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1:友達の母
投稿者:
加藤
『カンちゃん、ひさしぶりです。僕のこと、わかる?』、突然携帯に掛かって来た電話でした。そして、知らない番号、知らない声。
『ごめん。誰ですか?』と聞くと、『松本です。マッチィ~。』、そう聞いても、すぐにピンとは来なかった。 しかし、もうしばらくして、それが小学校の時の友達だと分かります。6年生の時にはまだ遊んでいたので、ほぼ10年ぶりでした。 『ちょっと、お願いしたいことがありまして。』、馴れ馴れしく掛けてきた割りには、口調が突然仕事言葉になる。 彼は市役所で働く、公務員となっていた。電話で仕事言葉になるのも無理はない。丁寧な語り口で、とても僕の知っているマッチィではなかった。 彼はある催し物を考えていた。僕の今の仕事を知り、助言を求めて来たのだ。 2日後。僕は、町内の路地を歩いていた。我が家から、歩いて5分。マッチィは、まだあの家に住んでいたのだ。 平屋の古い一軒家。玄関も寂れた木造色の引き扉。チャイムもついているが、とても鳴るとは思えないほど寂れてしまっている。 『おう、ありがとう。』、迎えてくれたのはマッチィだった。ほぼ10年ぶりの再会。顔は大人染みていたが、身長は相変わらず僕よりも小さく、おかげでマッチィらしい感じがする。 居間に通された。ちゃぶ台を囲み、その上には公務員らしく、資料を用意されている。座り込み、話を始めようとした時でした。 ふすまが開き、『加藤くん?!ひさしぶりやねぇ~?お母さん、元気~?』とマッチィのお母さんが現れました。 当時の面影があり、すぐにおばさんだと分かります。ただ、至るところに老化が見られ、それでもうちの母よりは全然綺麗な方です。 『ひっさっしぶりやねぇ~。おばちゃんのことわかる~?』と聞かれると、『わかるわかる。全然変わってないよぉ~。』とお世辞を並べるのです。 マッチィのお父さんが早くに亡くなったのは、うちの母から聞いていました。中学の時だったと思います。 『弟は?』と聞いてみました。確か、2つくらいの弟がいたはずです。『就職したのよ。いま東京。』と、彼もそんな年のようです。 マッチィの説明が始まりました。おばさんは気を効かせて、部屋から出ていきます。別に仕事をくれる訳でもないが、ちゃんとアドバイスはして終わりました。 約2時間後、『じゃあ、帰るわ。』と席を立ちます。気配に気づいたおばさんが奥から現れ、『加藤くん、ありがとうねぇ。』と見送ってくれます。 『俺も帰るわ。』とマッチィが言い、彼はもう結婚をしていて、どこかのマンションに住んでいると聞かされます。 最後におばさんから、『お母さんによろしく言っといてね。』と言われ、僕はこの家から去るのでした。 数日後、マッチィからある依頼が来ます。『とある書類が欲しい。』という内容だった。簡単な書類ではある。 しかし、ひさしぶりにあった友達だが、妙に語りが流暢すぎて、少し詐偽のようにも思えてしまう。いい印象は彼には持てなかった。 書類を作成し、届けることになった。しかし、『家にほおり込んでくれると助かります。』と、おばさんに届けろと言います。 『普通は取りに来るだろ。お前が来いよ。』と思いながらも、僕はおばさんの家へと向かうとことなるのです。 再び、マッチィの実家に来てしまいました。中からおばさんが現れ、『息子から聞いてるわぁ。わざわざ、ありがとう。』とお礼を言われます。 書類を渡して帰るつもりが、『加藤くん、ほんと大きくなったねぇ?うちのは、全然大きくならなかったわぁ。』と話し掛けられます。 こちらも会話をさせられるはめになり、玄関で立ち話が始まるのです。 マッチィのお母さん。身長は息子と同じでとても小さい方。僕よりも20センチほど低く思え、153センチってところか。 髪は全て後ろに流し、束ねて団子を作っている。なので、おでこは大きく見え、顔もハッキリと出してします。 