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1:引明けに咲く花
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溯
◆B7dMmAnU0Y
~ 序章 桜 ~ 第1話 夢 -----早く高校生になりたい----- 幼い頃からそんな風に思っていた。 頭上に咲き誇る花に春の香りを感じながら、光るような焦茶色こげちゃいろの新品のローファーをコツコツと鳴らして歩く。 数日前に高校の入学式を迎えたばかりの杉崎彩香すぎさきあやかは、桜が満開に咲く通学路をまだ慣れない足取りで学校に向かう。 彩香の入学した照星しょうせい高校。地元では照高てるこうと呼ばれるこの高校の偏差値の高さは市内でも三本の指に入るほど高い。 彩香がこの高校を選んだのにはある理由があった。 杉崎彩香 成績優秀、中学ではテニス部に所属し、テニス経験が無かったにもかかわらず、中学3年生の時は部長を務め、県大会への出場を果たした。明るく優しい性格は男女問わず皆に好かれ、160センチを超える身長からモデルのようにすらっと伸びるしなやかな手足、透き通るような白い肌は運動部だったとは思えないほどで、知的な細めの眉の下にあるアーモンドアイはキラキラと光り、真っ直ぐ通った鼻筋に小さな薄めの唇、端正な顔立ちで、少し茶色がかったツヤのあるセミロングのストレートヘアーをそよ風になびかせる。 その美少女ぶりから中学校でも人気が高かった彩香は、つい最近着始めたはずの照高の制服も完璧に着こなしており、白地に紺ラインのセーラー服、印象的な桜色のリボン、赤いタータンチェックのスカートを身にまとったその姿は、一般的な高校生とは一線を画す垢抜けた気品に溢れていた。 そのため、入学式を終えて早々、同校の生徒の間ではとてつもない美少女の新入生がいるとの噂が独り歩きしてしまった程で、彼女を一目見た生徒は男女関係なく、憧れの目を向ける者も多かった。 しかし、彩香は決して最初から何もかも完璧な天才というわけではなかった。 田島健人 彩香が見つめる先には常に彼の存在があった。180センチを超える長身、決して太くはない手足には程よく筋肉が付き、キリっとした太めの眉に相反するように目つきは優しく、飾らず無造作にボサッと立ちあがった短髪が印象的な健人は、成績はそこそこだったが、中学校のバスケットボールでは県の選抜チームにまで選ばれており、中学3年の夏頃にはバスケットボールが盛んな照星高校に推薦入学することが決定していた。 彩香と健人の2人は小学校の頃から幼なじみで、お互いの家も近かったため、小学校の頃はとても仲がよく、一緒に遊ぶことも多かった。しかし、中学に入学後はクラスが一緒にならなかったこと、またお互いに思春期の恥じらいなどから、次第にすれ違った時に軽い挨拶を交わす程度になってしまった。 それでも…彩香はずっと健人に想いを寄せていた。 (オレ、高校は照星に行ってバスケやるんだ。) 小学生の時に健人が何気なく言ったこの言葉から、彩香は健人を追いかけたい一心で、スポーツ、勉学共に努力し、照星高校へ入学を果たしたのだった。 高校の入学式の日には彩香は飛び跳ねるほど喜んだ。憧れの健人と同じクラスだったのだ。 そうして彩香は今日も健人に会えることを楽しみにして学校に向かった…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6時限目の授業終了のチャイムが鳴った。 彩香の席から斜めに4席ほど前に座る健人の後ろ姿を見ながら、まだ授業とは言えないオリエンテーションを終えて放課後の時間を迎えた。 真希「彩香!じゃあね!」 彩香「うん!また明日!」 堀米真希 入学式の日に会話をして以来、すぐに仲良くなった彩香の友人で、身長は彩香より小さく、髪は短髪でボブヘア、大きな丸い瞳にぷっくりとした唇で、丸顔で童顔の可愛い印象の彼女は、彩香とはまた少し違った明るさを持つ活発な生徒だった。そんな友達の真希と挨拶を交わした後、彩香は教室で健人の姿を探すが、すでにその姿は無く下校してしまった様だった。 (待ってるなんてこと…あるわけ…ないよね…。) 部活動が始まっていない今だったら、健人と一緒に帰れるかもしれない、もしかしたら健人が自分を待っていてくれるかもしれない…。 そんなあるはずもない淡い妄想をしてしまっていた彩香は、少し残念な気持ちで教室を後にする。 新入生が次々に下校して行く中、彩香も昇降口で靴を履き替えていた。…すると、遠くから聞き覚えのある音が聞こえてきた。 それは体育館に響くボールの音だった。 彩香はその音に吸い込まれるかのように靴を履き替えるのをやめると、足早に体育館に向かった。 開きっぱなしの鉄扉から体育館の中をおそるおそる覗き込むと、そこには1人でバスケットの練習に励む健人の姿があった。 