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天使の頃に…
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:天使の頃に…
投稿者: ロンリーライダー ◆2HHKFjJyPc
天使の頃に…   第一章   First Age



1)

 薄暗い部屋に響くのは湿った空気を含んだ淫猥な音と
まだ幼い少女の切なげな吐息。

「はっ。んんっ……。あ、はうっ!」

 鼻から抜けるその声とまくれ上がったデニムのミニスカート。
その奥に見えるピンク色の下着の前は。彼女の右手によって
おおきく膨れ上がっていて、中で指がうごめいているのが判る。
 残された左手は、キャミソールの下から
右の乳房をまさぐっていた。
 夏ということもあってか、薄く淡い水色のキャミソールは
膨らみ始めた胸を包むブラジャーと。揉みしだかれ、
先が尖った右胸の乳頭が透けて見えていた。

 時よりカラダをぴくつかせながら続くその行為。

「んっ!」

 チカラが入って思わず閉じてしまう膝。

 やっとの思いという感じで目を細く開けて
目の前を見る。それはまるで鏡に映った自分の姿を
確認するかのような…
 やがてまた膝が開く。
ゆっくり。ゆっくりと……
 股間を包む指の動きが急に早くなった。

「はうんーーーっっっ!」

 ひと際大きな声に合わせて
椅子に座った腰が大きく仰け反ったかと思うと
数回ガクガクと震えてから力なく崩れ落ちた。
 長い黒髪が静かに揺れた。

『はぁはぁ』と息は荒い。
堕ちそうな意識をつなぎ止めて、彼女は言葉を漏らした。

「お、おねがい…。もう……」

「止めていいとは言ってないよ」

彼女以外の声。
それは男のモノだった。

「そ、そんな。だって私、もう6回も……
 これ以上したら、私。持たないよぉ...
 だから。   ね。   もう…」

 少女は男に何かをねだる。
切なげな声……
判っている。少女が何を求めているのかを。

 明日は彼女の誕生日だ。
それを迎える前に。最後の行為に及ぶ約束だった。
夏休みの貴重な1日を。朝からそのためだけに使う。
男はそれに合わせてスケジュールを空けておいたのだ。

 ゆっくりとベストポジションから腰を上げると
『まってたの…』とばかりに両手を伸ばしてくる少女。
その少女をお姫様抱っこで持ち上げると、
窓際にあるベッドへと移動してやさしくそこへ横たえた。

 カーテンからは木漏れ日。
その光を受けて少女の目がいつも以上にキラキラと美しかった。
悲しんでいるのか。喜んでいるのか。はたまた両方なのか…。

 ゆっくりと唇と唇が近付いて、
二人は目を閉じた……。

 今、目の前に広がるのは、男が憧れ続けた光景だった。





天使の頃に…





―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 これから話すのは、私が過ごした夢のような時間。
そう。この物語の男とは他の誰でもない私のこと…

 私が少女趣味に目覚めたのは結構早かった。
中学生に上がる前からすでに幼い女の子が好きだった。

 学校の成績も運動神経も平均より下半分。
異性と普通に話せても告白するような勇気もなく。
 それでもやっとの思いで気持ちを告げると、
他の女の子が返事をしに来て。翌日から学校中に
私の告白の話が広がった。その後私は学校中からばい菌扱い。
 そう。外見は成績以上に平均以下だったからだ。

 辛かった中学時代を終え。迎えた高校時代。
男子校だったこともあって、異性とのふれあいはおろか。
まともに話もしなくなった。
 そんな中でもアルバイト先の異性と“友達”にはなれても
決してその先に発展することは無いまま成人し、
見た目だけは“立派な大人”になっていきました。

 彼女も出来ないままもう四十路になろうかという一年前の春に
コトは始まったのでした。



「おはよーございまーす!」

 この元気な声は私が住むアパートの前の家の一人娘、利奈。
名前は母親が呼んでいたのを聞いて覚えました。

「おはよー」

 出勤前。登校する利奈との挨拶が日常となっていました。
しかしいつまでたっても朝の挨拶をするだけの仲。
そんなある日。利奈の方から声をかけてきました。

「毎日仕事行ってるの?」

 外当たりの柔らかさにだけには自信があった私は
利奈の母親を含め近所の人たちとは時々世間話をしてはいましたが、
利奈と話すのはこの日が初めてでした。
 どうしてかたずねると…

