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絶対調教計画
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:強姦輪姦 官能小説   
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1:絶対調教計画
投稿者: さくら
某月某日某所にて、彼女は拘束されていた。
彼女は椅子に縛り付けられており、腕は椅子の背に、脚は椅子の足に固定されている。
口にはギャグボールを噛まされ、そこからは言葉にならない抵抗と、唾液のみが垂れ流しになって、セーラー服に染みをつくっていた。

「お目覚めのようですね」

白衣を着た、二十代後半くらいの男が、彼女に歩み寄った。
どうやらこの男が、彼女を拘束しているらしい。

「ううー」

彼女は、微笑する男に対して、くぐもった声と反抗的な瞳を向けた。

「おっと、失礼」

そんな彼女の様子を気にもせず、一切表情を崩さない男は、彼女の後ろへと周り、ギャグボールを解除した。

「あんた…一体どういうつもりよ、長谷川!」

長谷川、と呼ばれた白衣の男は、微笑し、眼鏡の奥のねばついた視線で彼女を見やる。

「貴女にしては、理解が少し遅いですね、鼓さん」

鼓は長谷川の嫌みに、反抗的な目で睨みつける。
今にも噛みつきそうな勢いだ。

「教師がこんなことして良いわけ!?」

「えぇ、まぁ、個人的な行いなんで、職業は関係ないですね」

にっこりと笑う長谷川は、そう言うと鼓の長い黒髪を指ですくい上げ、口付けした。
眼鏡の奥の真意は、読めない。

「兎に角、私を解放しなさい、今ならお父様にも黙っててあげるし、警察にも通報したりしないわ」

「心遣いが大変身に染みるのですが、貴女の発言をやすやすと信用するわけにはいきませんので、悪しからず」

まるで遊ばれているかのような返答に、ますます鼓の視線は鋭くなるばかりで。

「ああ、そうそう、今日僕が君を連れてきた理由を説明しますね」

連れてきた、と言うと何だかデートにでも誘ったようだが、そんな柔らかいものではなく、拉致監禁という、立派な事件であった。
鼓の目が素直に揺れる。

「貴女で実験をしようと思いまして」

眼鏡の奥が、怪しくくすんだ。
 
2009/10/30 00:22:54(kEZxu.Wg)
2
投稿者: (無名)
面白くなりそうですね。
09/10/30 02:05 (/jr8mF8S)
3
投稿者: さくら
>>2
ありがとうございます。
初投稿な上に不定期更新ですが、気を長くしてお付き合いいただければ嬉しく思います。
09/10/30 07:54 (kEZxu.Wg)
4
投稿者: さくら
(つづき)

今日が何日の何時なのかわからない。
私が誘拐されたのはクリスマスイブ、12月24日だった。
それから何時間、何日眠っていたのか、見当もつかなかなった。

この部屋にあるものといえば、換気扇と私が縛られていた椅子、そして出入り用のドアくらいで、窓はひとつもなかった。
コンクリートの壁で囲まれた私は、ひんやりとした空気に鳥肌を立てた。

長谷川は実験をする、と言い残し、私の拘束を解いて、何処かへ行ってしまった。
ドアからの脱出を試みてみたが、厚い鉄ででき、外から鍵をかけられた扉はびくともしなかった。

長谷川は私の通う私立高校の教師をしていた。
科学を担当している教師だが、まさか私を解剖なんて…。
そんなことを考えてると、鳥肌がより一層粟立った。

ひんやりと冷えたコンクリートの床に座り込むと、不安が脚から染み込んできた。
それに煽られて、涙が目から押し出された。

私は、生きて帰られるのだろうか。
そんな思いだけが、胸を掻きむしっていった。
09/10/30 10:38 (kEZxu.Wg)
5
投稿者: 史織
面白そうです!

楽しみにしています
09/10/30 23:03 (UOFYoFfh)
6
投稿者: さくら
>>5
ありがとうございます。
仕事などでなかなか更新できませんが、よろしくお願いします。
09/10/31 18:03 (x6ZTUg96)
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