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グループ”女豹“を追え
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:グループ”女豹“を追え
投稿者: (無名)
「う~ん、今日も収穫無しかぁ~」

彼は張り込み中の車の中で、そうつぶやいた。
彼が追っているのは殺人事件の容疑者である。
そもそも、この事件はある大物政治家と大手商社の癒着から来る脱税疑惑が発端であった。
しかし、商社側の重要人物がビルから飛び降りて亡くなった。
突然の出来事である。

すると捜査の主軸が突然、彼の部署に周って来た。
彼の名前は鈴木康治。
所属するのは警〇庁捜査一課だ。

事件は当初自らの飛び降りと見られていたが、ある情報筋からのタレコミで一人の容疑者が浮かんだ。
彼は今、その容疑者の立ち寄り先とみられる場所に張り込んでいた。

その事件の初期からは東京地〇特捜部が動いており、今回はやつらインテリの鼻を明かす大きなチャンスでもある。
否が応でも彼らには気合が入っていた。

すると、彼の車のガラスを、コンコンとノックして来る人物が居た。

「誰だ!」

と彼はリクライニングシートから起き上がると、そこに居たのは彼の先輩の田中であった。

「差し入れだ」

とコンビニ袋を差し出される。
彼はそれを見て

「あんぱんと牛乳っすね」

と言って受け取ると、中に入っていたのは野菜サンドと野菜ジュースであった。

彼「・・・・・」

「お前一人モンだからな。」

と田中は言って立ち去ろうとした瞬間

「あっ、忘れてたわ」

と言って、一通の封筒を差し出した。

「お前、異動みたいだよ」

などと言って田中は去って行った。
彼は急いでその封筒の中を確かめると、紙に書かれていたのは本当に辞令であった。

「なになに?俺は今日付けで特命課の所属とす、だと?」
「何?特命課って?」

彼の頭はこんがらがった。


彼は警〇庁に戻って来た。
しかし、特命課と云われても何が何やら。
彼はフロントの案内に行って身分証をかざして聞いた。

「あの、特命課って知ってます?」

すると案内嬢が言った。

「特命課、でごさいますか?」

って、おいおい大丈夫かよ?
俺は不安になった。

「あ~、はいはい。 分かりました。」

と彼女は電話で聞いて

「大変失礼いたしました。場所は庶務の隣ですね」

と言った。
庶務の隣、庶務の隣、庶務の、ああ、あった、あった。
俺は遂に見つけた。
新しい所属先を。
俺はドアをノックした。
すると、どうぞという声が聞こえた。
扉を開けて

「あの~、失礼します」

と言って中に入ると、お茶を飲みながらチェスをしている人が居た。

「ようこそ! 杉山左京です」

と言った。

(二人の自己紹介が済んだ後)

「あの~、杉山さん?俺は何の為にここに居るのでしょうか?」

と聞くと

「君には重要な任務が待っています」

と言ってお茶を入れてくれた。

「ああ、ありがとうございます」

そう言って受け取ると、杉山は更に言った。

「これから、そのアジトへ向かって下さい」

だそうである。
彼には何のことやら。
彼は聞いた。

「一体、何の捜査なんですか?」

すると杉山が話し始めた。
敵は女性の集団で女豹という名前のグループだと云う。

彼女らは与野党の国会議員やキャリア官僚、はたまた上場企業の役員などに、その美貌を以って近づき、情報などを聞き出すいわゆるハニートラップの国内版集団だそうだ。
その彼女らの色香に掛かってしまえば、どんな屈強な男共も骨抜きにされてしまうと云う。

鈴木は身震いをした。
別の意味で。
これから仕事で堂々と美女たちと渡り合えるのだ。
殺人事件の捜査の行方は少し気になるが、命令は命令である。
彼は黙って今回だけ従う事にした。

だが彼の目算は外れてしまう。
そんな彼の思惑など木端微塵に吹き飛ばしてしまう程の強敵が彼を待っていた。
しかし、そんな状況などいざ知らず、彼の頭の中は桃色に彩られていたのである。

