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1:密かな楽しみ~孝史と香奈~ 総合
投稿者:
自治厨
2009/04/09 02:05:36(fb/4vYbM)
投稿者:
自治厨
【01】
本田孝史(33)既婚・二児の父、地元の設計会社に勤務している。 背はそれほど高くなく痩せ型、切れ長の細い目でスーッ鼻筋が通り、無精髭 を生やした外見は、決して悪くはなく、どちらかと言うとモテる方なのだ が、生来の不器用さと職業上の出会いの無さで女遊びとは無縁であった。 孝史自身もそういった事に積極的になるほどの欲望は無く、女性との飲み会 があっても断ることが多かった。 給料は高い方ではなかったが妻のパート代と合わせれば贅沢しなければ普通 に暮らしていく事が出来た。 そんな普通のサラリーマンである孝史にも、誰にもいえない密かな楽しみが あった。 孝史は、仕事が終わると車に乗り込み帰路につく。が、たまに真っ直ぐ家に 帰らずある場所で車を停める。 市街地と住宅街を結ぶ国道の側道部。小さな山を突き抜けたこの道の周辺に は住宅は無く、街灯が遠い間隔で立っている。 時刻は午後7時47分。 孝史は市街地側へ車を向け、街灯の下に車を停めるとベルトをはずしファス ナーを開けボクサーパンツを下に少しずらしペニスを取り出した。 街灯の薄明かりに照らし出された孝史のぺニスは既に勃起しており、先端が テカテカと光っている。孝史は自らの手で握り締めると上下に動かし始め た。 暫くすると、孝史の車の前方から小さな明かりが3つ、フラフラと動きなが ら近付いてきた。 「あ・・来た・・・。」 そう呟くと握り締めた手を激しく動かした。 前方から近付いてきた光の主の姿が孝史の目でもうっすらと確認できた。 紺色の制服に身を包み自転車をこぐ少女たち。 ペダルをこぐごとに白い肌が露わになっている。 この道はごく少数の学生が通学路に使用しているがそれ以外は歩行者や自転 車は殆ど通らない。 孝史は興奮しながら激しく上下に扱いている。 やがて少女たちは孝史の車の目前に来た。 孝史が停めた側道より一段高い歩道を走る彼女達からは車の中は街灯の明か りで丸見えだろう。 やがて少女達は孝史のすぐそばを通り過ぎた。 彼女たちが通り過ぎる瞬間、最後尾の少女がこちらを見たかと思うと「あ っ!」という顔をした。 孝史はその少女と目を合わせないように一瞬顔をそむけるとすぐに振り返っ た。 少女もまたこちらを振り返った。 恐らくあの少女は孝史がしていた行為をはっきりと見たのだろう。 孝史はすぐに射精した。 ほとばしったザーメンは孝史の腹部に飛び散り衣服の一部を汚した。 「まいったな・・ティッシュ間に合わなかったよ。」 そう呟きながらも、あの少女に自慰行為を見せたという快感に未だ勃起した ままのベニスを扱き余韻に浸っていた。 「明日もあの娘はこの時間に通るだろうか?でも暫くはここは止めておいた がいいかな・・・。」
09/04/09 02:06
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自治厨
【02】
岡本香奈(16)高校一年生・卓球部所属、地元の高校に進学し自転車通学して いる。 身長162㎝体重46㎏、胸はさほど大きくないがくびれた腰に程よい大きさのヒ ップで均整のとれたスタイル。 ショートの黒髪に白い肌、二重瞼だが小学生の時から視力が悪くなり目を細 めるクセがある為かパッチリとは見えない。 顔立ちは端正なのだが、比較的地味に見えるため美人と言われた事は無い。 中学二年生の時に初めて告白され付き合う事になったが三回目のデートで普 段はおとなしい彼から無理やりキスされたのを最後に気まずくなって自然と 別れた。 中学三年生の時に好きな人ができたが、結局告白できずに卒業し会うことは 無くなった。 高校に入り友達の勧めでそれまでかけていた眼鏡をはずしコンタクトに変え た。自分でも驚くくらいに雰囲気が変わったように見えたが、相変わらずの 引っ込み思案と口数の少なさから仲の良い男子も出来ていない。 そんなごく普通の地味な女子高生である香奈にも、誰にも言えない秘密があ った。 香奈が小学生の時に両親の寝室でレディコミを見つけ、両親が留守の時は必 ず盗み読みしていた。 