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1:あるAVからの妄想
投稿者:
(無名)
連休を利用し姉夫婦の姪姉妹2人を連れて、キャンプに来ている。
姉夫婦は商売をしていて、連休中は何かと忙しく子供の相手をしていられない。 それ故、休みの日には比較的近くに住んでいる俺に子供達の面倒を見てくれと頼んでくる。 姉、里菜○3歳、今年C学生になったばかりだが、俺に懐いていて可愛らしい。 妹、里穂○1歳、S5だが、人見知りで極度の恥ずかしがり屋、いつもなら姉にくっついて来る事はないのだが、 今回に限って、付いてきてしまった。 連休になる1週間前の日曜、里菜が俺の住むアパートに来ていた。 「おじさん、今度の連休どこか連れて行ってよ。お金の余りかからないキャンプとかでも良いから。」 アパートの狭い湯船の中、俺の股間に自分の股間を擦り付けるようにしながら言った。 俺と里菜は3ヶ月近く前からそういう関係になっていた。 そういう関係になる前から、一緒に風呂に入りたがる里菜だったが、 ここ2~3年で一気に幼女から女に変わつつある。 胸は既にDカップ位あるのだろうか? 掌には収まりきれず、溢れてしまう。 アンダーヘアは生えかけと言った感じで、まだ薄くやわらかな割れ目を覆い隠す程ではない。 「う~んキャンプか・・・里菜位の歳だとキャンプ行っても退屈だろ?」 里菜は風呂に入り赤らんでいる顔を、更に少し赤らめて 「あのね・・・外で・・・イタズラしてほしいの・・・エッチな・・・」 好奇心旺盛と言うか・・・初めて里菜とした時もこうだった・・。 「外でエッチないたずらして欲しいなんて、里菜は本当にエッチな子だね」 「・・・うん・・・おじさんにエッチなこと・・・いっぱい教えてほしい・・・から」 可愛い事を言う里菜をそっと抱きしめて、 「いいよ、連れてって上げる」 そう言うと、里菜は小さく頷いた後、軽く腰を浮かし自ら俺のソレを、まだ幼さの残るソコに当てて腰を下げていった。 2泊3日のキャンプ。 出発時から里菜は少し機嫌が悪い。 本当は俺と2人でのキャンプを望んでいたのだが、妹の里穂が予想外にも自分も行くと言い出してしまい、 両親の手前止める事もできず、付いてきてしまったのだから。 車で2~3時間の所にある、あまり人気のないキャンプ場。 川の側にあるが、釣り堀はなくキャンプ用具の貸出もしていない。 ロッジやバンガローもあるものの、建物や設備が古く使いにくい。 何よりも人気がない理由は、テレビは愚かスマホや携帯電話の電波が届かない所にある。 衛生電話なら使えるかもしれないが、個人で持っている人がどれくらいいるのか・・・。 だが俺は、キャプするならそういう所の方が好きだ。 日常を離れるという意味で、テレビやスマホは必要ないと思うから。 入場手続きを終え、指定された区画に一人でも立てられる4人様テントを張る。 近くにテントを張っているグループはなく、少し離れた所に2組のテントが張られていた。 俺がテントを貼る間、里菜が手伝ってくれた。 キャンプには似つかわしくない、ひらひらしたスカートにブラウス姿で。 俺と向き合うようになると、わざとなのか足を広げスカートの中を見せつけてくる。 テント本体を立て終え、出入り口となる所にタープを張ろうとした時だった。 「里菜ここちょっと抑えて」 里菜に紐を抑えてもらい、ピックを地面に打ち込んでいると、 「里穂におじさんとエッチするとこ見せつけてもいいよね?」 そんな言葉を口にするとは・・・、今回のキャンプではエッチすら無理だろうと思っていた所で、 里菜のそんな言葉。よほど悔しいのか、それとも・・・ 俺と里菜がテントを張っている間、里穂は川辺りで水切りをしたり、 炊事場の方に行き水を出したり止めたり・・・自由奔放に遊んでいた。 