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命令してくる自分
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:命令してくる自分
投稿者: 貴之

立体駐車場に停めた車の中で、静かにゆっくりと息を吐く。
何時間そうしていただろうか、辺りはもう真っ暗だ。
さっきからずっと人の出入りもない。

人気は全くない。
けれど、安全とは言い切れない。
ポツリポツリと停まっている車のどれかの中に我慢している男が潜んでいるかもしれない。
深夜まで仕事だった男が、今まさに車をとりに向かっているかもしれない。
安全とは言い切れない。
なのに、私の指はブラウスのボタンを外していく。

こんな事は しちゃいけない。
このままじゃ、いつか取り返しのつかない事になってしまう。
そう分かっているのに、私はブラウスを助手席に置くとスカートのチャックに指をかけた。

 
2025/05/03 08:06:37(u27h7YkS)
27
投稿者: 貴之

だめ・・・

もう・・・もうムリ・・・

これ以上は・・・

このままじゃ、本当に狂ってしまう・・・


私は駐車場のアスファルトに仰向けに横たわり、鉄骨と鉄板でできた天井を見上げながら呟いていた。
アスファルトの冷たさも、皮膚に突き刺さる突起の頭も どこか遠い世界の何かのように感じていた。
誰もいないはずなのに、寝そべる私を取り囲む男達が見える。
全員が、勃起したチンポを見せつけるように立ちながらニヤニヤと笑って私を見下ろしている。


   まだだよ・・・

   まだ終わらない・・・

   もっと欲しい・・・そうだろ?

あぁ・・・だめ・・・ダメよ・・・

これ以上・・・このままじゃ・・・わたし、本当に・・・

   本当に・・・なに?

本当に・・・

ホントに・・・おかしくなっちゃう・・・


   ククッ


それは私を囲んで立つ男達の誰とも違う、まるで少年のような とても無邪気で恐ろしいくらい純粋さを感じる楽しそうな笑い声だった。
とても聞き覚えのある声。
いつも、私が破滅的な行動をするたびに聞いた気がする声。

25/05/06 10:27 (rE9wOhfs)
28
投稿者: 貴之

   まぁ、そうだね・・・

   今夜は そろそろ終わりにしようか・・・

   夜も明けてきたしね・・・

   義姉さんとは、もっともっと楽しみたいし・・・

   まだまだ終わりじゃない・・・



私は立ち上がり、歩くのにも苦労しながら車に戻った。
後部座席のドアが開き、誰かが乗り込んできた気がしたが、振り返ってはいけない気がして前を向いていた。

   楽しかったかい?

怖かったわ

   でも、興奮した・・・そうだろ?

こんなの、もし誰かに見られたら・・・

   興奮した・・・そうだろ?

・・・

   興奮した

・・・・・興奮した

   変態だから興奮した

・・・変態だから・・・興奮した・・・

いい子だね、と聞こえた気がした。
服を着ずに車を発進させなくてはいけない気がした。
だから私は、私の中から聞こえてくる声に従い全裸で家まで運転した。



25/05/06 10:34 (rE9wOhfs)
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