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セクハラを誘う女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:セクハラを誘う女
投稿者: 貴之

11時になる少し前に給湯室に向かった。
この会社に派遣社員として勤め始めて働き始めて半年になる。
前の会社でも後悔したのに、私はまたガマンができなくなってしまった。

今日も、また課長が入ってきた。
今年で45歳になる脂ぎったメタボの中年男だ。
ここのところ毎回だから おそらく私を観察しているのだろう。

わざわざ私の真後ろに立つ課長に前を向いたまま挨拶をする。
いつもの光景だ。
課長は私の黒髪を清楚だと褒めながら肩に触れた。
そしてまた、いつも頑張っていると褒めながらお尻を撫でてくる。

太い指が食い込むのを感じながら、私は課長の姿を思い浮かべた。
大きくて丸い鼻とぶ厚い唇の醜い顔。
毛の生えた太い指と でっぷりと太った腹。
デリカシーの無い性格と下品なセクハラで 全ての女子社員から嫌われている。

「もぉ・・・ダメですよ?」
そこで「イヤ」と言わないのは、自分でも少しわざとらしいと思う。
明確に拒否をしないから、醜い中年男は口では謝りながらも手を止めない。
毎回そうしていると、デリカシーの無い下品な中年男ほど簡単に調子に乗る。
触ってもいい女だと勝手に決めつけ、それでも拒絶しなければどんどんとエスカレートしていく。


確かに私に関してだけ言えば、課長の思っている事は間違いではない。
私は自分が変態だと自覚している。
卑猥な欲望を向けられる事に反応してしまう。
チラチラと胸元を見られていても気づかないフリをしてしまうし、露骨に見てくるような男には落とし物を拾うフリをしながらスカートの中を向けてしまう。
しかも、相手が醜ければ醜いほど、下品で最低なら最低なほどゾクゾクする。
溜まって濁った下品な欲望の餌食になると考えただけで興奮してしまう。




2023/08/01 12:02:29(W1ax7yA9)
2
投稿者: 貴之

「いやぁ すまんすまん、美咲君が魅力的過ぎてね」
そう言いながら、お尻を撫でる手は止めない。
むしろ弾力を確かめるように指を食い込ませてくる。

「ちょっと、もぉ・・・コーヒーがこぼれちゃうじゃないですか」

「そりゃいけない、危ないからちゃんと見てないと」

言いながら、太い指がお尻を揉みしだいた。
両手で、指をいっぱいに広げて露骨に揉んでいく。
私は忌み嫌う男の指の感触に嫌悪感と不快感を感じながら、声が出てしまいそうなほどゾクゾクしていた。

やはり、そういう感情は言わなくても伝わってしまうのだろうか。
課長はまた私の腰を掴んできた。
大きな手に腰を引かれ、固くなった股間が押し付けられた。
お尻の割れ目に擦り付けてから離れては、またゆっくりと押し付けてくる。

腰を引かれ股間を打ち付けられる動きは挿入を想像させた。
立ったまま手を突き腰を突き出した女を 男が背後から犯している。
女は抵抗できず、泣き叫びながら凌辱に耐えている。
ヤメテと叫んでも男は腰を振り続ける。

醜くて下品な男が自分の欲望を満たすために女を犯している。
乱暴で自分勝手なピストンだ。
腰が打ち付けられるたび、パンッパンッパンッパンッ と音がしている。

女は男を恨みながら、荒々しく掻き回される快楽を押し殺して涙を流している。
男を拒絶するために、止めて欲しいと懇願するために、自分が感じている快楽を否定するために、ずっと頭を振り続けている。
そんな光景が頭に浮かび、廊下の向こうから同僚達の物音が聞こえていなければ喘いでしまいそうなほど興奮していた。




23/08/01 12:03 (W1ax7yA9)
3
投稿者: 貴之

自分の手で口を塞いだ。

課長からは弱々しい存在に見えただろう。
イヤだと思っても抵抗できない女。
拒否したいのにできない女。

頭に、弱みに付け込む最低な男の笑みが浮かんだ。
抵抗できない女を虐めて心の底から楽しんでいる。
なんて最低な男だ。
・・・ゾクゾクしてしまう。


それとも、私が悦んでいると思っただろうか。
だから何も言わない。
唇を噛んでいるのは恥ずかしいからだ。
イヤだと思ってるわけじゃない。
むしろ、もっとして欲しいと思っているかもしれない
だから抵抗しないんだ。

そう決めつけ、満足げにニヤニヤと笑う課長の顔を思い浮かべた。
なんて下品な笑顔だろう。
私を征服したと思い込んで勝ち誇ってる。
・・・だめ、声が出てしまいそう。



23/08/01 12:03 (W1ax7yA9)
4
投稿者: 貴之
ズンッ

いきなり、乱暴に突き上げられた。

「んっ」

声をガマンする余裕はなかった。
それを聞いた課長が息を呑むのがわかった。

それまでよりも強く腰を引かれ、固くなった股間がお尻に食い込んでいった。
熱くて、固くて、大きいと思った。

息が荒くなってしまう。
興奮しきった課長の熱い息が首筋を撫でるだけで喘いでしまいそうになる。

右手が腰から這い上がっていく。
右の脇から前に回り、左の胸に向かって進んでいく。
太った芋虫のような指が、ブラウスのボタンの隙間に入っていく。


23/08/01 12:04 (W1ax7yA9)
5
投稿者: 貴之

後ろから抱きしめられる。
大きな腹の肉が背中に密着した。

太い指がブラの中で乳首を転がす。
首筋をベロベロと舐めながら腰を振り、股間を擦り付けてくる。
スカートを捲り上げた手が割れ目を撫で、固くなったクリトリスを音を立てて弄った。

んっ・・・ん・・・あぁ・・・

気持ち悪くて、悔しくて、課長を憎みながら興奮した。
汚された気分になって、死ぬほど後悔しながら自分から腰を突き出した。

左手がストッキングを裂こうとしはじめた。

胸を揉んでいた右手がズボンのチャックを下ろしていく。

ストッキングが裂けてしまった。

下着がずらされる。

もう終わりだ・・・と思った次の瞬間、解放された。
課長が体から離れ、ズボンのチャックを上げながら給湯室から出ていく。
その頃になって、私はようやく近づいてくる足音に気がついた。



23/08/01 13:47 (ybuRWTq4)
6
投稿者: 貴之
なんて気の弱い男なのだろう。

下品で貪欲で、セクハラ狂いのくせに臆病だなんて最低な男だ。

私は課長を憎々しく思い 心の中で罵りながらスカートを下ろした。
ブラウスのボタンをとめ、深呼吸をしてから廊下に出ても、動悸は激しいままだった。

誰かが廊下を歩くのが あと少し遅かったら・・・
あと数秒で、私はあの男に・・・
平日の昼間、会社の陰で、大嫌いな醜い男に・・・

危なかった・・・
もう止めなくては・・・
じゃないと次は 絶対あの男に・・・

私は自分のした過ちを後悔し続けながら午後の業務をこなしていった。
平静を装っているつもりだが、小さなミスばかりしてしまった。
体には忌々しい感触が残ったままだった。
顔は熱いまま、興奮はいつまでもおさまらなかった。
体は疼いたまま、気を抜けばすぐに給湯室に向かってしまいそうだった。


23/08/01 14:06 (W1ax7yA9)
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