「だって毎朝出掛けてるから」

 素直な疑問でした。
仕事は平日だけで、土日や祝日はほぼ休みだけど
たまに仕事だと言うと利奈の顔が急にほころびました。

「ママにちょっとだけ聞いたんだ~。
 美味しいモノ食べ歩いてるって!
 いいなぁ~。私もどっか連れてって欲しぃ」

 それは今の私のロリ以外の数少ない楽しみでした。

 利奈が言うには、どうやら母子家庭らしくて
学校が無い時にどこかへ出掛けるようなことは殆ど無く。
友達と遊ぶ約束が無いときは一人で家にこもっているか、
バスに乗って市立図書館へ行ったりしているという。
 母親はパートとバイトを掛け持ちで、日曜日は家事に忙しいらしく
利奈は割りと放置気味らしい。
 そんな利奈も平日の家事を手伝っていると
胸を張ってちょっと自慢していた。

 そう言えば利奈の母親にも食べ歩きのことは羨ましがられたっけ。

 私は試しに言ってみた。
今度どっか行くか?と。
ドキドキした。もういい加減オヤジの私が
まだ小学生の女の子と出掛けるなんて…
色々考えてしまった。近所の目とか……

 やっぱりというか利奈はキョトンとして
目を見開いている。
 驚かせてしまったのか?
 それもそうだ。利奈と私は近所の顔見知りという以外
なんの関係も無い赤の他人で、40手前の冴えないオヤジと小学生だ。
 しかし……

「ホントにぃー!絶対だよ!!」

 今度は私のほうが驚かされた。
まさか誘いに乗ってくれるとは思ってなかったからだ。
喜びたいのを必至に隠して冷静に対応しないと大変なことになる。
 そうだ。喜んでばかりもいられない。
最低限のルールだけは守らなければ。

「でもお母さんにちゃんと許可貰えたらだよ?」

「やったー!」

「オレからもお母さんに言っておくから」

「うん!それじゃぁ行って来まーす!」

ブンブン手を振っていつも以上に元気に登校していく背中を
見えなくなるまで見送って、その日は私も仕事に出掛けました。

 この日はクライアントの都合で仕事が早く引け、
午前中には帰ってこられました。
 すると利奈の母親も午前のパートから帰って来たところだったので
断られること前提で今朝のことを話してみたが以外にすんなり許可が出た。

「あの娘がそういうのなら。
 迷惑にならなければ連れてってあげて頂ける?
 食事代くらいしか出せませんけど…」

「いや、いいですよ。そんな…」

「でも悪いわ…ご馳走になっちゃ。
 何もお礼出来ないし……」

 ここで冗談でも『奥さんのカラダで』とか言えない小心者である自分を
ちょっと悔やんだりもしましたが、ここで話をこじらせてもつまらないし。
 確かに少女趣味の私ではあるけど、この奥さんもなかなかどうして
絶世とまでは言わないけど美人系で。細身な割りにはっきりとした
ラインが目立つ美味しそうな体つきなんです。
一度くらいこんな“イイ女”を抱いてみたいもんです…
 でもここは取り敢えずお礼は丁重にお断りして、
まぁまたそのうち何かでと言うことで話を切り上げました。

 翌朝…

「おはよー!」

 いつもの。いやいつも以上?元気な挨拶の利奈の後、
母親が向かいの家の玄関から顔を出した。

「あ、おはようございます」

 まずは母親に会釈してから利奈に向き直り。

「おはよう。今日も元気だね~」

「昨日はありがとー!私もお母さんに許可もらったよ!!」

「そっか。良かったじゃん」

「それで、今度の日曜日とか大丈夫?」

 いきなりであった。
元々独り者である私。特別な予定など無く、今週末も
いつも通り一人淋しく?食べ歩きに出る積もりだった。
 しかしまさかこんなに早く利奈と出掛けられる日が来るなんて。

