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農家に嫁いで
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:農家に嫁いで
投稿者: 佳苗
佳苗はぽっちゃり体型のうえ、度の強い眼鏡を掛けた見映えの良くない容姿だった。
男性との交際の機会もなく、いつの間にか32になったが処女のままだった。
世話をする人があり、田舎の兼業農家の一人息子と見合いをした。
この機会を逃したら自分はもう結婚できない、と思った佳苗は、相手が自分より8歳年上であり、離婚歴もあるにも関わらず結婚を決意した。
主人の家は山間部の谷間の集落にあり、義母と同居であった。
義母は一人息子を溺愛していたが、嫁に来た佳苗を虐めることはなく、むしろ可愛がってくれた。
主人の政雄がSだと言うことは、結婚してから初めて分かった。
初夜の時から、「縛っていいか?」と聞かれ、夫には従うもの、と聞かされていた佳苗はそれを受け入れた。
明るい照明の下で、父親以外の男性から初めて全裸を見られ、そして縛られた。
醜く太った自分の身体に、夫となった男から縄を掛けられると、悲しいわけではないのに何故か涙がこぼれた。
夫は、縛られた佳苗に、鏡を見るように命じた。
恐る恐る見た自分の惨めな姿に、佳苗は衝撃を受けた。
なんて醜くいやらしいんだろう。
本当に雌豚だわ。
私なんか、普通に幸せなんかなれる筈はないの。
こんなに縛られて、痛く、恥ずかしくされるのがお似合いなのよ。
佳苗はもともとマゾ的な性格だったのが、この時初めて表に現れた。
涙を流しながら、縛られた自分の姿を見続ける新妻に夫は、以前は性癖の違いで失敗した結婚だが今度は上手くいくに違いない、と確信した。
初夜の夜、佳苗は夫の手で陰毛を全て剃り落とされた。
大人になってからは、自分の母親にも見せたことがない身体の奥を広げられ、大人としてあるべきものを刃物で剃られる。
「動くとお前の大切なところが切れるぞ。」
夫の脅かす言葉を聞く度に、全身に鳥肌が出るほど興奮した。
夫が剃ってくれてる間、自分のいやらしい汁が溢れでてないか、それだけが気になった。
剃り終わった後に立たされて、鏡で大人の印が無くなった自分の身体を見せられながら、
「これで佳苗は俺のものだ。」
と夫から言われた時は、もう足ががくがくして立っておれない程だった。
縛られたまま、夫から指で荒々しい愛撫をされると、処女とは思えない程のおびただしい汁を垂れ流してしまった。
夫は新しく手に入れた佳苗と言う玩具に狂喜した。
「ほら、どうだ。びらを引き伸ばされるのは。」
「お前のクリは大きいんだな。小指ほどもあるじゃないか。剥き上げて虐めてやろう。」
さんざん胸と陰部を痛みを伴う弄ばれ方をされながら、佳苗は熱い汁を絞り取られた。
夫は佳苗の汁にまみれた指をしゃぶることまで要求した。
「なんて..、惨めなの..。私に..、相応しいわ..。」
自分の汁の味を言わされた後、今度は夫の我慢汁が出ているチンポをしゃぶらされる。
「噛むんじゃないぞ。
噛んだりしたら、明日1日きつい股縄を掛けたままだからな。」
そうだった。明日から新婚旅行なんだわ。
普通の女が最高に幸せになる新婚旅行で、私は夫から惨めに虐められるの。
ああ、なんて素敵な..。
佳苗は生まれて初めてのフェラにも関わらず、夫を十分に満足させた。
夫は、目を閉じて一心に咥えてくれる処女の新妻を、たまらなく可愛く感じた。
「もう良い。お前の処女をもらう!」
佳苗は寝床に横たえられ、両足を広げられた。
熱くて硬い鉄の棒が、佳苗の一番柔らかな部分に押し付けられる。
受け入れなくては、と思ってはいるが、やはり本能的に痛みを避けようと力が入った。
