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秘密〜抗えない快楽〜13

カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1: 秘密〜抗えない快楽〜13
投稿者: とんがり帽子
第六章
​第一項
 「はぁ……はぁっ……んっ……ぁっ!」

​(これで何度目だろう……)
​暗闇に満ちた古びた公園の公衆トイレの個室で、桜はアイマスクの向こうで小さく息を吐き出しながら、頭の中でそう呟いていた。

​「本当に今日限り」と、二人で固く約束したはずだった………。それなのに再びリードからプレイに誘われた。

 前回の密会が終わったあと、桜は、

「もう二度とこんなことはしない。アプリも消して、普通の生活に戻るんだ」

と自分に誓い、リードからのメッセージを必死に無視しようとした。

しかし…………、

『ID:ララ:わたし、もう会えないです……もう、行きませんから……』

チャットで何度もそう拒絶の言葉を送り、スマホの画面を伏せた。

​しかし、晴人は引き下がらなかった。

『ID:リード:それでも僕、あの公園の同じ場所で待っています』

そう一方的に告げられた。

(断ったんだから行く必要はない……)

桜は何度もそう自分に言い聞かせた。それなのに、夜が深まるにつれて、桜の心はまたもや引き裂かれるような葛藤に苛まれた。

 行けば取り返しのつかないことになると分かっているのに、リードが自分に向けるどうしようもないほどの執着と、暗闇の中で味わう得体の知れない背徳の快感が、脳裏から離れなかった。

 ​何度も悩んだ挙句、結局は足が勝手にあの場所へ向かってしまい――気づけば、二人はこうして4回目となる痴漢プレイの最中に身を置いていた。

 ​最初の頃のような、心臓が凍りつくような怯えやビクビクとした恐怖は、もう薄れていた。
その代わりに、この倒錯した背徳的プレイそのものに身体が慣れ始めてしまい、桜の下半身は会うたびに潤み、止めどなく溢れる愛液でショーツの布地を重く濡らしていた。

​その有様を肌で感じるたびに、晴人の興奮は限界を超えて跳ね上がっていた。
指についた桜の甘やかな愛液や、夏の夜気と混じった汗、そしてかすかに混じる性的な匂い。そのすべてが生々しく晴人の理性を焼き尽くし、「これが最後」という約束など最初からなかったかのように、我知らずララを次の誘いへと駆り立ててしまっていたのだ。

(また来てくれるなんて思っていなかった……。ララさん…!)

 ​4回目ともなると、晴人はある確信を得ていた。

 桜が必死に見せる抵抗や拒絶は、決して「本気で嫌がっているわけではない」ということだ。それはただ、押し寄せる激しい羞恥心と、道徳的な罪悪感からくる身悶えにすぎない。

その勘づきが、晴人のなかの抑えきれない支配欲と昂りをさらに加速させていた。

​「はぁ……っ、はぁ……っ」

 ​熱く荒くなった吐息を桜の首筋に直接吹きかけながら、晴人は桜のカットソーの裾を乱暴に捲り上げた。
ブラジャーの上から、汗でしっとりと濡れた滑らかな双乳を鷲掴みにするように揉みしだく。その意外にずっしりとした重みに頭がクラクラした。
その極上の柔らかさと、火照った体温に耐えきれなくなり、晴人は自分のガチガチに硬く勃起した肉棒を、桜のむっちりとした尻肉へと力任せに擦り付けた。

​「んっ……!」

 ​背後から押し寄せたあまりの熱量に、桜は小さく身をよじる。

さらに晴人は、ミニスカートの裾を押し上げ、汗でベタついた手でショーツの上から肉付きの良い臀部をまさぐると、そのまま容赦なく股間の割れ目へと手を差し入れた。

​「ぁっ……ゃっ!……く……っ!」

​我慢しきれずに出かけた声を、桜は必死に歯を食いしばって飲み込む。

晴人は桜の背後にぴったりと体を密着させたまま、片手でブラジャーの布地を下へと強引に引きずり下ろし、柔らかな双乳を完全に露出させた。そして、その形の良い膨らみを両手で乱暴に鷲掴みにして揉みしだく。

​羞恥心のあまり、桜の耳たぶまでが暗闇の中で真っ赤に熱を帯び、全身をぶるぶると震わせた。

逃げ出したい、こんな姿を誰かに見られたら終わりだという恐怖と、男の粗野な手つきに身体の奥がとろけていくような快感が、同時に押し寄せてくる。

​晴人の手が、ついに桜のショーツの際へと滑り込んだ。
クロッチ部分は、信じられないほどに湿りきり、ぐっしょりと濡れそぼっていた。
その際から、晴人が指を直接侵入させた瞬間――。
​個室のなかに、生々しい水音が響いた。

​「くちゅりっ……」

​その音を聞いた瞬間、晴人は動きをピタリと凍りつかせた。

(……う、うそだろ……こんな……)

指先を伝わってくるのは、完全にトロトロに溶けきった雌の匂いと、あふれ出る愛液の熱だった。それも指が火傷しそうなくらいの熱さだ。

​「あぁ……」

​晴人の口から、抑えきれない切なげな吐息が漏れる。

もう理性のタガを維持することなど不可能だった。晴人は荒い息を吐き出しながら、自分のスウェットパンツのウエストに手をかけ、一気に膝のあたりまで引き下げた。

そこには、空気に晒されたガチガチに、異常なほど硬くそそり立った自身の肉棒が露出していた。

​「っ……!?」

​背後から押し当てられた、衣服を通さない剥き出しの熱と硬さに、桜の背筋に電撃が走る。

圧倒される桜の背中に腕を回し、晴人は強引にその体を半転させ、狭い個室の中で自分と向き合う姿勢へと強制的に向かい合わせた。

​「えっ……っ………?」

​暗闇の中で目隠しをされたまま戸惑う桜の右手を取ると、晴人はその震える小さな手のひらを無理やり自分の股間へと導き、ガチガチに脈打つ熱い肉棒をしっかりと握らせた――。