 つづく
2017/09/22 13:51:32(LH1K7Flv)
2
投稿者: (無名)
グループ”女豹“を追え その2

彼は杉山に尋ねた。

「何で俺が選ばれたんですか?」

杉山は

「さあ?」

としか言わなかった。
何か判然としないが、取り敢えず現場に向かおうとすると、杉山に呼び止められた。

「あっ、そうそう、一つだけ良いですか?」

と聞かれた。
俺は

「はい、どうぞ」

と言うと

「君は彼女がいらっしゃる?」
「あっ、他人の特定の情報に興味があると云う訳ではないのですが」

などと言うので

「ああ、今は誰とも付き合いは無いっすよ」

と、軽く言うと

「そうですか。それは良かった」

などと意味深な事を言われた。
俺は変わった人だなと思ったが、何処かで会った様な気もした。
それはさて置き、先ずは敵のアジトへの潜入である。

上層部から、一つ目のアジトとして指名されたのが銀座のクラブ、「舞台」である。
彼は警〇庁幹部の知り合いの紹介で、この高級クラブへと忍び込んだ。
中に入ると黒い服の男に案内されて豪華なテーブルを前にしたソファーに座った。

「ご注文はいかがいたしましょうか」

と云う問いに、俺はつい

「あ、それじゃあ、取り敢えずビー」

と言い掛けて

「え~と、 お任せで!」

と誤魔化した。
そんな事はどうでもいい。
先ずは店内の捜索だ。
俺は飲んだことも無い様な美味い酒に一口だけ口を付けると、トイレに行く振りをして店内を探る。

そして、さも怪しげな雰囲気の場所があった。
すると、いきなり背中に衝撃を感じた。

「しまった!」

っとだけ瞬間に思った。

俺は目を覚ますと、倉庫の中の様な処に居た。
見ると手足は縛られ、大の字に床に寝かされている。
周りにはダークスーツを着た女性が数人立っていた。

そこに、黒いハイヒールの女が現れた。
周りからは、リーダーと呼ばれている。
この女が敵の首領なのか?
女は俺に向かってこう言った。

「ようこそ! ピラニアクラブへ」

と言った。
ピラニアクラブ?
女豹とは違うのか?

「ここは女豹のアジトじゃあないのか?」

と、俺が聞くと

「女豹? なにそれ?」
「昭和じゃないんだから、もうちょっとカッコいい名前にして欲しかったわね」

と言う。
全く、女豹って本当の名前じゃないのか?
ウチの情報収集能力もたかが知れていると思った。
それはそうと、何故俺はここに居るのか?
それが知りたかった。

「あんたの動きなんて最初から全てお見通し」
「ところであんた、何の御用?」

俺は黙った。
仮にも俺は刑事だ。
人を売るような真似はしない。
俺は女に言った。

「いやあ、それにしても良い女だねぇ。ええと?」
「え~、名前は?」

「リョーコ」

「リョーコちゃん?」
「可愛い名前だねえ」
「ところでリョーコちゃん、ここ何処?」

「都内某所」

「そりゃあ教えてくれる訳が無いよねえ」
「で?これからどうするの?」

「こうするのよ!」

と言って、周りの女どもが寄ってたかって俺を、馬用の鞭で叩き始めた。
彼女らは執拗に俺を叩く。
こちらもキツイが数種の武道で複数段の持ち主である。
死ぬ一歩前までは耐えられる。

そして、暫くするといいかげん、彼女らは疲れて来た様だ。
勿論、こちらもヘロヘロだが、何とか気力は保っている。
俺は勝ち誇った様に言った。

「もうそろそろ、俺の優秀な上司がここを突き止めているはずだぜ」

「ああ、杉山さん?」
「彼なら、うちのお店で女の子と仲良くしてるんじゃない?」

リョーコはPCでウエブカメラの映像を彼に見せた。

「マジか?」
と彼は絶句した。
あのオヤジ~、と思っても後の祭りである。

するとリョーコが言った。

「この男は痛みには耐性が強い様だから、別の攻め方でいくしかないわね」
「あなた達、ちょっと外に出てくれる?」

と言って、周りの女を全て外へ出してしまった。
一体、何が始まるのか?