それは中学生になっても変わらず、たまに自分の部屋に持ち込み読みふけっ ていた。 また、七歳年上の兄の部屋で見つけたアダルトビデオを兄がいない間に拝借 し自室で観ながら、体が紅潮しなんとも言えない興奮に頭が真っ白になるよ うな感覚を覚えた。 中学二年生ともなれば同級生達からも自然と性の情報が入ってくるようにな り、「あの子はもうセックスしてる」とか「○○君と○○ちゃんもうしちゃ ったんだって」とか他愛もない話を聞くたびに母のレディコミや兄のアダル トビデオのワンシーンを思い出し友人達の横で顔を紅潮させ、あの頭が真っ 白になる感覚に身を震わせていくようになった。 オナニーを覚えたのは、ちょうどその頃。 兄の部屋から拝借したアダルトビデオを観ながら体を興奮に震わせていた時 に画面の中の女優が男の前でオナニーを始めた。 香奈は画面の中で自分の性器を指で弄る女優を見ながら、自らの手をスカー トの中に滑り込ませ下着の上から割れ目をなぞってみた。 鋭い痺れるような快感が全身に伝わり真っ白になっていた頭がとろけるよう な感覚に陥り、おもわず「ああぁっ!」と声を出してしまった。 無理もないだろう、今までさんざんいやらしいものを見て興奮し陰部を濡ら していても、火照る体を慰めることはせず、ただ悶々としているだけだった 体に初めて甘美な刺激を与えたのだから。 一度知った感覚は忘れることは出来ず、香奈はそのままうつ伏せになり膝を 立て尻をつきだしスカートを捲り上げると右手を下着の中にすべらせ陰部を 弄った。そのうちに一番感じる部分を見つけ出しやや尖ったその部分を集中 的にこすり始めた。 香奈は自分の性器から溢れ出す液体を指先に塗りつけながらクリトリスを中 心にこすり続けた。 愛液は止め処なく溢れ出し、白い綿の下着を半透明にし、太股の内側をツゥ ーッと流れ落ちた。 もう声を我慢する事も出来なくなり左手で口を抑え「ウーッ」と声を漏ら し、うつ伏せで尻を突き出しながら右手でクリトリスを激しく愛撫し、腰を がくがくと震わせるその姿は、性の目覚めというより「異常な性的欲求の目 覚め」を思わせた。 香奈はこの日、生まれて初めてオナニーをし、生まれて初めて絶頂に達する 快感を覚えた。
09/04/09 02:06
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自治厨
【03】
その日から香奈は、毎日のように自慰行為をするようになった。 オナニーがいやらしくはしたなく汚らしい行為だという気持ちや、オナニー の後に感じる背徳感はあったもののその快感を止める事は出来ず、翌日にな ればまた悶々としてくるのだった。 香奈は自分でも認めていた。自分が他人よりも性欲がある事を。 学校の水泳の授業では男子の体が気になり、自分のパソコンでする事と言え ばアダルトサイトを網羅する事が殆どだった。 しかし引っ込み思案で口数も少なくどちらかといえば地味な香奈が人一倍ス ケベな女だとは、廻りの友人達や家族ですら想像できなかった。 そんな香奈が変態的行為に興味を持ち始めるキッカケとなった事件が起こっ た。 放課後、卓球部の練習が終わり着替えをすませた香奈は部活の仲間である由 美と紗耶香と三人で帰路についた。 時刻は7時をまわった頃。 季節は秋から冬に変わろうとする時期。あたりはもう暗くなっていた。 三人は先輩の悪口や今晩のドラマについて談笑しながら自転車をこいだ。 口数の少ない香奈は機関銃のように喋る由美に相槌を打ちながらも、その傍 らでまったく別の話をしてくる紗耶香の話も聞かねばならず二人の会話の内 容などてんで頭に入らないのだが、その状況が面白く笑顔で二人をかわりば んこに見ていた。 おもむろに紗耶香が自転車を止めた。 香奈も由美もつられて自転車を止めた。 紗耶香が香奈をジーッと見つめている。 「え?なに?どうしたの?」 香奈は不思議な顔をして紗耶香に聞いた。 「ねぇ、香奈笑って。」 紗耶香が真顔で言うので香奈はなんだか可笑しくなって、ホントに笑いなが ら 「えぇ~?変だよ紗耶香ぁ。」 と紗耶香に笑顔を見せた。 「あんたって・・実は可愛いかったんだ・・・。」 紗耶香は真顔で香奈を見つめて呟いた。 「な!?なに言ってるの!?紗耶香の方が百倍可愛いよ!