ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
農家に嫁いで
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:農家に嫁いで
投稿者: 佳苗
佳苗はぽっちゃり体型のうえ、度の強い眼鏡を掛けた見映えの良くない容姿だった。
男性との交際の機会もなく、いつの間にか32になったが処女のままだった。
世話をする人があり、田舎の兼業農家の一人息子と見合いをした。
この機会を逃したら自分はもう結婚できない、と思った佳苗は、相手が自分より8歳年上であり、離婚歴もあるにも関わらず結婚を決意した。
主人の家は山間部の谷間の集落にあり、義母と同居であった。
義母は一人息子を溺愛していたが、嫁に来た佳苗を虐めることはなく、むしろ可愛がってくれた。
主人の政雄がSだと言うことは、結婚してから初めて分かった。
初夜の時から、「縛っていいか?」と聞かれ、夫には従うもの、と聞かされていた佳苗はそれを受け入れた。
明るい照明の下で、父親以外の男性から初めて全裸を見られ、そして縛られた。
醜く太った自分の身体に、夫となった男から縄を掛けられると、悲しいわけではないのに何故か涙がこぼれた。
夫は、縛られた佳苗に、鏡を見るように命じた。
恐る恐る見た自分の惨めな姿に、佳苗は衝撃を受けた。
なんて醜くいやらしいんだろう。
本当に雌豚だわ。
私なんか、普通に幸せなんかなれる筈はないの。
こんなに縛られて、痛く、恥ずかしくされるのがお似合いなのよ。
佳苗はもともとマゾ的な性格だったのが、この時初めて表に現れた。
涙を流しながら、縛られた自分の姿を見続ける新妻に夫は、以前は性癖の違いで失敗した結婚だが今度は上手くいくに違いない、と確信した。
初夜の夜、佳苗は夫の手で陰毛を全て剃り落とされた。
大人になってからは、自分の母親にも見せたことがない身体の奥を広げられ、大人としてあるべきものを刃物で剃られる。
「動くとお前の大切なところが切れるぞ。」
夫の脅かす言葉を聞く度に、全身に鳥肌が出るほど興奮した。
夫が剃ってくれてる間、自分のいやらしい汁が溢れでてないか、それだけが気になった。
剃り終わった後に立たされて、鏡で大人の印が無くなった自分の身体を見せられながら、
「これで佳苗は俺のものだ。」
と夫から言われた時は、もう足ががくがくして立っておれない程だった。
縛られたまま、夫から指で荒々しい愛撫をされると、処女とは思えない程のおびただしい汁を垂れ流してしまった。
夫は新しく手に入れた佳苗と言う玩具に狂喜した。
「ほら、どうだ。びらを引き伸ばされるのは。」
「お前のクリは大きいんだな。小指ほどもあるじゃないか。剥き上げて虐めてやろう。」
さんざん胸と陰部を痛みを伴う弄ばれ方をされながら、佳苗は熱い汁を絞り取られた。
夫は佳苗の汁にまみれた指をしゃぶることまで要求した。
「なんて..、惨めなの..。私に..、相応しいわ..。」
自分の汁の味を言わされた後、今度は夫の我慢汁が出ているチンポをしゃぶらされる。
「噛むんじゃないぞ。
噛んだりしたら、明日1日きつい股縄を掛けたままだからな。」
そうだった。明日から新婚旅行なんだわ。
普通の女が最高に幸せになる新婚旅行で、私は夫から惨めに虐められるの。
ああ、なんて素敵な..。
佳苗は生まれて初めてのフェラにも関わらず、夫を十分に満足させた。
夫は、目を閉じて一心に咥えてくれる処女の新妻を、たまらなく可愛く感じた。
「もう良い。お前の処女をもらう!」
佳苗は寝床に横たえられ、両足を広げられた。
熱くて硬い鉄の棒が、佳苗の一番柔らかな部分に押し付けられる。
受け入れなくては、と思ってはいるが、やはり本能的に痛みを避けようと力が入った。
しかし夫の鉄の棒は、それをこじ開けて入ってくる。
先端が入りかけたところでしばらく動かなかったが、急に乳首をぎゅっと捻られ、そちらに気が逸れたとたんに、ぐいっ、と夫の腰が押し付けられた。
「あっ!ぐうっ..」
噛み締めた口から、苦痛をこらえるうめき声が漏れた。
「どうだ、入ったんだぞ。お前のおまんこに、俺のチンポが入ったんだ!」
勝ち誇るような夫の声を聞きながら、佳苗は苦痛に耐えた。
これが..、女の幸せなんて..嘘だわ..。
しばらくそう思いながら、夫の腰の動きに責められ続けた。
私のようなおばちゃん処女でも、こんなに痛いのに。
若い女の子、いえ、女子高生やもっと小さな女の子が無理やり犯されたら、どんなに辛いんでしょう..。
私は、結婚したの。この夫と..。
だから、夫からされるのなら、何でも耐えなくちゃいけないんだわ..。
そう頭の中で思っているうちに、それまでの痛みの中心のところから、なにか痛み以外の感触が拡がってきた。
快感そのものではないが、嫌な感じではない。
膣の奥からおまんこ全体、それから乳首までも響くような電流。
強弱のリズムがあるけど、少しづつ強くなっていく。
佳苗の腰は、いつの間にか夫の腰使いに合わせて前後に動いていた。
「あ、ああっ、ああっ!」
もはやため息ではなく、喘ぎ声に近い。
目を閉じ、軽く開いた口から喘ぎ、無意識に腰を振る新妻。
夫は狂喜した。
今度の嫁は素晴らしい。
マゾの素質が十分にある。
処女でこれなんだ。
顔とか身体つきなんかどうでも良い。
これが俺の可愛い嫁だ。
これから俺が、もっともっと調教してやる!