テントの設営が終わり、夕食の準備にとりかかる。 相変わらず里穂は手伝うことをせず、好きに遊びまわっている。 「・・・もう・・・里穂は・・・だから嫌だったのに・・・」 里菜は少しお冠である。 とはいえ、出発前に里菜の家の台所を借り下拵えを済ましてきているので、調理するだけ。 湯を沸かし、材料を鍋に入れていくだけなのだからと里菜を宥めてると、 「おじさん、こっちの炊事場、他に誰も来ないかな?」 そんな事を言い出した里菜。 何を考えているのか、なんとなくだが察しがついた。 「どうだろう、今のところは向こう側にテントが多く立ってるけど、誰も来ないとは限らないよ。」 どういう理由かは解らないが、ロッジやバンガローを挟んだ反対側のテントサイトに多く配置し、 自分達のいる側には、俺達だけのテントしかない。 「・・・どっしようかな~・・・」 里菜はそう言いながら、回りを見渡した後俺の顔を見て、 「パンツ脱いで、クチュクチュしながらおじさんの・・・してもいい?」 「急に誰か来て見られたり、里穂が戻ってきて見られたりしても良いのかな?」 里菜の言葉の後、そう返すと・・・ 「・・・恥ずかしいけど・・・ちょっとだけ見られたいかも・・・」 「・・・里菜がそう思うなら俺はこれ以上何も言わないよ。」 俺の言葉に里菜は、自分で言い出しておきながら少し迷っている様だった。 迷っている里菜を横目に、鍋に野菜を入れ煮えるのを待ちながら、仕上げ用のクリームの準備をしている。 「・・・おじさん・・・」 里菜は調理台と竈の間にしゃがみこんで、下着を着けていないスカートを捲り上げ、 自分の小さな手を股間に当て、その先の指を小刻みに動かしていた。 「しかたないなぁ」 しゃがみ込んだ里菜に向き合うように、調理台に背中を当てるようにしながら少し腰を下げ、 ジッパーを下げ、奥のソレを取り出すと、待ってたと言わないばかりに、 チロチロ舌先で舐めた後、口の中に咥え舌を器用に使い、ゆっくり頭を前後させ始めた。 「っ随分上手くなったな」 上目使いに俺の顔を見つめ、ソレを口に咥えたまま嬉しそうな顔をする里菜。 里菜はどんな小さなことでも褒められると嬉しそうな顔をして、また次も褒められようとする頑張りやさん。 一方里穂は、褒めてもほとんど反応を示さず、プイっとどこかに行ってしまう。 褒められることは嬉しいのだろうが、どう表現していいのか解らないだけなのか、 元々、照れ屋で恥ずかしがりな面があるから、そのせいなのかは解らないが・・・ 里穂を可愛らしく思えない一面でもある。 10分~15分程経ち、 「そろそろ仕上げするから、里穂呼んできて」 そう言うと、里菜は少し不満そうにしながらも、俺のモノから口を離しスカートを直しただけで、里穂を呼びに行った。 まだ書き続ける予定デス。 気長に待っていて下さい
2016/05/07 02:26:20(c.ZWuBWO)
投稿者:
(無名)
里菜の股間に顔を埋める様にしながら、舌を伸ばしその部分全体を舌全体でベロリと舐めたり、
舌先を固くし、割れ目に差し込むようにし、小さくとも固くなったクリットを弾くようにしていた。 「・・・おじさん・・・そんな風にされたら・・・里菜・・・もう・・・」 ピーンと一瞬全身が硬直したようになると、ガクガクと震え息を荒くし、力が抜けたようにズルズルとしゃがみ込む様になった。 「・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ゴクッ・・・はぁ・・・」 里菜の背中に腕を回し、支えるようにしながら顔を見ると、目には少し涙が溜まり、潤んだ瞳で俺の顔を見ている様だけど、視線が定まらない。 「・・・イッたのか・・・」 俺の問いかけに、ゆっくり頷く里菜。 「・・・こんな・・・風に・・・なったの・・・初めて・・・」 そう言いながら里菜の手は、俺の足を伝うように膝辺りからゆっくり上がってくる。 