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1:労働食用奴隷はる 2
投稿者:
千景
今年の4月に書いた「食用労働奴隷はる」の続きです。 ドライとフィンフは、まだ髪も身体も濡れたままのはるを、殿様のお屋敷の中へと連れていった。 一応洗ったのだが、恥ずかしい経血が、時々痩せたはるの内股を伝わった。 連れて行かれたのは、建物の屋上の3階部分に作られた、殿様専用の大浴場だった。 お湯の噴水がある広く大きなタイル張りの室内浴槽、広く清潔な大理石の床、そこから農場を見渡せるバルコニーに出ると、野外浴槽もあるし、もちろん湯上がりの身体を爽やかな風で涼ませるソファーやテーブルもある。 しかしこの浴場は、殿様が自分が入浴を楽しむためだけに作ったものではない。 真冬の雪の降る中、殿様自身はゆったりと室内の温かいお湯に浸かりながら、ガラス越しにバルコニーに全裸で磔にされた女奴隷の姿を観賞したし、浴場の中にある深い強化ガラスの水槽に、逆さ吊りにされた女奴隷を沈めて、その苦しみ悶えるための設備も完備されている。 はるが連れて行かれたのは、そのような場所だった。 浴室内にも、高い場所に殿様用の椅子が設けられ、そこに座った殿様は、大理石の床に土下座したはるを、待ちかねたように声を掛けた。 「顔を上げよ。農場は辛かったか?」 はるは顔をあげると、殿様の美しい顔をはっきり見ることができた。 拷問や処刑への恐さではなく、殿様への畏怖で身体が自然に震えた。 「つまらない家畜でございますのに、食事を与えて生かせてくださいまして、本当に幸せでございました。」 他の奴隷が言えば、白々しく聞こえる台詞だが、はるが言うともっともらしく聞こえた。 実際に大勢の前で過酷な三角木馬に耐えきったはるなのだ。 「はる。お前は、本当に面白いやつだな。」 殿様はご機嫌が良い。 さっそく着ていたガウンを脱ぎ捨て、逞しい身体と性器を剥き出しにした。 はるの横に控えていたフィンフが、はるを立たせると、その両手首に鎖の着いた手錠を嵌めた。 鎖が引き上げられ、はるは大理石の床に爪先立ちとなった。 更に、はるの右の足首にも鎖の着いた足錠が嵌められ、鎖が引き上げられる。 こうしてはるは、右足を高く上げられ、生理初日の性器を剥き出しにした姿で殿様の前に立たされた。 「ああ、この姿なら、殿様が思いっきり鞭を振るってくだされる...。」 そう思って顔が熱くなるのを意識した途端に、自分の意思とは無関係に、膣から液体が太股へと流れて出るのが分かった。 「汚れた血が、出てしまうんだわ..。 殿様、ごめんなさい...。」 もちろんこんな失礼な言葉を、口に出して言ったりは出来ない。 それなのに、殿様はまるではるの心を読んだかのように、 「はる。良いぞ! お前の無毛の亀裂が裂けて、赤い血が白く痩せた太股を流れるのは、実に美しい!」 と言ってくれた。 殿様が手に持つ鞭の先端が、はるの割れ目を荒々しくつつく。 「さて、そろそろ打つとするか。」 殿様の手が、振り上げられた。 普通の奴隷なら、恐ろしさに思わずメール閉じるところだ。 それがはるは、キラキラ光る目を見開いて、殿様の鞭を見続けてる。 「どこを打ってくださるんだろうか..?」 「私を打ってくださって...、ご満足していただけるかしら..?」 「殿様がご満足していただけるまで、私、絶対に耐えますから..」 口には出さないが、はるの目はそう訴えていた。 その思いが殿様に伝わって欲しい、など大逸れたことははるは思っていなかった。 しかし、側に控えているドライとフィンフは、二人ともはるの心の声が、耳で聞くよりはっきりと感じ取れていた。 最初の殿様の鞭は、やはり張り裂けそうに開いたはるの両足の間に当てられた。 三回目には、早くも皮膚や粘膜が切れて出血した。 生理の出血と相まって、はるの股間から内腿は、鮮血に彩られた。 普通の少女、いや大人の女性でも、殆どは激痛に泣きわめき、気絶するのではないか。 それなのに、はるは打たれた瞬間に 「うっ!」 「あっ!」 「ああ..」 とため息にも喘ぎにも似た小さな声を出すだけだった。 鞭は乳首にも及んだ。 はるの勃起した、しかしまだ小さな乳首に、殿様の鞭が直撃する。 