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(無題)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:(無題)
投稿者: (無名)
とある閑静な住宅街に建つマンション。
今日はゴミ出しの日である。
朝早く一人の女性が片手にゴミ袋を持って、敷地内のゴミ置き場へやって来た。
彼女は持って来たゴミを置き場に捨てると、ホウキと塵取りをもって置き場や周辺の掃き掃除を始めた。

男「おはようございます!」

男が声を掛ける。
彼の年齢は50歳過ぎと云ったところか。
髪に白いモノが混じる、人の良さそうな風体をしている。

「あっ! おはようございます! 管理人さん」
「今日も良い天気ですね」

彼女が、にこっと笑って返事をする。
彼女の名は“雅美”という。
元水泳選手でオリンピックメダリストの田中〇美に瓜二つである。
美し過ぎる水泳選手として有名だった容貌そのままであり、豊満な肉体と見事なクビレ、好色そうな唇と口元は男の性器を咥えて離さないと云った印象を強く抱かせる。

男「朝からゴミ出し、ご苦労様です」

雅美「ホント、何でゴミって直ぐ溜まるのかしら?」

それは男も一緒であった。
彼の睾丸の中には、一週間分の濃厚な精液が行き場を失い、とぐろを巻いている。
だが彼は敢えて精液を溜めていた。
目の前に居る、美しいメスの胎内に思いっきりブチ撒ける為に。

雅美「もうっ! 何これ?!」
  「こびり付いて取れないよ~










2017/12/02 09:30:37(XuMzXfuW)
87
投稿者: (無名)

日本茶々!さん

あと、少し・・

お付き合いしてください。

失礼いたしました。
また、一日空けます。

良い年を・・・
17/12/31 19:34 (kYWs4jyG)
88
投稿者: 日本茶々!
明けましておめでとうございます!

今年も素晴らしい文章を拝読できることに御礼申し上げます。

引き続きよろしくお願いいたします。



18/01/01 22:16 (IWuqHcYW)
89
投稿者: (無名)
年が一つ積み重ねられて既に数週間が経った。
家の三人は”ゆう子“と云う心通う家族を迎え容れて、身も心も新たにして日々の生活へと戻って居た。

そんな或る日。

雅美「ねえ?お母さ~ん!」

雅美が麻由美を呼んでいる。
何事かと彼女が尋ねると・・。

雅美「私ね、出来ちゃった、みたい・・」

麻由美「できた?・・・」
   「・・・・・!」
   「あっ、赤ちゃん、が?!・・」

雅美「うんっ、多分・・」
  「今、判った、の」

彼女はこの日、自身の生理事情から、ふと思い付き妊娠検査薬を試して見たのであった。

雅美「これって・・陽性反応でしょ?」

麻由美「はあ~、恐らくね!」

麻由美の心は複雑では有ったが、やっと誰かに背中を押して貰った安堵感の方を強く意識する。
何しろ愛する娘に、自らにとっての孫が出来たのだ。
これでいつの間にか妄想として創り上げて仕舞った子作り願望に終止符が打てる。
彼女は漠然と、そんな気がしていた。

雅美「なに?!!」
  「喜んでくれないの?!」

麻由美「えっ?・・あ、いや・・」
   「・・うんっ、そうだね・・」
   「そうだよ!こんなに嬉しい事は無いよね!」

雅美は痛い程に彼女の気持ちが分かるが、そこは敢えて考えない事にした。
後は過ぎ行く時間が解決してくれる。
雅美は、そう考える様に気持ちを入れ替えていた。

康治「えええっ?・・・」
  「本当、に?・・・」

彼は仕事から帰って来るなり、彼女から事情を聴かされて驚く。
自分が父親に成りつつある事など、彼にとって余りにも実感が湧いて来ない。
彼は只々、彼女のお腹を見つめていた。

康治「雅美と、私の・・・」

茫然と立ち尽くす彼の手を取って、その彼を見上げて彼女が云う。

雅美「これからも・・しっかり働いてよねっ!」
  「お父さん!!」

彼は黙って真剣な面持ちと成りながら、ゆっくりと頷いた。
そんな二人のやり取りを見ながら、麻由美は顎を上げ目を潤ませながら感慨にふける。
小さかった頃の娘の姿を思い出しながら。
そして若かった頃の自分を懐かしみつつ。


