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私は電車に乗り込むと、一番後ろの角に立った。 外を向いて立つ。 両手で鞄を抱きしめる。 もう顔が熱かった。 目の前のガラスが、息をすたび小さく曇る。 写っている顔が興奮してる。 『お前らって、痴漢する相手をどうやって決めてる?』 ぽつり、ぽつりと返事がきた。 そりゃ、乗ってる場所は大事だよな。 例えば一番後ろの角に立ってるとか。 大人しい子ってのが大前提だよ。 鞄を抱きしめてたりとか。 外を向いて立つってのも性格を表してるらしいな。 内向きに立ってるやつなんで居なくね? 話題はだんだんと 私の意図から外れていった。 だから、最後に1つだけ書いて掲示板を閉じた。 『俺が痴漢した女と同じだな。毎朝〇駅から〇駅まで乗ってくる女。触っても声出さないし最高だったよ。』
2022/04/02 15:52:34(jNxwUE1M)
扉が閉まると、私はさっきよりも腰を突き出した。 速く触ってほしかった。 気持ちよくしてほしかった。 私は自分を痴漢する男に懇願するような気持でいた。 けれど、男はすぐには触ってくれなかった。 指は太ももの外側を上がっていった。 何をしようとしているのか分からなかった。 (どうして?・・・なんで?・・・触ってよ・・・お願い・・・早く触って・・・) そんな恥ずかしいことを考えていた。 自然と腰を揺らしていた。 誘うような動きをした。 男の指が下着の布を摘まんだ。 グイッと引っ張った。 下着が2センチほど下がった。 またグイッと引っ張られる。 さらに下着が下がる。 そんな事を繰りかえすと、たった数回で下着は私の太ももまで降りていた。 「もう少し足を開いておかないと・・・下着が床まで落ちちゃうよ?」 初めて男の声を聞いた。 下着が落ちる・・・誰かに見られる・・・自分が何をされてるのかバレてしまう・・・ 私は咄嗟に、足を肩幅ほどに広げた。 太ももで下着のゴムが伸びた。 そして開いた足の間に、男の指が・・・さっきまでよりも簡単に触っていった。
22/04/02 16:22
(jNxwUE1M)
・・・・・ん・・・・ん・・・・・・・・・・・ん・・・・・・・ ・・・・・・・・ぁ・・・・ん・・・・・・ん・・・・・・・・・・・ ・・・ぁ・・・・・・ぁ・・・・・・・・・・・ぁ・・・ん・・・・・ 歯を食いしばって耐えていた。 ガラスに写る顔は、まるで自分じゃないみたいに興奮していた。 口を開け、目が溶けている。 男の指は激しく、ゆっくりと、早く、優しく、、、いろんなペースト強さで動いた。 激しくなる度、急にペースが変わるたび、どうしても声が漏れてしまう。 ・・・ぁ・・・・・ぁぁ・・・・ん・・・・ぁ・・・ん・・・・・・・ぁ・・・ ・・・・・ぁ・・・ぁ・・・ぁ・ぁ・・・・・ん・・・ぁ・・・ぁぁ・・・・・・ 恥ずかしい声が漏れてしまう。 スカートの中からは、クチュクチュといやらしい音が聞こえてくる。 想像していたよりもいやらしく、想像していたよりも気持ちいい。 自分でしてるのとは比べ物にならないくらい。 ダメ・・・あと少しでいってしまう・・・ こんな場所で・・・・痴漢をするような下品な男の指で・・・ 今から学校なのに・・・私は電車の中で・・・・
22/04/02 16:28
(jNxwUE1M)
気が狂いそうだった。 足がガクガクと震えていた。 快楽の波が高まってくる。 あと少しで逝ってしまう・・・あと少し・・・ほんの少しで・・・そう思うたびに電車がスピードを緩めていく。 (だめ・・・いや・・・止めないで・・・お願い・・・あと少しなの・・・) (もうダメ・・・これ以上ムリ・・・だって・・・さっきからもう5回もこんな・・・) 「電車が止まるね・・・」 男が小さな声で囁いてきた。 「指を離されるのが嫌そうだね・・・」 私は下唇を噛み、恨めしそうな目で男を見た。 「そんな顔しないで・・・だって、こんな音をさせてたら、乗ってくる誰かに聞かれちゃうよ・・・」 男の指がクイッと動いた。 「ほら・・・こんなに・・・こんな音を誰かに聞かれたら、バレちゃうよ・・・ほら・・・」 ン・・・・ン・・・・ンン・・・・・ン・・・・ 「もっとして欲しい?」 私は頷く。 「離されるのイヤ?」 頷く。 「いかして欲しい?」 頷く。
22/04/02 16:47
(jNxwUE1M)
「よく痴漢されてるの?・・・じゃ、もしかして初めて?・・・そうなんだ・・・」 「彼氏は?・・・じゃ、その彼にはしてもらってる?・・・まだなの?・・・へぇ・・・」 「付き合って長いの?・・・じゃ1ヶ月くらい?・・・へぇ、ならもしかしてキスもまだ?・・・そうなんだ・・・」 「でも、こんなに開発されてるってことは、経験は?・・・え?無いの?・・・じゃ、自分でしてる?・・・いやらしいね」 私は全部に、首だけを動かして答えていった。 嘘をつく余裕なんてなかった。 気持ちいいと・・・もっとして欲しいと思いながら、両手に持った鞄を強く抱きしめていた。 足がガクガクする。 何も考えられない。 男の質問を理解する力もなくなっていく。 もうすぐ・・・あと少しで・・・ 男の手が顎に触れた。 私は男に顔を向けて目を閉じた。 そしてファーストキスを失いながら、人生で初めて 男性に与えられた快楽で絶頂した。 ビクッビクッと痙攣しながら、口の中に入ってきた舌を吸った。
22/04/02 16:52
(jNxwUE1M)
同じ時間の同じ電車に乗ったのは、2日後の事だった。 私の体が耐えられたのは、たった1日だけだった。 いや、痴漢された次の日に、いつも使ってきた時間の電車に乗った瞬間に後悔していた。 駅に着くたびに体が悶えた。 触れてもいないのにクリトリスがジンジンした。 何もしていないのに下着にシミができていた。 そして目的の駅につく1分前・・・私は鞄を強く抱きしめ、体を横に向けた。 誰もいない空間に、男の指を想像した。 ゆっくりと腰を突き出し目を閉じた。 電車に乗り込むと、すぐに後ろに男が立った。 私は最初から横を向いた。 男は最初からスカートを捲った。 私に触れるよりも先に、男の指が下着をずらしていく。 スカートはもう落ちてこないように、裾が腰に差し込まれた。 自分が抱きしめる鞄と 背後の誰もいない車掌室の間で、私のアソコが露出する。 男の指が割れ目を撫でる。 もう溢れている愛液が指を濡らすと、動きがスムーズになっていく。 クイッと指が曲がる。 クチュッと音が鳴り、穴の入り口が撫でられる。 指が伸びる。 クリトリスが指先に押される。 私は声を殺しながら、鞄を抱きしめて腰を突き出す。
22/04/02 17:09
(jNxwUE1M)
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