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妄想小説③
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:妄想小説③
投稿者: 奈緒 ◆izXORZkVZs
あけましておめでとうございます。

この妄想小説も読者の皆様に支えられて、新しい年を迎えることが出来ました。
奈緒の公開オナニーショーだと仰る方もいらっしゃいますが、否定はしません。
私の恥ずかしい心の内側を露出し、皆様に視姦していただく愉悦から逃れられません。

思えば昨年5月に妄想小説を始めた時は、ただ高校時代に抱いていた恥ずかしい妄想を
誰かに読んでもらいたかっただけでした。
なのに話が進むにつれて、リアルタイムの私が登場し、さらに将来の願望(最近そう思う
ようになりました)である人妻が登場するに至って、この小説は私そのものになりました。

文章の稚拙さや辻褄が合わない部分は素人のご愛嬌とお目こぼしいただき、
どうか本年も妄想小説③をご愛顧賜りますようお願いいたします。

                                 奈緒
2014/01/02 14:23:40(AyTVfvX6)
77
投稿者: 奈緒 ◆izXORZkVZs
翌日、優理子は坂本の問題を話し合いたかったのだが、当の小谷先生は急な休みを取っていた。
それなら先に学年主任の室井先生に相談すべきかとも思ったが、優理子は思い直す。
小谷先生が不在の時に、担任でもなく赴任したばかりの自分が問題を荒立てるのは心情的に
憚られたのだ。
それに…昨日の深沢恵理子の態度も心に引っ掛かる。

屈辱的な行為を強要されているところに突然教師に踏み込まれて動揺していたのだろうが、
相撲部の稽古場から連れ出した後の恵理子の怯えようは異常だった。
哀れなほど肩を震わせ、悲痛な嗚咽を洩らしていたかと思うと
「私は好きで坂本さんたちのグループに入っているんです! もう余計なお節介はしないで!」
と優理子に食って掛かった。
「先生にはあなたが喜んで坂本君たちと一緒にいたようには思えなかったの。
何か事情があるのなら何でも言って…彼らも懲りたでしょう。
今後はあなたに指一本触れさせはしないから。」
恵理子を力づけるつもりで言った優理子だったが、かえって恵理子は思いつめた表情を浮かべ、
「八木先生は来たばかりであの人たちの本当の恐ろしさを知らないのよ!」
と言い捨て、優理子の元から駆け去ったのだった。
イジメに遭っている生徒がそれを認めがらないのは分かっていたが、恵理子の場合、さらに深い
事情があるように思えた。

(深沢さんにもう少し話を聞いてからでも遅くないか。)
優理子は空席の小谷先生の机に目を向け、溜息を吐きながら、小谷先生が出勤して来るまでは
この問題を公にするのを止めることにした。

14/05/09 20:50 (TQrorBtm)
78
投稿者: 奈緒 ◆izXORZkVZs
剣道の達人で涼やかな美貌の女教師は、彼女が人妻でまだ新任2日目だと言うのに、
生徒たちの憧憬と尊敬を一気に集めた。
小顔で色白の顔立ちに長い黒髪はあまりにも凛々しく、切れ長の瞳と引き締まった唇は
いかにも意思の強さを思わせる。
さりとて威圧感を与える訳でなく、しなやかな物腰と時折浮かべる笑顔は優美で清廉な
品格を滲ませて、自然と周りの者の心を取り込んで行くのだ。

*****

2年D組では優理子の評判でもちきりだった。
一人の生徒が過去の剣道大会の活躍をネットで集めたものをノートパソコンで流している
のを生徒たちが寄り集まって眺めているのだ。
いずれも素早い動きで相手を圧倒し、数々の試合を制した場面に続き、インタビューを
受ける優理子の清々しい美貌が纏められている。

『天才美少女剣士、全国制覇!』と題された動画はまだあどけない高校生自分の優理子が
こぼれんばかりの笑顔を向けている。
『白ユリ剣士、大学選手権4連覇!!』は大学4年生の時だ。
凛とした面持ちには風格さえ漂い、美しく成長した美貌は現在の優理子と変わらない。
旧姓の白木と優理子を縮めて『白ユリ』と愛称を付けられていたらしい。
社会人になって引退するまでの大会も、試合よりもむしろ面を取り、その美貌を表に出した
インタビュー場面に重きを置いた構成が多い。

「八木先生って剣道界ではかなり有名だったらしいぜ。何せアイドル顔負けのルックスに
この腕前だろう…剣道に関係ないファンも多かったらしい。」
動画を編集して来た生徒が自分のことのように鼻高々に解説する。
生徒たちも新しい担任の華々しい経歴に胸を躍らせる。