しかし夫の鉄の棒は、それをこじ開けて入ってくる。
先端が入りかけたところでしばらく動かなかったが、急に乳首をぎゅっと捻られ、そちらに気が逸れたとたんに、ぐいっ、と夫の腰が押し付けられた。
「あっ!ぐうっ..」
噛み締めた口から、苦痛をこらえるうめき声が漏れた。
「どうだ、入ったんだぞ。お前のおまんこに、俺のチンポが入ったんだ!」
勝ち誇るような夫の声を聞きながら、佳苗は苦痛に耐えた。
これが..、女の幸せなんて..嘘だわ..。
しばらくそう思いながら、夫の腰の動きに責められ続けた。
私のようなおばちゃん処女でも、こんなに痛いのに。
若い女の子、いえ、女子高生やもっと小さな女の子が無理やり犯されたら、どんなに辛いんでしょう..。
私は、結婚したの。この夫と..。
だから、夫からされるのなら、何でも耐えなくちゃいけないんだわ..。
そう頭の中で思っているうちに、それまでの痛みの中心のところから、なにか痛み以外の感触が拡がってきた。
快感そのものではないが、嫌な感じではない。
膣の奥からおまんこ全体、それから乳首までも響くような電流。
強弱のリズムがあるけど、少しづつ強くなっていく。
佳苗の腰は、いつの間にか夫の腰使いに合わせて前後に動いていた。
「あ、ああっ、ああっ!」
もはやため息ではなく、喘ぎ声に近い。
目を閉じ、軽く開いた口から喘ぎ、無意識に腰を振る新妻。
夫は狂喜した。
今度の嫁は素晴らしい。
マゾの素質が十分にある。
処女でこれなんだ。
顔とか身体つきなんかどうでも良い。
これが俺の可愛い嫁だ。
これから俺が、もっともっと調教してやる!
夫は喘ぐ佳苗の頬を軽く叩き、「俺を呼んでみろ。」と命じた。
目を薄く開けた佳苗は、喘ぎ声の間から
「あなた..」と夫を呼んだ。
おおっ!俺をあなたと呼んでくれた!
夫はさらに激しく腰を使い、そして射精した。
射精のタイミングにぴったり合って、佳苗も槌を反らすようにして果てた。
 
2021/07/01 06:29:47(cBX6FhRk)
72
投稿者: NK ◆rUZsIGZhlY
今回の話も最初は、あの奥さんがと思いつつ読んでいくうちにあれとなんか奥さんと違うと思っていたら山の神という落ちは思いもよりませんでした。
ラストの大学の先生の奥さんは、やはり山の神なのかなと思ってしまいました。
次の話も楽しみにしてます。
21/08/18 22:07 (/LsRnAB9)
73
投稿者: 佳苗
佳苗の胎児は順調に成長し、臨月に入った。
今日は佳苗の乳備え始めの儀式がある。
乳備えとは、今風に言えば乳腺マッサージのことだ。
出産した赤子に、上手く乳を含ませられるように、乳房、乳首をマッサージしておくことは、昔から行われている。
ただ、佳苗が嫁いだ地域では、初めて乳腺マッサージを助産婦さんや経験者の女性から受ける時、腹帯を巻いた時と同じように、身近な親族や集落の人が集まる中で、見られながら行われると言う儀式があった。
佳苗の住む家では、三間続きの和室の襖を外し、広い部屋を作った。
ご近所から借りた物も含めて、いくつものストーブが焚かれ、部屋の中を暖かくしている。
そこに、ご近所から旦那さん、奥さんと合わせて20人近くが来てくれた。
正面の床の間に、洗面器や手拭い、タオルなどが置かれている。
奥の主賓席に座るのは、佳苗の胸をマッサージする60過ぎの助産婦さんだ。
最近は病院での出産が増えたが、それでも地区の妊婦さんからの相談を受けたりと、皆から信頼されている。
一堂が集まったところで、佳苗の義母の珠美が挨拶をした。
皆様方のおかげで、家の嫁も無事臨月となり、もうすぐ出産となります。
生まれてくる赤子を、健やかに育てる事が出来ますよう、これから乳備え始めを行います。
