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14才の頃、俺は田舎の寺の小坊主だった。
俺の母親はシングルマザーで、生活苦から、俺が5才の時に、母の兄が住職をしていたその寺に俺を里子に出した。 住職は妻帯してはいけない宗派だったので、最初から俺を寺の跡継ぎにするつもりだった。 そこは村にひとつしかない寺で、葬儀や法事に欠かせない存在のため、村人から大事に扱われ、経済的には裕福だった。俺も引き取られてからは衣食に困ることはなかった。 ただ、小学校に上がった年から、学校から帰ると境内の掃除などの手伝い、読経、住職の法話。法事の時には一緒に連れていかれて手伝いをやらされた。友達と遊ぶ暇もなかった。 それよりも辛かったのは、女子と付き合えないこと。 彼女どころか、女子とふたりでいるだけで、すぐに村の大人に見とがめられ、住職に通報された。その都度1時間以上正座して説教。 いつしか女子の方でも俺を避けるようになって行った。 高学年になるとその辛さが身に沁みて来たが、住職の跡をついで坊主になるのだから、仕方ないことだと諦めていた。 中学に上がったばかりのある日、俺は住職に、蔵の中の掃除を命じられた。 鍵を借りて一人で蔵に入り、古い書物の束を持ち出して埃を叩く。 書物の殆どは、難しい漢字だらけで読む気にもならなかったが、束をいくつかどかすと、隙間から革の手帳がこぼれ出てきた。 開いてみると中には、日付の次に、女性のフルネーム、そのあとは、当時の俺には読めない漢字が多くて分からなかったが、なんとなく女の身体の特徴について書いてある感じだった。 手帳の最後のページには、持ち主のサイン。先代の住職のものだった。 『この寺の住職が、なんで女の名前なんか?』 俺には訳がわからなかったが、とんでもない秘密を見つけてしまったような気になり、その手帳はシャツの中に隠して自分の部屋まで持って行き、本棚の奥に隠した。 その村の子供は、小中学校合わせて20人あまり。その他に、村外の高校に通う高校生が何人かいた。 俺はその中で一番秀才と呼ばれていた、3年生の先輩の家を訪ねて行き、蔵の中で見つけた手帳を見せた。 先輩はそれを読むとすぐに、ニヤニヤ笑いだし 「こりゃあ、村の女たちの観察日記だな。書いたのは、先代の住職か?」 俺は頷き 「住職が…なんで?」 まだ信じられない思いで聞いた。 「寺の坊さんも、男だっていうことだろ……だが……待てよ…」 読み進める内に、先輩は真顔になり、やがて手帳を閉じると俺にこう言った。 「爺さんたちが話してるのを聞いたことがある。昔この村に、若い娘の嫁入りが決まると、旦那の家に行く前に、村のお偉方に一晩抱かれるという風習があったらしい……たぶんこれは、それだ。」 それを聞いて俺は衝撃を受けた。 俺が絶句していると、先輩は続けた。 「お偉方って、名主とか村長のことだと思ってたが、住職も、だったんだな…」 聞いてる内に俺は、腹が立ってきた。 仏の道だとか言って、俺にはさんざ我慢させておいて、なんだこれは? こんな汚い寺の跡継ぎになるために、俺は辛抱してきたのか…… そんな汚い村のために、5才の俺は、母親から引き離され、ここへ連れて来られたのか…… 先輩に礼を言って、寺に戻ったあとも、どうにも腹の虫が治まらない。 『どうしてくれようか。こんな村、飛び出して母親の所へ戻ろうか…』 だが、まだ働けない中学生の俺が転がり込めば、母親はまた、生活に困るだろう。中学卒業までは、なんとしてもここにいなくてはならない。 出て行かないで、この寺や村に復讐する手はないだろうか? 何か、この村の宝物を奪うとか、台無しにしてやるとか… その時俺は、ひらめいた。 この村は昔から、周囲から『べっぴんの里』と呼ばれていて、求められて、大きな街の金持ちの所へ嫁に行った娘も、少なくない。 