薄暗い個室の漆黒の闇の中、桜はアイマスクの向こうで全身を強烈な震えにさらしていた。
​異性に、それも顔すら分からない見知らぬ男に、自分の秘所の最もデリケートな部分――陰唇を直接いじられるのは、人生で初めてのことだった。

自分で自分を慰めるときのような自分の意志による快感とは、根本から違っていた。他人の熱を帯びた指先が、自分の意志とは無関係に粘膜のひだをまさぐり、かき回していく。その生々しいまでの他者性に、桜の脳髄は狂おしく焼き焦がされていくようだった。

​「んっ……ぁっ、あ……っ!」

漏れ出る声を​必死に押さえようとするが乳房を執拗に揉みしだかれるたびに甘い吐息が漏れてしまう。

晴人の大きな手のひらの中で、もともと赤み色の強い桜の乳輪とピンと尖った乳首が、冷たい外気と興奮のあまりカチカチに硬くそそり立っていた。
その敏感な突起が掌の摩擦で擦れるたび、胸の奥が締め付けられるような痺れが走る。

​そして、下半身へと這わされた手が生み出す水音は、密室の中でますます大きくなっていた。

「くちゅっ、ぬちゅっ……」

という淫らな音が自分の足元から響くたびに、

「男の人に聞かれているんだ」
「こんなにいやらしく濡れいるんだ」

という底知れぬ羞恥心が、桜の顔面を真っ赤に染め上げていく。恥ずかしくて、消えてしまいたいほどなのに、身体の芯は熱く疼き、トロトロに溶けていくのを止められなかった。

​晴人は、桜の右手を自分の手でしっかりと包み込むように重ね合わせた。

そして、そのまま桜の小さな手ごと、反り返るほどに熱く怒張した肉棒を力強くしごき始めた

​「あっ……くぅっ……!」

​桜の細い指の隙間から、男の熱と硬さがダイレクトに伝わってくる。

初めて触れる男性器………。

自分自身の手のひらのなかで、先ほどよりもさらに硬度を増し、ドクドクと脈打ちながら痙攣しているリードの肉棒。その圧倒的なまでの生命力と、男の剥き出しの昂ぶりに気圧されながらも、桜は得体の知れない熱に脳を侵食され、抗いがたい快感へと引きずり込まれていく。

 ​今にも鼻先が触れ合いそうなほど至近距離で、二人の荒く熱を帯びた吐息が激しくぶつかり合っていた。

 お互いの顔は見えない。名前すら知らない。
それでも、暗闇の中で肌と息を寄せ合い、二人の身体は限界ギリギリの震えを共有していた。

​「ぅっ……くっはっ!………で、でるっ!………」

桜はリードの切羽詰まったうめき声をききアイマスクの中で目を白黒させる。

(え?……でる?………え!?)

もはや理性を保つリミッターは完全に吹き飛んでいた。晴人は重ね合わせた桜の手を激しく上下させ、そのまま絶頂の瞬間へと突入した。

「ぁくっ……っ……ぃっいくっ!………いくっ!……ぐはっ!」

​ドクンッ、ドクンッ! と、猛烈な勢いで脈打ちながら、晴人の肉棒が桜の手の中で大量の精液を噴き上げる。

その勢いは凄まじく、桜の指先や手のひらをドロドロと汚すだけでなく、飛び散った白い濁流は桜自身のむっちりとした太ももの肌をも生々しく汚していった。

その瞬間、桜は下腹の奥深くからドロリとした何かが溶け出したのを感じた。


続く………。
 
2026/08/26 20:14:51(EDPq/d8h)
22
投稿者: kazuma
エロい!めっちゃいいっ!!
桜が可愛い!!俺も虐めたい!!
晴人がキモい笑!だけどお前の気持ちがなんかわかる!!

とんがり帽子さん、応援してます!!
26/08/29 06:52 (BbhZRR8X)
23
投稿者: とんがり帽子
kazumaさん
ありがとうございます。
性癖にささる小説を書けるように頑張ります。
26/08/29 16:11 (BbhZRR8X)
24
投稿者: とんがり帽子
第十一章
​第一項
 
 ​晴人は、自分自身のことを「温厚で、気弱な人間だ」とずっと思っているし、実際にそう自覚してもいた。好んで争うことなどしないし、アダルト動画を見るときにしても、自分が責める側よりも、むしろ男が責められているシものを見る方が圧倒的に多かった。

 ​だが、今、目の前で怯えている桜を見ていると、体の奥底からメラメラと黒い炎のようなものが湧き上がってくるのを感じていた。

 はっきりとその理由までは分からない。しかし、今にもまた泣き出しそうな表情、羞恥心からなのか、ピンク色へと染まっていく桜の顔を見ていると、心の底からこの女を

『虐めてみたい』
『辱めてやりたい』

と思ってしまう自分がいる。それが不思議で、同時にどうしようもなく興奮した。

 ​桜は、サマーニットの裾をキュッと一度は掴んだものの、そこから先になかなか動くことができなかった。

 晴人の言うことを聞くしかないと頭では分かっている。しかし、目の前の男が自分の恥ずかしい秘密を握っているという事実と、昨夜までの痴漢プレイで自分の体を貪られるように弄り回された記憶がフラッシュバックして、とにかく恥ずかしくてしかたなかった。