「うふんっ! 私の攻めは厳しいわよぉ~」

などと言いながら、何と、俺のズボンを脱がし始めたではないか。

「なっ!何しやがる」

俺は抵抗したが瞬く間にズボンとトランクスを剥ぎ取られてしまった。
するとリョーコは俺のペニスを持ち上げ、持っていた革製の細いベルトで竿をきつく巻き付けた。

「どこまで耐えられるかしら?」
「ねえ、刑事さん」

と言って立ち上がったリョーコはスカートを捲ってするするとショーツを脱ぎ始めた。
その姿に俺のペニスが、ピクンっと反応する。

リョーコは美人だった。
ファッション雑誌の表紙を飾る程のレベルである。
小さく細い顔に、スッと通った鼻筋と大きな瞳。
それらが絶妙にバランスされた上に銀縁のメガネを掛けている。
そしてロングの綺麗な黒髪が美しい。

服装は黒のタイトの超ミニ。
上は白のシルクブラウスであった。
敵でさえなければ、こんな良い女は居ない。

彼女はショーツを脱ぎ捨て、その細くて長い脚で俺の上に跨り立ちしてこう言った。

「私のオマンコ、 いっぱい見て!」

と言って、右手の薬指を、くちゅっとワレメに差し込んだのだ。

彼女のオマンコの肌はツルツルの無毛で、そのワレメから濃いピンク色の大きな小陰唇がはみ出して花を開いている。
彼女は、その花びらの中心に差し込んだ指を、くちゅる、くちゅっと抜き差ししている。

「んんっ、  はあぁうっ!  んぁっ!」

彼女の痴態は続く。
物凄い眺めだ。
当然、俺のペニスは最大限に反応した。

「ドクンッ!」

と音が聞こえる様な血流で俺のペニスは勃起した。
だがしかし、バンドで締め付けられたペニスは、いびつな形に膨らんでしまっている。
全体が段々と赤黒く変色して行く。

「あら~、坊やが苦しいみたいでちゅね~」

リョーコが嬉しそうに笑う。
そして言った。

「そろそろ白状してもいいんじゃな~い」
「この捜査の首謀者は誰?」

俺は黙ってひたすらに耐えた。
しかし我慢も限界に近づいている。
俺は仕方なく本当の事を言った。

「俺は本当に何も知らないんだよ!」

その言葉を聞いた彼女は黙って俺の股間に顔を近づけた。
そして何と、俺のペニスを舐め始めたのである。

「んんっ、  ん、  んあっ!  ふんんっ」

彼女は口全体で舐め上げた後、舌を使ってペロペロと裏筋を舐め始めた。
やばい。
段々と股間の感覚が麻痺して来る。
それでも彼女は諦めない。

「わかったわ、 じゃあ最後の手段ね!」

そう言って彼女は立ち上がり、俺の股間の上に跨って腰を降ろして来た。
そして俺に向かって言った。

「私のオマンコ、 気持ち良すぎるかもよ~」

彼女は脚を大開きにして自分の唾液を花びらに塗り、俺のペニスの位置を確かめて、一気に腰へ体重を掛けた。

「ずぶりゅっ  にゅずっ!」

キツイ抵抗感の後、彼女の膣に俺の亀頭が飲み込まれた。
だが最早、下半身に感覚は無い。
しかし、絶世の美女と性器を繋げて交尾している光景だけは眼に飛び込んで来た。

「んんぁ! んぐっ!」

彼女の叫び声が聞こえる。
俺の睾丸は既に射精の体制に入りつつあった。

「どぅおっ! しゃべるきに なったぁ?」

俺はもう、言葉を発せない。
ただ、首を振るだけである。
そして彼女が最後の一言を言った。

「あたし、せーりまえよ~。 こ、んないぃおんな、孕まし たくないの~」

俺の、やせ我慢と理性の壁は崩れた。
睾丸が勝手にペニスへと精液を送り始めた。
しかしペニスは脈動するが射精は出来ない。
俺の股間は爆発寸前であった。

彼女もそれを感じた様だ。
繋がった性器を、ぬぽっと抜いて、ふらふらしながらペニスのバンドを解いた。

その瞬間、俺のペニスから大量の精液が周囲にまき散らされた。

「ぶしゅるるるっ!  どびゅしゅるるるっ!」

俺はやっと、何かから解放された気がした。
俺の下半身から勝手に何かの液体が吹き出している様に見えた。
暫くすると心地よさが舞い降りて来た。

「あはははぁ~ はんんっっ、  ねえ?」

「きもちよかった~?」
「しょーがない、 ゆるしたげる~」
「あとでそうじしといてね~」

と言いながら、彼女はふらふらしながら部屋を出て行った。
と、その前に

「あなた、あたしのタイプだったかも~」
「じゃあね~」

などと言い残して居なくなった。


 つづく
17/09/22 20:31 (LH1K7Flv)
3
投稿者: (無名)
グループ”女豹“を追え その3

今は何時頃だろうか。
俺は車から降ろされて道端に転がされた。
幸いにも通りがかった人に目のガムテープを剥がして貰い事なきを得た。
多分、ここは霞が関の官庁街にある路地裏だ。
奴らめ、舐めたことしやがる。
俺は自力で警〇庁へと急いだ。

庁舎に戻った俺は、先ずは特命課を目指した。
そしてドアを開けると杉山さんが、またまたお茶を、じょぼじょぼ注ぎながら笑顔で迎えてくれた?