数日後の午後、一家の女による、女の為だけの会議が開かれた。
議長は麻由美である。

麻由美「それでは私達だけの会議を開きます!」

ゆう子「あの、会議って?」

雅美「議題は?・・」

麻由美は大仰に言い放ったが、要するに女だけが集まってお喋りをする、いつものティータイムである。
だが、その内容はいつもより遥かに濃い題目である。

麻由美「雅美が妊娠をしました!」

ゆう子「やった~~!!」
   「おめでと~!!」
   「今の気分は?」

雅美「はい!とても嬉しいです!!」
  「このお腹の中に新しい命が存在するなんて・・」

ゆう子「きゃあぁぁ~!!」
   「触ってイイ?」

雅美「ええ!どうぞ!」

ゆう子「う~ん、何だか良く分からないなぁ~」
   「でも、この中に二人の赤ちゃんが・・」
   「居るのよ、ね!」

雅美「はい!」

麻由美「みんな!!・・何、盛り上がってんの!!」
   「本日の命題は大変な事なのよっ!!」

ゆう子「何が大変なの?!」

麻由美「何がって・・」
   「貴女の事なのよ!!」

ゆう子「わたしっ?!!」

麻由美が話したかったのは、ゆう子の今後についてであった。

ゆう子「私は・・今のままで充分に・・」

麻由美「貴女は真剣味が足らない!!」
   「そして、現実を直視してない!!」

麻由美は自らの調査の成果をゆう子に披露して行く。
高齢出産の難易度と、それに伴うリスクを。
彼女の熱弁はゆう子の心と意識を次第に動かして行く。

ゆう子「じゃあ、どうすればいいの?」
   「どうすれば・・問題が解決するのかな?」

雅美「ここから先は、私が説明します」

次に雅美が登場し、彼女の持論を展開して行く。

ゆう子「代理、出産?・・・」

雅美「そうなんです!」
  「ゆう子さんの卵子と彼の精子を体外受精させて・・」

ゆう子「他の人に、産んで貰う・・の?・・」

雅美は母の為に、海外で代理母になる決心までしていた。

ゆう子「雅美ちゃん・・・」
   「そこまで思い詰めてたの?・・」

雅美「でも・・やっぱり無理でした!」
  「法律の規定が難しくて、よく分からないし・・」
  「だから、それって荒唐無稽な行為なんだなって・・」
  「でも、でもね・・ゆう子さんの場合は違うと思うの!」
  「キチンと正式な手続きを踏んで、海外迄出掛けて行けば!」

麻由美「日本では賛否両論が有るみたいだけれど・・ねえ・・」

基本的には母体に障害が認められる女性が目指す出産方法ではあるが・・。
彼女らの意見にゆう子の心は揺れた。
だが今となっては選ぶべき道は一つしか無い。
彼女は思い切って決断して行く。

ゆう子「分かった・・やってみる!」

彼女が意志を固めれば話は早い。
彼の渡航を含めた関係機関への依頼話を皆で詰めて行く。

ゆう子「何だか少し・・怖いな・・」

数百万の費用が掛かる割には、成功率が極めて高い訳では無い。
だが彼女の不安は費用の問題では無い。
責任ある彼女の立場では、世間からの視線も当然気になって仕舞う。

麻由美「私は挑戦出来なかったけど・・」
   「その分、しっかりと応援させて貰うよ!」

雅美「そうね!私もサポートする!」

康治の居ない場所で完璧に近いプランが練られて行く。
その頃、仕事中の彼は・・・。

康治「へ~っくしょん!!」
  「んんっ?・・今日はくしゃみが止まらないなぁ!」

彼は三人分のくしゃみを一手に引き受ける役割であった。



18/01/02 16:34 (unVmp.yN)
90
投稿者: (無名)