​「はやく……」

 ​急かすような晴人の声に、桜は震える指先でゆっくりとノースリーブの中へ両腕を内側へと入れていく。

 そっと晴人の顔を窺うと、彼は目を細め、飢えた獣のような視線でじっとこちらを凝視していた。

その視線に耐えきれず、さらに激しい羞恥を感じながら、桜はサマーニットを少しずつ捲り上げていった。

 ​桜には、高校生のときに一度だけ性経験がある。しかし、そのときは完全に真っ暗な部屋の中での出来事だった。こんなに明るい照明の下で、ましてや異性の前で自分の素肌を晒したことなど人生で一度もなかった。

 ​ニットが持ち上がり、まったく贅肉のない滑らかな桜のウエストと、その中央にある縦長の小さなおへそがのぞいた瞬間、晴人は思わず唾をゴクリと飲み込んだ。だが、喉の奥がカラカラに渇いていて、乾いた音だけが妙にリアルに響いた。

さらに、淡い水色のブラジャーに包まれた柔らかな膨らみが露わになると、晴人は息が苦しくなるほどの興奮を覚えた。

 ​あまりの羞恥に耐えきれず、桜が思わず体を反転させ、背中を向けようとしたその時だった。

​「何やってんのっ!? こっち向けよっ!」

​晴人は思わず声を荒らげてしまった。自分でも驚くほどの威圧的な声の強さに、自分で自分の言葉のトーンに驚きを覚えた。

 ​桜はビクッと小さな肩を震わせ、恐怖に顔を引きつらせながらもう一度、観念したように晴人と向き合った。

 「ご、ごめん……だ、だけど、言うこと聞かないなら今すぐ、皆に言うから……」

 慌ててトーンを落とし、晴人は自分のスマホの画面をちらつかせて脅し文句を重ねる。

 ​桜はもう抵抗することを諦めたかのように、震える手でサマーニットをさらに上へと捲り上げていった。

 ​晴人はゼエゼエと荒く浅い息を吐き出しながら、目の前で自らの服を脱ぎ捨てていく桜の姿を食い入るように見つめた。

 頭からニットを引き抜いた桜は、反射的に脱いだばかりのニットで自分の胸元を慌てて隠した。

​「隠すなってば……」

 晴人が低くそう告げると、長い逡巡ののち、桜はニットを上げたり下げたりしながら、名残惜しそうにそれを下ろしていった。見かねた晴人がそのニットを乱暴に奪い取り、桜のすぐ後ろのソファへと投げ捨てる。

 ​上半身をブラジャー1枚になった胸元を隠すように、桜は今度は両腕を十字にクロスさせて必死に覆い隠した。

「だから、隠すなって言っただろ?」

 少しだけ苛立ちを含んだ低い声に、桜は

「もう、ゆるして下さぃ……」

と、みるみるうちにその大きな瞳に大粒の涙をためていった。

 ​その涙を見た瞬間、晴人の体内でぞくぞくとした強烈な快感がわき上がった。

 もっと泣かせたい。もっと徹底的にいじめてみたい。心の底からそう思わせるような、歪んだ衝動に完全に脳を支配されていくようだった。

​「別にいいって言っただろ? やめても……やめれば? 僕は別に構わないよって……無理強いはしたくないからさ……」

 ​悪魔のような優しい言葉をわざとらしく並べる晴人。そのセリフを聞いた桜は、絶望と恐怖のなかで激しく葛藤した。

俯き恥ずかしそうにはしているが改めてニットに手を伸ばすことはない桜の様子に、

​「ブラもとりな……」

 ​冷酷に言い放つ晴人に、桜は

       「ぇ………」

と、信じられないものを見るような絶望の表情を浮かべた。

 その態度を見て、晴人は冷たく言い捨てる。

「何? ……あ、そう。分かった、じゃあいいよ、そういう態度とるんだね……」

 そう言ってスマホを再び操作しようとするフリをした瞬間、桜は青ざめた顔で青息吐息にすがりついた。

​「わ、分かりましたっ………分かりましたから……っ!」

 ​晴人にすがるように懇願すると、桜は震える背中に両手を回し、ブラジャーのホックをプチッと外した。
両肩からストラップを抜き取り、もう一度だけ見せるべきか迷うような逡巡の表情を浮かべたのち、これ以上ないほど顔を真っ赤に染めて晴人から顔を背けながら、ブラジャーをゆっくりと下ろしていった。

 晴人は瞬きをすることすら忘れ、桜の双乳を凝視した。

​ 想像していたのとは全く違っていた。
桜の双乳は綺麗なお椀型だ。桜の引っ込み思案な性格とはまるで逆、その頂はツンと上を向いて自己主張している。、乳輪や乳首の色は淡いピンクなんかではなく、赤み色が強い。それが晴人には驚くほど淫らに見えた。

​胸が大きいことは、写真やこれまでの痴漢プレイで身体をまさぐったときにすでに分かっていたことだった。
しかし、普段のバイト先で見せる地味で大人しい桜からは、そんな色気や魅力を一切感じたことがなかったからこそ、その強烈なギャップに頭がくらみそうだった。いい意味で、完全に裏切られていた。

​「はあっ……、はあっ……はあっ」

 ​晴人は喉が張り裂けそうになり、息苦しくて仕方がなかった。生まれて初めて見る、本物の女の裸体。それが今、すぐ目の前に、自分の思い通りになる形で存在している。

​一歩、晴人が桜との距離を詰めていくと、桜は怯えた小動物のように一歩、後ろへ下がった。
 桜の本能が危険だと知らせていた。
晴人の全身から発せられる興奮と獲物を逃すまいと狙いを定める視線が、皮膚を突き刺すように桜へと伝わってきた。
恐怖で心臓が縮み上がるようだった。