シュバッ…! 180センチの長身から放たれたスリーポイントシュートが見事に決まる。隠れて覗き込んでいた彩香だったが、思わず健人に見とれてしまい、いつの間にか佇んだままただ呆然と健人の姿を見つめていた…。 ガンッ…! 何本目かに健人が放ったシュートがリングに弾かれ、まるで彩香に向かって来るように体育館の入口へと転がってきた。彩香はハッとして無意識にボールを取ると、ボールを追いかけてきた健人は彩香の姿に気づいた。 健人「あ、…杉崎…!」 少し驚いた表情で、どこか照れ臭そうにしながら健人が会釈する。 彩香「ご、ごめんなさいっ!…覗くつもりはなかったんですけど…。」 近づいてくる健人から目を晒すように頭を下げると、急に名前を呼ばれたことに、なぜかおどおどと言葉も敬語になってしまっていた。 健人「え?敬語?…なんだよ今さらかしこまって。昔からの仲だろ?」 笑顔で答える健人と目が合い、彩香は平静を装いつつも耳が真っ赤になるほど照れてしまう。彩香は照れ隠しをするように目を逸らして、健人にボールを渡した。 彩香「あ、そうだよね…!…その…勝手に見たりしてごめん…。バスケット、頑張ってるね。」 健人「え?…ああ、いや、このまま帰ってもやることなかったし…。まあ…そろそろ帰ろうかと思ってたんだ。」 彩香「え?……そうなんだ…。」 (一緒に帰ろう) 彩香は勇気を振り絞って言おうとするが、どうしてもその一言が言えない。 2人にしばらくの沈黙が流れた後、恥じらう様子で頭をかきながら口を開いたのは健人だった。 健人「…あ、あのさ…良かったら…一緒に、帰るか…?」 彩香「え…?……う、うん!」 思ってもみなかった健人からの誘いに彩香は全力の笑顔で答えた。 帰り道…。 夕焼けの桜並木の下、自転車を押す2つの影が横並びに歩く…。 健人「そういえばさ、杉崎は高校でもテニスやるの?」 彩香「どうしようかな…。あたし、本当は運動ってそんなに得意じゃないから…。」 健人「元テニス部の部長が何言ってんだよ。杉崎なら絶対いいところまで行けるって。」 彩香「そ、そうかな…。」 彩香は高校でテニスを続けることはもちろん視野に入れていたのだが、高校の部活にはマネージャーという役職があることも知っていた。 彩香「テニス部もいいけど…あたし、バスケ部のマネージャーになっちゃおうかな…?」 いたずらっぽく、恥ずかしそうに笑いながら健人に答える。 健人「杉崎がマネージャーかぁ…ちょっと勿体無い気がするけど、杉崎がそうしたいならオレは…いいと思う…ってか、嬉しい…かも…!」 彩香「え…?」 彩香は健人のその返答を聞き、健人の夢を応援したいという気持ちはますます大きくなった。 彩香は健人とのこの会話をきっかけに、テニス部に入部するよりもバスケ部のマネージャーになりたいという気持ちがさらに強くなった。 健人「あの時はどうしようかと思ったよ!」 彩香「そうだね…!あれはビックリしたよね…!」 中学校の頃のことや部活のこと、更には小学生の頃の思い出話など、幼なじみの彩香と健人の会話は弾み、いつしか止まっていた2人の時間は緩やかに動き出し、やがて夕陽に照らされた影はいつの間にか一つになっていた…。 ずっとこの時間が続いてほしい。 彩香はそんな風にさえ思ったが、とうとう彩香の自宅前に到着する。彩香は名残惜なごりおしさを感じながら足を止めると、健人はそれとほぼ同時に自分の自転車に乗った。 健人「それじゃあ、また明日!じゃあな!」 彩香「うん!健人くん、またね!」 彩香が手を振ると健人は自転車を漕ぎながら手を上げて答える。 (今度はいつ…話せるのかな…。) 彩香はそんな風に思いながら健人の後ろ姿をしばらく見つめていると、健人の自転車が急に止まった。 健人「また一緒に帰ろうな!」 振り向きざまに彩香に向かって健人は笑顔でそう言い放つと、自転車を漕いで帰っていった…。
2022/07/09 22:35:06(MyUVyish)
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溯
◆B7dMmAnU0Y
第2話 破瓜
健人と一緒に帰ったその日、彩香は興奮して眠れなかった。 (また一緒に帰ろうな!) 健人が言ったその言葉が頭の中を何度も駆け巡るようにリピート再生され、振り向きざまに見えた健人の笑顔を思い出すたびに胸がキュンと締め付けられるように熱くなるのを感じた。 彩香は高校入学と同時に親に購入してもらったスマートフォンで、高校こそ違ってしまったものの中学以来の大親友である倉田陽子に慌てて連絡していた…。 陽子「それ絶対、健人くんも彩香のこと好きだって!」 彩香「えー!そうなのかな?…健人くん優しいからそう言ってくれただけだと思うけど…。」 陽子はポニーテールにメガネをかけた女の子で、彩香と同じテニス部に所属していた。