夫は喘ぐ佳苗の頬を軽く叩き、「俺を呼んでみろ。」と命じた。
目を薄く開けた佳苗は、喘ぎ声の間から
「あなた..」と夫を呼んだ。
おおっ!俺をあなたと呼んでくれた!
夫はさらに激しく腰を使い、そして射精した。
射精のタイミングにぴったり合って、佳苗も槌を反らすようにして果てた。
 
2021/07/01 06:29:47(cBX6FhRk)
57
投稿者: 佳苗
光雄を積んだトラックは、村外れで一度止まり、荷台に幌を被せた。
そのまま走り続けたが、昼頃に一度だけ山の中の林道に入り、そこで光雄は檻から下ろされて大小便をすることが出来た。
直ぐに檻に戻され、それからほぼ1日トラックは走り続けた。
空気に海の香りがする町に着いたのは、もう夜10時過ぎだった。
迷路のような道を通って、軽四トラックが入ったのは、海に面した頑丈な窓の無い倉庫だった。
シャッターが開いてトラックが中に入ると、家畜のような臭い匂いが籠っていた。
光雄はやっと檻から出してもらえると思っていたが、それは甘かった。
フォークリフトが来て、手錠、ボールギャグをした光雄が入った檻を、似たような檻が積み重ねられている上に運びあげて置いたのだ。
眩しい照明に慣れてくると、重ねられた檻には、それぞれ裸の人が入っているのが分かった。
皆、光雄と同じように、口を塞がれているらしい。
こんな残酷な事があるか!
動物より酷いじゃないか!
光雄は呻いたが、まだそれだけでは無かった。
30分もせずに、光雄の檻の上にも別の檻が重ねられたのだ。
その檻には女が入れられていたが、声は出せないが、半狂乱で狭い檻の中で暴れていた。
小便を垂れ流し、それが光雄に掛かる。
小便だけでなく、生理中のようで血まで混ざっていた。
もしかして、大便も垂れ流しなのだろうか。
倉庫の中に籠った悪臭から、多分そうなのだろう。
光雄は一晩中眠れなかった。
翌朝、作業員がホースで重ねられた檻に水を掛けて洗って回った。
汚物は洗い流されたが、中の裸の人間はずぶ濡れのままだった。
その後、移動式の足場に乗って、作業員が檻毎に、僅かな時間だが、中の人間の口を塞いでる器具を外して、水と食べ物を与えてくれた。
光雄に食べ物を与えてくれた作業員は、多分優しい人間だったのだろう。
光雄が水に浸されて柔らかくなった古いパンを飲み込む間、これからの事を簡単に話してくれた。
お前達は、多分明後日の船で外国に運ばれる。
船に積まれても、多分船倉の中で今と同じように運ばれるだろう。
航海中は船酔い等で辛いだろうから、無理をしても今のうちに食べておけ。
逃げようとしたり、俺のような作業員に助けを求めたりしても無駄だ。
前にそうやって、見せしめの為に生きたまま解剖された女がいた。
生きていたら、良いこともある。そう考えるしかない。
それだけ言うと、また光雄にボールギャグを嵌めた。
光雄の上に重ねられた檻の女は、食べ物を与えられる前に暴れて、家畜用の電撃棒を当てられ気絶した。
光雄にこれからの事を教えてくれた作業員のように、優しい作業員ばかりではない。
昼頃、二人の作業員が倉庫に入って来て会話した。
新入りに前からいる先輩が色々教えてるようだ。
「先輩、臭いですね。でも、若い女の子ならともかく、何故男や年増とかも売られるんですか?」
「内臓移植用、医療実験用、危険な作業現場で機械を使うより安いから。
色々需要はあるもんだよ。」
「移植用って、死んじゃわないですか?」
「そのものズバリ、拷問処刑ショー用ってのもあるし、セレブの人肉グルメってのもあるそうだ。」
「料理の食材ですか?
