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1:おもちゃ屋のおばさん
投稿者:
ヒイ
30年くらい前の話です。
当時、僕は高校生。世の中はファミコンブーム全盛。町にはおもちゃ屋が溢れ、僕は学校帰りに買いもしないのに、小さなおもちゃ屋に入り浸っていました。 そのおもちゃ屋は、おじさんとおばさんの夫婦が営んでいました。おじさんは当時51歳、おばさんは少し年の離れた34歳。 おばさんはかなりの細身で色白。眼鏡を掛け、顔にはソバカスが多く目立っていました。美人ではないけど、何かひかれるものがありました。 僕が高2の頃。おばさんは妊娠してお腹が大きくなり、それでも出産間際までお店に立ち続けていました。女の子でした。 僕が就職をすると、やはりその店にも行かなくなり、僕が23歳の頃にはファミコンブームも去ってしまい、知らない間にその店は閉店をしていました。 物語は、ここから始まります…。 僕の家の近所に、小さなレストランがあります。廃れたこの町ですが、結構有名なレストランです。僕の家と、そのおもちゃ屋のちょうど中間に位置します。 あまりに家から近いのが理由で、オーブンして15年以上もなるこの店に一度も入ったことのなかった僕でした。しかし仕事の都合で、初めて足を踏み入れます。 お水とメニューを持って現れたのが、あのおばさんでした。この時40歳手前になっていました。相変わらずの細身、色白、眼鏡、ソバカスでした。 毎日のようにおもちゃ屋に通っていたのに、おばさんは僕には気づいていませんでした。僕も気を使い、他人の振りをしてやり過ごします。 支払いになり、レジに行きました。応対してくれたのはおばさんでした。気づいてないので、お釣りをもらうまでの時間がとても長く感じました。 『久しぶりやねぇ。』とお釣りを手に、おばさんから声を掛けられました。慌てて、『ああ、気づいてないのかと思った。』と昔の口調で返してしまいます。 『声掛けない方がいいと思って。』と僕にお客さんがいたので気を使ったようでした。『ずっと働いてるの?』と聞くと、『今年から…。』と言ってました。 次に訪れたのは、僅か2日後。お昼のランチタイムを避けて、午後2時頃でした。この日も、おばさんが応対をしてくれました。 さすがに2時にもなると、お客も少ないです。ある意味、僕の計算通りでした。お店の売りのオムライスを注文し、おばさんが運んで来ました。 テーブルに料理を置き、立ち去ろうとするおばさんに『おじさんは?』と声を掛けました。少し、昔話に付き合ってもらおうと思ったのです。 ところが、『おじさん、亡くなってねぇ。4年だわぁ…。』ととても盛り上がれない返事でした。もう、『あっ、そう…。』としか返せません。 それでも声を掛けたことで、少しだけ相手をしてくれました。お客も少ないので、このくらいは大丈夫なようでした。 時間にして5~6分でしたが、おもちゃ屋で働いていたおばさんと通っていた学生の僕に戻ったようで、とても有意義な時間でした。 それからというもの、何かスイッチの入った僕が、おばさんをデート?食事に誘うのに時間は掛かりませんでした。 後に、この女性が僕の妻になるのですから、人生分かりません。
2017/07/26 16:49:43(bCynsz2u)
投稿者:
ヒイ
次の日曜日。その日も朝の9時に待ち合わせ、英津子さんを乗せて車を走らせます。彼女がお昼までに帰らないといけないため、実質2時間程度。
車はすぐにホテルに向かいました。 車がガレージに入り、階段を上って部屋に行こうとする彼女を掴まえて、軽くキスをします。不意うちに近かったので、『もぉ~。』という顔をされました。 もうこの頃には、年の差など無いに等しく、英津子さんを年下の彼女のように扱うこともしばしば。 そして、おとなし目の彼女が『M』であることも分り掛けていました。ただ残念なのは、僕もそっち系。M同士ながら、やっばり僕がSをしないと…。 部屋に入ると、彼女はベッドに腰をおろしました。残念なのは、おしゃれもしていない普段着であること。主婦がそのまま家から出てきたような格好です。 スカートこそ違いますが、Tシャツは先週と同じものです。ローテーション的に、かぶってしまったものと思われます。 隣に座り、軽くキスを始めました。先週のこともあり、もうどこかリラックスが出来ています。『よく知っている唇』、そんなかんじです。 お風呂が入ったのですが、脱衣室がないので、扉の手前で服を脱ぐことになります。 しかし、もう身体の隅々まで知られているからでしょうか、僕の前で彼女は簡単に服を脱ぎ捨てていました。 僕は湯船に、英津子さんは身体を洗い始めました。相変わらずの貧乳で、まな板のような胸をしています。