一見つかみ所のない大人しい性格の彼女だが、負けん気は人一倍強く、彩香と同じく努力でテニス部のレギュラーを勝ち取った陽子は、引退するまで彩香とダブルスのペアを組んでいた。2人が大親友なのはそれだけではなく、彩香が健人に想いを寄せ続けていることを知っている唯一の存在であり、彩香は健人と何かあれば、その都度いつも陽子に相談しては話を聞いてもらっていた。 陽子「もっと自信持ちなよ!バスケにしか興味ないあの健人くんが彩香を誘ったんだよ!?…マネージャーって話も本当は絶対喜んでるって!」 彩香「そうなのかなぁ…??」 陽子「当たり前でしょ!…まあとにかく自信もって頑張ってよね。次は付き合ったって連絡、待ってるからね!」 彩香「ちょ、ちょっとやめてよ!…でも…うん。頑張ってみる。ありがとう!」 親友との会話の中で彩香は健人への想いをさらに強めていった。 数日後…。 学校の部活動が始まり、新入生は部活動を見学し、早い生徒はもう仮入部を始めていた。 真希「ねーねー!彩香はどこに入部するの?やっぱりテニス部?」 彩香「うーん、テニスも続けたいけど…実はバスケ部のマネージャーになろうか迷ってるんだ。」 真希「え?彩香がバスケ部??マネ!?まさか…好きな人!?」 彩香「え?…な、内緒!」 真希「えーいいじゃん!教えてよー!」 彩香「ダメ!内緒!…真希はどうするの?」 真希「あたしは中学からそのままバスケ続けるよ!」 彩香「そうなんだ!頑張ってね!」 真希と部活についての話をしたこの日、彩香はバスケ部の見学に行くことを決めた。 この日の放課後…彩香はバスケ部の見学に体育館に訪れていた。 彩香は女子1人で入部検討中の男子生徒達に混じってバスケ部の練習を見学した。彩香自身は気づいていなかったが、2年、3年のバスケ部員やバスケ部に入部希望の新入生は皆、彩香に熱い視線を送っていた。まさかあの噂の美少女である杉崎彩香がバスケ部のマネージャーになってくれるのかと期待せずにはいられなかったのだ。 だが彩香の瞳はただ一点、推薦入学のためにバスケ部に入部することが決定していた健人を見つめていた。健人はすでに先輩達に混じって練習を始めており、上級生の激しいディフェンスを掻い潜り見事にシュートを決める。2年、3年の生徒も、入学したばかりとは思えない健人のプレーに称賛を送った。 (やっぱカッコいいな…。健人くん…。) ひたむきに部活に励む健人の姿を見たことで、彩香は迷いなくバスケ部のマネージャーになることを心に決め、その日のうちに顧問に入部届を提出した。 4月中旬から早速本入部になることを顧問に説明された後、彩香は兜かぶとの緒を締めるような気持ちで手続きを終えると、帰り支度を済ませて昇降口に向かった。 これからバスケ部のマネージャーとして頑張って行こう。改めて固く決意して、下駄箱からローファーを出すと、同時に一枚の手紙が地面にひらひらと舞い落ちた。 (なんだろ…これ…。) 彩香はその場で手紙を開く。 「田島健人に近づくな。」 手紙にはその一言が書いてあった。 誰からの手紙かは分からないが、彩香はその手紙を拾うと、スクールバッグに入れて帰宅した。 (あたしは…健人くんが好き。…こんな嫌がらせになんか…負けない…!) 自分の心にそう言い聞かせ、彩香はまだ見ぬ恋敵と戦うことを強く決心した。 それから彩香は放課後はすぐには帰らずに、バスケ部のことを少しでも知ること、そして、健人の姿を少しでも見ようと、毎日部活の見学をした。 だがそんな日が続いたある日…学校に登校した彩香が上履きが履き替えようと下駄箱に手を伸ばすと、茶封筒が上履きの上に乗せられていることに気づいた。 (え?…今度は何…?) 彩香は周りに誰もいないことを確認しその茶封筒を確認した。 「杉崎彩香様」とだけ書かれた茶封筒の封を指で破り、その場で中身を確認すると、また手紙が1枚入っていた。 「この前の手紙、本当に読みましたか?話があります。今日の放課後、プール裏に来てください。」 手紙にはそう書かれていたが、差出人の名前などはやはり書かれていなかった。匿名の手紙を使う陰険なやり方に、彩香の中に怒りが沸々と込み上げる。 こんなものを相手にする必要はない。 そう思った矢先、彩香は封筒の中にもう一枚何かが入っていることに気がついた。 それを封筒から取り出し確認した瞬間、彩香の顔はみるみる青ざめた。 それは一枚のポラロイド写真だった。 和式便器で用を足した後だろうか…ワイシャツを着たままスカートを下ろして両脚をガニ股に開き、局部をトイレットペーパーで拭いている女子生徒の姿が、右斜め下からのアングルから撮影されていた。そしてその写っている女子生徒の顔や身体はもちろん、上履きの先から頭の天辺まで全て一枚の写真に収まっており、それは紛れもなく、彩香自身の姿であることが一目瞭然だった。 彩香はめまいのような感覚に襲われながらも、慌てて写真を隠すように封筒に入れ直しスクールバッグに入れると、その場から逃げるように教室に向かった。 