       
      ​「キャッ!」

​逃げ場がなくなったその瞬間、晴人が一気に桜めがけて覆いかぶさった。

その勢いのままバランスを崩し、二人は背後にあった古いソファへと崩れ落ちるように倒れ込んだ。


晴人は桜の上にその小太りの体を容赦なく押し付け、プルルンと大きく揺れ弾んだ美しい双乳を両手で力任せに鷲掴みにすると、グニグニと目一杯の力で揉みしだいた。

​「ぃっ、ぃゃっ!…あ、……ぃっ!……ぃた…っ……ぁぁ、痛いっ……ですぅっ………ぃゃあつ!!」

​桜は晴人の手首を両手で必死に掴み、いやいやと激しく首を振って拒絶した。しかし、興奮のあまり理性が吹っ飛んでいる晴人には、その声は届いていない。

​「ぃっ……、ぃゃぁっ!」

桜は体をくねらせ、涙を浮かべながら訴えた。
​その悲痛な叫びを耳にした瞬間、晴人はハッと動きを止めた。

「……ご、ごめん……っ」

自分がどれほど強い力で桜の柔らかい双乳を握り潰していたのかにようやく気づき、手に込める力をふっと弱めると、わずかに冷静さを取り戻した。今度は先ほどとは打って変わり、慎重に鷲掴むようにして優しくマッサージするようにおそるおそる揉みしだいてみる。

​(あぁ……やばい……今井さんのおっぱい……ヤバい……)

​自分のような冴えない人間が、女性の裸の体を触る日が来るなんて夢にも思っていなかった。

手の中にある、変幻自在に形を変える桜の双乳は、驚くほどモチモチとしており、想像していたよりもずっとずっと柔らかい。その感動に、晴人は思わず目尻に涙を滲ませる。興奮しすぎて、頭がどうにかなりそうだった。

​「ぃっ……」

​再び漏れた桜の苦痛の声に、晴人はまた自分が手に力を入れてしまっていたことを知る。
とうすれば正解なのかわからない晴人は儚く色づく乳頭に狙いを定めると、分厚い唇全体でそこに吸い付いた。
ただ吸い付くだけではない。口の中で舌を器用に這わせ、ベロベロと嫌らしく乳頭を弾いた。

​「ぁあっ!、やぁっ!………ゃですぅっ!……やめて下さいぃっ!……いたいですぅぅっ!!」

​桜は必死になって頭を振り、手首を掴んで引き剥がそうと抵抗した。

怖くて、恥ずかしくて、そして何より痛かった。
高校生のときに一度だけ経験したときも、こんなふうに痛くて怖かった。男が剥き出しの性欲をただぶつけてくるだけの行為に、恐怖心が一気に膨れ上がる。

 ​桜がまた苦痛の声を上げたことで、晴人はハッと現実に戻り、舌の動きを弱めた。
そして、少しだけ冷静さを取り戻した頭で、以前に動画配信サイトの隅っこで見たような愛撫の仕方を必死に思い出した。自分にうまくできるか分からなかったが、記憶を頼りに実践していく。手と口と舌の力をできる限り抜き、優しく、そしてくすぐるような細かいリズムをつけてみた。

​すると、先ほどまで悲鳴を上げていた桜の口から、今度は「んん……っ」と掠れた呻き声が漏れた。

晴人はすぐさま桜の表情を窺う。こちらを直視してはいないが、眉間に深いシワを刻み、忙しなく首を振って必死に拒絶している。自分の手首を掴むその細い手の力にも、尋常ではない本気の拒絶が伝わってきた。
​痴漢プレイのときの、あの甘く濡れそぼった反応とは似ても似つかない。桜が心から怯え、本気で拒んでいることが痛いほど伝わってきた。

しかし、だからこそ――桜がどれだけ力のかぎり抗ってみても、自分には絶対に敵わないのだという圧倒的な力の差を自覚した瞬間、晴人の胸の奥から、再びあのドス黒く濁った昂りがふつふつと湧き上がってくるのだった。


「拒むの?……いいんだね?………拒むんだね?」

 ​晴人は覆いかぶさったままの体制で桜をじっと見据え、底冷えのするような低い声で脅すように問いかけた。

 ​「………許してくださぃ……」
​桜は目尻から大粒の涙を零しながら、晴人に許しを乞うように訴えた。

 それに対して晴人は、さらに冷酷な声音で矢継ぎ早に追い討ちをかける。

​「僕は知ってるんだよ?………もう知っちゃったんだよ?……今井さんがすごくエッチな子だって……。二人の……二人きりの秘密にするって言ったよね?……いいの? それとも、皆に知ってほしいの? 河北くんに、今井さんが痴漢プレイを何回もしてること教えていいの?………」

​「河北くん」という名前を出された瞬間、桜の全身が激しく震えた。大好きな蓮に、自分の淫らな秘密を知られてしまったら――想像しただけでも息が詰まり、心臓が引き裂かれそうだった。

 ​桜は必死に、今の状況でどう返すべきかを頭の中で考えようとしたが、恐怖と羞恥で思考がまとまらず、「分かりました」というその一言だけはどうしても口から出せなかった。

​しかし、自分の意思に反して、晴人の手首を必死に掴んでいた細い腕の力が、少しずつ、しかし確実に弱まっていく。

「僕、マジで本当に言うよ?……」

晴人が桜に念を押すように言うと桜は首を弱々しく横に振ると、

​「誰にも……誰にも言わないで下さぃ………」

​消え入りそうな震える声で、ただそれだけをつぶやくのが精いっぱいだった。
26/08/29 16:37 (BbhZRR8X)
25
投稿者: とんがり帽子
第十二章
​第一項
 
