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マンション
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:マンション
投稿者: 貴之 ◆QmymJSDcqA
ある日、ベランダでタバコの箱を開いて 中身が空になっているのに気付いた。
軽く残念な気持ちになりながら箱を握りつぶし、ゴミ箱に捨てながら玄関に向かった。

少し急いでいた。
今出れば、さっき家を出たばかりの妻に追いつくかもしれない。
食材を買うために ついさっき家を出た妻が呼んだエレベーターに、タイミングよく同乗できるかもしれない。
おそらくそうなると無意識に思うほど、妻が家を出てから時間が経っていなかった。

隣家の玄関扉の前を通り過ぎて角を曲がったが、エレベーターホールに妻の姿はなかった。
こんなに早く消えているとは、ちょうどこの階に止まっていたのか?
妻の些細な幸運を思って、自分で勝手に不運な気分になった。
ボタンを押してエレベーターを待ちながら、俺はエレベーターが上から降りてくる違和感に気づかなかった。
駐輪場から自分の自転車を出しながら、妻の赤い自転車を見逃してしまった。

コンビニの灰皿の前で、缶コーヒーを飲みながらタバコを吸った。
好きな雑誌を立ち読みしたせいで だいぶ時間がたっていた。
日曜日の昼の日差しが気持ちよかった。


家に帰ると、妻はベランダにいた。
洗濯物を干していたわけではなさそうだった。
タバコを買うだけで2時間もかかった事を少し責められた。
ダイニングテーブルのレジ袋にレシートが透けていたが、その日付が昨日になっているのは見えなかった。

 
2020/12/18 14:29:39(iWcTndyy)
62
投稿者: 貴之
リビングのテーブルに向かい合わせに座った。
テーブルに置かれた小包に心当たりはない。

麻紀の視線に急かされながら閉じたままのハサミでガムテープを裂き、外蓋を外した。
内蓋を左右に広げて中を見た瞬間、明美はそのままの姿勢で固まった。
麻紀は、その反応を見てニヤリと微笑んだ。

「あらやだ・・・なぁに?これ・・・」
麻紀は ねっとりとした声で言った。

「いやらしいわぁ・・・」
そう言いながら、小包の中から写真を取り出してテーブルに並べる。
1枚目は大きく開いた口から舌を出す女の顔・・・鼻の頭から首筋までが写っている・・・
2枚目は、二本の指で開かれたマンコのアップ・・・

全ての写真が取り出されると、箱の底にはコンドームがあった。
緑や黒、ピンクや透明のコンドームは、全てが使用済みだった。
その一つを指でつまみ、麻紀はプラプラと揺らした。
そして無言で見つめる明美の目の前で、それを女の口の写真に・・・舌先から口の中に垂らして落とした。

ボトッ

そんな音を立てて女の写真に垂らされたコンドームに、少しだけ開いている明美の唇の間から 小さく「・・・ぁ・・・」と声が漏れた。
麻紀の顔は意地悪そうな、欲望にまみれた笑みを浮かべていたが、明美はそんな麻紀の視線に気付くことなくコンドームの中の液体を見つめていた。

麻紀の指が2つ目のコンドームに伸びる。
見せつけるように明美の目の前でプラプラと揺らし、左の頬から鼻筋に垂らされる。
風の音すらしない静かなリビングに、小さく「・・・んっ・・・」と明美の声がした。

「・・・ぁ・・・んっ・・・・・・ぁぁ・・・」

麻紀は3つ目のコンドームを写真の上で上下に揺らした。
写真に写る辰の粘膜に、クリトリスに、唇に、舌に、何度も何度も。
トンッ、トンッ、トンッ、、、と、コンドームが写真に触れるたびに、明美が小さく喘ぐ。
コンドームは麻紀の指の動きのまま女の身体中で跳ね、時折りズルズルと、塗りつけるように写真をなぞっていく。

明美は赤く上気した顔でそれを見ていた。
トロンと溶けた目で、だらしなく開いた口から熱い息を吐きながら見ていた。

目の前に差し出されたコンドームが、左右に揺れながら ゆっくりと近づけられる。
そこで初めて明美は麻紀の妖しい笑顔に気づき、何をしようとしているのかを理解する。
大きく口を開き、いっぱいに舌を出すと、コンドームは写真にしたのと同じように、舌先から口の中に垂らされていった。






平日の昼間、静かなリビング。

明美は閉じることのできない口から唾液を垂らした。

コンドームの中の液体は明美の熱に温められ、舌の上でゆらゆらと揺れた。

麻紀はコンドームを明美の頬に、目元に、額に並べていく。

明美の顔の上で緑や黒やピンクの、下品な色が重なり合っていく。

20/12/27 08:44 (J42lJK.y)
63
投稿者: 太郎
一気に全部読んでしまいました!
続きが読みたいです!

21/01/28 00:55 (SWctd0Z7)
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