その日は授業中も気が動転し、教師の話など全く耳に入ってこなかった。 (誰がこんな写真を!?…いつ撮られたの…??…誰かに相談しよう…ううん!相談なんて…出来るわけない!こんな写真、誰にも見せられない…。見られたくない…!!写真を見せずに相談するのは?…でもこんな話、どうやって説明すればいいの??…話しても…先生達だってすぐに取り合ってくれるかもわからない…。) いろんな考えが頭の中をぐるぐると回るが、結局、彩香は誰にも相談出来ずに放課後を迎える。 彩香は仕方なくこの日の部活の見学を諦め、手紙に書いてあった場所…プール裏に1人、重い足取りで向かっていた。もちろん恐怖もあったが、誰が一体何のためにこんなことをするのかという疑問、こんな卑劣なやり方には絶対屈してはいけない、というような負けず嫌いな気持ちが、不思議な使命感となって生真面目な彩香の背中を後押ししていた。 彩香がプール裏に到着すると、間もなくそこにある小さな小屋の陰から一人の男子生徒が現れ、ゆっくりと彩香に向かって歩いてきた。 (え?……男の人…?) 彩香はまず、その場に待っていたのが女子生徒では無かったことに驚いた。 彩香はこの男子生徒を見覚えがあり、おそらく同学年であることは分かったが名前は思い出せなかった。身長は170センチ後半だろうか、健人に負けるとも劣らず高く、腰まで下げたズボンのポケットに手を入れ、ワックスで尖るように立ち上がった前髪の下、切れ長の一重瞼の目で彩香を睨みつける。その見た目から、およそ素行そこうがいい生徒とは思えない。少なくとも、彩香の今までの人生では縁のないタイプの人間で、ずっと想いを寄せる健人になど、比べるまでも無く遠く及ばない男だと思った。 ?「杉崎彩香?…マジで来るとは思わなかったよ。」 彩香「あの…写真、返してください!なんで…こんなことするんですか…!?」 ?「その前に…手紙本当に読んだのかよ。田島のこと、諦めろ。」 彩香「なんで…あなたにそんなこと言われないといけないんですか?目的は何なんですか…!?」 ?「うるせぇなぁ。諦めるのかって聞いてんだよ。」 彩香「そんなの……無理……。」 ?「へっ…そうかぁ…。お前、後悔すんなよ?」 彩香「………え!?」 「後悔するな」彩香はその言葉の意味がよくわからず考えた瞬間、後ろに近づく気配を感じ素早く振り向いた。 だがその時にはもう遅かった! 何者かに羽交い締めにされると、先ほどの男が前から近づいてきて素早く彩香の脚を持つ! 彩香「きゃっ!!…んんぅぅぅ!!」 彩香は咄嗟に叫び声をあげようとするが後ろから口を塞がれてしまいくぐもった声にしかならない。 「おい!早く入れるぞ!ドア開けろ!」 数人の男達によってスレンダーな彩香の身体が簡単に持ち上げられると、素早く小屋まで運ばれた後、小屋の奥へと押し込められてしまった! その小屋は普段、水泳部がビート板やプールの洗浄に使う薬剤などをしまっておく為に使用する倉庫だが、今は4月…当然プール開きもしておらず、水泳部は近くの市営の屋内プールを借用して練習していた。そのため、この時期は全くの無人で、この場所に人が近づくことはない…。 男子生徒の一人が素早く靴を脱ぎ、靴下まで脱ぐと、そのまま丸めて彩香の口に詰め込む! 彩香「んぶぅ!むうぅぅ…!!」 「早く黙らせろ!」 (いやあああ!やだ!やだぁっ!) ジタバタと手足を動かし悲鳴をあげるが、どんなに抵抗しようと、男数人に抱えられた状態では、全くの無意味だった。それどころか無理矢理口に突っ込まれた男の汚らしい靴下に水分を奪われ、まともに呼吸すら出来ない彩香の抵抗は徐々に弱まっていく。 それを機に1人の男は倉庫の鍵を内側からかけに行き、別の男はさらに彩香の口を塞ぐため、口元から後頭部にかけてタオルを一周回しきつく結んだ。靴下と強く巻かれたタオルによって、彩香の声は完全に失われてしまった。 彩香の身体は倉庫の奥の足元に敷かれていた青い水切りマットの上に乱暴に降ろされた。 とんでもない状況…彩香は朦朧とする意識の中なんとか目を開いて状況を確認した。 薄暗い倉庫の中、4人の男たちが彩香を取り囲むように立っているのが見えた。彩香を呼び出した男以外は全く知らない男達だが、上級生だろうか、皆背が高くガタイがいい。 恐怖で足がすくみそうになる中、彩香は力を振り絞って立ち上がりすかさず逃げようとする…が、すぐに男たちに掴まれ押し倒されてしまう。 「おい!逃げんなよ!!」 「こんな状況なんだから諦めろや!」 彩香の鬼気迫る顔とは裏腹に、薄ら笑いを浮かべた男たちの言葉が飛び交うと、1人が彩香の後ろに回り込み、再び羽交い締めにして拘束する。4人の中で最も屈強に見えるこの男に羽交い締めにされた彩香は両手が全く動かず、抵抗することさえ出来なくなってしまった。 ?「逃げられないようにさっさとひん剥くぞ!」 