ちょっと外国人系で、目はホリ深く、鼻も高くはないが尖っている。『美人かどうか?』と聞かれれば、そっちの部類に入るとは思う。 小学6年生の僕は『友達のお母さん。』としか思っていなかったので、10年前はきっと美人だったのではないでしょうか。 『これ、おばさん植えてるの?』、玄関に少しだけ作ってあるガーデニングに触れてみます。植物など興味はないですが、話の流れです。 『そうそう、これおばちゃんが作ってるの。』と嬉しそうに話し始め、興味を示されたことに、逆にこっちが困ってしまいます。 『ちょっと、こっちも見る~?』とおばさんが玄関を開きます。『ちょっと見て見て。』と呼ばれ、奥の部屋へ招かれました。 『もういいよー。そんなもの、興味ないよー。』と思いながらも、数年ぶりにこの家の奥に入って行くのです。 完全に忘れていた部屋の作り。覚えていたのは、マッチィの部屋くらいです。お風呂とトイレ、きっとおばさんの部屋、そして入ったのは奥の奥の部屋でした。 少しだけ思い出が蘇ります。『ここ、弟の部屋?』、今は何にもない部屋ですが、確か弟がここにいたような気がして、聞いてみたのです。 『そうそう。ツーくんの部屋だったところ。覚えてる?』、ツーくんという名前にピンとは来ませんが、あっていたようです。 ツーくんの部屋の奥の扉が開きました。そこは小さな庭になっていて、玄関よりも少し大きめのガーデニングをしていました。 『すごいねぇ。』と興味もないのに言ってあげると、『おばちゃん、頑張ってるやろ。面白いのよー。』と喜んでいました。 『そだ!水あげよー。』と言って部屋を出ていったおばさん。帰ってくると、手にはジョーロがあり、部屋の中から水を掛け始めます。 『めんどくせー!息子とおんなじじゃん。』と、気ままなこの親子にいい印象など持ちません。 その時でした。ジョーロを遠くに差し出したおばさんの、Tシャツの首元が開きました。男ですから、思わず覗き込んでしまいます。 身長差がモノを言い、ほぼ真上からそこは見えました。白い肌は胸の中まで続いていました。 現れるはずの布地や紐はなかなか現れず、『ノーブラなんじゃ?』と期待もしてしまいます。ブラよりも先に現れたのは、胸の膨らみと谷間の方。 谷間は広いようで、乳房は離れて膨らんでいました。更に覗き込んだのですが、その前はTシャツに触れていて、見ることは出来ませんでした。 おばさんが水を掛け終わり、僕も玄関先まで戻されました。もう少しだけ会話をしたのですが、その時の僕の目はTシャツの胸元に向けられていました。 Tシャツのどこかにあるであろう、おばさんの乳首を探していたのです。
2018/08/31 12:34:55(tg9x4wvb)
投稿者:
加藤
いい印象を持っていなかったマッチィに対し、僕のアドバイスが増えました。『こんな書類いる?段取りしようか?』と、そんな意見もするようになります。
『じゃあ、もらおうか?』とあまり必要がないと思われても、積極的な協力をしようとする僕を、彼は拒みませんでした。 『なら、家にほおり込んでおくわ。』、締めは必ず、僕がこう答えて終わります。目的は、それだったのかも知れません。 約10年全然会ってなかったマッチィ家と、やたらと接触が増えます。もちろん、彼からあの電話があってからです。 『あの子、またなぁ~。ごめんねぇ。』、頻繁に現れるようになった僕に、おばさんは口癖のようにこう言うようになります。 客人を手ぶらで帰すわけにも行かず、会話をし、時にはお茶の一つも出すのが主婦ってものです。この日、居間に招かれたのは、4度目のこととなります。 『そう言えば、電気屋さんだったよねぇ?』、この前に言ったことを覚えていたようで、おばさんに聞かれました。 『ちょっと、見てくれる?』と言われ、通されたのはお風呂場。脱衣場の照明が何年も点いていないようだった。 かろうじて風呂場の電気がつくようで、その明かりで脱衣場で洗濯を行っているようでした。 脱衣場の照明のスイッチに触れてみます。