 ​「ンっ……んん……っ、ゃっ……​ぴちゃっ……、ちゅぷっ……はむっ……ゃ……、っ」

 卑俗な水音が静まり返った休憩室にいやらしく響き渡っていた。

 ソファの上で桜にのしかかった晴人は、そのぷっくりとした柔らかい唇に自分の分厚い唇を無理やり押し当て、激しいキスを浴びせ続けていた。

晴人にとって、これは人生で初めてのキスだった。

​(や、柔らかい……何だよこれ……すごい……ヤバいよ……)

 ​熱に浮かされたように、晴人は桜の唇を貪り尽くす。分厚い唇で桜の口元全体を覆うように無理やり重ね合わせ、ベロベロと汚すように舐めしゃぶる。それだけでなく、両手は休むことなく、忙しなく桜の豊かな双乳を揉みしだいていた。
 これほど自分は興奮しきっているというのに、桜の怯えた表情や反応を冷静に見つめ、痛くしないように、という余裕が自分に残されていることが、晴人自身にも不思議だった。

 ​「はぁ……、はぁっ…舌……、舌出してよ」

 ​そう命じると、晴人は桜の抵抗を無視して、その口腔内へと分厚い舌をねじ込んでいった。

「はんっ……んんっ…ゃ、ぅん……、っはむんっ……っ」

 ​おずおずと、拒絶しながらも差し出された桜の舌を、晴人の舌がねっとりと絡め取る。

(ぃゃぁ…き、気持ち……悪いぃ……)

 桜の胸に去来していたのは、激しい嫌悪感だけだった。キスとは本来、心を通わせる者同士が交わす愛の証であり、神聖なものであると桜は信じていた。
そのかけがえのない神聖な儀式を、今、目の前の男に無残に踏みにじられているという事実が、桜の心を深く傷つけ、耐え難いショックを与えていた。


​ しかし………それが5分、10分と、終わりが見えないほど長いディープキスとして続けられると――。

​「はぁ……はぁ……ンンッ……っん、ぁ……、んんっ…っ」

 ​小太りの男の全体重がしかかり、酸欠からか、桜の息はみるみるうちに上がっていった。

さらに、両手で双乳を乱暴に揉みしだかれ、硬く尖った乳頭を指先でフニフニと執拗に揉み込まれるうちに、肺の空気が完全に追い出され、息がさらに詰まりだした。

 ​ソファに押し倒されて乳房を目一杯鷲掴みにされた時は激しい痛みしかなかったが、不思議と今は、同じように鷲掴みにされても痛みは感じなくなっていた。

 やがて、晴人が「ぶはぁっ!」と汚らしい息を唸らせてようやく桜から唇を離す。しかしすぐさま、 「ちゅっ、ちゅっ」 と淫らな音を立てながら、今度は桜の白磁の首筋へとキスを落とし始めた。

​「はぁっ…、っ」

 ​ほんの小さな吐息が漏れ、桜はピクッと首元を引きつらせた。こんなふうに肌を貪られたことなど人生で一度もなく、ただただ気味が悪くてくすぐったかった。

​「すごい……汗だね……」

​自分自身も全身汗びっしょりであるにもかかわらず、晴人はそう言って桜の肌の濡れを指摘した。

「ぃゃ……っ」

桜はか細く声を漏らし、顔を背けて拒絶した。汗かきな体質は、桜にとって長年のコンプレックスだった。それを男に指摘されたことが、たまらなく恥ずかしかった。

 ​「僕がキレイにしてあげるね」

不気味な笑みを浮かべると、晴人は桜の鎖骨から耳元にかけて、べろぉ〜りとその汗の雫を直接舐め取った。

「ぐふふ……塩っぱい」

晴人にとってそれは微塵も不快なものではなく、むしろ自分が女の分泌物を味わっているという背徳的な事実に、さらなる興奮を加速させていた。

 ​桜は

「ぃ…っ、やぁ……っ」

と身悶えし、首筋に這う濡れた舌の感触にビクッと全身を波立たせ、鳥肌を逆立てた。

 胸元に目をやれば、自分の無防備な双乳が晴人の大きな手でもみくちゃにされ、無惨に形を変えられている。

​晴人の興奮は、もはや留まる所を知らなかった。

桜の首筋や鎖骨に執拗に舌を這わせたかと思えば、再びその唇を強引に奪い、さらにはガチガチに硬くそそり立った自身の陰茎を、衣類の上から桜の柔らかい下半身へと力任せに押し付けた。

​(ヤバいよ…たまらないよ…今井さん……今井さん……あ、ああ………………あ、だめ、だっ!)