「杉山さん、一体あれは何ですか?」

杉山「何とは?」

「だから・・・」
「だからあれですよ!」

杉山「あれじゃあ分かりませんねえ」

「いや、あの、その」

杉山「クラブ舞台での私の事ですか?」

「そう!、それっ・・・て?  はっ?」

杉山「私はお誘いを受けて、あそこに行っただけですよ」

などと云う掛け合いが暫くありまして

「ええ? じゃああそこに俺が行ったのは犯罪捜査じゃなくて・・・」

杉山「誰が犯罪捜査だと云いました?」

「あっ、いや、それは、・・そういえば・・」

杉山「相変わらず、そそっかしいですねえ(まだ会って2日目)」

「はあぁ~~~」
「あっ! あ、あの、じゃあ何故俺はあそこに行かなければならなかったんです?」

杉山「それは官房長の御都合でしょう」

「官房長って?」

杉山「あっ、これは失礼」
  「あなたには関係の無い事でしたね」

俺は頭に来た。
誰の都合だか知らないが俺は殺されそうになったんだ。

杉山「まさか、殺される訳がないでしょう」

って?
あんた、まさか俺の心が読めるの?

杉山「まっ、何はともあれ無事でよかったですね」

はあ~、もう疲れた。
一体俺はこの数日間何をやってたんだか。
俺は杉山さんにはっきりと言った。

「俺、一課に戻らせて貰います」

と言って部屋を出て行こうとすると

杉山「それは無理ですねえ」

と言われた。

「は?俺、今ヤマ追ってるんすよ」
「ころしのヤマ、ほら、あの政治家絡みの、商社のぶちょ・・・」

杉山「官房長直々の命令ですから」

って、おい、最後まで聞けよ!