どうぞ嫁を見守ってください。
そう挨拶すると、息子の政雄と二人、頭を下げて礼をした。
それから、隣の部屋から佳苗の手を引いて連れてくる。
佳苗は上から白い肌襦袢を羽織っていた。
部屋に入ると畳に座り、主賓の助産婦さんに一礼し、続いて集まってくれた集落の皆にも一礼する。
珠美が佳苗を立たせた。
腰ひもを解いて、肌襦袢を脱がせる。
「おおっ!」
皆から感動したどよめきがあがった。
佳苗は腹に腹帯をしただけの裸体だ。
腹帯に守られている腹部は大きく膨らんで競りだし、中の胎児が順調に育っていることをうかがわせた。
その下に、真っ白な肌と対照的な、黒い繁みが見える。
新婚の時に夫から剃ってもらった陰毛だが、出産までは生やしてもらっていた。
生えている面積は、それほど広くはない。
普通の女性並よりやや小ぶりに、逆三角形に生えてるが、肌が白いだけに、その艶々した黒さが際立った。
その下に伸びる二本の足は、やや太めかもしれないが、腰と共に赤子のいる腹をしっかりと支えている安定感があった。
そして今日の儀式の対象である二つの乳。
佳苗はもともと小肥りで、大きな胸がコンプレックスだったが、結婚してからは、夫が自分の胸を弄ぶことで喜んでくれるのを知り、自分の胸の価値が分かってきた。
さらに、夫から胸に受ける愛撫も素晴らしいと思うようになった。
妊娠する前は、夫は大きな乳房をバスケットボールのように鷲掴みにしたものだった。
その痛みに呻き声が出そうになるのを耐えているうちに、乳房全体にじんじんする快感が広がり、さらに硬くなってしまった乳首を男の太い指で摘ままれ、きゅっと引っ張られるなど弄ばれ、ついに強く吸われ噛まれもしたが、その時はもう頭の中が真っ白になる程の快感を感じていた。
政雄もそんな妻の反応を見て、喜んだものだ。
今、佳苗の乳房は、その時よりさらに膨らんでいる。
先端の乳首は、もともと茶色だったのが、今は色素が濃くなり、さらにぷっくりと膨らんできた。
いかにも授乳されるための乳房乳首だと思えるようになってきている。
主賓の助産婦さんが席を立って、佳苗の乳房を素手で触った。
ずっしりと重量感があり、血流も良いように思えた。
「はり具合は良いようだね。」
それから、ぷっくりとなっている乳首をそっと触る。
乳うんの付近から乳首の先端まで、親指と人差し指、中指で、摘まんだりそっと押したりした。
「乳首は少し突起させた方が赤ちゃんが吸いやすかろう。」
と言う。
乳首はもともと陥没気味だった。
それが、妊娠前は夫である政雄から指で摘ままれ、時には洗濯ハサミを使うと言う責めをしてもらい、乳首は突起してたのだが、妊娠してからは胎児に気を使って乳首への愛撫を避けているうちに、いつの間にかまた陥没気味になったのだ。
「乳頭の汚れとりもした方がいいね。」
乳首に垢のようなものが溜まり、それが乳腺を詰まらせる原因になることあるのだ。
助産婦さんが一通り佳苗の胸を見た後、佳苗は襖を外した鴨居の下に立たされた。
鴨居から、先端が輪っかになった二本の紐が下がっていて、佳苗はそれに両方の手首を通し、低い万歳をするような格好になった。
助産婦さんがゴム手袋を嵌めると、珠美が熱いお湯で濡らしたタオルを渡した。
助産婦さんは佳苗に、
「さあ、奥さん。これから胸を揉むが、少し痛く感じるかもしれない。
でも、これも生まれてくる可愛い赤ちゃんの為だからね。」
と言い聞かせた。
佳苗が、
「お願いいたします。」
と答えると、助産婦さんは熱いタオルを佳苗の乳房に当てた。
21/08/19 06:40 (wZ95V6r7)
74
投稿者: 佳苗
「うっ」
佳苗が小さく声をあげ、手首を通してる紐をぐっと引くと、助産婦さんは
「熱かったようだね。