リーダーなのだろうか、彩香を呼び出した目つきの悪い男がセーラー服のサイドファスナーを上げると、他の男たちと協力して上に捲り上げて脱がし、その後すぐにリーダーと思われる男が彩香のシャツに手をかけると、愉しむようにシャツを下からたくし上げていく…! 「ヘソが見えたぞ~?」 4人の男たちはふざけながらも手馴れた様子で彩香を拘束したまま服を脱がしていく。 (やだっ!やだぁっ!やめてよぉぉ!) 彩香の悲痛な思いも虚むなしく、やがてシャツの両側を持って一気に首元まで上げられると、彩香の純白のブラジャーと白い肌が晒されてしまう。 彩香「んんんンン!!!!」 (いやぁぁぁぁ!!見ないでぇ!!) ?「なんだぁ、身長の割に胸小せえなあ!隠すだけ無駄だぞこんなもん!」 男に言われた通り、中学3年生で初潮が来た彩香は、周りの友人達と比べて少し小さいと感じるBカップの胸にコンプレックスを抱いていた。だが、そんなコンプレックスなど知る由もない男は、彩香の背中に手を回し強引にブラジャーを外す。 彩香がまだ誰にも見せたことのない、膨らみ始めたばかりの乳房は、あっけなく4人の男たちに晒され、8つの瞳に凝視ぎょうしされてしまう! 彩香「うう…ンンーーー!!!」 (いやだぁ!…やめて!!もう!やめてよぉぉ…!) くぐもった声とともに、彩香は男たちの前で顔をぐしゃぐしゃにして涙を流す。しかし彼らにとってそんな泣き叫ぶ姿は興奮材料の一つでしかなかった。 そんな中、後ろから突然、眩しいフラッシュがたかれる! 彩香は光の方向に目をやると、男の1人がカメラを向けていた。男はフラッシュをたきながら徐々に彩香の前側に回り、晒された乳房を彩香のぐしゃぐしゃに泣く顔と共に容赦なく撮影していく。 (やだ!写真なんて!撮らないでぇ!!) そう思った矢先、他の2人も彩香を囲むように近づき乱雑に胸を触りはじめる! ?「うぉっ柔らけえ!!めちゃくちゃ柔らかいぞこれ!小せぇけど綺麗な形の胸してんじゃねーか!」 ?「ちゃんとブラ着けられるようにオレたちがおっぱいデカくしてやるよ!」 ?「乳首はさすがにピンクだな!ほれほれ!」 彩香「フッ!…グッ!!フゥゥ…フゥゥ!」 男達はわざと彩香を侮辱するように卑猥な言葉を飛ばしながら思い思いに胸を揉み、乳首を指で弾いて遊び始める男もいた。カメラのフラッシュが光る中、わずかな視界さえ男たちの体に遮られ、彩香は息継ぎもうまく出来ずパニック状態になっていた。 やがて2人の男が離れると、彩香を呼び出した男は乳房を強引に揉みしだきながら、容赦なく無垢なピンク色の乳首にしゃぶりつく! (痛っ!…やめてェェ!!気持ち悪いっ!!) 突如感じたことのない感覚に彩香は鳥肌を立てた。身体を汚されるような不快感と共に、強引に吸い付かれ、乳首にはちぎられてしまうかと思う程の激痛が走る! 次の瞬間、後ろにいた男達が彩香の両腕を持ち上げるとマットの後ろにあった用具棚の柱に引っ掛けるようにして手錠をかけた。 ?「こいつ感じてもう乳首勃ってきてんぞ!!」 彩香「んゥゥ!!…フゥゥ!…フゥゥ!」 彩香の両腕は万歳するかのように上げたまま固定されてしまい、完全に自由を奪われてしまった。 次第に彩香の荒げた呼吸音さえ弱まったことで、もはや抵抗する気力さえ無くなってきたことを確認し、手錠をかけた男はニヤリと笑みを浮かべながら、そのまま彩香の前にたむろするようにしゃがんだ。 ?「よーし、お次はこっちだなぁ!」 男達はまだ真新しい制服のスカートを乱暴に捲り上げ、彩香に隠そうとする暇さえ与えずに一気にパンティを晒すと、パンティの股間部分に顔を埋めて匂いを嗅ぎ始める! ?「うわっ!小便くせぇ!こいつトイレでちゃんと拭いてんのか!?」 ?「お前よくそのまま顔つけられんな!」 男達の嘲笑の中、彩香はあまりの羞恥心しゅうちしんに声を上げることも出来ず涙を流し続けることしかできない。 (もう…やめてぇぇぇ…!!) 体力も気力もどんどん失われていく中、1人の男がついにスカートの下から伸ばした指をパンティにかけ、強引に脱がせようとする。 ?「おい!力入れてんじゃねぇ!!」 彩香は脱がされまいと、必死に両脚をきつく閉じるように力を入れるが、男達の力に敵うわけもなく、あっけなくずり下げられていく…! そのまま男たちは彩香の両脚から無理矢理パンティを下に引っ張るようにして引きずり下ろし、両脚から強引に引き抜いた。ずっと乳房を舐めていた男は強引に剥はぎ取ったパンティを広げて、これ見よがしに彩香の眼前に突きつける! ?「おい見ろ!パンツの真ん中にシミが出来てるぞ!お前本当は感じてんだろ!?乳首もビンビンじゃねーか!」 (そんなこと…ない!!) 男達の汚い爆笑の中でも彩香は必死に屈辱に耐えていた。 ?「おい、素直に股開け!ここまで来て生意気に抵抗してんじゃねぇぞ!」 バシィ!バシィィン!! 男は笑いながら彩香の太ももを容赦なく何度も叩き、他の男達と協力して力ずくで股を割り開いていく。 (痛い!!