その原因は、わずか数秒で分かりました。スイッチがスカスカ。壊れているのです。 『交換やね。今度、替えてあげるわ。』と言い、またこの家に来る口実を作ってしまいます。 翌日。初めて、この家に連チャンで訪れました。脱衣場のスイッチの修理です。古い家で電気の回路が少なく、ブレーカーを切ると全ての照明が消えました。 おばさんに『これ、持っててくれる?』と懐中電灯を渡し、スイッチ交換のために手元を照らしてもらいます。 真っ暗な中、懐中電灯を持ったおばさんが寄り添ってくれていて、『いいところを見せないと。』など考えたりしてしまう、いい雰囲気でした。 そのいい雰囲気も、たった5~6分で終わってしまい、この家に明るさが戻るのです。 『お金…。』と言われますが、『いいよー。もらえんよー。』と言い、どこか貸しを作れた気もします。 『おばさん、仕事は?』と聞いてみました。すると、こちらでは結構大きめの、本屋で働いていると聞かされます。 高校、会社と近くに大きい本屋があったので、僕がその店にわざわざ行くことはなく、おばさんが働いているなど知らなかったのです。 『ええ~?あそこぉー??』と驚いたように聞き返します。おばさんは得意気になり、『もう7年くらい働いてるのよ。』と笑顔で答えてくれるのでした。 次の日。僕はその本屋にいました。おばさんは探す必要もなく、レジで応対をしています。基本、レジ番なのです。 買いたい本もなく、週刊誌とゲーム攻略本を持って、レジに向かいます。お客の対応も忘れ、もうそれだけで笑っていました。 『お客、お客、』とこちらが言って、心配してあげるほど。他の店員さんの手前、やはり馴れ馴れしいのはよくありません。 レジを済ませ、『ありがと!』と声を掛けられました。きっと、僕の下心にも薄々気づいているのかも知れません。 だって、おばさんと4日続けて会っているのですから。
18/08/31 13:10
(tg9x4wvb)
投稿者:
加藤
『この行動力はどこから生まれてくるものなのか?』、自分でも分からないほどに、マッチィのお母さんに会おうとしている自分がいました。
『うっすら気づかれている。』『少し迷惑がられている。』、それも分かった上での行動でした。息子の友達だけに、足げにすることも出来ないおばさん。 それも全部分かっていても、どこか彼女に対して一生懸命になってしまっていたのです。 そんな頃、『ありがとねぇ。もう充分です。何かあったら、連絡します。』とマッチィから、そう告げられます。 彼の企画も、そろそろまとまったようです。僕の協力は、もう必要がないということです。おかげで、楽しかった訪問もその理由がなくなったのです。 本屋にもそう頻繁に行ける訳もなく、おばさんとの淡いものは終わろうとしていました。 ところが、『これ、何かわかる?あんた、なにかやった?』と家へ帰るなり、母に言われます。おばさんからの御礼のお菓子が届けられたのです。 『あの子、嫌いやわー。相手にしない方がいいよ。』と母に初めて言われ、やはりマッチィは近所でも評判は悪いようです。 しかし、おかげでおばさんの家に向かう理由が出来ました。御礼の御礼を言いに行くことが出来るのです。 『そんなことしなくていいのにー。』、おばさんとぼくは、お互いでそれを言っていました。それでも帰るつもりはなく、家の中へ招いてもらいます。 僕はおばさんといると楽しいです。おばさんも、言いはしませんが、きっと同じだと僕は思っています。 だから、何日も一緒に居られるのです。僕はそう信じています。 いきなり、『また、お店に買いに来てよー。』と言われました。これはうれしい言葉で、また口実が出来ます。 更に話は盛り上がり、出されたジュースにお菓子が次々と減ります。おかげで少しお腹も痛くなり、『ちょっと、トイレ貸して。』とお願いをするハメに。 トイレの扉を開くと、そこはとても小さく、昔ながらの汲み取りのトイレです。そこに座り、用を足すことになります。 身動きが出来ないくらいに、小さなトイレです。