「まっ、鈴木くん、 ここも慣れると良いもんですよ~」

と、最後に言われてしまった。
どうやら俺の帰る場所は、ここしか無いらしい。
俺は諦めて椅子に座った。

暫くして杉山さんが、何か語り掛けて来た。

杉山「そうそう、今晩もあのクラブに潜入して貰いますよ」

だと。

何~~~。

「あ、あの、杉山さん、俺、殺されそうになったん・・・」

杉山「あっ、もう先方には連絡が付いていますから」

やっぱ、最後まで聞いて貰えなかった。
俺は抵抗を諦めた。


 つづく
17/09/23 00:25 (j68Se44Y)
4
投稿者: (無名)
グループ”女豹“を追え その4

どーもまだ股間に違和感がある。

俺が身を捩らせながら食堂でコーヒーを飲んでいると、先輩の田中さんがやって来て向かいの席に座った。
田中さんは開口一番

「お前、随分と面倒くさい案件に関わっているそうじゃないか」

と嬉しそうに俺を茶化した。

「何言ってるんすか?」
「俺、ヤバかったんすよ!」

と真剣に怒ると

「悪りい、悪りい」

と言いながらまだ、笑っている。
すると、間髪を入れずに顔を寄せてこう言った。

「何かさ、ウチと法務省で綱引きをしてるみたいだぜ」

と一転、厳しい顔で言う。
俺は

「法務省? 何であんなところと・・」

と言い掛けると先輩は

「大物同士の意地の張り合いって噂だ」

と教えてくれた。
大物?
俺には何の事やらさっぱり分からない。
俺は特命課に戻って、いつも暇そうにしている杉山さんに聞いた。

「大物って誰っすか?」

杉山「何ですか? いきなり」

「ほら、あの・・俺を指名したあの」

杉山「小野寺官房長ですか?」

「そう、その官房長、ともう一人」

杉山「もう一人?」

「法務省の・・」

杉山「石原さんの事ですか?」

「そう、その石は、らって・・」
「何で知ってるんですか?」

杉山「彼らは東〇大学法学部の同期ですからねえ」

「いや、て云うか何で俺が関わらなきゃならないんです?」

杉山「さあ?」

「あっ、あのね!・・」

と、俺が切れそうになったところに、鑑識課の米倉さんが何やらDVDを持って来て

米倉「相変わらず暇そうですな」

杉山「そう見えますか?」

と楽しそうにお喋りを始めやがった。
俺は呆れて部屋を出て行こうとすると杉山さんが

杉山「同伴の予定内容を貴方へメールで送って置きますから」

と言った。
なに、同伴?
俺は後ろを振り返ると、杉山さん達は落語の話で盛り上がっていた。

「しかし、同伴とは敵も洒落た事をしやがる」

と独り言を言いつつ、俺は不覚にも少しワクワクしてしまった。


時刻は、もう夕方だ。
俺は敵との待ち合わせ場所へと向かう。
次はどんな罠が仕掛けられているのか。
そんな戦々恐々とする俺の肩を、後ろからポンっと叩く奴がいた。

「誰だ?!」

俺が叫ぶと
俺だよ、と言われた。
同僚の伊橋だ。

伊橋「おめえ、何やってんだよ?」

と言う。
俺は

「何をやろうが、俺の勝手だろう!」

と、言い返すと

「お待たせしました」

と言う女性の声がした。
二人して振り返ると、白いワンピースを着てゆったりとした鍔の広い帽子を被った美女が居た。

伊橋「おっ、おい、あれ、誰だよ!」

と奴が聞くので

「おめえには関係ねえだろ!」

と言って、彼女には

「いえいえ、こちらこそお待たせしちゃって」

と、伊橋に自慢して二人で歩き始めた。
俺は、伊橋の野郎、ざまあみやがれと心で思って彼女に聞いた。

「あの、美冬さん・・ですね?」

「はい、あの、鈴木さんですよね」

と、綺麗な声で応えてくれた。
俺は伊橋の手前、のこのこと彼女に付いてきてしまったが、少々無警戒過ぎたかと悔やんだ。
彼女は外で食事などをせずに、このまま店に行こうと言う。
仕方なく俺は彼女に付いて行った。

二度目のクラブ舞台である。
俺は緊張した。
さて、奴らはどんなお出迎えをしてくれるのか。
そんな俺の杞憂が吹き飛ぶ位に、あっけない歓迎ぶりであった。

「いらっしゃいませ。 鈴木様でございますね」
「彼方へどうぞ」

と、黒い服の男が奥の、いかにも特別っぽいテーブルへ案内してくれる。
そして何も注文をしていないのに、これまた高そ~な酒が出て来た。
これはやばいかもと、いつでも店を飛び出せる態勢を整わせる前に、化粧を直して真っ赤なドレスに着替えた美冬がやって来た。

美冬「ようこそいらっしゃいませ」
  「先程は失礼を致しました。 美冬です」

と挨拶をした。

物凄い美人である。
先程の彼女と同一人物かと疑ってしまう位の変わり様だ。
背は170㎝程か。
小さめのバストの谷間と背中が大きく開いたドレスに身を包んだその姿は、レッドカーペットの上を歩くハリウッドスターを彷彿させる。
濃いブラウンの髪をアップにした顔は涼やかに美しく、人の限界と思わせる程に小さくバランスが取れている。

俺の顔は一瞬、呆けて居たのであろう。
彼女が言った。

美冬「あの、どうされました?」

微笑みを携えた顔は更に美しい。
俺の背中に戦慄が走った。
流石に日本一の美女戦士たちである。
俺は一瞬たりとも気を抜いては負けだと悟った。

「あっ、ど~ぞど~ぞ、ここ? はいはい、ここ空いてますよ~」

と隣の席を彼女に促した。
彼女は

美冬「失礼いたします」
  「本日はお忙しいところ、よくぞお出で下さいました」

と、深々と礼をして隣に座った。
だが俺は後の事を、よく憶えていない。
彼女の妖しくも気高い香りと美しい横顔に勧められて、酒を一杯飲んだ所までが微かに記憶に残っていた。


 つづく
17/09/24 17:42 (p5Pwq6Q3)
5
投稿者: (無名)
グループ”女豹“を追え その5

俺は又、まんまとしてやられた。
気が付けば再びあの場所である。
しかし今回は前回とは違ったシチュエーションだ。
俺は今、事務用の簡易椅子に座らされている。
そして、両足を開いた状態で椅子に縄で強固に固定され、両腕は後ろ手にされて手錠を掛けられている。
だが、見張りの女共は前回と同じである。