…もう…ダメぇ…!) 必死の抵抗虚しく、ついに彩香の脚は大きく拡げられてしまった。 彩香は生まれて初めて、他人に女性器を晒してしまう…。 ?「うぉぉ!こんなに脚拡げてもガキのマンコみてぇにぴったり閉じてんじゃん!」 ?「マン毛も薄めで整ってるぞ!もしかして今日のために準備してきたのか!?」 目の前のカメラからフラッシュが焚かれる中、男たちは彩香の性器を覗き込むように顔を近づける。 彩香は中学時代に友人から聞きかじった陰毛の手入れの方法を覚えており、清潔を保つために実践していた。だがそれが今回、この粗暴そぼうな男達に晒されることになってしまった。 ?「ご開帳~!!」 一人の男がふざけた言葉を言いながら白い大陰唇に守られるようにピタリと閉じる彩香の性器を指で大きく左右に拡げると、肉びらのないサーモンピンクの小陰唇、小さな陰核や膣口部分が外気に晒され、その様子を容赦なくフラッシュをたいて撮影していく。 ?「見ろよ!中は綺麗なピンク色だぞ!初物か!?」 ?「小せぇ~!超ロリマン!」 ?「でも帰ったらいつもこの小さなクリでオナってんだろ!」 彩香「グッ…んンンンー!!!」 (ヤダヤダヤダ!!触らないでぇ!!!) ?「オレも記念に撮影しとくわ!彩香ちゃんのマンコ入り顔写真~!!…はい、チーズ!」 この男達が彩香のくぐもった悲鳴などに耳を傾けることなどあるはずもなく、1人が自分のスマートフォンを彩香の性器に近づけ、カメラをピントが合う限界まで近づけて接写で撮影したり、それが彩香の性器と分かるよう、性器と共に彩香の泣きじゃくる顔が映り込むように何枚も撮影をする。 ?「それじゃ、いただきまーす!!」 彩香「ンッ!…ぅンンンーー!!!」 撮影していた男が突然、彩香の性器にむしゃぶりつき、舌をなぞるように這わせたり、膣口を探して舌を突き入れるように舐め始め、彩香はタオルに覆われた口からくぐもった悲鳴を上げた。 (汚い!やだ!怖いよぉ……気持ち悪い!!) 未だかつて自分でも怖くて触れたことのない性器の内部を、ねぶるように動き回る男の舌のおぞましい感触に、彩香はさらに気が動転し、M字に開脚されたまま、唯一動く腰部を左右に揺らす。これが今、彩香が唯一出来る抵抗だった。 ?「こいつもう腰振ってやがる!お前欲しがってんのかよ!!せっかくなるべく痛くならないように前戯してやってんのによぉ!」 そう言いながら脚を拘束する男に胸を揉みしだかれると、性器を舐める男は、次に彩香の性器を指で乱暴になぞり始める! 彩香の陰核や膣口をクチュクチュという音が立つのを確認しながら満足げに声をあげた。 ?「おーおー、濡れてきた濡れてきた!そんなに気持ちよかったか!」 (痛い痛い痛い!!…もうやめてぇ…!!) 指が動くたびに激痛が走るだけで彩香に気持ちいいという感覚など全く無かったが、男達に与えられる激しい刺激から愛液は生理現象のように分泌されてしまう。 悲しき女の性だった…。 彩香が顔を隠すように首を横に俯かせながら胸や性器を弄ばれる陵辱に耐えていると、男は突然、彩香の性器から顔を離し立ち上がった。 体力を奪われてしまった彩香は顔を上げることが出来なかったが、カチャカチャという金属音が鳴った後、再び男が自分の目の前に来たことが分かった。 彩香にとって、女として生まれてきたことを後悔する最悪の瞬間が着々と近づいていた…。 ?「おい!顔上げろ!」 男に髪の毛を掴まれ、ペシペシと頬を叩かれた彩香は目をゆっくりと開けた。 彩香が涙に濡れた目を開けると、目の前に仁王立ちになり自分を見下ろす男は下半身を全て露出しており、男の性器が眼前に突きつけられていた! 彩香「んンンーーーッ!!!」 生まれて初めて見る勃起した男性器に、咄嗟とっさに彩香は目を逸らしてしまう。見えたのはたった一瞬だったが、血管の浮き出る、張り出すようなあまりにもおぞましい姿に吐き気さえ覚えた。 ?「その反応…もしかしてマジの処女か!?…だとしたらオレが彩香の初めての相手ってことだなぁ…!おい、ちゃんと見ろ!これだ!これがお前の初めてのチンコになるんだよ!」 男は馴れ馴れしく彩香の名前を呼びながら、固い肉棒で頬を叩き始める! 痛みこそあるわけではないが、ぺちぺちと音を立て頬に打ち付けられるその物体は、彩香が想像をしたこともないほど硬く、人肌とは思えないほどの熱を帯びていた。そして何よりそんな得体の知れない物体が顔に触れるのはとんでもない汚辱感だった。 ?「きったねぇな!チンコでビンタは可哀想だろ!ハハハ!!」 ?「おい!おら!ちゃんとチンコを見ろって言ってんだろ!目開けろ!!」 男の性器は彩香がこれまで生きてきて嗅いだことのないような生臭い匂いを放っていた。そんな汚物としか思えない物体に何度も顔面を叩かれ、必死に目を逸らして逃げる彩香だが、他の男たちはさらに屈辱を煽る様に笑いながら彩香の顔を抑え無理矢理瞼をこじ開けた!