 ​先程から、いや、桜を押し倒したときからずっと頭がくらくらするほどの猛烈な興奮が、ついに限界のピークへと到達した。

「ヤっ! ヤバっ!」

そう叫ぶといきなり体を起こし、晴人はジーンズの上から自らの勃起した硬い塊をわしづかみにした。しかし、次の瞬間、

「ああ……っ、ぐ、くそっ!」

と濁ったうめき声を上げ、その場で全身をビクビクと激しく震わせた。

​理性を保つ余裕など、もうどこにもなかった。
晴人は不覚にも、その場で自身のパンツの中に、熱い精液をそのままドプドプとぶちまけてしまったのだった。


第二項

 ​ゼェゼェと荒くなった息を吐き出しながら、晴人は必死に呼吸を整えていた。

一方の桜は、目の前で何が起きたのか理解できていなかった。晴人が突然自分の身体から離れ、自らの股間を押さえてうめき声を上げたことに戸惑うばかりだった。
自分が何か彼の気に障るようなことをしてしまったのだろうか。だとしたら、今すぐ謝った方がいいのだろうか――。

 桜は腕をクロスさせて剥き出しの双乳を懸命に隠しながら、怯えた目で晴人の様子をうかがっていた。

 ​当の晴人はというと、不覚にもパンツの中に射精してしまったものの、「ふぅ〜」と深く息を吐いて呼吸を落ち着かせると、それまで沸騰していた頭の中が急速にスッキリとクリアになっていくのを感じていた。

あれほど狂ったように興奮しきっていた状態からすれば、今の現象はまさに格好のガス抜きだった。しかし、不思議なことに、俗に言う「賢者タイム」の冷徹な虚無感に包まれることは一切なかった。それどころか、晴人の肉棒は未だにジーンズの生地を痛々しく押し上げるほど、硬い熱を帯びたままそそり立っていた。

​「ねえ……そこに立って……」

​息を整え終えた晴人は、ソファの上で両腕をクロスさせ、自分の裸体を必死に隠している桜を見据えながら、冷淡な、しかし命令を含んだ声でそう告げた。

「早く……」

​晴人の冷徹な命令に従い、桜は震える足を動かしてゆっくりとソファから立ち上がった。その空いたスペースに、入れ替わるように晴人がドカッと腰を下ろした。

​「ねえ、隠すなって言ったよね……?」

すぐにクロスしている腕のことだと分かった。
​腕を固くクロスさせて自分の剥き出しの裸体を必死に覆い隠している桜に、晴人は冷ややかな視線を向けたまま言った。

「今井さんさ、何度も同じこと言わせないでよ」

一度射精を済ませたことで、頭の中の沸騰した熱は引き、驚くほど冷静に思考が冴え渡っていた。
 この女をどう屈服させ、どう辱めるべきか。やるべきことと、自分がしたい欲求が、クリアに頭の中を駆け巡っていく。

 ​その冷たい晴人の気配を肌で感じ取り、桜はビクッと肩を震わせると、おそるおそる腕をほどいた。
なぜ従うのか、その意味も理解しないまま桜は晴人の前で立ち尽くす。

「なんか言うことないの?」

晴人にそう言われて困惑する桜だったが、

「僕は隠すなって何度も言ってるよね?で?、なに?それなのに隠すの?………いいの?それで、………そんなことをして………」

そこまで言われて初めて桜は気付いた。そして消え入りそうな声で、

「…………ご、ごめんなさぃ……」

と謝罪の言葉を零した。


​「脚、見せてよ……」

 ​晴人は、自分の目の前に立ち尽くしている桜のむっちりとした太ももに、じっとりとした執拗な視線を這わせた。
しかし、これ以上の羞恥を自ら晒すことなど、桜にはどうしてもすぐに従えるものではなかった。

目の前で動かない桜を見て、晴人がスッと細める冷たい目つきに気づいた瞬間、恐怖が理性を打ち砕いた。桜は震える手でプリーツミニの裾を掴み、ほんの3センチほど上へと持ち上げた。

​「もっと……」

​容赦のない要求に、桜はさらに3センチほどミニスカートの裾を押し上げる。

しかし、晴人は首を横に振る。

「もっとだよ……」

これ以上持ち上げれば、ショーツが見えてしまう。桜は眉をハの字に歪め、泣きそうな目で晴人を見つめた。

そんな桜の懇願するような表情に、心の奥で揺らぐ自分もいたが、支配欲に満ちた本能が「もっと従わせろ」と晴人の脳裏で叫んでいた。
​桜はもう、これ以上抵抗する術を持っていなかった。
観念したように「ぁぁ……」と細い吐息を漏らすと、桜はゆっくりとミニスカートをさらに捲り上げ、ソファに腰掛ける晴人の目の前に、ブラジャーとお揃いの淡い水色のショーツを露出させた。

 
 ​今すぐスカートの裾をで元の位置に戻したい。そんな衝動が喉まで出かかったが、桜は必死に堪えた。これ以上彼の機嫌を損ねたら――そんな本能が、彼女に完全に服従を強いていた。

​「脱いでよ……」

​予感はしていた。しかし、目の前の男から実際にその言葉を突きつけられた瞬間、すべての希望が音を立てて崩れ去り、底知れぬ絶望感が桜の全身を押し潰した。

​「許してくださぃ……」

​わずかに震える声で、桜は一縷の望みを託すように、あるいはそれが無意味だと知りながらも、もう一度だけ許しを乞うた。
しかし、返ってきた結果は、残酷なまでに冷え切っていた。

​「早くしろよ……」

​感情の欠片もない、その冷酷な一言だけが、静まり返った休憩室の空気を重く切り裂いたのだった。
26/08/30 22:40 (UkwSLQRl)
26
投稿者: とんがり帽子
第十三章
第一項

​ 桜は晴人のねっとりとした視線を肌で感じながら、震える手でプリーツミニスカートのジッパーをジリジリと下げていくと晴人に視線をやった。相変わらずじっとりとした細目でジーッと見ていた。

桜は視線をそらすとミニスカートをまるで卵の皮むきのようにスルリと両脚から抜き取った。

そのスカートを、待ち構えていたかのように晴人はすぐにひったくるように奪い取った。

​桜は腕で豊かな双乳を隠し、片手でショーツを抑えて、できる限り自分の裸体を隠そうと必死に身を縮こまらせた。

この前の整骨院での羞恥心が脳裏にフラッシュバックしたが、あのときの治療とは比べ物にならないほど次元が違っていた。同じように裸体を晒してはいたがあれは治療だと割り切れたからまだ耐える事ができた。しかし今は……そこにある意味合いがあまりにも絶望的だった。