 夕方に私の部屋で週末どこに行くか話し合う約束をして
利奈は学校へ。私と利奈の母親は仕事へと出掛けていった。

 仕事がちょっと長引いてしまい、帰りが夕方遅くなってしまった。
アパートが見えてくると駐輪場の前で利奈がつまらなそうに
膝をかかえて待っていた。
 私のバイクの音が近付いてくると、それに気付いたようで
すくっと立ち上がって私を発見して手を振った。

「ごめん。遅くなっちゃって…
 待たせてごめんね」

 怒ってる様子はなかったが、普通の小学生ならお家でお夕飯の時間。
こんな時間まで待たせてしまったことを心配したがそれも杞憂に過ぎた。

「全然大丈夫だよ。それよりお夕飯は?もう食べた?」

 まだ食べてないと言うとなんと利奈が作ってくれるというではありません
か!?
なんでも利奈の母親も今日は遅くなるらしい。
話によると友人のスナックの手伝いに行っていて
帰りは0時近くなるというとのこと。
 手伝いに出る前に夕飯の材料を用意しておいてくれ、
週末のお礼も兼ねてご馳走しなさいと言われたらしい。

「料理できるんだ」

「まっかせて!」

 ウインクして片手でガッツポーズを見せると
材料を取りに家に入って行った。
それを見送ると私も自宅へ入る。パソコンだけ立ち上げてメールチェック。
それから風呂の用意をしていると玄関のドアがノックされた。

 カギがかかってないことを伝えるとドアがゆっくり開かれて
利奈がそぉっと顔を覗かせた。

「どうしたの?入りなよ」

「う、うん…」

 どうにも歯切れが悪い。いつもの元気な利奈ではない。
どうしたのか気になったのできいてみると、
それはとても当たり前の答えだった。

「だって、男の人の部屋に入るの初めてだし……」

 恥ずかしいのだ。いや、怖いのか?
 40前のオヤジ相手でもそこはやはり女の子だ。
言われて改めて自分が男だと実感したのと同時に
利奈が私をちゃんと男として認識していることに
複雑だけどちょっとだけ嬉しかった。

「お、お邪魔しまぁす」

 キョロキョロと何かに警戒しながら
ゆっくり上がって来ると冷蔵庫の前まで来た。

「キッチン好きなように使っていいからね」

 冷蔵庫を開けて利奈は驚いた。

「何も入ってないじゃん!」

「入ってるだろ?麦茶と卵が。
 野菜室にはヤキソバだって入ってるぞ?」

「バランスわっるぅ~!」

「ほっといてくれぃ」

 一通り材料を仕舞うと部屋へ案内した。
グルグルキョロキョロ。興味津々だ。

「あんまり散らかってないね」

 それほど物持ちという訳でもない私。
1kでも8畳の部屋はテレビを含む少ないAV機器と
これも趣味のひとつであるオーディオ。
それに机と本棚がひとさおとベッドがあるだけだ。
あまり散らかりようがない。

「あー!パソコンだ!!
 ねぇねぇ、触ってもいい?」

 そんなキラキラした目で見られたら断れない。

「やったー!」

「お風呂入ってくるから好きにいじってていいよ」

「ありがとー!でもお料理してからにするね。
 お風呂上がったらお夕飯ねー」

「了解」

 20分ほどでお風呂からあがると、用意した折りたたみ
テーブルの上には今まで見たこと無いくらい豪華な料理が
並んでいて、利奈はパソコンに夢中だった。

「上がったよ」

 声をかけるとちょっとだけビクっとして向き直った。

「どうしたの?」

「ううん。なんでもないよ。ご飯にしよ」

 なんだかちょっと笑顔が引きつっているような?
なんかマズイデータ見られたか?でもそういうのはかなり深い階層に…
そんな疑心暗鬼になりながらも。食事中や、週末の予定を決めている時の利奈