美味いのかなあ?」
「人間の活け作り的なのもあるらしいよ。」
二人は全くの他人事として話していたが、それが聞こえた檻の中の人間には、たまらない恐ろしい話だった。
21/07/31 05:18 (0xlblhcy)
58
投稿者: 佳苗
その日の夕方、光雄が入れられている倉庫に、スーツ姿の男と、身なりの良い60年配の女が、作業員に案内されて入って来た。
作業員は光雄の上に重ねられた檻をフォークリフトで床に下ろすと、扉を開けた。
中から、髪の毛がぼうぼうで、顔も身体も血や汚物で汚れた30代の女が引き出された。
身なりの良い熟年女性は、その女をじっと見ていたが、いきなり膝まづいて抱き締めた。
「薫ちゃん!お母さんよ、薫ちゃん!」
錯乱していた娘も、やっとそれが母親であることが分かったようだ。
「お母さん!ごめんなさい!
あんな男に騙された私がいけなかったの!
本当にごめんなさい!」
悪い男から騙されて駆け落ちしたが、捨てられて売られた。
母親は必死に娘を探し、やっとスーツ姿の男性の力で、外国に売られる寸前の娘を助けることが出来たのだった。
もちろん、裏の世界のことだから、多大な費用も掛かったことだろう。
他の監禁されてる人間達は、「もう私は駄目だ..」と覚悟が決まりかけていたのに、そんな光景を見せられて、
「もしかしたら、私にも救いが..」
と再び苦しむことになる。
光雄も、誰かが自分を助けてくれないかと考えたが、兄一家とは最後に会った時に絶縁した。
初美は、今でも光雄のことを愛してくれているらしいが、こんな闇の世界で使う金なんか無い。
やはり自分は、外国に売られ、惨めな最期を迎えるしかないと泣きながら思った。

その頃、村では佳苗が、義母から頼まれて、米子の旅館の初美の世話をしていた。
光雄とのさいごの別れの後、ほとんど食べず、泣いてばかりだった。
夜になって家に帰ってきた佳苗に義母が
「御苦労様、変わったことはなかったかい?」
と聞い時、佳苗は
「あの、お腹に赤ちゃんが...」
と言い掛けた。
義母は驚いた!
佳苗のお腹の中の孫が?
佳苗さんの体調が悪い?
やはり、あの女の世話なんかさせるんじゃなかった!
そう思いながら、
「大丈夫かい?苦しいとか痛いとかするのかい?」
と聞くと、佳苗の話は全く違っていた。
「あの人、初美さんはお腹に赤ちゃんがいるんじゃないかと思うんです。」
義母は愕然とした。
全く考えてもいなかった!
どうしたものか?
直ぐに戻ってきたばかりの秀人を呼び、息子と嫁の佳苗も連れて米子の旅館に行った。
妊娠しているのは間違いないらしい。
相手は光雄しかいない、と初美は言う。
これはもう、産まれてくる赤ちゃんは、父親を諦めてもらうしか..。
そう考えていたら、突然佳苗が泣き出した。
「初美さんの赤ちゃん..、可哀想..。
お父さんがいないなんて...。」
佳苗は、同じ妊婦なのに、今の自分の恵まれ過ぎた環境に比べ、初美が可哀想でたまらなかったのだった。
しかし、あの男を助けたからと言って、誰が監督し面倒を見る?