 ​晴人は言葉を発せずとも、その冷酷な目でしっかりと威圧する。

 桜はその視線の意味を理解し、震えながら、ゆっくりと自分の体を覆っていた両手を下ろしていく。
恥ずかしいのにどうして体が熱くなるのか不思議だった。

 ​ショーツ一枚になった桜の全身を捉えると、晴人は

「後ろを向け」

と命じた。

(いやらしい……)

晴人の頭の中にそんなセリフが浮かんだ。
 
 観念したように桜がゆっくりと背中を向けると、そこにはむっちりとした逆ハート型の臀部が、まるで大きな桃のように鎮座していた。くびれたウエストから大きな弧を描いて太ももへと向かうそのS字カーブはたまらなくセクシーに思えた。
 先ほどソファの上で必死に抗い、足をバタつかせたせいなのか、あるいはもともと肉厚な下半身のせいなのか、食い込む小さなショーツ、特に右側の布地が深い尻肉の谷間に深く食い込み、尻肉の半分以上が露出している様は、直視できないほどエロい。

 桜は、その肉厚の尻肉のせいで、もともとショーツが食い込みやすいという強いコンプレックスがあり、普段からこっそりと食い込みを直す癖があった。

今も無意識のうちに、緊張と羞恥から右手の人さし指を伸ばし、その食い込んだショーツを直そうと軽く触れてしまった。
そのあまりにも無防備で淫らな仕草を目の当たりにした瞬間、先ほど射精したばかりであるはずの晴人の股間で、再び肉棒が反り返るのが分かった。

​「すごい……」

 ​晴人は掠れた声で、思わずそうつぶやいた。そして、

​「そこ、座ってよ……」

​晴人に促されるまま、桜はトボトボと振り返り、今度は晴人と真正面から向き合うような形でソファの端に心細そうに腰掛けた。

「両脚を、そこに乗せて……。ほら、脚、開いて……」

晴人はソファの前に立ち上がりながら、容赦ない命令を飛ばす。

​桜は顔を引きつらせ、小さく首を左右に振って拒絶の意思を示し。

しかし、「開けって言ってるだろ……」と低く脅されると、逆らうことなどできず、おそるおそる両脚をソファの座面に乗せた。

それでも恥ずかしさのあまり、どうしても脚を大きく開くことができない桜に、晴人はさらに追い打ちをかける。

​「ねぇ、僕に無理やり手で開かされたい? それとも、自分で開く?………どっちがいい?………選んでよ……」

​選択の余地など最初からなかった。桜は震える息を吐き出しながら、従うしかなかった。

おそるおそる両脚を左右へと広げていく。

「もっと」

冷徹な声に促され、言われるがまま少しだけ広げる。さらに、

「もっとだよ……」

と強い口調で迫られ、限界まで開こうとするも、これ以上は無理だと桜が体をこわばらせたその時だった。

​「ほら、自分でここを持ってっ」

​興奮のあまり荒い鼻息を漏らす晴人は、桜の両手を強い力で掴み、その手を無理やり自分の膝の裏に当てがうと、

「ほら、こうやって!」

とそのまま桜の膝を左右に押し倒した。

​「ぃっ、……ゃ……」

桜はか細い声で拒絶の声を漏らした。
しかし、その開かれた膝を晴人の大きな手で上から力任せに押さえられ大開脚を晒すと羞恥のM字開脚は完成した。

バランスを完全に崩した桜は、そのままソファの背もたれに上半身を預けるような姿勢へと追い込まれ、目の前の男に自分の最も恥ずべき秘部――完全な大開脚の姿を、晒してしまうのだった。

「みな……みなぃ……で…………ぃゃっ……」

 ​桜は恥ずかしさのあまり目をギュッと固く閉じ、もう逃げ場などないとわかりながらも、消え入りそうな声で精一杯の拒絶の言葉を発した。

​しかし、晴人はその言葉を完全に無視して、無惨に開かれた桜の股間のクロッチ部分へと血走った目を釘付けにした。その瞬間、彼は息を呑んで絶句した。

 ​淡い水色のショーツのクロッチ部分には、白くカピカピに乾ききった大きな汚れが、びっしりと染み付くようにこびりついていた。

​「はあっ、はっ、はっぁ、……」

​荒い鼻息を荒げながら、晴人はゆっくりと腰を下ろしていく。

 この乾いた汚れの正体が、昨夜の公園のトイレでの痴漢プレイの際、桜自身の身体から大量に分泌された愛液がそのまま乾ききったものなのか………。
寒気など一切ないはずの休憩室であるにもかかわらず、晴人はブルルッと激しい身震いをおこし、全身に鳥肌が立った。

​背徳的な興奮のあまり狂いそうになりながら、晴人はその顔を、桜の股間に覆い被さるショーツのクロッチへとゆっくりと近づけていく。

​「あぁ……そ、そん……な……っ」

​これから自分の目の前の男が何をする気なのかを悟った瞬間、桜はこれ以上ないほどの絶望に満ちた悲鳴を上げるのだった。

 晴人は桜のショーツのクロッチ部分に、鼻先をスッと近付けていく。

​わずかな空気の流れに乗ってまず最初に鼻腔に入り込んできたのは、微かなアンモニア臭と汗の混じったような匂い生々だった。クロッチへ顔が近づくにつれて、その匂いは急速に濃度を増していく。そしてついに晴人は、自分の鼻を桜のショーツのクロッチにぐりっと深くめり込ませた。