いたって普通。いつもどおりの利奈だった。

「そう言えば私たち、おたがい名前知らないよね」

 利奈のコトは判っていたけど、ここは知らないフリ。

「私は木村利奈。
 …お兄さんは?」

 お兄さんと言われた。オジサンではないのは正直嬉しかった。

「オレは沢木秋久。改めて週末は宜しくね」

「うん。宜しくー」

 それから週末までいつも通りだけど、
いつも通りではない毎日が続きました。
利奈を見るだけでドキドキが止まらない朝。
 仕事から帰れば利奈が待っている時もあって。
 そんな時は二人でパソコンで調べ物したり、
私がパソコンを使う時は、本棚の本を適当に読んでたり。
利奈用にヘルメットを買いに行ったり。
そうこうしているウチにあっという間に日曜日。

 朝6時。
普段より早い出発はちょっと遠出する予定だったからだ。
 目標は富士山のふもとの温泉旅館。
旅館とは言っても当然宿泊する訳ではなく。
今流行りのゼロ泊プラン利用の為だ。

 途中の道の駅で買い食いしたり、
景色の良い処をまわったりして、目標の温泉旅館までは
なんだかあっという間に感じられた。
 その間、背中に感じる利奈の鼓動や膨らみ始めた胸の感触に
元気になりそうになる我が愚息を必至に鎮めた。

 予約していた部屋へ荷物を置いてくつろいでいると
仲居さんがお昼を用意してくれた。
 これもゼロ泊プラン専用メニューで要予約の特別メニュー。
温泉旅館なので当然温泉入浴権付き。
これで2名で1万円を切っているのだからお得だ。

 食事を終えると仲居さんが食器を引き上げに来た。

「お父さんと小旅行なんていいわねぇ~」

 二人で顔を見合わせて目をパチクリ。
仲居さんが出た後思わず二人でお腹を抱えて笑ってしまった。
 しかしまぁなんと言うかそうか。世間的に言えば“親子”に見える訳だ。
なんだかちょっと現実を垣間見てしまった気がして
正直へこんだ。
 お互い浴衣に着替え(勿論別々にだ)温泉に向かう途中利奈が

「お父さんありがとー」

 なんて言いながら腕にしがみついてくるモノだから
肘に当たる胸のせいで大変だった。
 でも。利奈の行動はそんなモノでは止まりませんでした…
2010/09/16 21:09:26(P9SEMbRa)
7
投稿者: ロンリーライダー ◆2HHKFjJyPc
お待たせしてしまって申し訳御座いません。
仕事が立て込んでしまいまとまった執筆の時間が取れませんでした。
今日は珍しく夕方からしか予定が無いので、昨夜から
続きを書いて今朝方仕上げました。それではどうぞ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

3)

「んんーーーっ」

 苦しげな息を漏らす利奈に気付かないまま
激しくディープキスを続けてしまいました。
 攻める私の舌に対して逃げるような利奈の舌。
でも決して拒否されていないのは、私の後頭部にまわされた
利奈の両手に込められた力で判りました。

 お互いの頭をお互いの腕で抱きしめながら続くキス。
私は片手を利奈の下半身に伸ばしてさっきよりも激しく
スリットをまさぐりました。
 時々指を立てて強めに引いた時には
腰を高く上げて二人のお腹がくっついたり…

 利奈の腕から力が抜けたのを見計らって
唇を離すと。切なげな表情と、か細い声で訴えてきました。

「お願い はぁ…  離さない でぇ。
 声が、声が、でちゃうから…」

 利奈は感じていました。つたない私の愛撫でも
感じてくれていたんです。
 そう言われて気が付きました。
指に絡みつく液体の粘度がお湯とは違うことに。
 そう思うと私はその部分をどうしても確認したくなり
ゆっくりとずり下がり利奈の両足を持つと、膝を閉じるように
力が込められました。

「え、な…なに するの?」

 不安そうな表情。

「見たい」

「え、見るって。もしかして…」

「うん。利奈のアソコ」

「…どうしても?」

「うん。見たい」

 利奈は目をそらし、軽く握った手を口元に当てたまま
顔を横に向けてしまいました。
 私は黙って返事を待ちます。

「……入れない よね?」

「…え?」

「おちんちん。 入れないよね…」

「大丈夫だから…」

 何が大丈夫なのか自分でも判らなかった。というか
正直大丈夫じゃなかったし、入れてしまいたかった。
 だけど、利奈との『12才になったら…』という約束と。
それ以上に利奈のその気持ちを大切にしたかったのだ。