でもそれを、『きれい。』と思ってしまうのです。 好きになった女性は、そう思ってしまうのでしょうか。 まだ身体が乾かないのに、英津子さんはベッドに転がっていました。もちろん、彼女の上には僕が乗っています。 パーマの掛かった彼女の髪はお湯で濡れていて、カール状だった髪は一時的にですが、真っ直ぐに伸びてしまっていました。 『今日は彼が自分の中に入れてくれる。』、英津子さんの方にもその覚悟は出来ています。そのせいか、開いた足を無理して閉じようとはしませんでした。 彼女のフェラによって大きくされた僕のモノは、この前とは違い、ちゃんと大きいままに彼女の口から離れました。 僕は彼女の上に乗り掛かりました。強い重みを感じたのか、『ウヘッ…、』と彼女が声をあげます。そして、彼女の細く白い首筋を僕の舌が這います。 英津子さんの頭を抱え、キスなのか、ペロペロなのか、もうどっちでもいいです。それに、英津子さんは感じてくれます。 『イヤ…、アァ~…イヤ~…』と喘いでくれ、身体を揺すろうとしますが、僕の重みが勝っているので、たいした揺れになりません。 下半身では僕の勃起したモノが、彼女の陰毛に擦られていました。右に左に転がるようにして、まみれています。 それだけで、僕の息も『ハァ…ハァ…、』とあがってきてしまいます。英津子さんの唇から首筋に掛けて、もう僕の唾液でベットリです。 もう何十回、唇わ重ねたのかも分かりません。何十回目かの激しいキスが終わると、『入れさせて。』とついに彼女にお願いをします。 『入れるの~?ちゃんとつけてくれる~?』といじらしそうな顔で言われました。ところが、『ちょっとだけ、生でさせて。』とお願いをしてみます。 英津子さんも『ちょっとだけなら…。』と安易に了承をしてしまいます。この二人の安易な判断が、間違いをおこしてしまうのです。
17/08/01 14:17
(NX7boJ1/)
投稿者:
初心者
いいお話ですね。
続きを楽しみにしています。
17/08/01 19:52
(ds3gBboJ)
投稿者:
ヒイ
初めての挿入は、なんの問題もなく行われました。『もしかしたら、萎んでしまうかも。』と一抹の不安もありましたが、考えすぎでした。
亀頭がヌルッと入り込んでしまうと、後は自然と押し入るだけです。彼女の顔色を見ながら、ゆっくりと英津子さんに向かって腰を進めます。 時間にして数秒のことですが、慎重に行われました。口をギュッと綴じて耐えていた彼女。しかし僕のモノが根元まで入りきると、安堵からか口は開かれます。 僕はそのまま、英津子さんに倒れ込みました。これから来る衝撃に耐えようと、彼女は目を閉じています。その目に掛けられているメガネを、僕が取りました。 他人が掛けているメガネを取ってあげたことなど、一度もありません。壊しちゃいけないから?本当の理由は自分でも分かりません。 もしかしたら、素顔の英津子さんを見てみたい欲望があったのかも知れませんね。 メガネを取られ、彼女の目が開きました。初めて見た彼女の目は、とても小さな目でした。 僕は取ったメガネを腕を伸ばして、枕元のジャマにならない場所に置き、再び英津子さんに集中をし始めます。 彼女の中に入ったチンポを、腰を円運動させながら動かしてみます。気分がいいのか、彼女も僕の身体を掴まえて、合わせるように腰の円運動を始めました。 彼女が笑っていられたのも、その時だけ。僕の腰が上下運動に変わると、彼女の表情も一変してしまいます。 眉間にシワが入り、口からは『アァ~…アアァ~…』と溢れてしまいます。僕はうれしくもなり、積極的にピストン運動を繰り返し始めるのでした。 ところがほんの数秒後、『あれれ~?』と身体の異変に気がついたのです。それは初めての経験で、自分でも何が起こったのかも分かりません。 もしかしたら、何も起こっていないのかもしれません。戸惑う僕に対して、彼女はかわりなく喘ぎ声をあげ続けていました。 その彼女を思い、ちゃんと勃起をしているチンポをオマンコに叩きつけるのでした。 僕の感じた異変は当たっていました。一回だけ、彼女の中に射精をしてしまっていたのです。慌ててお腹に力を入れたため、それはすぐに収まったのでした。 事実、チンポは萎むことなく、変わらずに勃起をし続けてくれていましたから。 正常位から体勢を変えようとした時、『もうつけようか?』と英津子さんが提案をして来ました。素直に従い、枕元のコンドームに手を延ばします。 ほんと、ここでも気づいてはいませんでした。コンドームを取り出し、チンポに装着をしようとしていた時でした。 『あれっ!?』と英津子さんが叫びました。こちら向きにお尻を突き出し掛けていた彼女は異変に気づき、体勢を変えて自分のオマンコに手を持っていきます。 