​「やっ! やめてっ!………やめてぇ〜っ!!……ぃっ、………ぃゃあぁっだぁっ……っ!!」

​桜はこれまで見せたこともないような切羽詰まった大声を上げ、必死に拒絶した。

しかし晴人は動じることなく、桜の震える手を両手で強く握りしめて動きを封じ、桜の両脚をさらに大きく左右へと強制的に広げると、その強烈な恥臭を肺いっぱいに深く吸い込んだ。

​(なっ、何だよ……これ……す、すごい……マ、マジかよ……)

 ​晴人の鼻腔から肺の奥底にかけて、まるでチーズが発酵したかのような、濃密な匂いが一気に流れ込んできた。

昨夜のトイレでの痴漢プレイで分泌された大量の愛液が乾いたものに、夏場の汗や尿、そして密閉されたストッキングや衣類の中で蒸れに蒸れ続けたその空間は、本来であれば他人に嗅がせてはならない、あるいは絶対に嗅がれることのない女性の秘密だ。

桜はそれがどれほど汚らわしい匂いであるかを誰よりも自覚していたからこそ、これほどまでに狂乱して抵抗していたのだった。

晴人は嗅いだことのない生々しい匂いにたまらなく興奮した。
正直けして良い匂いではない。しかしこの匂いをあの桜が発していると思うとたまらなくなった。


晴人はゼェゼェと喉を鳴らすような荒く浅い息を吐き出しながら、正気を完全に踏み外した獣のように、しきりに桜のむき出しの恥臭を嗅ぎ続けていた。
息を吸い込むたびに、鼻腔の奥に強烈な発酵臭と混ざり合った体臭が突き刺さり、それが彼の脳髄を痺れさせるような快楽へと変換されていく。

​そんな晴人の異様で生理的な執着の前に、桜は涙で完全にぼやけた視界のなか、必死に腰をくねらせ、細い体を激しくもがかせながら叫んだ。

​「ゃぁっ……そ、そんなことしないでっ……そんなところっ!か、嗅いじゃいゃっ!……嗅がないでくださいぃっ!」

 ​心の底からの拒絶と、あまりの屈辱に喉が張り裂けそうだった。しかし、どれほど声を振り絞っても、晴人の行動を止めることはできない。

 ​晴人は、その柔らかいクロッチに鼻を思いっきり深くめり込ませたまま、うわ言のように言葉を紡いだ。

​「すごい……今井さんのここ……ヤバい……すっごいヤラしい匂い……たまらないよ……」

​理性のタガが外れきった目でそう口走りながら、晴人は貪欲に鼻を鳴らし、そこから発せられるすべての分泌物の香りを肺の深部まで吸い込んでいく。それは彼にとって、人生で味わったことのない最も背徳的で、強烈な征服感をもたらすアロマだった。


​「やだぁっ……ゃぁだぁぁ……! お願い、もうやめてっ……!」

 ​桜は必死に声を張り上げて拒絶し、両脚を閉じようと全身を捩って抵抗を続けた。しかし、がっちりと固定された下半身はビクともせず、逃げ場はどこにもなかった。

晴人はこれでもかと桜の放つ濃厚な匂いを存分に楽しみながら、丸い鼻先を桜のクロッチ部分にグニグニと執拗に押し付けていく。

​「ゃ……だぁ……んっ……、ゃ……んっ……」

​晴人の鼻の先端が、桜のショーツ越しに陰唇を擦る。その卑猥な刺激が何度も何度も執拗に繰り返されるうちに、それまで必死だった桜の拒絶の声が、徐々に弱まり始めた。

​「ん……っ……んんっ……ゃ……」

 ​攻防が始まって5分ほどが経過した頃、桜の身体に明らかな変化が現れ始めた。涙に濡れて瞳はそのままだが、鼻の頭から頬にかけて、羞恥の混じった熱でほんのりと赤みを増していく。
晴人の鼻先が桜の身体で最も敏感な粘膜を擦るたび、自分の意志とは無関係にピクッと勝手に腰が小さく震え出す。

​「ぁぁ……ぃゃです……んっ……はぁ……ン……ッ」

​桜自身も、自分の身体がこの屈辱的な行為に対して反応し始めているという残酷な変化に気づき、心の中で絶望を深めていた。

桜の抵抗が目に見えて弱まったその頃合いを逃さず、
晴人は「ぶはぁっ!」と濁った息を唸らせて、ようやくクロッチから鼻を外した。
ゼェゼェと荒く熱い息を吐き出しながら、今度は桜のショーツの腰のゴム部分を両手で掴み、グイグイと容赦なく引っ張り下げていく。

​「ゃだぁあっ!やですぅっ!!」

​桜はもう一度力を振り絞るように、必死の思いで自分の手でショーツを握りしめ、下げさせまいと踏ん張った。
しかし、男の圧倒的な怪力には到底かなわず、ついに無理やりショーツを剥ぎ取るように脱がされてしまった。

 ​丸裸にされた羞恥の暇もなく、晴人は間髪入れずに桜の両脚をさらに左右へと力任せに大きく開いていく。

​「お、お願いしますっ!ゃぁだぁぁっ!」

​桜は震える脚の筋肉に必死に力を入れ、これ以上恥部を晒すまいと抗った。
しかし、

「手どけてってば……言うこと聞かないの?いいの? 河北くんに……」

と低い声で脅されると、その名前を出された恐怖に心折れ、桜は観念するように脚に込めていた力をスッと弱めていくのだった………。


  続く………。
26/09/01 20:45 (BS/4akxX)
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