「・・・お・・・おじさん・・・今度は・・・里菜が・・・」 里菜と身体を入れ替えるようにし、岩に背中をあて寄りかかる。 里菜は四つん這いになり、俺のジャージ系ズボンとトランクスを一緒に下ろし、俺のモノにそっと触れ・・・ 「・・・すごく・・・大きい・・・」 ため息混じりに言うと、鈴口から竿の根本まで舌先を滑らせるようにした後、再び鈴口を固く尖らせた舌先で突く様に・・・ 「・・・そんな事、どこで覚えてくるんだ・・・」 ここ最近フェラチオの上達がめまぐるしい里菜。 心に生じていた疑問を問いかける。 「・・・えっと・・・ネットとか・・・雑誌とか・・・あと・・・女の子同士のお話の中で・・・とか・・・」 俺の問いかけに答えながら、舌を竿の部分に何度も滑らすようにして、答え終えると袋の部分を口の中に含み、その中の玉の部分を舌で転がす様にしてくる。 ・・・堪らない・・・もしかするとプロ顔負けかも・・・ ネットや街の本屋で売っている雑誌に、男を喜ばせる方法などと代打った記事を見かける事はある。 だが、実際にそういったことをするのは、プロ・・・いわゆる性風俗の女達だけだと思っていた。 「・・・おじさん・・・気持ち良い・・・?」 里菜の言葉に、言葉なく頷くしか無かった。 言葉なく頷く俺の顔を見た里菜の顔は、嬉しそうであり年齢以上の艶やかさを醸し出していた。 「・・・イク時は・・・私の・・・お腹の中・・・でね・・・。」 親指と人差し指で輪を作り、根本をギュッと締め付けるようにして、竿の部分を口の中に頬張り頭をゆっくり上下させている。 里菜の頬にそっと手を伸ばし、動きを止めさせ少しの間じっと見合わせるようにしたあと、 「・・・里菜・・・繋がろううか・・・?」 俺の言葉に里菜は頷き、自ら俺の腰のあたりを跨ぎ、その小さく細い指で俺の竿を支えるようにし腰をゆっくり下げて行く。 「・・・ウッ・・・クゥゥゥ・・・」 亀頭部分が里菜の柔らかなそこに包まれる様な感のあと、半分ほど里菜の体内に飲み込まれると、 「・・・今日の・・・おじさん・・・大きすぎる・・・」 里菜は嬉しそうな中に少し苦しそうな表情を浮かべている。 時間をかけ、徐々に根本まで飲み込んだ里菜の膣。 里菜の身体を、自分の身体に抱き寄せるようにしたあと、着ているトレーナーを脱がせ全裸にし、そっと抱きしめたその時、 下流の方からジャバジャバと川の流れの中を歩いてくる音が聞こえた。 全裸の里菜をギュッと抱きしめ、里菜の顔を見えないように自分の顔を川側に向け、様子を伺う。 ジャバジャバという音が一度止まった、もし俺と里菜の存在に気がついて止まったのなら・・・ だがそうではなさそうだ、ヒュンという音と共に何かが頭の上を横切る。 2分・・・3分・・・どれだけの時間そのままでいるのか、おかしな事に緊迫した状態でも俺の下半身は萎える感じがしない。 再びジャバジャバと川の流れの中を歩く音とともに、釣り竿を持った男の姿が岩陰から見えた。 もし今、こちらを見られたら・・・。 だが男は対岸の方を見ながら、俺と里菜のいる岩の間から2m~3離れた所を歩いて行った。 音が遠ざかっていく。 身体を傾けるように男の姿を追ったが、先のカーブの影になり見えなくなった。 「・・・ふぅ・・・」 俺が大きく息を吐き出すと、里菜がクスクスと笑いながら、 「・・・危なかったね・・・」 「・・・ああ、本当に危なかったよ・・・」 「・・・でもおじさん・・・解ってる・・・」 そう言ったあと、里菜はゆっくり腰を動かし、 「・・・小さくとか・・・全然・・・ないってない・・・」 里菜に言われ、自らも確認させられたあと、里菜と唇を重ね露わになっている胸を優しく揉んだ。 