そう、この村の宝物は、若い娘たちだ。 ならば俺は、こいつらを片っ端から食い散らしてやる! そう決心した。 だが残念なことに、俺は中学生の割にチビで華奢だったので、体格のいい成人の女だと返り討ちに会いそうだった。 かといって、あまり小さな女の子だと、挿入した時にアソコが裂けたりして、大騒ぎになりそうだ。 俺は村の少女たちの内、レイプできそうな少女たちの名前をノートに書き出した。 美少女ということで言えば、村長の娘、俺と同学年の舞。 襲いやすさなら、小5の沙弥だろう。 顔も可愛いが、すごく大人しく、強引に迫れば何でも言うことを聞きそうだった。 そして、村でただ一人の女子高生、ひろ子。 美人で優しい彼女は、俺たち中坊から『ひろ姉』と呼ばれ、憧れのマドンナだった。 学年で言えば、この3人の間に、中3の裕子と小6の美樹がいたが、裕子はデブス、美樹はメガネブスだったので、ノートに名前を書いたあとすぐに二重線で消した。 当時俺は童貞だったから、記念すべき初体験の相手は、3人の内、誰にするか、慎重に検討した。 最初で失敗して逃げられ、村中に噂が広まったら、2番目も何もない。 やはり最初は沙弥か? ……だが、結局俺は、ひろ姉を選んだ。 彼女は背も俺と同じくらいあり、高校の部活で剣道をやっているらしく、うっかりすると撃退されるかも知れなかった。なのになぜか? 要するに俺は、彼女が好きだったのだ。 復習だの、レイプだのと言ってはいても、僧侶になるのをやめて、女の子とセックスをすると決めたからには、最初くらいは好きな子とヤッて、いい思い出にしたかったのだ。
2017/10/30 19:30:26(5uMSdHBr)
投稿者:
よばい屋
舞とヤッた日から1ヶ月ほどたったある日、住職が隣町の病院へ行くというので、朝から寺は俺ひとりだった。住職はこの頃から体調を悪くして、病院へ行く日が増えていた。
学校が終わり、寺へ帰ると、俺は山門の所で舞が来るのを待った。 一本道の向こうから歩いてきた舞は、山門の脇に俺を見つけると、キッとした表情になり、速足で俺の方に近づいてきた。 俺の前に立ち止まると俺に… 「誰を待ってるのよ?」と聞いた。 「別に…」 「また誰かとヤるんでしょ?美樹ちゃん?夕子さん?」 「あんなブス、相手にしねぇよ」 「じゃあ誰よ?」 ここまでの会話で、舞が俺にヤラれた事を恨んでいる訳ではないと感じたので、俺は次に『お前だよ』と答えようとした。 だがその前に舞は、鞄を開けて中かから小さな箱を取り出し、俺に差し出した。コンドームの箱だった。 「これ、使ってあげて。今日がたまたま危険日だなんて、滅多にないことだけど、それでも女の子にとって、中で出されるのは怖いよ…」 俺に箱を差し出しながら、柄にもなく恥ずかしそうに俯く舞。そのようすを見て俺は、舞が誰のために、この箱を村長の寝室から盗んで来たのか、理解した。 俺は箱を受けとる代わりに舞の手首を掴み、蔵の方に歩き出した。 「ちょ、ちょっと!」 そう言いながら、舞は素直に着いてきた。 蔵に入り、鍵をかけると、舞は自分から6枚畳に座った。 俺もその横に腰かけ、肩を抱き寄せた。舞はちょっと身体を強ばらせながら 「あたしを待ってたの?」と聞いた。 「ああ」 「なんで?他の子でもいいじゃない」 「俺たちは、セックスの相性がいいみたいだからな」 「なによそれ?」 舞は少し不満そうだったが、それ以上は何も言わなかった。 今になって思えば、この時舞は、もっと他の言葉を聞きたかったのかも知れない。だが単純なガキだった俺は、そんな彼女のことをいとおしく思うことはなかったし、舞が2回目をやらせてくれる理由についても、『こいつもセックスの気持ち良さに目覚めたんだな』としか思っていなかった。 俺は舞を6枚畳のベッドに押し倒そうとした。