乳房の皮膚が裂けて出血した。 はるはようやくその目を閉じたが、それは苦痛に耐えるためと言うより、むしろ甘美な表情に思えた。 殿様は鞭を振るうのを止め、今度は鞭の握りをはるの膣にこじ入れた。 「うっ、うう..。」 やっとはるの口から、小さな苦痛に耐えるためか、それともいやらしい喘ぎを押さえるためか、何かを我慢しているような声も聞こえた。 殿様は自分でも、 「余はなぜ、このはるをいたぶるのが、こんなに楽しいのだろう?」 と自問しながら、鞭の柄を小さなはるの膣の中で乱暴に捏ね回し、動かした。 「どうだ?はる。 辛いか? 痛いんだろう?」 そう聞く殿様に、はるの小さな声が聞こえた。 「もったい..なくて...、あっ、ああ..」 殿様は鞭を捨てた。 片足を吊り上げられたままの痩せっぽっちのはるに、その逞しい身体を打ち付けるようにして、一段と逞しくなった性器を、はるの血を流している膣に挿入した。 両手をはるの身体に回し、小さな尻を鷲掴みにするように自分の身体に押し付けた。 ライオンが小ウサギを襲っているようだった。 こんな光景なら見慣れている筈のドライとフィンフも、 「殿様が終えられた時は、はるの心臓は止まっているのではないか..」 「幼いはるの膣は、完全に裂けてしまってるのでは..」 と思ってしまった。 やがて、殿様の動きが止まった。 殿様がはるから身体を離すと、直ぐにドライが殿様の性器を温かい布で清めたが、それは鮮血で真っ赤に染まっていた。 殿様が 「はるは、良い奴隷だ。 大切にしてやれ。 農場から連れて帰る。」 と言った。 フィンフが鎖で吊るされてぐったりなっているはるの手錠足錠を外そうとすると、気を失ってると思われていたはるが小さく何かを言った。 「おや、はるが何かを言ったのか?」 殿様の問いにフィンフが 「はるが最初に殿様のお伽をした時と同じでございます。 殿様がご満足してくださってないのでは..、と心配しているようです。」 と答えた。 「傷はどうか?」 「かなり深くはありますが、はるなら大丈夫だと思われます。」 殿様は、はるを大切にしてみたい、と言う気持ちになっていた。 殿様にとって女奴隷を大切にするとは、恋愛とかではなく、 「ドライやフィンフは、余の為に役に立っている。 だから、それなりに大切にしてやろう。」 と言う程度の意味だ。 はるは農場から殿様のお屋敷へと移り、殿様の身の回りの係となった。 その地位はドライやフィンフ等に比べたら、やはり家畜かペット並みだったが、はるにとっては殿様のお顔を見る機会が増え、たまには鞭を頂き、さらにおもちゃとして弄んで頂ける、そんな素晴らしい出世だった。
2021/08/16 16:50:21(pjfuFOXK)
投稿者:
千景
はるの肉を食べたルーマーとマレンは元より、宴会の行われてる部屋に入っていた衛兵10人も、異常な雰囲気に飲み込まれ、顔は呆けたような表情になっていた。
「今、俺たちは、普通の人間の見ることのできない、至高の美しい世界を見ているのでは..」 「自らの肉体を、主とその賓客に捧げて、あれだけの酷い苦痛を受けてるのに、あの少女の神々しい姿は何なんだ..。」 皆、歴戦の勇士であり、室内に隠って廃退耽美的な芸術に浸っていた虚弱者ではないのに、今の彼らには戦いや勝利等虚しいもの、この少女達が紡ぎ出す残酷な美こそ、最も重要なものだとしか、思えなくなっていた。 一通りはるの身体を使った料理が終了し、ドライとフィンフは、その旨を殿様に申し上げた。 「はるは、まだ意識があるか? 話が出来るか?」 「ございます。 しかし、聞くのとは出来ても、多分話すことは無理なのでは..」 その時、調理台の上のはるが、掠れた声を出した。 「まだ..、大丈夫でございます..。」 殿様は席を立ち、自ら周囲を血で汚した調理台の側に立った。 「はる、この期に及んでだが、何か望みはあるか? 以前のお前なら、仲間を救ってくれ、と頼むのだろうが、今は皆居なくなったな。」 するとはるが、何かしゃべろうとしたが、口から、げふっ、と吐血してしまった。 直ぐにドライとフィンフが両横からはるの血を拭い、はるの口元に耳を寄せた。 「はるは、何と言っておるのか?」 殿様の問いに、ドライが答えた。 