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平日の昼間の冒険譚
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:平日の昼間の冒険譚
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA

厚い・・・

こんな日に家にいると、まるで閉じ込められているような気分になる。
そう自分に言い訳をしながら、私は携帯を手に取った。
前回は雨のせいで洗濯もできない・・・だったと思い出しながらパスワードを入力する。

短いローディングが終わると、表示された画面には まだ新しく投稿していないのに未読のメッセージで溢れていた。
どうしようかと迷いながら、そのなかの1つ、Re:が5つも連なったメッセージをクリックする。

この男は・・・確か・・・

文面を読み進めながら、先月 映画館で待ち合わせた男だという事をなんとか思い出した。
たしか誘い文句は小さな駅の映画館で待ち合わせをしませんか?だったと思う。
公共の、けれど人気のない密室で、危ない遊びを楽しみましょう。

内容に惹かれたというよりも、とちらかというと文面の雰囲気に興味を持った。
一行で済ませる男が溢れている中で丁寧に挨拶から始まったメッセージの、穏やかな言葉に似合わないアブノーマルな提案・・・
そのギャップに興味を持った。
私の事を『奥さん』と、『貴女』と呼びながら、『チンポ狂いのメス犬に変えたい』と表現する、その雰囲気にゾクゾクしたのを覚えている。

たしか、スーツを着ていて・・・

歳は若くて・・・30を少し過ぎているだろうか・・・

ダメだ・・・顔は思い出せない・・・

私は自分が送信したメッセージに返事がくるまで思い出そうとしていた。
そして思い出せないまま、『じゃぁ11時に。またあの映画館で』という短い返信を読んでから家を出た。


 
2022/07/07 09:01:06(rORWiCIP)
2
投稿者: 貴之

電車の中で携帯を開くと、Re:の増えたメッセージが届いていた。
たった1回会っただけ、、、まだ2回目の待ち合わせの最中だというのに、その内容は まるで完全に私の事を手に入れたような雰囲気にまみれていた。
私が飢え、切望し、耐え切れなくなっている・・・そう決めつけていた。

それは少し滑稽で、けれどとても好ましく感じた。
私は無意識のうちに笑顔になっていた。
そのまま男が望んでいるだろう、悦ぶだろう文字を入力していく。

どうしてわかるの・・・もう濡れています・・・

ガマンできない・・・早く欲しい・・・

触って・・・舐めさせて・・・

送信ボタンを押しながら、私はさっきよりも大きな笑顔を浮かべていた。
そして自分では気づいていなかったが、この頃から興奮し始めていた。
男の表現を滑稽で好ましいと思いながら、その実 その言葉の通りに飢え、切望し、耐え切れなくなっていっていた。

はい・・・してください・・・

されたい・・・して・・・

そんな・・・恥ずかしい・・・もう周りが見えない・・・

興奮してます・・・はい・・・待ちきれない・・・

顔が熱くなっていた。
息が静かに荒くなっていった。
体がうっすらと汗ばむほど火照っていた。
表現はだんだんと露骨に、卑猥になっていった。

欲しい・・・お願い・・・

舐めたい・・・入れて・・・欲しいの・・・

お願いします・・・舐めさせて・・・

そんな風に、電車でたった46分で市を越え県を越え、知り合いの絶対にいないはずの街に移動していった。

22/07/07 10:10 (rORWiCIP)
3
投稿者: 貴之

各駅停車しか止まらない駅の、住宅街としか表現のしようのない街。
平日の昼間の映画館は、今日も客がほとんどいなかった。
寒々しいくらいのクーラーの風が 気温と興奮に火照った体を撫で続ける。

到着したのは10時40分だった。
12時まで続く映画の上映が始まってから10分ほどが経っている。


スクリーンの光が、ガランとした客席を照らしている。
私は前回と同じように、一番後ろの列を目指した。
一番後ろの席・・・真ん中の列の一番端に、スーツ姿の男が座っていた。

もう着いてたんだ・・・早いな・・・

最後から2番目のメッセージでは遅れるかもしれないと泣き言をいっていたのに。
最後のメッセージでは、自分が到着するまで誰にも気づかれないように自分で触ってろと強がっていたのに。
そう思いながら、私は静かに男の横・・・端から2つめの座席に座った。

男は、少しの間 ずっとモジモジとしていた。
焦っているような、居心地の悪そうな雰囲気を感じた。
だから、私から少しだけ誘う事にした。
といっても何かを言ったわけでもなく、ただ少しだけ足を開いただけだが。