おずおずと、米子が言った。
「家に取り嫁取り婿では..?」
「でも、あんたを襲った男だよ?」
初美が必死の形相で訴えた。
「私が、いえ、私とお腹の中の赤ちゃんが、あの人に絶対に悪いことはさせません!」
義母の腹は決まった。
「可愛い家の嫁を、泣かせるわけにはいかないからね!」
直ぐに秀人が、学校の同級生である佳苗の夫と二人で、あの倉庫へと車を飛ばした。
光雄の檻は、倉庫から運び出される為に、ブルーシートを掛けられてる途中だった。
光雄は助かった。
21/07/31 07:48 (0xlblhcy)
59
投稿者: 佳苗
村への帰りは、車は佳苗の夫である政雄が運転した。
秀人は万が一光雄が逃げようとした時に備えていたが、光雄はほとんど気絶したままだった。
それでも、恐ろしい夢を見ているようで、呻いたりうなされたりして、急に「初美!」と大きな声をあげて目を覚ますと、また気を失うことを繰り返していた。
村に帰りつき、光雄は米子の旅館に送り届けられた。
佳苗の義母珠美は、光雄に対して問答無用に
「お前は、これから一生ここで死に物狂いに働き、それで米子にやった積みを償うんだよ。」
と言い渡した。
その場には、他に米子、政雄、秀人、佳苗、そして美鈴がいた。
光雄は外国に売られるより、たとえ辛い重労働と毎日の拷問をされても、初美のいるこの村で生きたかった。 
出来れば初美の顔を見たかったが、会わせてくれ、と言える立場に無いことは、十分分かっていた。
珠美が続けた。
「初美は米子の養子になった。
もう誰からも風俗で働かされたり、恥ずかしい写真を撮られたりすることは、私と米子がさせない。」
光雄は聞いていて涙が出てきた。
ありがたい...。
俺がしたくて出来ないことを、この村の皆さんがしてくれたんだ..。
「ここには米子と初美の母娘二人が住み、お前は家畜として働くんだ。
また以前のようなバカなことをしないように、お前の一物と2つの玉は切り落とすからね。」
ああ、それであの美鈴さんがここに来ているのか..。
光雄は珠美と米子、そして美鈴の顔を順番に見て、そして言った。
「お願いします。
切り落としてください。」
途端に襖の向こうから女の泣き声が聞こえた、と思ったら、初美がとびこんで来て、光雄に抱きついて叫んだ。
「やめて!
この人に、そんなことしないで!
そんな、そんな可哀想なこと...」
そこまで言うと、光雄にしがみついたまま、気を失った。
「ああ、これはまずいね。
お母さんがこんなに興奮したり気絶したら、お腹の赤ちゃんがびっくりするよ。」
珠美が独り言のように言った言葉を理解するのに、光雄は数秒掛かった。
そして初美を抱き締めて泣き出した。
その場に、後は光雄が自分の氏名等を書き込むだけになっている初美との婚姻届の用事を残して、皆はその部屋から退散した。

自宅に帰って、政雄は嫁の佳苗から抱きつかれた。
「貴方のお陰で、あの二人と産まれてくる赤ちゃんが幸せになるんだわ!
あと男の人を助けてあげて、本当にありがとう!」
政雄はそれほど積極的に光雄を助けたつもりはない。
しかし、愛する自分の妻から、こうも感謝されるのは、悪い気持ちではなかった。
佳苗達の夜の生活は、佳苗のお腹が大分競りだしてきたことから、政雄は気を使っていたのだが、この夜は佳苗は積極的だった。
お前も疲れているはず、と政雄が言うと佳苗は
「では、せめてこのくらいはさせて...」
と夫の一物を自らの手で取り出し、頬擦りをすると本当に愛しげに口着けし、それから口に含んだ。
佳苗は夫が初めての男だ。
フェラのテクニック等拙いものだが、政雄にとっては、「可愛い妻が自分の小便を出すところを口でしてくれている!」と言う感動だけで十分だった。
小さな口で自分の大きいチンポをしゃぶってくれてる佳苗を上から見ているうちに、政雄もたまらなくなった。
佳苗を床に横向きに寝かせると、後ろから大きくなったチンポをぐいっと、しかし妻のお腹を気遣って挿入した。
佳苗の「はあーっ、あなた...優しいのね..」と言う可愛いため息を聞き、さっきの初美の泣き声や光雄の悲惨な体験に比べて、自分達夫婦がなんと幸せなのか、と改めて思った。
佳苗は、簡単に逝ってくれた。
政雄も気持ちよい射精が出来た。
佳苗が政雄のチンポと自分のつべを、ウェットティッシュで拭いてくれた。
政雄が佳苗の髪を撫でると、佳苗は直ぐにすやすやと可愛い寝息を立てて幸せそうな寝顔になった。
政雄は膨らんだ妻のお腹を撫でながら
「お前のお母さんは、とっても優しい女なんだぞ..」