今、お腹が固くなった感じがしてないかい?」
と聞く。
「いえ、大丈夫です。」
と佳苗が返事をすると、
「乳のマッサージはした方が良いが、お腹の赤ちゃんの様子がおかしいと思ったら、止めとくんだよ。」
と教えてくれた。
助産婦さんは、タオルをもう一枚珠美から受け取り、佳苗の乳房を蒸した。
乳房が熱かったが、何故か心地よ良くも感じた。
助産婦さんが、片方づつ佳苗の乳房をマッサージし始めた。
横からぐっと押すように揉み、斜め下から、そして下からと佳苗の乳房をほぐしていく。
最初は痛かった。
夫から揉まれ苛まれる痛さとは違う痛さだった。
しかし、我慢できずに声をあげる程でもない。
助産婦さんも、佳苗の表情と乳房の状態を見ながら、無理の無いようにしてくれた。
乳房の次は、乳首だ。
助産婦さんは、温めたオイルを佳苗の乳首に少し塗り、二本の指で柔やわと解し始めた。
恥ずかしいことに、佳苗にとってはその刺激が、妊娠前に夫である政雄からされた愛撫の感覚を思い出させた。
徐々に硬くなる陥没した乳首を、きゅっと引き出す。
やはり少し痛かったが、これも夫から授かった可愛い赤ちゃんのため、と思えば平気だった。
一通り佳苗の胸をマッサージすると、助産婦さんは隅で見守ってた夫、政雄を呼んだ。
「さあ、旦那さんが、優しくしておあげ。」
政雄が母珠美の方を見ると、こくん、と頷いた。
本来ならこれらの行為は、妊婦を座らせるか、きつければ横にならせてするものだ。
それも、胸は出さねばならないが、下まで剥き出しにする必要は無いことだった。
それをこの日、集落の儀式とは言え、佳苗は腹帯だけの裸体で、まるで鴨居から両手を吊られた状態で、夫から胸を揉まれ乳首を摘ままれた。
皆さんから見られている。
いやらしい気持ちにならぬよう..と自分で言い聞かせたが、愛する夫の逞しい手で乳房を揉まれ、不器用ながら思いやりのあるやり方で乳首を摘ままれたら、佳苗の意思に関わらず、佳苗の息が荒くなり、乳首は陥没どころか、その存在を訴えるように勃起した。
恥ずかしくて、胸を隠したい。
しかし、佳苗の両手の手首が鴨居から下げられた輪っかに通されているのは、そんな行動をさせないためだったようだ。
来てくださっているお客さんは、ほとんどが夫婦で来ている。
皆、佳苗より年配の人ばかりだが、男は佳苗の初々しい妊婦の裸体に感動したし、女はかつて夫から抱かれてあのような妊婦になっていたことを思い出した。
さすがに皆、礼儀をわきまえているから、失礼な事を言ったりはしなかったが、儀式にも関わらずほとんどの人の息が荒くなっていた。
男はズボンの中で一物が逞しくなり、女も乳首やクリを勃起させ、下着の股間をしっとりと湿らせた。
特に政雄が佳苗の乳首を摘まみ、佳苗が「うっ..」と小さく、喘ぎに近い声を上げた時に、思わず自分の股間を、着ていた服の上から押さえた女性もいた。
佳苗は夫から胸を弄られながら、自分の股間からいやらしい汁が垂れているのを、お客さんに気づかれないかと不安だった。
そんなことは、来てくれていた人は、皆分かっていた。
政雄が何度か繰り返して佳苗の乳房、乳首のマッサージを行い、20分程で助産婦さんが合格だと言ってくれた。
珠美は佳苗の手首を輪っかから外してやり、佳苗はその場にしゃがんで、両手を畳について皆に礼をした。
大体集落の皆を呼ぶような儀式の後は、酒が出て宴会となるのだが、この日は珠美が準備した折り詰めとカップ酒が配られ、皆はそれを持って帰宅した。
まだ小学校の子供がいる若い夫婦は、子供を早めに寝かせて、夫婦の愛情を確かめ合う。
「もう一人、欲しいわ..。」
「よし、神様がくださるように、俺もがんばるよ。」
夫はそう言って妻の乳房をぐっと握り、妻はその痛みを幸せに感じる。