トイレに座り、意味もなく上を見上げます。そこに、小さな棚を発見します。 替えのトイレットペーパーが置いてあり、そのとなりには女性用の生理用ナプキンが一緒に置いてあります。 使っているのはおばさんとしか考えられず、母よりは年下なのは分かりますが、おばさんは何歳なのでしょうか。 用を済ませ、居間に戻りました。長居も出来る訳もなく、おばさんとの間で『そろそろ。』といった感じの雰囲気も漂い始めた頃。 『そうだ!ちょっと、いいものあげるわ。』と言って、奥の部屋に消えたおばさん。現れると、紙袋と雑誌を手に持っています。 『こんなの読む?』と言って見せられたのは、アダルト雑誌。所謂、エロ本ってヤツです。7冊ほどあります。 『どうしたの?』と聞くと、『うちにあったから。』と言われ、思わず『息子の~?』と聞いてみます。 おばさんは返事をためらいました。ここで、『息子のもの。』と答えれば、きっとアレに使われたものと僕は想像してしまう。 『違うよ。』と答えれば、『じゃあ、誰のもの?』という話しになってしまう。おばさんにとっては、どっちを選んでも苦しい状況。 彼女が選んだのは、『私が買ったのよ。おばさんだって、こんなの見る時あるんよー。』と、ユーモアたっぷりに返すしかありませんでした。 大人の女性が、苦し紛れの言葉を吐きました。それが僕には新鮮でした。困って困って、自分の性癖を晒すようなことを言ったのです。 そうそう見られる光景ではありません。そう言ったおばさんも、どこか『失敗したぁー。』という表情になっています。 ここで、助け舟を出します。『ちょっと、見せて見せて!』とその雑誌を手に取り、興味深そうに広げます。『おばさんも見て見て。』って感じです。 『僕は、こんな本見慣れてるから。大好きだからー。』といいアピールをすることで、彼女を楽にさせてあげたかったのです。 かなりの内容の本がありました。外人の男女が絡み合い、結合部はなにかで傷をつけたように荒く隠されています。 それでも陰毛はハッキリと写され、男も女もその性器がほんの少しだけ写っているのです。なかなか過激な本です。 僕はおばさんにも見せるように大きく広げ、興味深そうに見ていることをアピールします。困ったのは、おばさんの方でした。 こんな本を持ってきたのは自分。買ったのも自分。僕に差し出したのも自分。僕が広げて見ているだけに、目を背けることも出来ないのです。 おばさんはいよいよ覗き込み始めます。お互いに、『自分はこんなのではない。』と思ってはいますが、今はこうするしかないのです。 『これ見てん。ここ、見えてるよー。』、普段は絶対こんなことを言わない僕も、この場の礼儀とばかりにそう口にします。 『ほんとやねぇー。』とおばさんも言いますが、それ以上は口にはしません。彼女も照れくさいのです。 なんとかそんな会話を続けた僕とおばさんでしたが、やはりこんな雰囲気には馴染めず、思ったほどの盛り上がりは見せません。 『さあ~!後は、帰って一人で読んで!』とおばさんが声を張り、『そうするわ。』と僕も立ち上がります。 エロ本を紙袋に収め、玄関に向かいます。靴を履きながら、『さあ!帰ってエロ本見よー!』と言ってあげます。 さっきまで二人で読んでいたので、その流れでユーモアに言ってあげました。おばさんも負けじと、『無理しないように。』と笑って返してくれます。 『なにがぁ~?』と聞き返すと、『知らん知らん!おばちゃん、何にも知らん!』と笑っていました。
18/08/31 14:20
(tg9x4wvb)
投稿者:
加藤
その日、あの紙袋を持って、マッチィの家に向かっていました。貰った雑誌は7冊ですが、中身は3冊。要は、面白くないヤツだけ返すのです。