「出来ましたら、私の残りの肉を衛兵の方々に。 そう申しております。」 殿様が周りを見渡すと、連邦の衛兵達は皆 「俺も食べてみたい..」 と言うようなトロンとした目付きになっている。 指揮官のルーマーに目で問うと、いかにも 「そうして欲しい。」 と言うように、頷いた。 「可能か?」 殿様の問いに、ドライが 「私はもうすぐ、殿様のお発ちの露払いに出ねばなりません。 フィンフに出来るかどうか..」 「出来るか?」 殿様の問いに今度はフィンフが、 「ドライ様のように、内臓やその周囲を料理するのは、難しゅうございます。 しかし、手足の肉を削ぎとって焼くのなら、出来ましてございます。」 と答えた。 「良い! そうせよ。 連邦の片田舎から出征した兵士どもにも、はるの極上の珍味を食べさせてやれ。」 「畏まりました。」 深々と頭を下げるフィンフだが、頭の中では、 「はるの手足を削り取るのに使った刃物。 それで、私も皆の跡を追うつもり..。」 と考えていた。 フィンフは新しい刃物を握ると、はるの太股、脹ら脛の表皮に、長く切れ目を入れた。 そこから、筋肉と皮膚の境の皮下脂肪を、刃物を取り替えながら切り裂いて、皮膚を剥ぎ取っていく。 早くしなければ、はるの命が..。 フィンフが与えられた最後の命令だと思われる作業を、必死に進めている間に、殿様はドライをそっと自分の席に引き寄せた。 「余に凭れ掛かるがよい。」 ドライはそっと身体に纏っていた血だらけの布を脱ぎ捨てると、その白い裸体を殿様の座る広い椅子の脇に座らせた。 殿様の左手がドライの肩に掛かり、右手に持つ鋭利な短刀が、ドライの頸動脈を切り裂いた。 噴水のように吹き出るドライの血潮を全身に浴びながら、殿様はフィンフがはるの太股から大きな肉片を削り取るのを、冷静に見ていた。 「はる、はる!足の肉を取れたぞ。 もうこれを焼くだけじゃ。 安心するがよい!」 フィンフが切り取ったはるの股肉を、薄切りに削いで流水で洗い、網に乗せ炭火で焼く。 前のテーブルに、取り皿や香辛料を並べ終えてから、その事を報告するために、殿様の方を見た。 そこで、フィンフの厳しい上司であり、頼りがいのある先輩、慰めてくれる友達、優しい姉、そして恋人だったドライが、先に逝ってしまったことを知った。 まだ涙は出なかった。 「殿様。 はるの股肉、料理が出来ましてございます。」 その声に、殿様が 「良くやった。 さあ、連邦の兵士達、余の可愛く賢い奴隷を味わうが良い。」 と言った。 衛兵に立っていた兵士達は、ふらふらとテーブルに歩み寄ると、はるの股肉へと手を伸ばした。 ルーマーはさすがに飽食したので、手は出さなかった。 ふと横を見ると、マレンが顔を紅潮させたまま、なんと片手で自分の残った方の胸を、反対の手で軍服のズボンの上からではあるが、自分の股間をまさぐっていた。 この若いくせに、真面目で実直、色恋沙汰には全く興味を示さない女性士官が、周囲の視線も気にせずにオナニーしている。 そう言えば、わしの股間も..。 ルーマーも子供が一人前となるような良い年なのだが、それが思春期の少年のように前を硬くしてしまった。 これは凄い効果だ..。 帝国の高級貴族しか、用いられない秘密だな..。 帝国は..、恐ろしい..。 百戦錬磨、世の中の裏も表も知り尽くしていたつもりのルーマーでさえ、完全に殿様とその家畜達による、美しい死を演出する耽美的廃退的 雰囲気の中に飲み込まれてしまった。 その時、入口から大きな若い男性の声が響いた。 「閣下、危ない! その女、刃物を!」 本国からの至急連絡を伝えに来た、伝令将校だった。 その将校の視線の先は、フィンフに向いていた。 フィンフはルーマーを襲うつもりではない。 自分を始末しよう、首を切ろうと、はるの股を切り裂いた刃物を持ち直しただけだった。 ルーマーは耽美の夢から目覚めた。 「衛兵、あの女を拘束せよ。 舌を噛ませるな!」 そう怒鳴りながら立ち上がると、テーブルの反対側で、早くも冷たくなりかけたドライの身体を抱いている殿様に向かって言った。 「勝者の権利を行使する! あの奴隷は死なせん!」 しかし今度は、殿様も機嫌を悪くしなかった。 「わが愛しき奴隷の命を助けてもらったことは、余からも礼を言おう。 