*****

同じ頃、生物準備室では武山先生が同じ動画をネット検索して眺めている。
「どこかで見た記憶があったが…苗字が変わっていたから分らなかったが、あの時の
『白ユリ』ちゃんだったか…」
稀代の女好きの武山先生は優理子の現役時代を知っていた。
もちろん剣道には何の関係もなかったが、一時マスコミが剣道界のアイドルとして
報じたこともあって、その可憐で凛々しい美貌に劣情を抱いたことがある。
「クソ…いい気になりやがって…あの暴力教師にやられたところがまだ痛むぜ。
ほれ、寺村…ちゃんと湿布を貼り替えてくれよ。」
武山は一昨日優理子にセクハラを試みて、逆に投げ飛ばされしたたか腰を打った箇所を
教え子の寺村優衣にマッサージをさせている。
同時に屈辱に顔を歪める武山をとりなすように水本淳子が机の下に潜り込み、肉棒を口に
含み夢中でおしゃぶりを続けている。
さらに伊藤琴乃はブラウスをはだけ、ノーブラの乳房を突き出し、武山が優理子への逆恨み
をぶつけるように乱暴に揉みしごく。

3人は元々武山のセクハラに悩まされ、小谷奈緒先生を信奉するおとなしい生徒だった。
武山は素直で暗示に掛かりやすい彼女たちの奈緒に向けられていた信頼と尊敬のベクトルを
奴隷に堕ちた奈緒を利用して自分に向けさせることに成功した。
今ではすっかり武山を崇拝し、武山の親衛隊になっているのだ。
「あぁん…大好きな武山先生に暴力を振るうなんて、八木先生を許せませんわ。」
武山に胸を揉まれる喜びに身を震わせながら琴乃が言った。
淳子もブラウスを脱いで、打ち身の部分にたわやかな乳房を押し当て、優しくマッサージを
続けながら、「武山先生は私たちがお守りします…」と言う。
2人に同意するように、優衣が一層強く肉棒を吸い上げ、激しく口を動かした。

(ニヒヒ…八木優理子…俺様に偉そうに説教したことを骨の髄まで後悔させてやるよ。)
武山は優衣の口腔に劣情を吐き出しながら淫靡な笑みを浮かべた。

*****

放課後、剣道場には剣道部員以外の生徒も多く集まっていた。
優理子が剣道部で模範試合を行うらしいとの情報が伝わり、彼女の勇姿を一目見ようと
いうのである。
すでに優理子の実績は生徒たちの評判になっており、愛用の剣道着と剣道袴に身を包んだ
優理子が颯爽と現れるとギャラリーから白ユリの異名も飛び交う。
(もう昔のことなのに…)
優理子は気恥ずかしさを感じながら、部員達の前に立つと気持ちが引き締まる。
伝統ある学院の創立以来の歴史を持つ剣道部も近年は実績も振るわず、部員数も減少して
いるらしい。
ギャラリーの数がはるかに多いのに苦笑いしつつ、それでも女子部員が数名いるのを
頼もしく感じる。

主将との立合いは部員たちも見学者たちも、目を瞠った。
防具を纏った姿ではそれが誰なのかは見分けもつかないはずだったが、その凛とした佇まい
はすぐに優理子であることが明らかである。
姿勢が良く、キビキビとした動きは高校の部活レベルとは一線を画していた。
正段の構えで剣先を交える姿も風格を感じさせ、さらに白百合が咲き誇るかのような
優美さを併せ持つ。
誰の目にも格の違いは明らかの通り、模範試合は一瞬で終わった。
さしもの剣道部主将も竹刀を一度も優理子の防具に触れることなく、鮮やかに面と胴を
打ち抜かれたのだった。

女剣士・八木優理子への賞賛の拍手喝采が鳴り止まない。
昨日の全校集会や教室での授業で生徒を魅了した優理子への一層の憧れは最高潮に達した。
その中に坂本と石田や小峰の姿もある。
(ククク…調子に乗っていられるのも今だけだぜ。俺たちに楯突いた落とし前はきっちり
つけてもらうからな。)
陰湿な笑みを浮かべながら坂本は小峰にある指示を出した。
14/05/11 12:33 (dqdr.FLy)
79
投稿者: 奈緒 ◆izXORZkVZs
(そうだった…今日から貴之さんは一週間の出張なんだった…」
学校で久し振りに竹刀を握り、満ち足りた気分で帰宅した優理子は少しだけ落胆した。
夫の貴之とは結婚して2年になる。
剣道とも教師とも全く無縁の人である。
彼女より2つ年下で、剣道で鍛えた優理子に比べれば優男の部類に入るが、そんな夫を頼りない
と思ったことは一度もない。
優理子は夫の思慮深く、思いやりのあるところが大好きだったし、夫を心の底から愛している。
男性の剣道家さえも恐れさせた白ユリ剣士は、夫には全幅の信頼を寄せる献身的な妻だった。

