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逃避行
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:逃避行
投稿者: (無名)
俺(佐藤和昭32独身)の住むマンションの隣りの部屋に若い夫婦が引っ越して来た。「こんにちはっ…今日隣りに引っ越してきました、中野義弘(30)と」「妻のゆかり(27)です…宜しくお願いします」「あっこちらこそ…佐藤和昭です」と挨拶をした。義弘は眼鏡を掛け少し頼りない感じで、ゆかりは何でこんな奴と?と思う様な美人だった。その日は粗品を受け取り終わった。この時俺は一応彼女が居たが別れ様と考えていた時だった。…旦那とは朝仕事に行く時、よく顔を合わせたが挨拶程度だった。その旦那は出張が多いらしく、キャリーバッグを持って出掛けるのをよく見掛けた。…それから2週間経って俺は彼女と別れた。…ある日の夕方、俺は車で外回りをしていた時、信号待ちをしているとその旦那を見掛けた。隣りには綺麗な女性が居て手を繋ぎ恋人の様に歩いていた。俺は(あれっ?出張だって言ってたよな?)と思った。マンションに帰ると丁度ゆかりが買い物から帰って来た所で、エレベーターを一緒に乗った。
2017/09/01 17:08:24(JXhYUBkx)
17
投稿者: (無名)
俺はゆかりを抱き締め背中とうなじにキスした。汗の味がした。「もう少し落ち着いたらお風呂入ろう」と言うとゆかりは向き直して「うん」と言った。「和さん…凄かった…」「気持ち良かった?」「うん…壊れるかと思った」「ゴメン…俺も凄い気持ち良かったから」「ホント?」「ホントだよ」「私あんなに何回も逝ったの初めて…」「ホントに?」「うん…いつも私が逝く前に終わっちゃうから…」「あ~…それは女性としては辛いね」「和さんいつもあんななの?」「今日は特別だよ…久しぶりだったから…いつもはもっと前戯に時間掛けるんだ」「へぇ…何で?」「だってSexってお互い気持ち良くなった方がいいじゃん」「なるほどね…確かにそうだね」と話した。それから2人でお風呂に入ってから、一緒に眠った。次の日、俺達はSexなしで夕方まで、恋人の様にラブラブしていた。旦那が帰って来る前に俺は部屋に戻った。帰る時ゆかりは「和さん…またしようね?」と言った。俺は「うん」と言ってゆかりを抱き締めキスをした。こうして俺達の関係は始まった。
17/09/05 20:44 (Ic51l.vH)
18
投稿者: (無名)
平日の朝、旦那の義弘とエレベーターで会う。俺は義弘が香水を付けているかどうかを、確認する事が日課になっていた。そして義弘の行動パターンが読める様になった。義弘は二週間に一回は香水を付けていた。それも週末の金曜日に多い事が分かった。ある時「出張ですか?」と尋ねると「はい…最近出張が多くて参っちゃいますよ」と嬉しそうに言っていた。俺は(嘘付けっ)と思いながら「大変ですねっ」と話しを合わせた。義弘が出張と言ってる日は俺はゆかりを抱く。ゆかりも俺にゾッコンになっていて「和さん…愛してる」と言う様になっていた。そんな感じで半年が過ぎ春になった。俺に東北の支社に行く様にと辞令が出た。条件は支社長だった。出世コースで魅力的な条件だった。その事をゆかりに話すと「もう…和さんに会えなくなるの?」と言って泣き出した。俺が答えに困っていると「和さん…私も連れて行って…和さんの為なら何でもするから…和さん無しじゃ生きられない」と言った。
17/09/06 00:47 (gK1EW1wZ)
19
投稿者: (無名)
「連れて行きたいけど…旦那はどうする?」「もうあの人の事愛してないから別れるわ」とまで言った。…そして俺も交えて2人の離婚協議が行われた。ゆかりが口火を切った。「もう別れて欲しいの…」「何でいきなり?」と言うとゆかりはスッとテーブルに封筒を置いた。義弘はそれを開け中身を見た。義弘の顔色が変わった。ゆかりが差し出したのは写真だった。「もう四回目よね…もう無理…何も要らないから別れて」と言って既にゆかりの名前が書いてある、離婚届を差し出した。「もうあなたの顔も見たくない」と言われ義弘は「分かった」と言うと離婚届にサインをした。「佐藤さん…もう荷物纏めてあるから…少しの間、間借りしてもいいですか?」「えっ?俺ん家に?」と演技をする。少し悩んだ振りをして「まぁしょうがないですね」と言った。ゆかりは指輪を外すと「サヨナラ」と言いキャリーを持って来て、俺と一緒に部屋を出た。俺の部屋に入ると「これで自由になった」と言い抱き付いてキスをしてきた。しかしこの後が大変だった。
17/09/06 01:11 (gK1EW1wZ)
20
投稿者: (無名)
義弘の嫌がらせが始まった。夜中に大きな音を出したり壁を叩いたりした。それが2週間続いた。俺はゆかりと話し合い俺が東北に行くまで2週間、ゆかりに漫画喫茶に避難する様に言った。ゆかりは納得してくれて朝早くに漫画喫茶へ避難した。避難した翌日、義弘が「ゆかりを返せぇ」と言って乗り込んで来た。酔っていた。俺は部屋中を見せ「ゆかりさんならもう出て行ったよっ」と言い何とか義弘を追い出した。そしてその翌日から義弘は俺の後を付け回し始めた。俺とゆかりの関係を怪しんみ、どこかで会うんじゃないかと思っていたらしい。そしていよいよ転勤の前日になった。俺は夕方ワザと義弘を付けさせ警察署に行った。事情を説明し「今そいつ外にいます」と言うと警官は外を確認し、すぐに義弘を捕まえに行き、義弘を取り押さえた。義弘が任意で事情を聞かれいる間に、俺は荷物を持ち駅前のビジネスホテルに逃げた。そこでゆかりを呼び、翌朝2人で東北へと旅だった。
17/09/06 01:48 (gK1EW1wZ)
21
投稿者: (無名)
俺達が宮城に行った翌日の午後、本社から電話があった。「中野義弘って言う人物知ってるかね?」「はい…マンションの隣りに住んでいた男ですが?」「そうか」「あの何か?」「その中野が今日の午前中に乗り込んで来て、君を出せって暴れてな…警備員を包丁で斬りつけた後、警察に捕まったんだ」と言われ俺は驚いた。「明日朝一で本社に戻って説明します」と言って電話を切った。翌日ゆかりを残し本社に行き説明すると「そんな事があったのか」と言われた。本社の重役は納得してくれた。義弘は結局そのまま逮捕された。銃刀法違反、傷害、不法侵入、殺人未遂、ストーカー罪等が付いた。俺はその事をゆかりに話すと「私のせいでゴメンナサイ」と謝ったが「全部向こうが悪いんだから謝らないで」と慰めた。その事件があってから2ヶ月後、俺は会社を辞め新しい仕事を始めた。そして半年が過ぎ俺達は結婚をした。ゆかりは「和さんと一緒になれて幸せっ」と言って笑った。俺も嬉しく感じゆかりを抱き締め「2人でもっと幸せになろうな」と言った。
17/09/06 16:22 (gK1EW1wZ)
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