すると男はわざと一歩下がって肉棒を彩香の目の前で見せびらかすように上下に振ってみせた! 彩香「んん!!んんん!!んんぅ!!!」 (ヤダ!!ヤダァ!!嫌ァァ!!!) ?「こいつ何気に結構デカチンだからな!ビビっちまったか!?ハハハ!!」 無理矢理開かされた涙に滲む彩香の瞳に映り込むそれが大きいのか小さいのか、はちきれんばかりに膨らんだ男性器を初めて見た彩香にはそんなことは分からなかったが、赤黒い色、血管が浮き出すグロテスクな物体は形容出来ないほどにおぞましく、どこまでもいびつで巨大に思えた。 それを突きつけられた筆舌しがたい恐怖は、まるで大きなナイフ、鋭利な刃物を突きつけられ、今にも刺されようとしているようだった。 ?「よし、そろそろヤるかぁ…!」 男はそう言うと、彩香の開かれた両脚の前で膝立ちになると、腰部を抱き上げて位置を調整する。 彩香「んんぅぅ!んんんンンゥ!!」 (嫌っ!絶対に嫌ァァ!!汚い!!気持ち悪い!!) すでに抵抗する気力が残っていない彩香も、今から何が始まるのかを嫌でも分かってしまうと、この時ばかりは大きく首を左右に振り、逃げるように腰を揺らし続けた。 (どうして…こんな思いしなくちゃいけないの…?あたしはただ…ただ健人くんが好きなだけなのに…。) 純粋な健人への想いと、この卑劣な男たちへの怒りから、彩香の目から再び涙が溢れ出してくる。 だが彩香はこの時、すでに自分の女性器に触れる、熱い凶器の先端を感じていた。 彩香「んゥ…!?ンンンン!!!」 ?「喜べ…杉崎彩香…オレがお前の初めての男になるんだからな…!」 呼び出した張本人、リーダーと思われる男は不気味な笑みを浮かべながらそう言い放つと、彩香の右脚を抱きかかえるように強く掴み、狙いを定めた…! (嫌…やめて…やめて…!…健人くん…!…健人くん…!!) 彩香が心で叫んだその瞬間…男の全体重が彩香にのしかかると、狭く閉ざされた膣口にあてがわれていた剛直が彩香の体内へと一気に押し込まれた!! ーーーーーその時、彩香の脳裏に浮かんだのは健人の笑顔だった。ーーーーー (また一緒に帰ろうな!) 強い衝撃と共に、あの日、健人が見せてくれた無邪気な笑顔がわずか一瞬の内にどす黒い闇に飲み込まれる、そんな感覚だった…。 ブチィィィッッ!!! 破瓜の瞬間、彩香は自分の体内で何かが弾けるような音を感じると共に、身体を真っ二つに割かれるような激痛に襲われる! 彩香「んグぅゥゥゥゥぅぅ!!!!!」 15歳の春、高校生活が始まったばかりのまだ幼い彩香の純潔は、あまりに唐突に散ってしまう…。 満開だった通学路の桜も散り始め、ヒラヒラと地面に舞い落ちる。風はそんなこともつゆ知らず、花びら達を吹き飛ばし、どこかへ運んでいくのだった。
22/07/09 22:39
(MyUVyish)
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◆B7dMmAnU0Y
第3話 脅迫
「うっ……ぅぅ……っ……。」 小さな用具倉庫の中…。 一瞬響き渡った少女のくぐもった悲鳴が嘘のように、今ではその少女のすすり泣く声と、男達の荒げた息遣いと薄ら笑う声が聞こえ、そこにはまるで大きな花火が爆発した後の一時の静寂せいじゃくのような幽暗ゆうあんな空間が広がっていた。 あまりにも無力な少女の純潔を奪って秘穴に挿入した男は、今まで誰も味わったことのなかったその内部の感触を、自らの剛直で存分に味わっていた。 ?「ぐ…っ…さすがに処女はキツすぎんな……ハァ…ハァ…どうだぁ!初めてのチンコは……!」 男はあらためて眼下を見下ろし、確かに結合した性器を確認しながら語気を強めた。 無理矢理の挿入の後に襲う痛みを自身の肉棒に感じながらも、秘肉に包み込まれる快感はその痛みを遥かに凌駕し、男は達成感と征服感に自慢げな表情を浮かべている。 だが、未だ続く破瓜の激痛で瞼を強く閉じて涙を流す彩香には、男の言葉に耳を傾ける余裕など無かった。 ?「記念すべき処女喪失からの初体験ハメ撮りだからな!最後までちゃんと撮っとけよ!」 その言葉を聞くとカメラを持つ男が急足で彩香に近づき、レンズが2人の結合部をズームする。 黒い縮毛ちぢれげの中央から猛るように伸びるいびつなペニスが、幼い膣を無理矢理押し拡げるかのように貫通していた。 破瓜の瞬間、男の残酷なまでの力強い突き挿れにもかかわらず、挿入の経験の無かった彩香の膣は、まだ男のペニスの半分ほどしか侵入を許していなかった。しかし、頭では拒否していても、強い痛みから己の身を守るため、あるいは突如とつじょ侵入してきた初めての異性をなんとか受け入れるため、彩香の膣は次第に愛液を分泌され始める。 ?「そぉら!そろそろ突いてやるか!」 性器の結合部をカメラを持つ男に様々な角度から何枚も撮影させ終えると、挿入している男はさらなる快感を求めるために、無理矢理、己の先端を膣奥へと到達させるよう、さらに残酷に腰をスイングするように動かし始める。 