子供が大きくなっている家庭では、子供が部屋で勉強している間に、夫がそっと、妻のブラウスのボタンを外したり、トレーナーの裾を捲ったりして乳房を出させ、子供に吸わせて育ててくれた妻の乳首を愛情込めて愛撫した。
佳苗が半裸の姿を晒すことで、集落の夫婦皆が幸せを感じた日だった。
21/08/19 16:16 (wZ95V6r7)
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投稿者: 佳苗
咲枝の家は、集落でも大きな農家だ。
耕地面積も広いし、米、麦、野菜も作るし、家畜も飼っている。
当然人手が足りないから、裕太のような中学生を雇うこともあった。
裕太が咲枝の覗きをしようとした先輩を止めて殴られたと聞いて、誰より心配し、嬉しかったのは咲枝だった。
裕ちゃんにもっと会いたい。
咲枝は裕太に、可愛らしく淡い恋心を抱いているし、両親をはじめ、周囲もそれを認めていた。
小学生の時に、裕太に恥ずかしいところを見せたのは、今の言葉で言えば黒歴史となるのだろう。
去年の秋には鎮守の神様に差し出された時、神様に裕太に恥ずかしいところを見せたことを告白してしまった。
神様は最初怒ったみたいだったが、結局私の心がきれいだ、と言ってくれたし、裕太にも罰は与えないと言ってくれた。
それが咲枝の心を明るくさせた。
お父さんお母さんも、裕ちゃんは良い子だって認めてくれてる。
私が裕ちゃんに相応しい、優しく賢く、そして可愛い女の人になったら、裕ちゃん、私をお嫁さんにしてくれるかな?
咲枝の恋心は、咲枝の成長に良い方向に刺激的となった。
しかし、現実の二人の恋心は周囲に知られているので、かえって子供の時のように気ままに会うことは出来なかった。
中学生の女の子が、友達から、
「初詣、裕ちゃんと二人で行くんでしょ。
そうしなさいよ。」
と焚き付けられて、はい、そうするわ、とは言えないものだ。
それは裕太も同じだった。
一度、真面目だし勉強もしてる、と言う評判を受けると、その評判を崩す訳にはいかなくなる。
だから、二人はたまに会って、よそよそしい会話しか出来なかった。
冬休みが終わり、学校も始まった。
裕太は早朝から咲枝の家の家畜の世話に行き、その仕事が終わってから、学校に行く。
咲枝も働き者で、早朝から農業の手伝いをするから、二人が会える時もあるが、「おはよう」と挨拶を交わす程度だった。
寒い土曜日の夜、咲枝は机で勉強していたが、急に
「裕ちゃんに、会いたい..」
と独り言を言ってしまい、それを自分で驚いた。
咲枝はまだ、自分で自分の身体を慰めることは知らない。
しかし頭の中では、大好きな裕太から抱き締められ、唇にキスされ、そっと着ている物を脱がされて..、と想像することはあった。
その時も、勉強をやめて、机に頬杖をついたまま、裕太から甘く、ちょっとエッチなことをされる想像をしようも思った。
ところが、目の前の窓の外、塀沿いに生えている大きな木の上に何かいた。
猫よりずっと大きい?
それが枝の上で立ち上がった。
シルエットに見覚えがあった。
あの衣装を着て、剣を腰に差した鎮守の神様だ。
神様が咲枝の方を見て、片手で地面を指す。
どうやら、「庭に出てこい」と言ってるようだ。
咲枝は居間にいる両親に気づかれずに、そっと勝手口から庭に出た。
雪は降ってないが、風が強く寒い夜だ。
やはり鎮守の神様だった。
神様に何と挨拶をするのか咲枝は知らない。
やはり手を合わせて柏手を打つべきだろうか?
迷っていたら、神様の方から話しかけてきた。「裕太とは、うまくやっておるか?」
咲枝はドキッとした。
さっきまでの自分の心を見透かされたのかと思った。
それに、裕太とは、これと言った進展もない。神様に何と言えば良いのか?
