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熟女の妄想②
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:熟女の妄想②
投稿者: 美奈子 ◆VLmSMqpPSc
2つ離れた兄の友人・隆太のことを異性として意識しはじめたのはいつのことだろう。
中学、高校と兄と同じサッカー部だったこともあって、よく家に遊びに来ていたし、また隆太の家が父がおらず、看護師の母が忙しいこともあって、美奈子と駿と千晶、隆太とでディズニーリゾートに泊まりで遊びに行ったこともあった。
中学では、成績もよかったため、いじめられることはなかったが、読書やアニメなどを好むクラス内でも大人しいグループに属し、余り男子と接点もなかった千晶にとって、兄や父を除いては、唯一の心開いて打ち解けられる異性であり、隆太もまた妹のように可愛がってくれた。
そんななか、兄の友人ではなく、一人の憧れの男性として見るようになっていたのは自然だった。
高3の夏が過ぎ、サッカー部を引退し、受験勉強が忙しくなったためか、隆太が家に来ることも少なくなり、その後、兄が東京の大学に進学すると、隆太と会うことはなくなった。
兄たちの進学とともに自分も高校に入学はしたが、心の中に穴が空いたまま毎日を過ごしていた。
隆太と再会したのは、高校に入学して半年ほど経った頃である。
母から県内の大学の教育学部に合格したとは聞いていたので、もしかしたらどこかで逢えるのではという期待はあった。




 
2013/04/19 20:14:11(FUuvnrpw)
2
投稿者: 熟肉便器
続きをお願いします。
13/04/19 23:13 (xcyLnP4I)
3
投稿者: 美奈子 ◆VLmSMqpPSc
最初の方もまだ続けてますので読んでください
13/04/19 23:30 (FUuvnrpw)
4
投稿者: 美奈子 ◆VLmSMqpPSc
隆太と再会したのは、高校に入学して半年ほど経った頃である。
友だちとの学校帰り、繁華街を通り駅に向かう途中、店先でチラシを配る店員に声をかけられた。
「平日なら学生割引あるから良かったらどうぞ」
普段なら、チラシも勧誘も無視する千晶だったが、なんとなく声に惹かれるものがあり、店員の方を見て、お互いに声が出た。
「あれ、隆太くん?」
「あれ、ちあ?」
そう言って笑い合う二人。
「あっ高校、××女受かったんだっけ?
制服変わったら大人っぽくなっちゃったから気がつかなかったよ」
懐かしさと伝えられない隆太への想いに涙ぐみそうになりながら、話しかける。
「元気そう。バイトここでしてたんだ?
いつも通ってたけど気づかなかった。。」
「ここは2カ月くらいいるんだけど、いつも中だから。
あっ、友だち?同じ学校なんだ。優秀な学校なのにみんな可愛いね。
もし時間あるなら寄ってって。サービスするから」
ほかの二人も可愛いと言われまんざらでもないのか、笑って、「どうする?」という感じで千晶の方を見ている。
「じゃあ。。せっかくだから。。
隆太くんの営業に貢献ってことで」
内心、二人が可愛いと言われたことに嫉妬のような感情はあったが、とりあえずやっと逢えた隆太と接していたかったこともあり、店に入ることにした。
13/04/26 20:00 (nzKoba0f)
5
投稿者: 美奈子 ◆VLmSMqpPSc
チラシを一緒に配っていた同僚に渡し、隆太がフロントで対応してくれる。そしてそのまま部屋に案内された。
「携帯で登録してくれれば、ドリンクサービスするけど、とりあえずちあのだけで3人分つけとくから、アドレス教えといて」
そう言って渡された紙に、隆太が相手ということもあって、何の疑いもなく気安くアドレスを記入する千晶。
紙を受けとると、
「じゃ、ドリンク持ってくるから始めてて。久々にちあのアニソン聴けるかな」
笑いながら3人の飲み物の注文を聞き、部屋を出ていく隆太。
そのあとは千晶に質問が集中した。
進学先の高校は女子高だったが、県内でも指折りの進学校で、比較的真面目な子が多い。
その中でも千晶の友人たちは同じ美術部で、アニメやマンガを好むタイプが多かったため、異性と付き合う子もなく、隆太に可愛いと言われ高揚していた。
「誰?なんでちあって呼ばれてるの?」
「カッコいいじゃん、筋肉ついてるし、うちらのこと可愛いって」
隆太を独占したい、友だちにも秘密にしておきたかった千晶は内心いらっとしながらも、「お兄ちゃんの友だち」
とだけ答える。
「えー千晶ちゃん、お兄ちゃんいたの?お兄ちゃんもかっこいい??」
「さっきの人、大学生?どこ大?」
などとまた質問が膨らむ。
「本人に聞けば?それより歌入れてよ、あんま時間ないし」
うざい質問の連続をはぐらかすように、やや苛立った様子で言い、選曲を始めるが、友だち2人は止まらない。
「なんでぇ?千晶ちゃんばっか独占するなんてずるい」
「お兄ちゃん紹介してよ」
その時、ドアが開き、再び隆太が入ってくる。
13/04/26 20:31 (nzKoba0f)
6
投稿者: 美奈子 ◆VLmSMqpPSc
テーブルにお茶を置き始めると、2人の勢いも一瞬止まったが、お互い顔を見合わせると、一人が隆太に話しかける。
「あのぉ。。大学どちらなんですか?」
「あぁ、◯◯大だよ。教育学部。ちあんちみたいにお金持ちじゃないから、地元の国立」
先ほどからの苛立ちもあり、
「うち、金持ちじゃないもん!」
と怒ったように言う千晶。
「すごぉい。わたしも◯◯大目指します。そうすれば3つ違うだけだから、4年と1年で一緒になれますもんね」
「教育ってことは先生目指すんですか?」
「そう。でもこんなかわいい子ばっかりなら、××女に教育実習希望しちゃおうかな」
そんなたわいもない会話が交わされるなか、大音量で曲が始まり、3人の邪魔をするかのように唄い始める千晶。
そのあともしばらく話をし、拗ねた千晶の心のうちを知ってか知らずか、肩をポンと叩き、部屋を後にする隆太。
ようやく他の2人も選曲を始める。
好きな曲をうたい、千晶も少し気がおさまったのか、そのあとは3人で唄い盛り上がり、時間が過ぎた。
(こんどは一人で来よう)
友だちが少ないため、歳の割には単独行動には慣れている。
13/04/26 20:34 (nzKoba0f)
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