アタシなんてなん かオタクっぽいとか言われるし紗耶香はキレイな顔でなんか胸もおっきいし 目がきれいでそれから・・・!!!!?」 可愛いと言われた事の無い香奈は頭に血が上り、普段の口数少ない大人しい 香奈とは思えないくらい大きな声で身振り手振りを加えまくしたてた。 はっと我にかえり紗耶香を見た。街灯に照らされた紗耶香の顔はホントに綺 麗だった。長いまつげに大きな目、小さな顔。 紗耶香はジッと香奈を見つめていた。 「あの~、アタシもいるんですけどぉ?二人の世界に入らないでくれませぇ ん。」 ぶっきらぼうに由美が言った。 その言葉に紗耶香も香奈も何故だか可笑しくなって大笑いしてしまった。 暫く笑った後、紗耶香の顔を見るとお互い恥ずかしくなってまともに顔をあ わせられなくなった。 「帰ろうよぉ~。」 由美は一人仲間はずれにされたような気持ちになり先に自転車をこぎ出し た。紗耶香も香奈もすぐに後を続いた。 『なんだか変なカンジ。紗耶香・・なんか変な雰囲気でドキドキしたよ。で も・・なんだか楽しい。』 そう思い香奈はニヤけながら2人の後を無言で自転車をこいだ。 市街地を抜けて薄暗い国道の歩道を3人は無言で自転車を走らせていた。 前方の街灯の下に車が停まっているのが見える。 車道を時折通る車のヘッドライトが停まっている車を鮮明に映し出した。 人影が見えるどうやら運転手が乗っているようだ。きっと電話か何かしてい るのだろう。 その車の通り過ぎる時、チラリと中を見た。 「えっ!?」 運転手の右手が動いているのが見えた。 右手は股間から突き出た棒を握っている。 棒の先端は街灯の明かりに照らされたテカテカと光っていた。 一瞬。一瞬だったが確かにそう見えた。 香奈は振り返りその車の後ろ姿を見た。 『え!?アレってアレ?見間違い?でもアソコに手があったし・・え?ウ ソ?変質者?』 香奈は後ろを何度も振り返りながらさっきの光景を思いだそうとしたが、ほ んの一瞬の出来事だった為、そのシーンを鮮明に思い出す事は出来なかっ た。 香奈は紗耶香と由美にさっきの事を知らせようと思い声をかけようとした が、『なんか雰囲気が気まずいし・・・それに・・・なんて言えばいいの? 車のなかで男の人がオチンチン握ってたなんて口に出せないよ!』 結局、香奈はその光景を2人に伝えないまま別れた。 もし見間違えじゃなかったら香奈はあの車の中で男が何をしていたかを知っ ていた。 家に着いた香奈は着替えながら考えた。 『あれ絶対オナニーしてた・・・。見たんだ。間違いないよ。あんなとこで しなくったって・・・でも・・・初めて見た。』 何故だかドキドキしてきた。 香奈はその夜もオナニーして二度の絶頂を迎えてそのまま眠ってしまった。
09/04/09 02:07
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投稿者:
自治厨
【04】
次の日、学校で会った紗耶香はふつう通りに接してきた。昨日の気まずさが ウソみたいにいつも通りの紗耶香と香奈の関係に戻る事が出来た。 放課後になり紗耶香と由美が教室に呼びにきた。 「香奈ぁ、行くよぉ、早くしないと竹村先輩怒るよぉ?自分より先に来て用 意してないってさぁ。」 由実の話し方は何だか力が抜けて面白い。 「アタシら先にいってるから!」 紗耶香がそう言うと2人とも駆け出した。 「ゴメン・・すぐ行くから・・。」 香奈はそう答えたが、その声はやはり小さく、駆け出した2人には届かなか った。 急いで机の中のものをバッグに詰め込み、教室の後ろにあるロッカーから荷 物を取り出すと慌てて教室を飛び出し部室に向かった。 玄関をでて体育館の横にある部室の近くに来た時に紗耶香と由美の姿が見え た。 香奈は両手のバッグを持ち直しまた走り出したその矢先、段差に足をとられ 体勢を崩し前方に転がるように派手に転んでしまった。 ハッと我に返ると青い空が見えた。どうやら一回転して仰向けになったらし い。 「イタタタタッ・・・。」上体を少し起こして周りを見渡すと部活に行く途 中の生徒達がこちらを見てニヤニヤしていた。 『あちゃ~はずかしぃ。でも・・なんでみんなジッと見てんの?』 香奈がポカンとしていると紗耶香が何か大声を出して駆け寄ってきた。 「香奈ぁ!!スカート!!