「その様子では、悪くはないが、良くもない。しかし、お前としては、これから裕太の心がどうなるのか心配、と言うところであろうな。」
神様はズバリと言い当てた。
「その、通りです..。」
咲枝が小さな声で答えると、神様は
「本来わしは、村を守るのが仕事であって、男女の仲を取り持つのは、出雲の大神の系統、ここで言えば田の神、山の神になる。
ちなみに、先日お前が悪い輩から身を覗かれかけたのを、裕太が止めるように仕向けたのはわしじゃ。
裕太は男として、お前をちゃんと守れたことに、わしも満足しておる。」
そんな父親としての息子への見方は、まだ幼い咲枝には分からない。
「裕ちゃんが乱暴にされて、怪我したのは、神様のせいなんですか?」
咲枝の率直な批難が堪えたのか、神様は声の調子をトーンダウンした。
「よし、わしがおぬしを田の神、山の神に取り持ってやろう。
さすれば、二柱の神の働きにより、おぬしと裕太との仲は、さらに進むであろう。」
咲枝は素直に喜んだ。
「どうすれば、良いんでしょうか」
「明日、神の麦畑で、麦踏みをせよ。」
鎮守様はそう言った。
「谷を登ったところに、神の田んぼがあるのは知っておるな。
あの田の持ち主は、稲刈りの後に麦を植えたが、その麦の芽が出ておる。
若い麦の芽を踏むのは、麦が逞しく育つためのの行事じゃ。
おぬしも、そうやって田の神、山の神に奉仕するがよい。」
「朝早く、麦畑に行って、麦踏みをするだけですか?」
賢い咲枝は、神様から恵みを受けるためには、それなりの修行的なことが必要だと、秋の祭りで学んでいた。
「裸体でせよ。一糸まとわぬ裸体となって、麦を踏むのじゃ。」
咲枝は鎮守の神様に捧げられる時に、冷たい谷の水で身体を清める修行をしている。
冷たいのは辛いだろうが、それなら我慢すれば良い。
心配なのは、外で裸になっているのを、誰かに見られることだ。
いや、集落の顔見知りの人に見つかったのなら、正直に言おう。
きっと分かってもらえる。
でも、もし他所から来た悪い人に見つかったら..。
大人は話してくれないけど、去年の年末、旅館に悪い人が来たって話も聞いてるし..。
裸だと、私みたいな子供でも、いやらしい痛いことをされてしまうのでは..。
咲枝の不安を又も神様は見破っていた。
「明朝4時に、わしはおぬしの家の裏口にて待つ。
わしが、神の麦畑で麦踏みをするおぬしを守ってやる。
おぬしの裸体、去年のように、わしには見られることになるが、それで良いなら、明朝出で来るがよい。」
それだけ言うと、神様は庭と外を遮る塀の瓦に両手を掛け、逆上がりのような動きをしたかと思うと、ふわっと塀の上に立っていた。

21/08/21 15:19 (fenIhR1g)
76
投稿者: 佳苗
翌朝、まだ真っ暗な中で、咲枝が家の塀の裏口から出ると、そこにお神楽に似た衣装を身につけた神様が待っていてくれた。
谷に沿っての山道を、星明かりだけで歩いて登るのは大変だが、咲枝にとってはそれも修行のような気がしたので嫌ではなかった。
冷たい空気も、歩いてるうちに気にならなくなった。
神様の田んぼ、今は麦畑だが、その手前には谷川の流れが緩くなる淵があり、ちょっとした空地に祠がある。
去年の春に集落にお嫁に来た佳苗さんが、ここで神様にお祈りして田植えをしてくれたから、お蔭で秋は豊作だった。
佳苗さん、おじさんのトラックに裸で乗せられて帰ってきたけど、大人でも恥ずかしかっだろうな。