とお腹の中の赤ちゃんにそっと話し掛けた。

21/08/01 09:55 (Z3KmGMk1)
60
投稿者: 佳苗
裕太は最近塞ぎ込んでいる。
元々明るい性格だし、がんばり屋で頭も悪くない。
悪くないどころか、成績は村の中学の1学年ではいつも3番以内だ。
母子家庭で母親の仕事の手伝いやアルバイトで、そんなに勉強する時間も無いが、集中力がずば抜けていた。
それに基本的には真面目なのだが、少し考え過ぎるところもあった。
村の鎮守様のお祭りで、好きだった咲枝が神様への貢ぎ物にされると聞いて、何とか助けたと冷たい川を泳いで結界の中に入ろうとした。
幸い自分も溺れず、咲枝ちゃんは無事に帰ってきた。
それどころか、人の居ない所で
「裕ちゃん、嬉しかったよ。
ありがとう..」
と言ってくれた。
裕太にとっても嬉しいことだったが、最近になって「自分がいくら咲枝ちゃんを好きでも、家が貧乏だし俺がまだガキだから、咲枝ちゃんと恋人なんかになれないんじゃないか..」
つまり、釣り合いが取れない、と思い込んでしまったのだ。
貧乏な俺となんて、咲枝ちゃんは付き合うのは嫌だろう。
いや、咲枝ちゃんと付き合うなんてしなくても良い。
でも、今の俺には、咲枝ちゃんが危ない時に、守ってやる力もない。
祭りの時は、神様から咲枝ちゃんを助け出そう、なんて思ったけど、結局溺れかけて青年団の人から少しも怒られただけだった。
そんな事をまだ13歳の幼い頭で悩んでいるうちに、事態は良くない方へと移っていった。
学校でも評判の良くない不良グループに、誘われ始めた。
頭も良くて力も度胸もある裕太をグループに引き込めば、喧嘩でもカツアゲでも上手くいくだろう。
三年生のグループのボスはそう思った。
裕太を遊び仲間にするのは、そんなに難しくなかった。
マンガやゲームを貸してやるだけで、それまでそんな娯楽にほとんど触れてなかった裕太は、なまじ真面目だから、ボスに恩を感じるまでになってしまった。
不良グループの流行りの遊びはその時その時で変わるが、最近の遊びはちょっと度が過ぎていた。
溜まり場にしている空き家で、ヌード写真が載った雑誌を読むくらいなら良かったのだが、やがて
「外に女の下着が干してたら、盗んでやろう。」
と、完全に性的犯罪へとエスカレートしたのだ。
これまで村の中で下着泥棒なんて、滅多になかった。
だから若い女の子のいる家でも、室内に干すなんてことはしたことがない。
それが僅かの間に、五回も被害があったのだ。
盗すまれたのは、上は30代から下は10代の女性のブラとパンツだった。
地元の不良少年達にとって、どの家の人が何時ごろ買い物に行く、とか、何時ごろ帰ってくる、とか知り尽くしてる。
盗んだ下着は、溜まり場でおもちゃにして、その持ち主を犯す妄想に浸っていた。
裕太は家が貧乏で働かねばならず、不良グループと一緒に行動する時間が無いのが幸いした。
それでもたまに溜まり場に行って、ヌード写真を見たり、盗まれた女物の小さな下着を見せられると、むずむずと道徳に反するいけない妄想が湧いてくるのを、どうしようもなかった。
年が明けたが、まだ冬休みの最中、不良達は溜まり場で駄弁っていたが、そのうちに
「1年の咲枝は可愛いな。」
と言う話になった。
不良グループのメンバーが、何度か声を掛けたりしたが、元々が真面目な優等生なだけに、相手にされなかった。
するとますます「高嶺の花を摘み取りたい」、と言う欲求が高まったわけだ。
ボスが音頭を取って、
「今度、咲枝が風呂に入っているのを覗こうぜ。」
「咲枝のパンツを盗んで、汚してやろう!」
と言う話に決まってしまった。
裕太が、「あそこの家はだめだよ!」と訴えても、もちろん聞いてもらえなかった。
かえってボスから、
「お前、まだパンツ盗みに行ってないよな。
明日の夜は来るんだぞ!」
と言われてしまった。

溜まり場から出て、一人で家に帰る裕太の心は重かった。
裕太は祭りの時に、一重の白い着物が水に濡れて張り付いた咲枝の可愛い胸をしっかり見ていた。
ませた男の子なら、そのシーンを思い出してオナニーするのだろうが、裕太はまだオナニー自体を知らなかったし、頭の中でも咲枝のそんな姿を想像するのはいけないことだと、思い込んでいた。
しかし、どうしても我慢できずに、以前見せてもらった可愛い咲枝ちゃんの、あの清らかな身体をそっと思い出すのが、裕太だけの、誰にも言えない秘密だった。
それなのに、明日は不良グループ皆で咲枝の入浴を覗き下着を盗むと言う。
いっその事、役場の近くにある駐在さんに打ち明けるか?