『それ、あげたのよー。返してくれなくていいよー。持って帰って。』と差し出した途端に言われました。 しかし、雑誌は単なる口実。おばさんに会いに来ただけなのです。 その日の進展は、ラインの交換でした。すぐに試しの送受信がされ、おばちゃんがなかなかのライン使用者だと知らされました。 お互いにテーブルを挟んで座っているのに、目線はお互いのスマホに向けられています。次々と送られるラインの会話を見て、楽しんでいるのです。 『エロ本、ありがと。ちゃんと使わせてもらいました!』と送ると、すぐに目の前の彼女が笑います。ラインだから送れる言葉です。 『何に使ったぁ~?』と送り返され、返事に困ります。チラッとおばさんを見ると、僕の視線を感じたようで、スマホから目を離そうとしません。 『それ聞く?それ、ほんと、それ聞く?』 『なにしたのぉ~?教えて~。気になる~。』 『エロ本で見ながら、したよー。(^◇^)』 『なにしたの~?教えてぇ~。』 もちろん、なにもしてません。エロ本よりも、もっと他のものでしています。それでも、会話を合わせます。 『えっ?オナニーしましたが、なにか?』 『ヘンタイー!』 『ええ、ヘンタイですけど、なにか?』 『ヘンタイー!』 『ええ、おばちゃんでオナニーしましたが、なにか?』 そう送ると、おばさんの顔が上がりました。『ほんとー?』と不思議そうに見られ、一気に顔が赤くなります。 ラインだから、冗談で書けるのです。面と向かって、言える訳などありません。 『ウソじゃわぁ~!ウソに決まってるやろー。』、そんな選択肢もありました。しかし、どこか引けないことも分かります。 実際、おばさんで抜いたこともあるのも事実ですし。『どう思う?』と、そんなおばさんに聞いてみました。 おばさんは下を向き、いろいろ返事を考えているようでしたが、次の言葉は出ませんでした。 帰る時間になりました。いつの頃からか、40分というのが僕とおばさんのタイムリミットになっていたのです。 そこで、『おばちゃん、一緒に写真撮ってくれん?』とお願いをしてみます。『私と~?』と少し驚かれます。 『また夜に使わせてもらうかもしれんし~。』と言って、先ほどの流れはまだあるのです。 部屋の壁に並んで座りました。肩と肩が触れる度に、ドキドキもします。おばさんが『どんなポーズで撮る?』と慌てたように聞いたのも、そのせいです。 ライトの点いたスマホをかざし、アングルを整えます。一枚目はお互いにピースで構えての一枚。 次に『もっと寄ろうか?』と言って、顔の辺りを撮ります。収めるためには、顔がもっと近づける必要があり、少しためらってしまいました。 すると、おばさんの顔が寄って来て、ほとんど僕の頬と当たります。『いま、いま、』と急かされ、撮った写真は完全に二人の頬が触れあっていました。 最後におばさんのソロ写真をお願いします。やはり一人となるとただの証明写真のようになってしまいます。 『キス顔してー。』と頼んでみますが、さすがに乗っては来ません。おばさんも写真には慣れてはいないのです。 そこで、『あのなぁ~。僕が夜に使うんだからなぁ、もっと色っぽいヤツ~!』とねだってみます。 何でもいいので、証明写真よりはマシと思ったのです。すると、『どんなのがいいかなぁ~?』と意外と乗って来ます。 困ったのは、僕でした。まさか、乗ってくるとは思わなかったのです。 お団子ヘヤーが幸いしました。『うなじ撮ってもいい?』と聞くと、わざわざ首をかしげてくれて、撮らせてもらいました。 『横顔撮らせてもらっていい?』と言うと、顔の動きを止め、近づけるスマホにも微動だにもしません。 『ちょっと、口開いてみて。』と言うと、おばさんは口を僅かに開き、それだけでもうイヤらしいのです。 唇が乾いていたので、『唇、ちょっと濡らして。』と頼むと、舌舐めずりをして濡らせてもくれます。 もうカメラマンと、乗せられたモデルなのです。 さすがに、いくつかの要求は断られました。明らかにフェラチオを想像させる口、手コキを想像させる手、これはさすがに無理でした。 『じゃあ、最後は何をお願いしようかなぁ~?』と言って、考えます。おばさんも『最後』と聞き、何でも来いにはなっています。 すると、おばさんの方から『肩とかは?』と聞いて来ました。正直、うなじとかいろいろ撮ったので、気が進みません。もっと他がいいと思いました。 おばさんはTシャツの首回りを握り、肩の方へずらします。首と鎖骨が現れました。すると、『ブラ紐もいっとこ。』と言って、更にシャツを伸ばします。 白いブラ紐が現れ、『それ最高!』とシャッターを切りました。自分でもやり過ぎたと思ったのか、『ちょっと見せて!今の見せて!』と慌てて覗きに来ます。 『大丈夫やってー。』と言い、撮った写真を見ると、なかなかのもの。しかし、『まあ、そのくらいはいいか。』と言われ、保存を許されるのでした。