スカート!!見えてるって!!見えてるよ ぉ!!」 『紗耶香?何?なに言ってんの?スカート??』 香奈は自分の下半身に目を移した。 転んだ拍子にスカートはその殆どがめくれあがり白い下着が露わになってい た。オマケに投げ出した足は片方を立て片方を広げたまま股間を剥き出しに していた。 「・・・・ッ!!!!!」 声にならない声を上げスカートを戻し下半身を隠すと香奈の顔は見る見る紅 潮しその場にうずくまってしまった。 駆け寄ってきた紗耶香が凝視していたバスケ部の男子に喚き散らした。 「アンタ達!!何見てんのよ!!アッチに行きなさいよ!!見ないでよ!! お願いだから見ないでよ・・・。」 紗耶香は涙目になって周りにいた男子達を追い払っている。 『紗耶香があんなに取り乱してる・・アタシよっぽど恥ずかしい格好してた んだ・・・そんな格好を大勢の男子に見られたんだ・・・イヤだ・・・恥ず かしい・・・見られた・・・あぁ・・・ドキドキしてきた・・・紗耶香・・ なんで泣いてるの?・・・泣かないで・・・でも・・・恥ずかしいの に・・・ドキドキする・・・なに・・これ?・・・アタシ・・・濡れて る・・・なんで?』 「大丈夫?立てる?」 紗耶香が手をさしのべている。 由美は見ていた男子達を追いかけ回している。 香奈は紗耶香の手を握り立ち上がった。幸いケガは無いようだ。 「ちょっと腰が痛いけど・・大丈夫だよ。」 紗耶香は目をこすりながら良かったと言ってる。 「紗耶香?どうして泣いてるの?アタシ・・そんなに恥ずかしい格好して た?」 香奈は紗耶香の肩を抱きながら言った。 「うん・・あ・・違う違う!・・なんだかワカンナいけど香奈がすっごい転 んで暫く動かなくて・・・頭打ったかもとか思って・・・まわりのヤツらが ニヤニヤして香奈を見てるし・・・なんかムカついちゃって・・・わかんな いけど涙でてくるし・・・ふぇぇぇえん。」 普段はお喋りでギャル系に憧れてて男勝りなところもある紗耶香が、その綺 麗な顔をクシャクシャにして涙を流し香奈の胸に頭を預けていた。 香奈はそんな紗耶香が愛おしくなりギュッと抱き締めた。 由美は1人の男子に狙いを定めホウキを持って追い回している。 香奈は紗耶香を抱きしめながら先程の羞恥を思い出し、またあの複雑な感情 が湧き上がってきたのを感じた。 『アタシ・・・見られて興奮してる』 その夜、香奈は昼間の羞恥を思い出しながら、さらに複数の男の前で服を脱 ぎ脚を広げオナニーをしてみせる自分の痴態を妄想しながら激しくオナニー し絶頂を迎えた。
09/04/09 02:07
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投稿者:
自治厨
【05】
『遅いなぁ・・連絡もしないし、携帯もつながらない・・・何かあったんだ ろうか?』 孝史は居間のソファーに座りビールを飲みながら呟いた。 午後11時過ぎ。 妻の陽子がまだ帰って来ない。 今日は土曜日だ。妻のパートは休みのはず。 しかし、孝史が久し振りに早く帰宅すると家には誰もいなかった。 実家に行ったのかと思い電話をすると、朝の内に仕事だからと言って子供を 預けに来たらしい。 子供達はおばあちゃんの家に泊まりたいと言うので甘えることにして陽子の 帰りを待ったが、未だに帰ってこない。 流石に普段大人しい孝史もイライラしてきた。 『まさか出て行ったんじゃ・・・。』 不安になった孝史は、陽子の寝室へ行ってみた。 荷物はある。 いつもと変わらない。 出て行くなら私物をある程度持って行くはずだ。 孝史は少しホッとして寝室を出ようとした。 「ん?」 化粧台の上に見慣れない香水がある。見るからに高そうだ。 陽子は香水などつけたことは無い。苦手だと言っていた。 半分くらい使ってある。 孝史は自分が知らない陽子を見たような気がして不安になった。 「まぁ、アイツも女だし・・・香水ぐらいつけるさ。たかが香水で疑うのも おかしな話だ。」 無理にでも楽観的に考えようとするが胸の中のモヤモヤは大きくなってい く。 孝史は化粧台の前の椅子に座り部屋を見回した。 この家を建てた時、陽子は自分の寝室が欲しいと譲らなかった。 夫婦なんだし一緒の部屋でいいじゃないかと言う孝史に陽子は 「いくら夫婦でもプライベートな事だってあるでしょ?」 