 ここで最後まで至って、40前にサクランボとは
とっととオサラバしてしまうのもいいが、只でさえこの奇跡的な
状況を考えるに。ここで無理してこれからの全てを台無しにするのは
ともて愚かなことだし。利奈を裏切って傷つけたくはなかった。
利奈を大切にしかった。
 本当に大切にするなら利奈が成人するまで待つのが大人なのだろうが
私はロリコンで。この関係をここで終わらせる方が我慢ならなかった。
だから……

 ゆっくりと両足を開くと、利奈の花弁の近くへと顔を寄せて
生まれて初めて“女”をこの目にしました。
痴丘から続く1本筋は。ここに来て先が尖ったラグビーボールのように開き、
その中には何枚(何本?)ものヒダがあり、中心は何かを飲み込もうとするよ
うに
ヒクヒクとうごめいていました。
 私はその部分を左右に開いてみた。

「ん―…」

 短くて甘い。利奈の鼻を通って私の耳に届いたそれは
声なのか息なのか。正直それだけでちょっとイきそうになってしまった。
 そして開いてみた利奈のソコは、奥へと続く狭く暗いトンネルに
なっていて、奥を覗いてみたくなり、指先をほんの少し潜り込ませ
さらに左右に開いてみた。

「あっ。そ、そんなに…ダメ―――」

 正直暗くてあんまり良く判りません。
後で知ったことだけど。利奈のソコはすでに男性を受け入れる為に
自らを開き、私を誘っていたようです。
 それを知ったからと言ってその場で最後の一線を越えることは
無かったと思いますけど…

 それでもやはり“入れたくなる”のが世の男の性というもの。
淵を丹念になぞると、ヒクヒクと小さい波だったのが
ビクビクッ!ビクビクッ!!と大きい波になってきました。
 それに合わせて利奈の口からはアエギ声。
でもそれが外に聞こえては困ると判っているのか
自分の指を咥えて快感に酔い、こらえていました。

 奥からはテラテラと溢れ出る液。
それを指先ですくい取ると。利奈の中へとゆっくりと沈めていきました。

「あ、ああ、あ、あ、あああぁ」

 経験の無い11才でも判るのでしょうか。
自分のモノではない異質なモノが侵入してくるのが。
 指が進むのに合わせるように、次第に腰が浮いて行く。
その浮いた腰へ膝を滑り込ませて、左腕で体を起すと
利奈を見つめた。

「声 でちゃうから、塞がないとね…」

 再び唇を重ねた。

『んんっ』

 もう声は出ない。それは私も同じだったけど…

 沈めた指を利奈の中で軽く曲げてみると。また腰が
ピクピクと反応した。
 暫く指を曲げたり伸ばしたり、軽く掻き回してみたりして
利奈の反応を楽しんだ後。一旦指を抜く。
 と同時に唇も離した。

「っんはぁ…」

 はぁはぁ。はぁはぁ…

 耳に届くのはもう声にならない利奈の感度。
細く開いたまぶたの中で、黒い瞳がゆっくりと
私の目を捉え。まるで『もう終わり?』と言っているように感じた。
だったら…

「まだまだだよ…」



「へぇ?」

 吐く息と重なった声は鼻から抜けて言葉になっていない。

 そんな利奈を労るようにゆっくり再度唇を重ねると、
下腹部に置いた右手を下へと滑らせて今度は
中指と薬指をそうっと深い花弁へと進入させて行く。
 すると利奈は両腕を私の背中に回して抱き締めて来た。
さっきとは違って攻め入る私の舌を、今度は逃げずに
絡めて来る。
 やがて2本の指が完全に利奈の中に埋没した。

舌と指で、口と膣。

 私は利奈を2ヶ所同時に犯していた。

 初めこそ2本の指をよじるようにゆっくりと動かして
利奈の反応をうかがっていたのだけど。私はこの娘を
初めての、抗い難いオーガズムに上り詰めさせたい
願望に急に囚われた。
 そうなると我慢出来なかった。利奈の許可も無く
私は2本の指を激しく動かし。また、激しく出し入れし始めた。