しかし、余がこの奴隷に最後の命令を伝えれば、貴殿の心配も無用となる。」 そして殿様はフィンフに向かって言った。 「はるが余のところに来て直ぐ、余ははるに褒美を与えると言った。 それに対しはるは、自分が死んだら母に伝えて欲しい、とだけ申した。 今、その褒美をはるに与える。 フィンフ。 そちはこれより、はるの乳首に着けていたリングを持って、はるの母親を訪ねよ。 そして、そちが良しと言う内容で、はるの最後を母親に告げよ!」 フィンフは、殿様、ドライ、はると一緒に旅立てないことを覚った。 殿様に対し、命令の復唱をすると、その場に倒れ伏した。 はるは、もう殆ど意識が無くなっていた。 殿様とフィンフの声だけが、辛うじて聞こえている。 殿様の声で、はるの母親、って聞こえた気がする..。 お母さん..、遠くにいるんだ..。 はるの脳裏に、懐かしい故郷の風景や可愛い妹の姿が浮かんでくる。 「はるの最後を母親に告げよ!」 殿様の声が、今度ははっきり聞こえた。 やっと目を開けると、殿様、その横にドライ、が座り、その二人の前でフィンフが膝まづき、命令を受けてるのが見えた。 「殿様...、ご褒美..、ありがとうございます..」 もうはるの声は、誰にも聞こえなかった。 フィンフは気を失ったことで、自分の主人の死を見ることが出来なかった。 ルーマーは自分の陣営に戻ったが、本当の帝国貴族の、戦闘や政治だけでなく、歪な文化としての計り知れない恐ろしさを感じていた。 軍人なら、自分や仲間の死を決意して、戦わねばならないこともある。 しかし、あの殿様の周囲の死への憧れは、そのような建設的なものでは無かった。 恐ろしい世界に、引き込まれて掛けていた。 ルーマーはマレンを正式な政府使節に任じ、フィンフを帝国内まで連れて行かせた。 殿様の命令を受けてるのなら、もはやフィンフが自らの生命を断つ心配は無かった。 殿様は、死んだが運が良かった。 殿様のいた指令部こそ、連邦に包囲され降伏したが、軍の主力の重装騎兵も、その後を追った歩兵隊も、連邦の組織的攻撃を受けることなく、各指揮官の指揮で、ほぼ損害なく国境まで退却出来た。 指令部で捕虜にされた者も、殆どが釈放され帰国している。 そこに、使節であるマレンに連れられたフィンフが帰ってきた。 皇帝は異例のことであったが、この奴隷から直接殿様の最後を、聞きたいと思った。 釈放された殿様の元部下たちとの口裏合わせも事前にちゃんと成されていた。 フィンフは皇帝やその側近達の前で、殿様の最後を話した。 指令部が包囲され、将兵の食料が尽きた時、殿様は部下に降伏をさせたが、自らは私たち奴隷だけを連れて立て籠られた。 食料が本当に尽きてしまった時、一番若いはると言う奴隷が、自ら食料になることを申し出て、殿様の命令で自分とドライと言う奴隷頭がはるを料理した。 その後、ドライは殿様に殉じ、自分は殿様の最後の命令を果たすために一人生き残った。 皆が、淡々と抑揚無しで話すフィンフの話しに、引き込まれた。 外交筋からも、この戦いの敵将ルーマーが、 「帝国貴族は恐ろしい!」 と皆に言っていることも伝えられた。 皇帝は殿様の名誉を取り上げることなく、フィンフに市民権を与える旨を宣言した。 それから数ヶ月後、フィンフは都での殿様の勇んの後始末や、農園の家畜達の解放等忙 しい仕事に逐われた。 数回は、元奴隷の女から切りつけられた。 奴隷からの最後の命令が無ければ、そうやってかつての部下に刺されて死ぬのが一人前良いと、フィンフ自身は思っていた。 半年して、フィンフは自分が帝国市民としてもらえる筈の殿様の勇んでの殆どを、慈善事業に寄付して都から姿を消した。 歩くこと数ヶ月、はるの母親と妹の住む村へたどり着いた。 はるから聞いていた古くて狭い家は、もう取り壊されてなかった。 人に聞きながら、はるの家族の家を探した。 一軒の目立たない公営住宅の前で、中等学校の制服を着た少女が、フィンフを見つけた。 「お母さん! はるかお姉ちゃんが、きれいになって帰ってきた!」
21/08/25 09:53
(4FYlAq/V)
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