だが逆に、彼女は身をよじって俺の肩を押して倒し、その上に覆い被さった。そして俺が呆気に取られている間に、この間とは逆に、俺の膝の上辺りに尻を降ろし、マウントポジションを取った。 俺は一瞬、この間の報復に、ボコボコにされるんじゃないかと警戒したが、さすがにそんなことはなく、舞はなんと俺の短パンとトランクスを脱がせに掛かった。 舞の手首をつかんで蔵に引っ張ってきた時から、もちろんチンポは勃ちっぱなしだったので、トランクスを降ろされるとすぐに飛び出して、真っ直ぐ上を指した。 舞はおそるおそる、その根元に手を延ばし、握った。 「舞?何を…」 舞が何をするつもりなのかは、状況から明らかなのだが、それでもまだ俺には信じられなかった。 俺のチンポを握り、しばらく先端を見つめていたが、やがてゆっくりと唇を近づけ、パクっとくわえた。 「あっ!ああっ!」 驚きと、舞の口の中の気持ち良さに、俺は情けない声を上げてしまった。 その反応がよほど嬉しかったのか、舞は柔らかい舌を亀頭に絡め、唇をすぼめてカリを刺激した。 「舞、やめろ… 口の中で…出しちまう…」 だが俺がやめろと言うほど、舞の舌と唇が激しく責め立てて来て… 溜まってたこともあり、俺は5分もしない内に激しく射精させられてしまった。 俺の精液を全部吸い取ると、舞は苦そうな顔をして、それをティッシュに吐き出した。 そして勝ち誇ったように 「どう?」と聞いてきた。 「す、すげぇ気持ちよかった…」 すると舞は、ちょっと意外そうな顔をしたが、 「そう…よかったね。でもこれでもう今日は、挿れられないね?」 それを聞いて俺は、舞がなんでこんなことをしたのか分かった気がした。 負けず嫌いの彼女からすれば、幼なじみの俺に処女を奪われた事よりも、俺に力づくで組伏せられ、おっぱいやアソコを好きになぶられた事がしゃくだったのだろう。その仕返しに今日は俺を組伏せ、チンポをなぶり、1ヶ月もの間、再び舞の膣に挿入する時を待ちわびていた俺から、そのチャンスを奪ったのだ。 俺にしてみれば、思いがけず村一番の美少女にフェラしてもらって、2回目のセックス以上に嬉しかったのだが。 実際、その頃の俺のチンポはほんの10分もすれば回復し、挿入できるようになったのだが、俺は敢えて 「今日はな。だが次にヤる時は、絶対挿れてやるからな」 と、負けを認めながら次に繋げようとした。すると舞も 「次も、また先に全部吸い取ってやるんだから!」 と言った。 挿れるのでも吸い取られるのでも、これからも舞と身体の関係が続く。 俺は単純にそのことを喜んだ。 それからも、俺と舞は、住職が病院に行く日を狙っては、蔵で互いを貪り合った。だがどちらも、愛とか恋とか言い出さなかったので、セフレみたいな関係だった。そんな日々が、ふたりが高2になるまで続いた。
17/11/13 20:50
(7pavyqzz)
投稿者:
(無名)
これは大作の予感
17/11/14 22:27
(2AmDN2N1)
投稿者:
よばい屋
俺たちが高2の時、ずっと体調が悪かった住職が、とうとう入院した。医者の見立てでは、もうそんなに長くはないとのことだった。
すると当然、寺の跡取りをどうするか?ということが問題になる。 そのことについて、村長他、村の主だった連中が集まって話し合うことになり、俺もその場に呼ばれた。 始めに村長が口を切った。 「住職が倒れたってことになりゃ、順当なら、ゆうをすぐにでも本山に修行に行かせて、後を継いでもらわなきゃならん。だがその前に確かめにゃならんことがある」 そう言って俺を睨み、 「ゆう、お前うちの舞とつきあってるのか?」と聞いた。 俺は黙って頷いた。 「身体の関係か?」 俺がもう一度頷くと、隣に座っていた助役が 「か、戒律を破ったのか?うちの宗派の坊主は…」とがなり出した。 俺はこの助役が大嫌いだった。 