そこから流れ落ちる液体を指で摘まみ、最後はそれを鼻に持って行き、匂いを嗅いで確かめます。 『もしかして、出しちゃったの?』と彼女に言われ、そこで初めて起こったことを理解をするのでした。 『ああ、さっきのやつ?やっぱり出てたぁ?』と僕も心配をするように答えました。しかし、その言葉は彼女にとっては、かなり軽率な言葉だったのです。 『やっぱり出てたぁ?じゃないでしょ~!どうしてやめてくれんのよ~!』と彼女の口調に、さっきまでの和やかな雰囲気が一転をしてしまいます。 あの物静かな英津子さんが、明らかに嫌悪の顔をして僕を愚痴ります。それを、ただただ頷いて聞くしかありませんでした。 こうなると、やはり年上の女性です。その彼女に言われてしまうと、年下の僕では返す言葉もないのです。 結局、英津子さんはお風呂に駆け込み、出てくるなり『今日は、もう帰ろ?』と言われ、雰囲気の壊れてしまった彼女を車で送り届けるのでした。
17/08/02 15:19
(t3tliKTk)
投稿者:
ヒイ
もちろんあの日以降、英津子さんに連絡することなんて出来ません。彼女から連絡をしてくることはありませんから、このまま自然消滅も考えられました。
連絡もしないまま、数週間が過ぎました。この頃になると、時間が経過し過ぎてしまい、こちらから連絡をとる勇気もありません。 そんな時でした。帰り道に、車で彼女の家の前を通ると、外で娘と遊んでいる英津子さんがいました。少し慌て、気づかれないように通り過ぎようとしました。 ところが、横を通った時に彼女と目が合ってしまい、バックミラーで確認すると、こちらをしばらく見てくれていました。 男はバカです。僕を見てくれていたことで、『まだいけるんじゃないか?』なんて勘違いもします。 英津子さんの家から、僅か500mが僕の家です。しかし、車は自宅を通り過ぎ、近くの電話ボックスで停まりました。 そして勇気を出して、いつものように公衆電話から彼女に電話を掛けたのです。英津子さんのお母さんでないことを祈りつつ、呼び出し音を聞いています。 『ガチャ!』と音がなり、『筒井です。』と聞き慣れた声でした。『あの~…。』とだけ言うと、『さっき、まえ通ったでしょ?』と先に言われました。 しかし、その声のトーンが普段の英津子さんであることに安心しました。おかげで、こちらも普段通りに話が出来ます。 『忙しい?電話がないから…。』と言われ、彼女が待っていてくれたことに喜んでしまいます。そして、僕はこの前のことを謝ろうと思いました。 しかし彼女のことを考え、言うのをやめます。後ろでは娘の声が聞こえ、もしかしたら彼女のお母さんが聞いている可能性もあったからです。 それでも、『今度会える?』とだけ聞いてみました。しかし。その答えは返って来ませんでした。なぜなら、それを彼女は聞いていなかったのです。 代わりに聞こえてきた言葉に、少し驚いてしまいます。『うん…、うん…、いまお付き合いしてる人…。』と英津子さんが電話の向こうで説明をしています。 全然知りませんでした。僕なりに気を使ってこそこそしていたのに、彼女の家では周知の事実だったのです。 なんか馬鹿馬鹿しくなり、『もしかして、バレてるの!?』と聞いてみました。『うん、バレてる~。』と彼女らしくない言葉で返って来ました。 やはり、おうちだとリラックスしているのか、普段とは違う話し方が出来るようです。 そのノリに便乗し、『なら、ホテルいくよ~!』『はよ、Hしよ~!』と悪ふざけで言ってみましたが、流石に家族の手前、これはスルーされました。 そして、そこで次のデートの日取りが決定をします。今までは日曜日の午前中だったのに、今度は土曜日と決定をしたのです。 当時は週休二日が浸透しきっていない時代です。僕も土曜日はお仕事でした。ということは、必然的に『土曜日の夜』ということになるのです。 確認をするように『何時?』と聞いてみました。すると『迎えに来てくれる?』と聞かれ、『10時過ぎ…かなぁ~。少し待ってね。』と返って来ました。 ビックリでした。土曜日の夜10時ということは、娘を寝かしつけてからの時間でもあります。そして、お泊まりの可能性もあります。 何より、『家まで迎えに来て。』には驚きました。もい、お母さん公認ということです。で、僕と英津子さんは運命の土曜の夜を迎えるのでした。
17/08/02 16:15
(t3tliKTk)
投稿者:
(無名)
いいですね。
展開に引き込まれて 楽しく読ませていただけました。 ゆっくりで構わないので また続きお願いします 応援してますー
17/08/02 16:33
(cdsnJGh2)
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