でも、とってもきれいだった。
私も、これから佳苗さんと同じようにして、神様にご奉仕するんだわ。
そう考えると、咲枝はこれから裸になるのも、そんなに辛いことでは無くなってきた。
「ここで着ている物を脱いで、祠の軒下に置いておけ。」
咲枝は素直に、着ていた物を全て脱いだ。
脱いだ衣類をちゃんと畳むのが、咲枝の育ちの良さを表していた。
全裸になって、神様の前に胸と下を手で隠して立った。
神様からは一度全てを見られてるけど、やはり隠したくなるのが思春期の少女らしい羞恥心だろう。
「秋の祭りの時、水で御祓したのは辛かったか?」
ああ、やはりここでも、水に浸って身を浄めるんだ。
賢い咲枝は、自分で、
「御祓します。」
と言うと、足をそっと冷たい水に浸けた。
きっとすごく冷たいだろう。
それに、真っ暗な水に身体を浸けるのも怖い。
いや、裕ちゃんも、私を助けようと冷たい川を泳いで来てくれたんだ。
私は神様が見守ってくださってるから、大丈夫。
咲枝はそう思いながら、足を浸け、へその深さまで進み、そこでしゃがんで首まで浸かった。
水は冷たく、自然に身体がガクガクと震えた。
それでも汚れを落とそうと、咲枝は自分の汚れてる部分、主に股間を水中で洗った。
「本当におぬしは、真っ直ぐな女童じゃのう!」
見守ってくれていた神様が、呆れたのか誉めてくれたのか、声を掛けて上がるように言ってくれた。
上がるとまた、風が冷たかった。
それが、急いで手拭いで全身を拭いて水気を取ったら、何故か全身がとても温かくなった気がした。
また神様の後をついて、麦畑に着いた。
時刻はやっと周囲が明るくなりかけた頃だ。
辺りは真っ白な霧に包まれている。
咲枝は神様が用意してくれていた藁草履を履いただけの全裸で、麦畑を外から一度拝んだ。
麦畑の土は、霜柱になっている所もあった。
咲枝は、両親から教わったように、麦植わっている列に対して横向きになって、踏み始めようとした。
その時、霧の向こうから別の足音、いや向こうから麦踏みをしながら近づく音がした。
反射的に、咲枝は両手で胸と下を隠す。
神様は音に気づくと、
「心配ない。わしの家来どもじゃ。」
と落ち着いて言った。
しかし、咲枝にとっては、神様以外に裸を見せるとは思っていなかった。
狼狽えていると、霧の中から人影が表れた。
1人は女だが、神様と同じように、お神楽に似た衣装を身につけ、やはりお神楽の女の面を着けている。
女神のようだ。
「お言い付けのとおり、麦踏みをさせております。」
女神は鎮守の神様にそう言った。
女神の脇に、やや背が低い誰か人間のようなシルエットが見える。
えっ、あちらも子供?
私みたいに?
咲枝は、あちらに人間がいる、と感じた途端、
それまで強かった心が、羞恥心で一気に折れ萎んだ。
両手で身体を抱いて、その場にしゃがみ込んだのだ。
「咲ちゃん?」
霧の中から、声がした。
聞き覚えのある、とっても懐かしくて、大好きな声!
「裕ちゃん?」
咲枝も聞き返した。
「そうだよ。僕だよ!」
「ああ、裕ちゃんなんだ!
本当に裕ちゃんなんだ!」
しゃがみ込んでた咲枝は、立ち上がると駆け出して、向こうの子供のシルエットに飛び付いた。
暖かくて、ほっとする匂い!
間違いなく裕太だった。
裕太も驚いた。
以前会った女の神様から、
咲枝との仲をはっきりさせたくないか?
と言われて、
したい!