日本茶々!さん

明けましておめでとうございます。

今年もぼちぼち、ゆっくりと書き連ねて行きたいと思います。

よろしくお願いいたします。
18/01/02 16:39 (unVmp.yN)
91
投稿者: (無名)
ゆう子「はい・・・はい!分かりました」
   「ええ!・・・ええ!、はい!」
   「分かりました。・・はい、お願い致します」

電話で相手の機関と連絡を取って、面談の期日を確認する。
そして帰って来た彼をも含めてのスケジュールが決められて行く。
そのあらゆる手続きが瞬く間に定まって、ゆう子は正に不退転の決意で臨む事となった。

康治「えっと・・私の役目は?・・」
  「何をすれば・・」

麻由美「貴方は決められた時期に、決められた場所で」
   「思いっきり元気な精子を提供するだけよ!!」

康治「なるほど・・」
  「あ、いや、しかし・・」
  「思いっきりって云われても・・なぁ・・」

雅美「大丈夫よ!!」
  「ここで、ちゃんとした証明が出来た訳だから!」

雅美は笑って自らのお腹をさする。

康治「ああ!・・ははっ!」

彼はひたすら苦笑いをするしか無かった。

ゆう子「ごめんなさい・・」
   「貴方にまで、複雑な事に巻き込んじゃって・・」

麻由美「ゆう子! 気にする事なんか無いわよ!」
   「彼ったら、もう今からやる気満々なんだから!!」

麻由美は彼の履くズボンの股間を見逃さなかった。
その股間は、まだ計画の段階であるのに、見事に盛り上がっている。
彼はゆう子への孕ませ願望が急にリアリティーを持って来た事だけでペニスを勃起させている。

麻由美「まだまだ先は長いのに・・」
   「もう準備しちゃって・・」
   「もったいない!!」

ゆう子「ホ~ント!勿体ない!!」

麻由美とゆう子は顔を見合わせて笑う。

雅美「なになに?」
  「どうしたの?」

麻由美「別に・・何でもないわ!!」
   「ねぇ~、ゆう子?」

ゆう子「ネェ~!何でも無いわよねぇ~!!」

雅美は母の癖を見逃さなかった。
母は嘘を吐く時には必ず鼻の孔を膨らませる。

彼女は彼に耳打ちをした。

雅美「あの人達、何か企んでるみたいよっ!!」

康治「たっ、企み?・・」

彼は彼女らの企みを後で知る事になる。


そして数日後、彼はゆう子からメールを貰う。

ゆう子(お忙しいところ申し訳ございませんが)
   (明日の夜、渡航の打ち合わせを行いたいのです)
   (PM7時からになります)
   (よろしくお願いいたします)

康治「明日の夜ねっと・・」

彼は明日の仕事内容をチェックして問題無い事を確認する。

康治「ゆう子さん・・随分と仕事が早いなあ~?」

彼は雅美の助言が空しい程に役に立たさせず、簡単に彼女らの計略に乗っかって仕舞った。

次の日彼は、のこのこと彼女の店へと伺って行く。

その彼女は数件の店を展開していた。
共に駅から歩いて数分の所に在り、その全部が地下一階、地上三建てのビルとなっている。
今、彼が向かっているのは本店であった。

彼は以前と同じように扉を開ける。

康治「ごめんください!」

しかし、今回は以前より、ちょっぴり堂々としていた。

ゆう子「はい!どうぞ~!」
   「中にお入りになって~!」

奥から聞こえて来る声はゆう子の声である。
彼は何故、出迎えてくれないのだろうと疑問に思ったが、直ぐにその答えは解明した。

ゆう子「ハ~イ!!ようこそあなた!!」

彼女が来ていた衣装は、あの派手なボディコンワンピースだったのだ。

麻由美「は~い!!」
   「何よ! ちょっと遅かったわねっ!!」

そして、ななっ、なんと!
予想すら不可能であった麻由美までが真っ赤なボディコン姿で出迎えて来た。

ゆう子・麻由美「いらっしゃ~い!!」

彼女らは、ふわふわの扇子を扇ぎながら彼に風を送っている。
彼は目が点に成った上に、呆然と立ち尽くして仕舞った。
そして何度も目を擦っては見たが、その光景には何ら変化が無かった。



18/01/02 20:22 (unVmp.yN)
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