18/08/31 15:19
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投稿者:
加藤
ラインの交換をしたことで、僕とおばさんの関係は続きました。ラインだと、お互いに普段言えないことも言えて、ある意味楽しいです。
もちろん、情報の共有も出来ますから、願ったりかなったりでもあります。 ある時、『おばちゃん、下の名前なに?』と送ってみました。ほんと、知らないのです。『美和子』と返され、初めて名前を知ることとなります。 すぐに『加藤くんは?』と聞かれ、『タカト』と送りました。人に自分の名前を伝えるのが、こんなに恥ずかしいと思ったことはありません。緊張しました。 そして、『写真どうしたー?』と聞いて来ます。この前おばさんを撮りまくった、あの写真です。きっと、イヤらしいことを聞きたいに違いありません。 そこで、『ん?写真?オナニーに使ってるに決まってるじゃんー!(^^)』と送ると、まさかの乗りのいい返事が返って来たのです。 『おばちゃん、どんなことしてたー?』 『なにがぁー?』 『私がどんなことをしてあげてたー?気になる。』 『書くの?』 『教えてー!気になる。』 『服、脱いでた。』 『それからー?』 『胸、見せてくれた。』 『どんな胸してたー?』 『ちょっと、大きい。』 『それでー?』 と彼女が止まりません。 そこで、『酔ってる?』と聞くと、『いま、お酒飲んでるよー。酔ってるー!』と返って来ました。普段ではない彼女です。 結構タジタジの僕ですが、美和子さんが止まらず、付き合うしかありません。正直、酔った人は嫌いなのですが。 『私の胸、どうしたー?』 『舐めました。』 『舐めて、どうしたー?』 『吸わせてもらいました。』 『私、どうだったー?気持ちよさそうにしてた?』 『はい、ちゃんと。』 『それからー?』 『フェラしてくれました。』 『私のフェラチオ、上手かった?』 『はい、大変。』 『私、どんな下着だったー?』 『白です。真っ白。』 『真っ白な下着に触ってくれたー?』 『はい、触りました。』 『触ったら、どうだったー?』 『気持ちよさそうにしてました。』 『下着、濡らしてた?』 『はい、濡れてました。』 『恥ずかしいねぇー。』 と酔っ払いに絡まれ、もうやめたい気分です。しかし、終わりません。 『濡れた下着脱がしてくれたー?』 『はい、脱がしましたよ。』 『脱がしたら、なにがあったー?』 『アソコがありました。』 『アソコって?』 『言うんですか?』 『気になるー。』 『ほんとに書いていいんですか?』 『オ・マ・ン・コ?先に言ったわー。』 文字とは言え、あの美和子さんからストレートに出たことに、少し驚きました。
18/08/31 15:49
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投稿者:
加藤
酔った人は好きではありません。それは美和子さんと言えども同じこと。面倒くさいのは嫌なのです。