と答えたら、私と共に麦踏みに行くように、と言われたのだ。
裕太は咲枝とは違う道で神様の田んぼに行き、やはり冷たい水で御祓をし、そこからここまでは全裸で来た。
麦畑の向こうに誰かいる、と感じたけど、女神様が、鎮守の神様だから大丈夫、と言うから麦踏みを始めた。
そして、目の前に、自分の一番大切な女の子が全裸でうずくまっているのを見つけたのだった。
裕太に抱きついて、咲枝は泣き始めた。
恥ずかしい、と言う気持ちはあったかもしれない。
しかし、嫌だから泣くのではなく、感激で泣いてるのだ。
裕太は泣きはしなかったが、すごく感激してのは同じだ。
咲ちゃんが、僕との愛を深めたいと願って、女の子なのに僕と同じ寒くて冷たい修行をしてくれた。
それに、咲ちゃんは女の子だ。
夜とは言え、家から離れたこんな所で真っ裸なんて..。
それだけ、僕のことを愛してくれてるんだ。
全裸で抱き合った二人は、ごく自然に唇が触れあった。
強く抱き締めあって、お互いの温もりを感じながらのファーストキスだった。
不器用なキスだが、お互いの唇の柔らかさ、温かさ、唾液の甘さを感じられた。
しばらくすると、裕太は少し困ってきた。
下半身の一物が、硬くなっている。
固く抱き合っているから、当然咲枝の柔らかいお腹に当たってしまった。
咲枝も同じく、困った状態になっていた。
乳首がこれまで無かったほど硬くなり、しかも敏感になっている。
それが裕太の温かい肌で擦れると、時には痛みが、時には蕩けそうな快感が乳首から下腹の奥、子宮のある所でだろうか、そこに電気のように流れ込むのだ。
さらに、女の子にとって一番大切なあそこ、つべがおかしい。
おしっこをしたい訳ではないのに、何か不自然なもやもやを感じるし、本当におしっこを漏らしたみたいな湿り気も出てるような気がする。
裕太がやっと咲枝を抱く力を緩め姿勢を変えようとした時、裕太の胸に咲枝の乳首が強く擦れた。
「あっ!うん...っ」
咲枝は喘ぐような声を上げて胸を押さえ、再びその場にしゃがみ込んでしまった。
「よい!
今日のところは、それまでじゃ!」
鎮守の神様の声が響いた。
急に恥ずかしくなった二人は、大切な部分を手で隠してしゃがみ込んだ。

しかし、二柱の神様の幼い氏子への教育は、まだ続いた。
麦畑からほんの少し斜面の急な坂を上がると、集落の全てが見下ろせる山の頂上に着く。
二柱の神様と二人の全裸の子供は、頂上まで上がっていった。
上から見た集落は深い霧に包まれて、所々に屋根が見える程度だ。
その向こうの山肌の後ろから、ちょうど眩しい朝日が昇った。
「お互いに身体を見せ合え!
どうじゃ、愛する相手の身体は美しかろう!」
神様の威厳のある声に、二人は身を隠していた手を下に下げた。
お互い、本当に美しいと思った。
裕太にとって、咲枝の膨らみかけた胸も、興奮で尖っている乳首も、ほっそりとした足の合わさる部分に僅かに色づいてる陰毛も、本当にきれいだった。
咲枝にとって裕太の身体も同じだった。
広くなってきた肩、太い上腕や逞しい太股と脛、まだそれほど厚みはないが、やがては大人の男になるだろう胸の筋肉。
そして、何より下半身の硬く上を向いている一物。
女神が教えてくれた。
これは、大人となった男が、自分の子供を生んでもらいたいと思う程の女を見た時に、このような槍となる。
槍の下に、二つの卵のような物が下がっているのが見えよう。
あそこで子種が次々と作られる。
大人となった男は、それが溜まるとイライラしたり攻撃的になる。
そうならない為に、自分の手で握って刺激し、子種を出すものだ。
この男童は鎮守の神の命により、わらはがそれを教えてやった時、神であるわらはが握ってやると言っても聞かずに、そなたが良い、そなたの事を思い出してする、とお断りおった!
なんと罰当たりな男童よの!
そのように言ったのだ。
鎮守の神様が、咲枝に言った。
「二人とも賢い童である。
今日の事で、大人と同じまぐわいをするには、二人とも幼な過ぎると分かったであろう。
これより先をしたくとも、お互いを思いやって止まるがよかろう。
その代わり、相手の事を思い出し、自らの手ですることは差し支えあるまい。
おぬし、今の美しい姿を裕太に存分に見せてやれ。
裕太よ。
思い出すだけより、今、咲枝の目の前で自分でやってみよ。」
つまり神様は、二人はまだ幼いのでセックスまですべきではない。
オナニーにとどめておけ。
裕太がオナニーをする時に思い出せるように、咲枝の美しい姿を見せてやれ。
そして、裕太は今、咲枝の姿を見ながら、咲枝の前でオナニーをしてみろ。
と言うのだった。

21/08/21 19:02 (fenIhR1g)
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