俺はそいつを無視して、黙って例の先代住職の手帳を、村長に差し出した。 受け取って読む内に、村長の顔が見る見る青ざめて行った。 「それ、先代の住職のだって。戒律、守ってねぇよな?」 村長は無言で手帳を助役に手渡すと、しばらく黙り込んだ。 助役は受け取って読むと「あっ!」と短く叫んだ。 その手帳には、住職たちにヤラれた娘のフルネームと、裸の特徴。胸やアソコの形とか、挿入された時の反応など、かなり細かく書き込まれていた。 その後名字が変わったり、他の村に嫁いだりしたためか、俺には知らない名前ばかりだったが、村長たちには知った名前もあったのだろう。 「……それで?ゆうも先代の真似をしたって訳か?」 「俺は、他の男と結婚するはずの娘を、ヤッたりしてねぇよ。ただ、戒律を守る必要はねぇと思ったから、好きな女にヤラせてもらっただけだ。」 俺が言うと、村長はまた黙り込んだ。助役も他のおっさんたちも、同じだった。 やがて村長が 「わかった。だが、それを知って、お前に住職を継がせる訳には行かねえ。東京の母親の所へ帰ってもらうしかねえだろうな。」と言った。 汚い寺と村への復讐を始めた時から、この展開は覚悟していた俺だが、これまで散々修行だの寺の掃除だのさせておいて、都合が悪くなると、こんなにあっさりお払い箱とは!さすがに腹が立って、村長や他の連中を睨み付けた。 だが村長は意に介さず、 「もちろん、只とは言わねぇ。それなりのもんは用意させてもらう。まあ、こっちの都合で帰すようなもんだからな」と言い足した。 それなりとは、手切れ金のことだろう。どの程度の金額かわからないが、思えば村の宝の3少女の処女をもらい、坊主にならずに済む上に、金までもらって母親の元に帰れる。悪い話じゃなかった。 「分かりました」俺が承諾すると、そういうことに決まり、寄り合いは解散になった。 助役たちに続き、俺も部屋を出ようとすると、村長が 「ゆう、待て。ここからは舞の父親としての話だ」と引き止めた。 俺が座り直すと 「俺の大事な一人娘をキズモノにしたんだ。キチンと責任を取って貰うぞ!」と恐い顔を見せた。 「責任って、どうすれば?」 俺が聞くと、 「そりゃあ、娘の話を聞いてから決める。いいな?」 俺はだまって頷くしかなかった。 その日の夜、俺が本堂の奥の自分の部屋で寝転がっていると、いきなり玄関が開いて、誰かがヅカヅカと上がり込んできた。 俺はギョッとして布団の上に身を起こした。 挨拶もせず勝手に入ってきたのは、舞だった。 泣き腫らしたような赤い顔で俺の布団の横に座ると 「まったく!なんでこんなことになるのよ!」と怒鳴った。 「どうした?」 俺が聞くと、舞は 「お、お父さんが、お前みたいな恥知らずな娘は村に置いとけないから、追い出すって。ゆうちゃんに、と、東京へ連れてってもらえって…」 そう言って涙をボロボロ落とした。 俺は『村長が言ってたのは、こういうことか…』と理解した。 「俺と一緒に東京へ行く…嫌なのか?」 俺が尋ねると 、舞は 「あ、あんたはどうなのよ?こんなの連れて帰って、お母さんに怒られない?」と聞き返した。 「俺は別に構わねえ。お前はこの村一番のべっぴんだし、村の宝だからな。持っていっていいというなら、ありがてぇ話だ」 「なによ!人を物みたいに… 私、しつこいよ?一度村を出たら、もう帰るとこなくなっちゃうし、後で帰れなんて言われても…」 「そんなこと言わねぇよ…」 すると舞は 「お、お嫁さんにしてって、言うかもかもよ?私キズモノだもん。もう他にもらってくれる人もないし…」 と、これでどうだ?というような顔で俺を見た。 「ああ。お前がそうしたいなら、それでも構わねえ」 これにはさすがの舞も面食らったようだった。 子供の頃から、結婚はしない、一生独身だと思い込んで過ごしてきた俺にとって、誰かと夫婦になって暮らすというイメージが乏しかった。