「・・・おじさん・・・胸よりも・・・突いて欲しい・・・おっきなソレで・・・」 里菜の顔を見ながらしっかり頷き、里菜の身体を岩の間の砂の上に仰向にさせ両足を肩に乗せるようにして、ゆっくり腰を動かしだした。 「・・・あぁん・・・しゅごい・・・奥・・・奥まで・・・きちぇるの・・・」 確かに奥まで入れると、先端が何か固いものに当っている感じがする ・・・もしかして子宮か・・・そんなことを思いながら、徐々に腰の動きを早めていく。 里菜は、言葉いや、声すら出ないように、自分の指を口の端に引っ掛けるようにし、目を閉じたかと思えば大きく見開いたりしている。 「・・・ハッ・・・ハッ・・・里菜・・・里菜・・・」 一本だった指が2本に増え、涎を垂らすように舌が動いている里菜。 名前を呼ぶ度に、嬉しそうに笑みを浮かべ頷く。 「・・・里菜出すよ・・・いい?・・・出していい・・・?」 何度も何度も俺の顔を見ながら頷く里菜。 最後の一突きと言わんばかりに強く突いた瞬間、里菜の身体が仰け反り膣が強く締まった。 それと同時に俺も、何かが弾けたように勢い良く里菜の膣の奥深くで、射精していた。 気が付くと俺の腰辺りはビチャビチャになり、里菜の尻の下の砂の色が変わっていた。 里菜の身体は力が抜け、俺の顔を見ながら両目目尻から涙を流してる。 「・・・どうした里菜、痛かったのか?」 里菜は首を横に振る。 顔を近づけながら、手の親指で里菜の涙を拭くようにしたあとそっと唇を重ね、すぐに離した。 「・・・あっ・・・抜けちゃう・・・」 里菜がそういった瞬間、力をなくした俺のモノが抜け、その後を追う様に白く泡立った液体が膣から溢れ出した。 「・・・おじさん・・・里菜・・・今・・・すごく不思議な感じ・・・」 「・・・どんな風に?」 「・・・なんて言ったらいいんだろう・・・身体が宙に浮いてる様にふわふわしてて・・・胸がすごく暖かくて・・・」 「・・・それで、涙?」 「・・・うん・・・。」 里菜の身体を抱き起こし、さっきのように岩に背中を持たれてしばらく里菜を抱きしめていた。 「テントに戻ろうか?」 「・・・うん・・・。」 自ら立ち上がろうとする里菜だったが、なんだかふらついて危なっかしい。 なんとか立ち上がった里菜にトレーナーを着せ、里菜に脱がされたパンツとズボンを履き、里菜を支えるようにしながらテントに戻った。 里穂はまだ気持ちよさそうに眠っている。 里菜はテントの中に入ると、甘えるように抱きついて来た。 「もう一眠りしな、ここにいるから」 里菜は頷き下半身裸のまま寝袋に潜り込み、目を閉じると間もなく規則正しい寝息を立てていた。
16/05/15 13:34
(Z1OEt805)
投稿者:
(無名)
(脱線してます。読みたくなければ読まなくて構いません)
朝8時を過ぎた頃、俺は張り直したタープの下でディレクターズチェアに座りコーヒーを飲んでいた。 俺達の他にあったテント3つのうち2つは既に片付けられ、側に置いていたバイクに積まれていた。 それぞれに朝の時間を楽しみ、2台のバイクは30分も経たないうちに出発していった。 里菜と里穂はまだテントから出てこない。 その代わりというべきか、例のカップルが炊事場で少し悪戦苦闘しているようだ。 おそらく何かスモークしようとしているようだが、うまくいくのか行かないのか。 うまく行こうが、失敗しようが俺には関係ないそんな風に思っていた。 それから30分ほど経っただろうか、寝ぼけ眼を擦りながら里穂がテントから出てきて、 「・・・お腹すいた~・・・」 おはようと言うと思ったが、第一声がお腹すいた~という声に口に入れたコーヒーを吹き出しそうになりながら、 「顔洗っていで、その間にスクランブルエッグ作っておいてやるから。」 里穂は俺の言葉に反応するように、手にタオルと歯磨きセットを持って小走りで例のカップルが居る、炊事場に。 