっていった。

私は必死に声を殺した。
けれど指はさらに激しく責めてくる。
私が感じる場所を見つけ、そこを集中的に撫でていく。

・・・・・・・・・・ん・・・・

小さく声が漏れてしまう。
頑張って声を押し殺そうとする。
けれどまた、小さく漏れる。

・・・ん・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・・・・ん・・・・・


(気持ちいい・・・いやらしい・・・気持ちいい・・・恥ずかしい・・・・気持ちいい・・・)

何も考えられなくなっていく。

もっと・・・もっとして・・・・
そんな風に思っていると、電車のスピードが遅くなり始めた。

ダメ・・・・ダメ・・・・・イヤ・・・・・・
私は心の中で叫んできた。
けれど電車は止まり、扉が開いていく。
指がスッと離れていく。


22/04/02 16:17 (jNxwUE1M)
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