僧侶になるのはやめると決意してからも、すぐにこの舞とセフレのような関係になってしまったので、他の女に恋をする間も、将来をイメージすることもなかったのだ。 「そんなら…ゆうちゃんもそれでいいなら… 言ってくれてもいいんじゃない?」 「何をだよ?」 「だから!…」 真っ赤になってうつ向く舞。俺には彼女が何を言わせたいか分かってきた。 「やだよ。そんなのいまさら照れくさい …」 「何でよ?いいじゃない!そうなんでしょ?」 俺は返事の代わりに、舞の細い肩を抱き寄せ、顔を覗き込むように唇を寄せた。舞は眼をつぶり、軽く顎を上げて受け止めた。 あの日以来、何度となく身体を重ねた俺たちだったが、キスをしたのはこの時が初めてだった。 だが俺がそのまま、ブラウスのボタンを外しながら布団に押し倒そうとすると 「ちょっと!ごまかさないで!ちゃんと言って!」 と舞が抗議した。 それでも、ブラウスの前を開き、背中に手を回してブラのホックを外そうとすると、少し背中を持ち上げて協力してくれた。 3年前に比べ、ふた回りも大きくなった舞のおっぱい。勃起前からしっかりと乳首の形になっているそれを口に含み、太ももを撫で上げながらプリーツスカートの中に手を入れると 「あっ…んっ…ゆ、ゆうちゃ… 言って… あたしのこと… あっ!…んんっ…」 あとは夢中になり、あえぎ声しか出せなくなった。 両方のおっぱいを交互に嘗めながら、パンツを脱がし、大きく脚を広げさせた。思えば、舞をレイプした時以来、ヤる時はいつも蔵の6枚畳の上。布団の上でヤるのは初めてだった。 さすがに今日は舞も、ゴムを用意してなかったので、3年ぶりに生で挿れる。初めての時は食いちぎられるかと思うくらい、固く強く、俺を排除するように締め付けて来たが、今は柔らかく絡み付くように俺のチンポを迎え入れてくれる。 「これを…この身体を東京に持って帰っていいのか」 腰を振りながら、俺は村長に感謝したい気持ちでいっぱいになった。 それから1ヶ月後、俺と舞は村を出て、東京のお袋のアパートに転がり込んだ。着いた時、舞はお袋に 「不束者ですが、これから宜しくお願いします。お母さん」と深々と頭を下げた。それを見てお袋は、ずいぶん胸を撫で下ろしたようだった。俺が事前に電話で「村長の娘といい仲になったのがバレて、追い出されることになった」とだけ説明しておいたので、どんな奔放な我儘娘が来るかと心配していたのだそうだ。 舞は東京の普通高校に転入、俺は定時制に転入して近くの工場で働き始めた。村からもらった金はあったが、そんなものは贅沢をしていたらすぐになくなってしまう。俺の身勝手で戻ってきたのだから、お袋に金の苦労をさせるのだけは嫌だったからだ。 俺が定時制を卒業した後、俺達はお袋のアパートから出て、別のアパートでふたり暮らしを始めた。同棲だ。 舞は相変わらずツンデレなので、ふたりでいてもイチャイチャすることはないが、多分このまま行けば、いずれ入籍して夫婦になるのだろう。 俺は未だに、あのとき舞が言わせたがっていた言葉を言ってやってない。今さら照れ臭いというのもあるが、それを言ったら最後、ひろ姉や沙弥の処女を奪ったことも、あの汚い村への復讐なんかではなく、ただ自分の性欲を満たしただけのことになっちまいそうで、踏み切れないのだ。 だが、俺たちが村を出てからもう10年。住職は亡くなり、ひろ姉も沙弥も嫁に行ったと聞いた。さすがにもう時効なのかもしれない。 そろそろ、言ってやった方がいいのだろうか。
17/12/12 13:45
(2K31M0a7)
投稿者:
猿
この展開だと最終回なのかな?よばい屋さん次回作を期待してます.
17/12/14 02:30
(lODf9cY6)
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