『ん―――――っ!』

 声は出ない。出させたりしない。私は利奈の頭をしっかり抑えた。
 突然始まった猛攻に目を見開き、涙をたたえた目で私に訴える。
判っている。でもやめたりしない。
 利奈と淫猥な行為を始めて、利奈は初めて私を強く拒んだ。
それは両の腕に込められた力から十分に推測可能で。
 とてもこれが11才の少女のモノとは思えないほど強かった。
でも負けるわけにはいかない。
 利奈を導くまでは…

 ばたつく足。

 暴れる体。

 背中を叩くこぶし。

 離れようとする唇…

 何もかも制御下において、私は11才の少女を
いまだ達したことがないであろう高みへと。
まだ知らない世界へと旅立たせる……―――――

『んあ――――――――――っ!!』

 大きく弓なりになった体は頂点で何度も激しく震え、
 痙攣が収まるとと同時にガクっと力なく床に落ちた。

 私は利奈を開放したのだ。

 そんな利奈をそっと床へ寝かせ、胸で息をするその様子を
なんとなく勝ち誇ったような。でもなんだか取り返しのつかない
罪をおかしたような。複雑な気分で眺めていました。

 どのくらいそうしていただろう。
利奈はゆっくりと頭をこちへ向けて目を見開くと
また私を見つめた。
 ちょっと怒っているのかも知れない。

「スゴイね…」

 利奈は静かに、張り詰めた私の空気を取り払ってくれた。
そして今の気持ちを話し続ける。

「私、こんなにスゴイの初めてだよ。
 これが“イク”ってことなんだよね…」

 何回か深呼吸して、利奈はまた語り始めた。

「何度か自分でして『あー、気持ちいいなぁ』って
 思ったことはあったんだけど“真っ白になるような”
 ってところまではしたことなかたったの。
 でもね。今のはね。“真っ白”なんて感じじゃなかった。
 えっとね…」

 利奈は言葉を選んでいるようだ。

「長い真っ暗なトンネルをくぐってて。
 急に目の前が真っ白な光に包まれてね。
 それで…」

 それで。どうしたのだろう。
 急にあっちを向いてしまう。

「それで…」

「それで?」

 私はつい答えをせかしてしまった。

「……お は な ば た け」

 え?なんて…

「ま だ お は な ば た け に い る み た い だ よ…」

 かっ、カワイイ!
なんて可愛いんだこの娘は!!

「ひゃん!」

 私は力の限り利奈を抱き締めていた。

「えへへ。ちょっと苦しいよ秋久さん」



「泣いてるの?秋久さん。泣いてるの?」

 そう。私は泣いていた。
嬉しさと喜びと切なさと。恐怖からの開放で。
私は泣いていたのだ。

「大丈夫?秋久さんっ」

 利奈はまだ思うように力が入らない腕を上げ
私の肩を優しく抱いてくれた。

「ごめんね利奈。ごめんね…」

「なんで謝るの?謝ることなんて何もないよ?」

「オレはね。利奈のコトも考えないで。
 自分がそうしたいからってだけで激しく利奈を攻め立てて
 初めてイッた利奈を見て嬉しくなった後、急に怖くなったんだ。
 利奈に嫌われたんじゃないかって。もう。口もきいてくれない
 んじゃないかって…」

 私は素直に自分の気持ちを告げた。
情けないとか恥ずかしいとか。
そんな感情はもうどこかへ行ってしまっていた。

「そんなの大丈夫だよぉ。
 私から誘ったんだし…
 ビックリはしたけど、でも。気持ち良かったし
 秋久さんだから嬉しかったんだよ?
 だから泣かないで。ね?」

 利奈はうつむく私を覗き込むと、
優しく口づけをして…

「私の方こそごめんね…」

 何故利奈が謝るのか。
私がその言葉の反応に困っていると
その理由を言ったのです。

「本当は、したかったよね。
 セックス…」

 返事に困りました。
正直に言えば最後までしたかったというのはありました。
でも…

「私はね。んー。『このまましちゃうのかな』とか
 ぼんやり思ってたの。それでも良かったんだけど。
 でも秋久さんはしなかった。
 すごく嬉しかったんだよ…」

「―利奈…」

「やくそく。守ってくれて、嬉しかったんだよ。
 12才っていうのは秋久さんの好みに合わせたからだけど、
 でもそれを知って私にも12才でっていうのは大切になったの。
 それでも中学生になるのを待ってたら、私の思う通りの
 初体験が出来るかどうか心配になっちゃって…
 それを思うと今日。今でも良かったんだけど……」