右足の膝が男の足に触れた。
左足は右足よりも大きく開いた。
そのまま ワンピースのボタンをスカートの裾から外していく。
1つ外すごとに足が解放され、両足はそれまでよりも広く開かれていく。
5つ目のボタンが外れると、私の股間が暗闇の中に露出した。
前の座席の陰で はっきりとは見えない。
けれど私の体と男の体に反射した光が、暗闇の中の白い足を、黒い陰毛を照らしている。


22/07/07 10:11 (rORWiCIP)
4
投稿者: 貴之

男が私の股間と顔を交互に見る気配を、じっとスクリーンを眺めながら感じていた。
数分・・・いや、もっと短かっただろうか・・・ようやく男の指が私の太ももに触れるころには 溢れた愛液がザラザラとしたシートに垂れていくのを感じていた。

人差し指の背が、ゆらゆらと揺れながら 私の太ももを這い上がっていく。
そしてはだけたスカートの裾まで到着すると、数センチだけスカートを捲ってから ゆっくりと降りる。
そんな事を何度も何度も繰り返し、私の右足の上からスカートが退けられていった。


10分・・・15分・・・どれだけ時間が経っただろうか・・・男の指先は、太ももの内側に移動していった。
感触を楽しむようにゆっくりと、ゆっくりと這い上がってくる。
けれど肝心な部分には触れずに また膝の先まで戻っていってしまう。

どうして・・・こんなに触れて欲しいのに・・・

触って・・・前の時のように乱暴に・・・激しく・・・

焦らさないで・・・もう・・・もう私・・・

無意識に腰を揺らしてしまう。
その度に愛液が溢れ、シートに垂れて浸み込んでいく。

シートに浅く座り直し、自分から足を開いてしまう。
指が欲しくて、触れて欲しくて、這い上がってくる指先にむかって腰を突き出す。

「・・・いやらしいな・・・」

男が耳元で囁いた。
その低い声を感じた瞬間 耳から脳に、首筋から背筋に、ゾクゾクとした何かが這いまわるのを感じた。


22/07/07 10:11 (rORWiCIP)
5
投稿者: 貴之

「・・・自分から足を開いて・・・いやらしい女だ・・・」

男は私を責め続けた。
相変わらず太ももの内側を撫でながら、相変わらず肝心な部分には触れないまま、優しい言葉で卑猥に罵る。

「淫乱な女だ・・・触って欲しくて腰を振ってる・・・いやらしい・・・」

私は今、どんな顔をしているだろう・・・

この暗い密室で、スクリーンの光に照らされた顔はどんな表情をしているのだろう・・・

私はそんな事を考えながら、男の言葉に答えていった。
メッセージでしたように男が望んでいるだろう言葉を選んだ。
男が悦ぶだろう言葉を わざと使った。

「触って欲しいんだな・・・」

はい・・・触って・・・ガマンできないの・・・

「いやらしい・・・淫乱だ・・・そんなに触って欲しいのか・・・」

触って・・・

むちゃくちゃにして・・・

触って欲しいの・・・

お願い・・・

お願いします・・・


22/07/07 10:22 (rSbOmRB7)
6
投稿者: 貴之

男は無言で私に応えた。
充血したクリトリスが、ゆっくりと押し潰されていく。
焦らされ続けていた私は、たったそれだけでイキそうになった。

指先が割れ目を上下に撫でる。
愛液を掬いあげ、クリトリスに塗り付け、また押し潰していく。
たったそれだけで、私は絶頂に達してしまった。

両手で肘掛けを掴んだ。
歯を食いしばって声を抑えた。
全身がビクンッ、ビクンッ、ビクンッ、と痙攣した。

「いやらしい・・・そんなに気持ちよかったのか・・・そんなにガマンしてたんだな・・・」

男の指先は、クリトリスを押し潰したまま ゆっくりと右に移動していった。
そのままの強さで押し付け続け、今度は左に移動していく。

クリトリスが男の指先から逃げていく。
けれど逃げ切れずに捕まり、まるで搾り上げられるように根本から、ゆっくりゆっくりと押し潰されていく。
そして限界まで搾り上げられた次の瞬間、男の指先の下からクリッと投げ出す。
指先が左から右へ、右から左へ、上から下へ、下から上へ、、、私のクリトリスの全面を、丁寧に丁寧に搾り上げていく。

「どうした・・・またか・・・またイクのか・・・」

いく・・・イクッ・・・あぁ・・・あぁ、また・・・またイクッ・・・

「いやらしいマンコだ・・・そんなに飢えてたのか・・・ほら、また・・・またイキそうなのか・・・」

ダメ・・・あ・・・あぁ・・・あ・・・いくっ・・・あ・・・あぁ・・・あぁっ!イクッ!・・・イクッ!



22/07/07 10:35 (rSbOmRB7)
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