それに、きっと微妙な関係が面白かったんです。お互いに言える言えない、そんなところです。 彼女に対しての憧れとイメージは、あのラインの会話によって崩れてしまったようにも思えます。僕が望んでいるのは、あんな美和子さんではないのです。 一気に興味が薄れてしまい、心のどこかで『もう避けよう。』などと思ってもしまいます。 しかし、ラインが来れば返してしまい、普段の彼女だとそれはとても楽しいものです。ほんど、あの時だけは僕の見たくない彼女だったのです。 あのラインから、初めて家を訪れました。あんな会話の後なので、僕もいろいろと考えたりもしてしまいます。 しかし、会話は至って平穏でした。いつもの僕とおばさんなのです。やはり、ラインは別物なのでしょう。 美和子さんがスマホを取り出しました。彼女もなかなかのスマホ依存者なのです。その画面を見ながら、『私、酔ってたよねぇー。』と聞いて来ます。 もちろん、あのラインの時のことです。『すごいこと書いてるわぁー。』と、書いた本人ですら呆れています。彼女も気になってきたのです。 『お酒飲むの?』と聞くと、『好きやねぇー。酔うと、わたし面倒くさいよー。』と自覚はあるようです。 その日、初めて二人の間にお酒が出されました。グラスも用意されない、缶ビールです。僕はあまり強くないため、350ミリリットル缶を。 美和子さんは、もちろん500ミリリットル缶に口をつけます。一本目は普通でした。おとなしいものです。ところが『もう一本飲んでもいい?』と取りに行きます。 この一本がやっかいでした。酔った方特有の笑い顔を見せ始め、『これはマズい!』と帰る準備に入ります。 すると、僕のスマホにラインが入ります。美和子さんからでした。そこには、『タカトくんのオナニー話が聞きたい!』と思いっきり書かれていました。 美和子さんを見ると、笑いながらスマホを見つめ、次の文章を入力中です。僕の大嫌いな雰囲気となっていたのです。 『おばちゃん、帰るよー。』と立ち上がりました。すると、『もうちょっとー!』と完全に酔いモードです。 そして、『帰ったらいかんー!帰ったらダーメー!』と部屋を出て、戸締りまでする始末。もう、『なんだ、こいつ?』ですよ。 更に座り込み、すぐにスマホに指を当てています。依存度は高そうです。そして、『私でオナニーしてるんでしょー!いてよー!』と声をあらげます。 ラインが鳴りました。もちろん、彼女からです。『オナニー話が聞きたいのー!』とまた同じ内容です。 『わかったわかった!また今度するから。また今度ね!』と立ち上がります。『ダーメー!』と言って、僕の片足にしがみつくのです。 ほんと、もう面倒くさいです。彼女は帰すまいと足を掴んだままでした。手には、それでもスマホが握られ、もう怖いです。 『もう離そ、もう離そ、』と言って、振りほどきに掛かりますが、しっかりと掴んでいて離れようとしません。 『タカトくんのオナニー話が聞きたいのー!』とラインではなく、いよいよその口で言ってしまい、どこか彼女の本性を見た気になります。 僕は半分疲れて、テーブルに腰を降ろしました。座ったことで、美和子さんの手が少し緩みます。『なら、するから、ちょっと座りー。』と言ってあげます。 美和子さんはようやく手を離し、それでも僕の側から離れようとはしません。そこで、僕はテーブルから降り、彼女と同じ目線になります。 『じゃあ、なにから言おうか?』と聞くと、『何でもいいー。』と言います。彼女はテーブルにあったビール缶に手を伸ばし、また口に運びました。 しかし、中にはもう残ってはおらず、『ちょっと待ってー!おビール取ってくるー。』と言うのです。 これ以上は関わりたくない僕は、初めて美和子さんの手を取りました。彼女の腕はとても細く、僕の指が一周するのではないかと思うほど。 『おビール取ってくるだけぇ~。』と言う彼女を引っ張りました。僕の思っていた以上に、彼女は小さく、弱く、そして軽い。 どのタイミングで、僕はそう思ってしまったのだろうか。暴れる彼女を、しっかりと自分の胸に抱きかかえていました。 人間を抱いているというより、暴れる犬をなんとか黙らせようと押さえつけているといった感じです。
18/08/31 16:34
(tg9x4wvb)
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