バーベキューコンロの上に使い慣れたフライパンを乗せ、手早くスクランブルエッグを作っていると、 里菜が着替えを済ましてテントから出てきて、 「おはよう」 と少し恥ずかしそうに声をかけてきた。 「・・・大丈夫か?」 「うん・・・大丈夫・・・」 ほんの2時間前、あれだけ乱れた姿だった里菜。 今は落ち着き、いつもの穏やかな里菜の姿に戻っていた。 里菜と里穂が洗面と歯磨きを終え、テントに戻ってきた。 その間にスクランブルエッグを作り、ソーセージを焼きそれぞれの皿に取り分け、 1時間ほど前に管理事務所で貰った焼きたての、バターロールをテーブルに置く。 3人分と言ったはずが・・・15~6個のバターロール・・・。 まぁ、女の子とはいえ2人共食べ盛りだし、すぐに無くなるだろう。 3人揃って、いつもより遅めの朝食。 比較的おしとやかに食す里菜、よほど腹が減っていたのかガツつく様に食べる里穂。 こんな所にも、性格の違いが出ている。 食後の片付けを終え、再びゆったりとした時間を過ごしていく。 里菜は俺の側を離れようとせず、何冊か持って来ていた小説を読み、里穂は落ち着きなくテントの回りを走り回ったり、 川の方に行っては石を川に向かって投げたり・・・。 昼近くになった頃里穂が・・・ 「おじさん川の水、濁ってきたよ」 俺の側に来て、不思議そうに言ってきた。 すぐに思ったのは、上流にあるダムの放流かもしくは上流の方で強い雨が降っているか。 何かあってからでは遅い、そう思い管理事務所に話を聞こうとした時、事務所で流されていたラジオから大雨警報が発令されたことを知り、 すぐにバンガローの空きを確認し、テントからバンガローに変える事にした。 2人の元に戻りながら、例のカップルに大雨警報が出ていることを教えたが、「ふ~ん」位の反応ですまされた。 里菜と里穂にそれぞれ自分の荷物をまとめさせ、その間にテント回りの片付けをしていた。 2人の荷物と自分の荷物を借りたバンガローに運び入れ、残ったテントの片付けをしていると遠くの方で雷の音が聞こえ始めた。 雷の音が聞こえ始めた途端、他のテント客がバンガローやロッジの申し込みに走ったようだが、後ろ姿を見る限り空きがない様で、仕方なくテントを片付け帰宅準備を始めるといった感じ。 最後の荷物をバンガローに運んでいる途中で、大きな雷の音とともにバケツをひっくり返した様な、土砂降りの雨が降りだした。 あっという間に頭から、足の先まで文字通りずぶ濡れになってしまった。 バンガローの中には幸い温水も出るシャワーがある。 2人にシャワーを浴び、着替えるように言ったあと窓から外を見る・・・。 いくつかのテントの回りで走り回るようにしながら片付けをしている人影が見えた。 何気なしに、さっきまでいたテントサイトの方を見ると・・・例のカップルのテントがそのまましかも、川の水が増水しテントに近づいているのが見えた。 ・・・本当はもう関わりたくない・・・だがあのままだとテントだけでなく、もしかすると・・・そんな思いに囚われ、里菜と里穂にバンガローから出ないように言い聞かせ、 自分は雨具を着て、管理事務所に走り事務所の職員と例のカップルのテントに走った。 例のカップルは、テントの中にいた・・・しかも半裸で抱き合うようにして・・・。 危険が迫っていることを伝え急いで服を着させ、テントを固定していたペグを抜きテントを畳まないまま、少し高くなっている炊事場の側に移動させた。 後のことは事務所の人間に任せ、自分はバンガローに戻り備え付けのラジオのスイッチを入れた。 ノイズが酷く聞きにくいラジオからは、明日の朝まで雨が続き低い土地は冠水に注意する様にと・・・そんな放送が聞こえてきた。 バンガローに戻り30分ほどした頃、雨脚が少し弱くなっていた。 ・・・ドンドンドン・・・・ バンガローのドアが少し強く叩かれ、ドアを開けると管理事務所の初老の男が手に大きなビニール袋を持ち立っていた・ 「お車、このバンガローの前に入れてもいいですよ、それからこれ、この急な雨でいくつかのグループが余った食材置いていったのでおすそ分けです。」 そう言って渡された大きなビニール袋の中には、肉や野菜、菓子類や菓子パン、飲料水やジュース類、缶入りのアルコール類が無造作に入っていた。 受け取ったビニール袋を側に来ていた里穂に渡すと、すぐに中身を見たあと引きずるようにして奥に持って行った。 「そういえば、あのカップルと言うか2人どうしましたか?」 初老の男は苦笑いを浮かべながら、 「ああ、男性がテントやその他のもの置いていくから処分してくれと強引に・・・女性の方はかなり不機嫌で渋々と言った感じで着いて行きましたけど」 「・・・そうですか」 「今持ってきたもの、ほとんどがあの2人が置いていったものですよ。何やらスモークやるんだとか言って色々買い込んでは来たものの・・・」 「・・・初心者にありがちなことですね・・・それにこの天気ですし・・・」 そう言うと、その初老の男性はニコリを笑い、 「まぁそういうことです。ではお気をつけて。」 そう言って、ドアの前を離れていった。 管理人でもあるその初老の男性に言われたように、自分の車をバンガローの前に持ってきて止め、ドアのロックを確認し中に入ると、 2人は早速菓子や菓子パンに手を着けていた。 「・・・そうか、そういえば昼飯食べてなかったもんな・・・」 時間はもう間もなく3時になろうとしていた。 バンガローの中で、菓子や菓子パンをつまみ、2人はジュースや飲料水をのみ、俺はアルコールを飲みながらダラダラとした時間を過ごしていた。 夕方18時を過ぎた頃、管理人からもらった肉を焼き簡単な夕食を済ませ、再びダラダラとした時間を過ごしていた。 20時を過ぎた頃2人は湯船に湯を張り、立て続けに風呂に入ったあとそれぞれ今夜の寝場所を決め、寝具を整えるとその場所でゴロゴロしながら眠くなるのを待っていたようだ。 俺はと言うと、持ち込んでいたポータブルラジオでラジオを聞いていた。 バンガローに備え付けのラジオより入りが良く、天気情報や警戒情報を聞くにはもってこいだった。 20時半を過ぎた頃、2人の親でもある姉に管理事務所の中にある公衆電話から電話をかけ心配ないと伝えバンガローに戻ると、 里菜が雨の止んだウッドデッキの椅子に座り、空をみあげていた。 「雲の流れ早いよ。」 里菜の言葉に釣られ、空を見上げる。 確かに雲の流れが早く、雲の切れ間から星空が見え隠れしている。 「・・・おじさん、今夜はおじさんと一緒に寝ていい?」 空を見上げたまま、里菜が聞いてくる。 「別にいいよ、里菜がそうしたいなら」 空を見上げていてた視線を、里菜に向けて言うと、嬉しそうに頷いたあと、 「・・・じゃお風呂早く入ってきて、少し汗臭いよおじさん」 里菜にそう言われ自分で、脇の辺りの匂いを嗅いでみると・・・確かに少し汗臭かった。 里菜に急かされそうになりながら、風呂に入り体の隅々までよく洗ったあと、真まで温まるほどまでは行かなかったが、 いつもより長めに風呂に浸かっていた。 (次書く時には戻るはずです)
16/05/15 18:33
(Z1OEt805)
投稿者:
(無名)
ご苦労様です。楽しく読ませてもらってます。
16/05/16 12:46
(n7jcda3I)
投稿者:
(無名)
久々の良作なので、期待しています。
更新頻度が早いですが、 途中で息切れして未完で終わるのと、 急展開で終わるのは、勘弁してくださいね。
16/05/16 19:26
(f1UTNTA7)
投稿者:
(無名)
続きないかなぁ?
16/06/18 08:26
(v9m5h181)
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