と言った。 そんなものなのかと考えたが、例え孝史が駄目だと言ったところで陽子は言 うことを聞かないだろう。勝手に話を進めて自分の意見を押しとうすに違い ない、陽子はそんな性格だからと諦めたのを思い出した。 洋服ダンスが少し開いている。 孝史は閉めようと思い、立ち上がってタンスの取っ手に手をかけた。 『まさか洋服だけ持って出て行ったとか・・・。』 孝史はタンスの扉を開けてみた。 沢山の洋服が下がっている。 しかし、その半分以上は孝史が見たことの無いものだった。 大してオシャレに興味も持たない陽子にしては若い服が多い。 『なんだアイツ、いつの間に?』 孝史のモヤモヤは一気に膨らんだ。 『まさか・・・アイツ浮気してるんじゃ?』 決して考えたくは無いが、今日の陽子の行動に香水、そして孝史が見たこと のない洋服がその疑いを強めていった。 その時、玄関の扉が開く音がした。 孝史は急いで陽子の寝室を出て居間に戻り、何食わぬ顔でビールを握った。 「あら?アナタ帰ってたの?」 孝史の後ろから声がした。 「ああ、今日は早く帰れたんで。でも遅かったじゃないか。電話しても繋が らないし。何かあったの?」 孝史はなるべく平静を装って陽子の方へ振り返らずに聞いてみた。 「ええ。急にパート仲間が休んじゃって変わりに出勤したの。子供達は実家 に頼んだわ。」 「ああ、電話してみたよ。アイツらおばあちゃんの家に泊まりたいって言う からお願いしたよ。」 そう言いながら振り返ってみた。 陽子は、やはり見たことのない服を着ていた。 いつも見慣れた陽子の雰囲気とはまるで別人のようだった。 ちょっと見たところ子供を二人産んだ主婦とは思えない。よく似合ってい た。 「どうしたんだよ?普段はそんな格好しないのに?いや・・・似合ってるけ ど・・・。」 「ええ・・・たまには・・・ね。」 それ以上陽子は喋ろうとせず上着を脱ぎ始めた。 「あ・・・風呂、沸かしておいたよ。オレもう入ったから。」 聞きたい事はたくさんあったが孝史の性格では、それ以上詮索する事は出来 なかった。 「今日は疲れたからもう寝るわ・・。」 そう言うと陽子は自分の寝室へ行ってしまった。 このやりとりの間中、陽子は孝史の方を見ようとはしなかった。 『やれやれ・・・まいったな・・・よくわからない。絶対に怪しいのに証拠 なんてないし・・・。どうすりゃいいんだ・・・・・・・寝よう。』 一晩眠れば、このモヤモヤも消えるだろうし、陽子に限って浮気なんてな い・・・孝史はそう自分に言い聞かせて布団に入ると目を閉じた。 次の朝、目を覚ました孝史は台所に行ってみた。 いつもならば日曜日でも朝早くから陽子が朝食の用意と洗濯をしているはず だが、今朝は静まり返っている。 『えらく疲れているんだろうか?昨日ホントに浮気じゃなくて仕事してたん なら疲れているんだろう。はっきりしないが、取り敢えず、たまには家の事 もしなくちゃな・・・。』 普段から仕事で遅い時間に帰宅し、ここ最近は休日も出勤していた為、家の 事はおろか子供達の顔さえマトモに見ていなかった孝史は、陽子に対して多 少申し訳ない気持ちになっていた。 『たまには家の事だってしなくちゃな。』 孝史は風呂場に向かい洗濯カゴの中身を洗濯機に放り込み始めた。 ふと床を見ると、昨日洋子が着ていた服が丸めて置いてあった。 『夜中に起きて風呂に入ったのか。』 そう思い、丸められた服を拾い上げると洗濯機に放り込んだ時、ハラリと白 いものが落ちた。 孝史が見たこともない小さな布切れ・・・面積の小さいTバックの下着だっ た。 『こんな下着つけてるのか!?仕事に行く時に?普段はおばさんみたいなデ カいパンツはいてるくせに?』 何故だか見てはいけないものを見たような気がしてきた孝史は、洗濯機の中 の洗濯物を洗濯カゴに戻し、丸められた陽子の服に下着を入れると、また元 の床の上に置き、自分がここにいた痕跡を消して台所に戻ると煙草に火をつ けた。 『昨日から俺の知らない陽子がいる。陽子・・・いったい何なんだ。おかし いじゃないか・・・ただの気紛れなのか?それとも男が出来たのか?』 孝史の煙草を持つ手が震えていた。
09/04/09 02:08
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