(それにしても小谷先生のお加減はどうかしら…)
一人なのでシャワーを浴びながら優理子は思った。
同僚の話では彼女が学期中に休むのは初めてのことらしい。
(あの教育熱心な小谷先生が電話連絡で休むなんて、よほど重病なのかしら?
彼女に電話番号やメルアドを聞いておけば良かった…)
一方、小谷先生の教え子である深沢恵理子とは昨日、相撲部の稽古場から救い出した時に
強引にメルアド交換していた。
優理子は彼女の話を聞こうと思ったが、生憎B組の授業がなかったし、数回教室を覗いてみたが、
彼女に会うことは叶わなかったので、昼休みにメールした。

『八木です。深沢さんが何かに困っているのなら、何でも相談してください。
先生は深沢さんの味方ですから、いつでも返事をしてください。
夫がしばらく出張でいないので、夜遅い時間になっても構いません。
深沢さんが先生を信じてくれることを祈っています。』

シャワーを終えても、恵理子からの返事は無かった。
その代わりに夫からのメールが届いていた。
優しさと愛情に満ちたおやすみメールである。
(貴之さんったら…)
その時ばかりは優理子は沈んだ気持ちも忘れ、夫にラブラブのメールを返した。

14/05/14 21:20 (E0tDKS3S)
80
投稿者: ヒロ ◆MhFJRYrrQk
優理子先生の旦那 貴之さん登場・・・。
白ユリ先生は出張中に奴隷へと堕ちて、ゆくゆくは貴之さんも・・?
夫婦奴隷の展開になれば、妄想小説初ですね・・。楽しみにしてますねー・・。
ところで奈緒さん、学校露出とトイレオナは継続できてますか?
マンション露出の経緯から、危ないことは自粛中かな・・。
14/05/14 22:42 (.JoSR1fD)
81
投稿者: 奈緒 ◆izXORZkVZs
優理子のスマートフォンがメール着信を告げた。
恵理子からのものだった。
本文には『助けてください』とだけ書かれている。
動画が添付されており、ファイルを開いた優理子は思わず目を背けた。
全裸の恵理子が縄で縛られているのだ。
腕を後手に縛られ、両脚をM字に固定された姿を俯瞰した後、縄が食い込みギリギリと
絞り上げられた乳房、そして隠す術もなく開いた股間のクローズアップ画面が続く。
さらに頭を押さえ付けられた恵理子の口には巨大な肉棒を咥えさせられている。

優理子はその動画が坂本たちに撮影されたものだと直感した。
恵理子が彼らのイジメの標的になっているのは疑うべくもない。
(許せない!)
同級生をここまで辱めて良い訳がない。
正義感の強い優理子は激しく憤り、肩を震わせる。

優理子には垣間見える動画の背景に見覚えがあった。
剣道部の道場だった。
さらに動画には撮影日時のデータが映っている。
9:40PM…たった今撮影されたものだ。

優理子は昨日、一度は恵理子を不良グループから解放しながら、手放してしまった
ことに自責の念を感じた。
遠慮などせず、強引にでも恵理子を自分の下に引き止めておくべきだった。
さらに言えば小谷先生の出勤を待つことなどせず、今日彼らを告発すべきだったのだ。
自分の行動が一日遅れたばかりに恵理子が男たちに蹂躙されている。

恵理子が自由を奪われているのなら、優理子に救いを求めるメールも、本人ではなく
不良たちが打ったものかも知れない。
もしそうだったら完全に優理子に対する挑戦状だ。
場所も学校の剣道場とは完全に優理子を舐め切っている。

(深沢さん、待ってて…今助けに行くから!)
校長や室井先生に連絡を取るべきとも思ったが、こんな破廉恥な映像をいくら教師とは
言え、異性の目に触れさせる訳にはいかない。
多感な少女の心に一生癒えない傷を残すことになる。
まず先に恵理子を助けて、映像を取り戻すのが先決だ。
優理子は家を飛び出し、タクシーで光教学院に向かった。
14/05/16 20:06 (BImpbGlj)
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