 これはもし今日。あの勢いで最後までやってしまっても
怒られることは無かったということ。
 それでも私はやはり最低限の約束というか、
利奈の気持ちを優先したかったというか。
 しかし気になるのは利奈の理想とするロストバージンのカタチ…

「どうして中学生まで待てないの?
 小学校卒業とか中学校入学とか。
 その方が節目。記念としては良いような気がするんだけど…」

 当然の疑問。確かに誕生日も大切な節目ではあるけれど…

「やっぱり秋久さんは中学生まで待ったほうがいい?」

「いいや。正直に言うと今日これからでも
 オレは利奈とセックスしたい」

 すると利奈は『ふふっ』と短く笑った。
ここに来て初めての笑顔。それはなんの屈託もない
とても可愛い笑顔だった。

「正直だね。秋久さんは」

 この笑顔で私は救われました。

「12才まで“おあずけ”だけど、小学生のうちに初体験したい理由は
 その時になったら判るよ」

 今度はまたなにやら含みを持った笑顔を見せる利奈。

 まぁそれでもいい。今すぐじゃないけど、私はこの娘を抱けるのだ。
夢にまで見た12才の少女を抱くことが約束されているのだから。
 本当なら許されない二人の関係。
いくら合意の上とは言っても利奈はまだ小学生。
そして少女が少女でいられる期間はとても短いんです。
その貴重な時期を。この娘は私の欲望を叶えるために傍に居てくれる。
 ロリコンの私としては嬉しい限りですが、正直いつまで
良好なままこの関係を続けられるか。近所や、利奈の母親に知られずに
いつまで続けられるか。心配も絶えないでしょう。
そしてもし知られてしまったら…
 そもそもそんなに頻繁に二人っきりにはなれないだろうから
利奈とえっちする機会も少ないだろう。

 そうだ。これからは…いや。
これからも利奈と二人で居られる時間を大切にしなくては。
 これは本当に貴重なこと。
きっとこんなチャンス、二度と無いに違いないのだから…

「ところで秋久さん」

 私が難しい顔をしていたからか
なんだかちょっと心配そうに私の顔を見上げてきた利奈。

「ん?なに?」

「その…。私は気持ちよくなれたけど……
 私だけで いいの?」

「――えっ」

「秋久さんは   いいの?
 気持ちよくなって、その…」

 利奈は私の股間に視線を移し。

「出さなくても…」

 その視線を私の顔に戻した。

「いいの?」

「利奈……」

 利奈の顔は憂いを含む少女の顔から
ちょっと悪戯っぽい幼くも“女”の顔に変化したんです。

 そう。私の愚息はいまだ天を仰いで
硬くそそり立ったままだったのです。

「私で良かったらだけど、手伝うよ。
 秋久さんが気持ちよくなるの」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

投稿はageない方が良いですか?
それとも新たに続きをアップしたら
記事をageた方が良いですか?
ご要望には柔軟にお答えいたします。

それではまた。
10/09/23 12:28 (Ie4lS5xO)
8
投稿者: (無名)
このサイトでは珍しい読み応えのある小説でうれしいです。
頑張れ!
10/09/26 20:53 (uGcurBq9)
9
投稿者: (無名)
今日は他所で書き込みしたから更新はないかな?w
10/09/27 13:06 (s/WAIiEB)
10
投稿者: ロンリーライダー ◆2HHKFjJyPc
>>9
私、ここでしか書いてませんよ?(笑)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

今月中に 4) をUP出来ると思います。
ただ今鋭意執筆中です。
10/09/27 21:26 (EmGEyttg)
11
削除済
2010/10/01 01:20:19(*****)
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