いや、いきなり警察ではなく、せめて学校の先生とか..。
すでに日は落ちて、帰り道は薄暗いなっている。
今日はお母さんは、町の病院の付き添い婦の仕事で遅くなるんだったな..。
お母さんが帰って来たら、お母さんに話そうか..。
でも、お母さんは女なんだ..。
こんな時に、お父さんがいてくれたら、僕にどうしろと言ってくれるだろう..。
そう考えて歩いていたら、後ろから足音がした。
子供ではなく、大人が二人らしい。
振り替えると、男と女、二人のシルエットが見えた。
顔は良く見えないが、どうも普通の感じと違う。
危険だとは思わないが、ただの村の大人ではないような予感がした。
いきなり男の方が言った。
「裕太!
貴様、ワシの嫁を奪ったな!」
大きくはないが、腹に響くような声だった。
僅かに声がくぐもっているような気がする。
二人がさらに近づいてきて、裕太はその訳が分かった。
二人は神楽の面を被っていた。
さらに男は神楽で着るような着物と袴だ。
男は裕太に詰め寄るように近づくと、さらに脅かすように言った。
「知らんとは言わせんぞ。
貴様、ワシへの貢ぎ物だった咲枝を、既に自分のものとしておろうが!」
混乱した頭の中で、裕太は
「この二人、もしかしたら神様?
だからお面を?」
と思い始めた。
「今回の貢ぎ物は、最近に無い美しい女童と聞き、楽しみにしておったのに、会ってみたら貴様の事が好きだと抜かしおった!」
「そればかりではない!
貴様、あの女童のつべも乳も見ているであろう!
正直に申せ!」
裕太は恐ろしかった。
神様が恐ろしいのもあったが、神様を騙して逃げようか、と一瞬でも思ったことが、もっと恐ろしかった。
「はい。
咲枝ちゃんの胸と割れ目、見せてもらったこと、あります。」
一度口を開くと、不思議と心が落ち着いた。
「よし、正直は誉めてやる!
しかし、貴様は今、汚れにどっぷり浸かっておるのが見えるわ!
良からぬことを、企んでおろうが!」
これで裕太の気持ちは決まった。
裕太は正直に、不良グループに入り駆けていること。
明日の夜、咲枝ちゃんの入浴を覗いたり下着を盗むために、一緒に行くことになっている、ことを打ち明けた。
「これだけです。
神様、僕に罰を与えてください..」
少しの沈黙の後、
「この、ばかもの!」
大声で怒鳴られた。
「貴様、明日のことは打ち明けても、お前の頭の中で咲枝を愛でていることは打ち明けなかったな!」
ああ、神様は見抜いておられる。
裕太は、
「はい、咲枝ちゃんの裸、何度も思い出しています。」
と打ち明けた。
神様はゆっくりと頷くと、後ろに控えていた女の神様に
「この子供、それほど穢れは深くないと見える。
あの社の軒を借りて、身体の穢れを払ってつかわせ!」
と命令した。
女の神様は白い帷子姿だった。
女神様は、裕太の手を引くと、社の軒先に座らせた。
21/08/01 11:44 (Z3KmGMk1)
61
投稿者: 佳苗さんの愛読者
なるほど~、光雄の落とし所はこう来ましたか~。
かなりキツい描写でしたが、救いがあって良かったと思います。それなりに報いもありましたし。
しかし尿道に竹箸で責められて、その後光雄のモノは使い物になったのか心配ですねw
ま、今後は村の下働きとして生まれ変わってくれればいいですね(^^)

そして少年編ですね~。虐待にならない範囲で仕込んでやってください。まだまだ楽しみにしています♪
21/08/02 09:53 (yavNoa/W)
≪ 前 110 11 12 13 1416 次 ≫
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information

ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。

Copyright © ナンネット All Rights Reserved.