俺は女共に向かって叫んだ。

「やい、お前ら! 俺をどうしようってんだい?」

しかし、女達は黙ったままだ。

「おい! お前、前にも居たよな?」
「ここが何処か教えやがれ」

と言っても、何も言わずに立ったままである。
すると、またまた前回と同じように女が部屋に入って来た。
先程まで俺を接待していた、あの女。
美冬であった。
彼女は俺の前に立って、こう言った。

美冬「あ~ら、先程までお店で飲んでらしたのに何故こんな処にいらっしゃるのかしら?」

「お前らが、ここに連れて来たんだろうが!」

と、俺が言い返すと

美冬「ええ~? 本当に?」

と言って、周りの女共に向かって

美冬「貴女達、ご存じ?」

などとほざいて、ワザとびっくりした仕草をした。

「お前ら、いい加減にしやがれ」
「一体、何が目的だ」

と、俺が聞くと

美冬「目的なんか無いわ」
  「貴方の独り言を聞きたいだけ」

と、彼女が言って、手で俺の顔を撫で始めた。
その言葉を聞いて、舐めた真似をしやがってと思った俺は奴らに言った。

「俺は死んだってお前らに話すことなんぞ、びた一文もねえ!」

それを聞いた美冬は、笑ってこう言った。

美冬「じゃあ、貴方の体に聞くしかないわね」
  「貴女達! 彼を好きな様にしてもいいわよ」

と言うと3人の女共が、スーツ姿のまま俺に近づいて来て

「失礼致します」

と言って、俺の全身を舐め始めた。
一人は俺の唇を奪い、もう一人は耳や首筋を舐めまわす。
そして、もう一人は俺のズボンのチャックを開いて、まだ萎んだままのペニスを取り出し、ペロペロと舐め始めた。

いずれも、粒ぞろいの美女ばかりである。
その美女達が俺の口や首筋、そしてペニスへ一心不乱に舌を這わしている。
女らの妖しく香る匂いと柔らかな舌の感触に、俺のペニスは見る見るうちに勃起してしまった。

それを見た美冬が言った。

美冬「綾香ちゃん、 お口の中に出させちゃダメよ~」
  「刑事さんの、 ううんっ、 鈴木様の精液は私のオマンコの奥に出して貰うから~」

なっ、何だとぉ~?
俺は今、聞き捨てならない事を、あっ、いや、とんでもないことを彼女の口から聞いた。
一体、彼女は何を考えているのだと俺は思った。
俺に何をしようとしているのだ。
俺は女のキスを振り払って彼女に聞いた。

「あんた、俺に何を企んでやがる」

美冬「何にも?」
  「ただ、貴方の精液を膣内に入れたまま、警察に行くだけ」

  「わたし、暴行されましたってね!」

はああああ?
俺は開いた口が塞がらなかった。
こいつら、何処まで悪知恵が働きやがる。
頭に来た俺は言った。

「俺は死んでも射精なんぞしねえぞ!」

俺は少し自信が無かったが、見栄を切ってしまった。

美冬「ホ~ホホホ暖ッ!」
  「さぁ、何処までその見栄が通じるかしら?」

  「私の身体相手に!」

彼女はそう言って首に掛かったドレスを外して、ストンっと下に落とした。
そして、小さな黒いレース地のブラとショーツを、するすると脱いでしまった。

今、身に着けているのは、黒のストッキングとヒール、後はガーターベルトだけである。

美冬「貴女達、もう結構よ!」

と言うと、女共は俺の体から離れた。
だが一人の女が再び近づいて来て俺のズボンを両脚の部分から切り裂いてゆき、俺の下半身を裸にしてしまった。

美冬「さあ、これから私を犯して下さる?」
  「ねえ、 鈴木様」

彼女はそう言って、俺のペニスを口に含んだ。


 つづく
17/09/25 20:05 (D5UNxzEP)
6
投稿者: (無名)
グループ”女豹“を追え その6

美冬「鈴木様のおちんちん、すっごく逞しいの」
  「このおちんちんで、 美冬のオマンコの中、 ぐちゅぐちゅにかき廻して欲しいな」

彼女は急に少女の様な語り口で、俺に話し掛けて来る。
いやその、語り方の可愛いのなんのって。
これならどんな男が相手でも一瞬で逝かせてしまうに違いない。
しかし、俺にも意地がある。
最後は地獄へ道連れにしてやるぜと思った。

そんな矢先に、彼女はスッと立ち上がりクルッと向こうを向いた。
そして、前屈して床に手を着き、背中をグイッと反らしてお尻を持ち上げ脚を開いた。
すると俺の目の前に現れたのは、彼女の神々しい迄に美しいオマンコであった。

今迄に写真や実物で様々な女性器を見て来たが、これ程までに見事な女性器は見たことが無かった。
それは、背中からお尻、そして脚までをも含めて絶妙なカーブと立体感、それに質感までをも含めた総合芸術であると云っても過言ではなかった。
銀座ナンバーワンの彼女自身が自慢するのも尤もである。

この女性器、いやオマンコに己のペニスを挿入して射精が出来るならば、正に死んでも構わない、悔いはない。
そう言わせるに充分な存在であった。

俺は、この性欲のみでは語り切れない死生観までをも持ち出さざるを得ない様なオマンコに出会えただけで幸せだと思えて来た。
まあ、要するに欲望に負けたのである。

よく分からないが、どうせ事の起こりは下らないオヤジ同士の意地の張り合いだ。
そんな事に巻き込まれた俺自身が、一番の被害者だと思えて来た。

だが、ここでいきなり心変わりするのもみっともないではないか。
俺は抵抗を止めずに成り行きに注視してみようと思った。

「一体何をするんだ?」

と俺が彼女に聞くと

美冬「うふんっ、 こうするのよ~」

と言って、綺麗な指先でオマンコのワレメを、くちゅくちゅと舐り始めたのだ。
そして彼女のオマンコの真ん中に走る、一本の涼やかなワレメに細い指先が、くちょっと差し込まれ、にちょにちょといやらしい音を響かせ始めた。

すると段々と彼女の指先周辺が、きらきらと光を浴びて煌いて来た。
もう俺のペニスも黙っては居られない。
先端の亀頭の鈴口から、じゅくじゅくとカウパー液が滲んで来た。

美冬「あら? あらら~」
  「いや~ん! こんなわたしに反応してくれたの~?」

脚の間から俺のペニスを見た彼女が、嬉しそうにそう言って自分のオマンコを俺の顔に近づけた。

「ふんふん! ああぁ~、良い香りだぁ~」

俺は彼女のオマンコに鼻を近づけてそう言った。
そして、俺に心境の変化を感じ取った彼女が言った。

美冬「わたしのオマンコ、 いっぱい舐めて~」
  「くちゅくちゅして~」

彼女にそう言われた俺は、もう我慢出来なかった。
可愛い、可愛い彼女のオマンコを舌でペロッと舐め上げた後、そのオマンコを口いっぱいに頬張った。

美冬「ひゃんんっ!」
  「あっ、あっ、 ォ、オマ ンコ 舐められてる~」

その言葉を聞いた俺は頭の中で何かが壊れた気がした。
舌先をワレメの間にねじ込んで、膣内の肉を蹂躙した。
目の前に見える、綺麗なアヌスとお尻。
そして脳を直接的に破壊してゆく淫靡な香り。
俺のペニスはマックスに勃起した。

美冬「おちんちん、苦しそうなの」

股間から俺の弾けそうなペニスを見た彼女は、そう言っていきなり身体を起こし、反転して座っている俺の下半身の上に跨った。

美冬「美冬のマンコに、 おちんちん、入れていいですか?」

俺は言った。

「おっ、 おねがいします」

彼女は

美冬「はいっ!」

っとだけ言って、ペニスの先端を膣口に狙いを定めて一気に腰を降ろして来た。

「ずぶりゅりゅるっ  ぶりゅっ!」

ペニスから物凄い快感と、熱く柔らかな感触を押し開いて行く感覚が脳に伝わって行く。
俺は彼女の身体に顔を押し付ける。

「ドンッ!」

と云う、鈍い衝撃が彼女を襲う。
彼女の、その浅い膣は子宮でダイレクトに彼を受け止め、その瞬間、彼女はビクッと身体全体を震わせた。

敵同士のオスとメスが生殖行為の準備を整えた。


 つづく
17/09/26 00:53 (TzxpCrbj)
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