彩香「んっ!…ぐゥゥッ!!…んゥっ!!!」 (痛い!!痛いの!!動かないでェ!!) ?「もう感じ始めてるぜこいつ!」 男の腰が動くたびに激痛が走り、彩香がくぐもった叫びを上げる。しかし、痛みに必死に耐える彩香の膣からは防衛本能からさらに愛液が、挿入された男のペニスの先端からは興奮から先走り汁が溢れ出し、さらには破瓜によって出た彩香の血液さえも、2人の結合部の潤滑を助け始める。 男はそれをいいことに、彩香の意思など全く考えずに徐々に激しく腰を打ち付けるようにして腰を振ると、彩香の膣は男の肉棒を徐々に奥へ奥へと受け入れていく…! ずリュッ!ズちゅッ!グリゅゥ!ズチッ! 彩香「んン!!うグ!ん槌ッ!フゥ槌っ!」 倉庫には2人の体液により潤い始めた粘膜同士が擦れ合う音が響き、それと共に男たちにとっては苦通とも快感ともとれる呻き声がタオルで縛られた彩香の口から漏れ出す。 彩香の狭すぎる膣内に肉棒を締め付けられ、男は激しい興奮と共にすぐに限界が近づいていた。 ?「やっべぇ…もう…出でそうだ…!」 彩香「むうウ…?…んぅう!!」 彩香は男が何気なく発した「出でそう」という言葉…。その意味を理解した瞬間、彩香は強く首を左右に振った! ?「おっ?なんだ?初体験のくせにこれからオレが何が出そうなのか知ってんのか!?」 男が腰を止めて彩香に質問をする。 ここで止めてくれるかもしれない…そんな一縷の希望が頭をよぎる。 ?「そうだな…処女だった彩香にわかりやすく教えてやると、赤ちゃんのもと、が出ちゃいそうなんだよ!」 ?「お前キモいな!精子って言ってやったほうがまだ優しいだろ!ハハハハハハ!!」 リーダー格と思われる男と彩香が結合するのを見下ろしながら、2人の男が嘲笑うように言うと、男の腰が再び動き始める…! ?「このまま奥でたっぷり出してやるからなぁ!!」 彩香「んんゥ!!んんんんンン!!!」 こんな男たちにあらためて教えられずとも、出ると言う言葉から男が精子を放出する、射精と呼ばれる現象を意味することを彩香は容易に連想していた。それは決して性行為に興味があるわけではなく、生理が始まり、妊娠の可能性がある女子は全員、小学生の時から始まる性教育などから当然のように学ぶことだった。 そしてその現象が膣内で起こればどんな危険があるかも…。 男は涙を流して首を振り続ける彩香の身体を強く抱きしめるように腕を回し身体を密着させると、今度は一層激しく、リズミカルに腰を振り始めた! 彩香「グっ!フッ!ンンッ!んぅ!!」 男が動くたびに身体を突き抜ける激痛…。手足の自由を奪われ、声も上げられず、身体を掴む汗臭い男の腕に視界すら奪われた…。そんな彩香を包む仄暗ほのぐらい世界に、希望の光が差し込む隙間など一切存在しなかった…。 ?「うぉぉ!イクぞぉぉ!!!」 (やめてぇぇぇ!!!…中は!!…もし…妊娠なんてしたら…!!) 彩香の心の叫びなど届くはずもなく、呻き声をあげる彩香に抱きつきながら耳元で男が叫ぶと、男は力づくに腰を突き上げ、自らのペニスの全容を一気に彩香の膣内に押し込んで動きを止めた…! 彩香「んんんンンーー!!……」 (痛ぃいい!!いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!) 絶頂に向かう激しい突き上げの末、最大に勃起した男の先端はついに彩香の子宮口を捉え、彩香と男の腰が完全に密着する! その瞬間、限界点を迎えた男は彩香の中で究極の快楽を感じながら肉棒を破裂させたように、勢いよく汚濁を吐き出していく。彩香自身も膣内に居座る異物が膨張した後、ドクンドクンという身の毛がよだつ脈動とともに得体の知れない何かが体内に迸り、腹部が熱く燃えるような感覚を嫌でも感じていた。 彩香「ムぅ…?…ぅぅ…う……ぅっ……!」 激しい秘部の痛みと、中に出されてしまった事実に、彩香はうなだれて涙を流すしかなかった。 全く知らない男に突然犯され体内を汚される感覚…。 何より健人への募る想いを自覚し、精一杯の抵抗をしながらも、あえなく強姦されてしまったのが一番辛かった。無理矢理されてしまったとはいえ、今自分に抱きついている男と性行為をしてしまった自分自身への嫌悪感を感じていた。 ?「ふぅ…気持ちよかったぜー、彩香…。」 男はあらためて馴れ馴れしく彩香の名前を呼びながらゆっくりと膣からペニスを引き抜いた。 彩香の膣口は荒々しい挿入による摩擦で無惨に赤く腫れてしまっており、膣口からは時間差でドロリと破瓜の血が混ざったピンクがかった白濁液が、白い筋となって尻肉を伝い、ゆっくりと青いマットに流れ落ちる。 男達は放心状態ですすり泣く彩香の股を無理矢理開き、そのあられもない姿を存分に撮影すると、口を塞いでいたタオルを外し、口から靴下を出してやった。 同時に棚に繋いだ手錠を外し、両手の拘束を解いた。 あまりの口の渇きにケホケホと何度もむせた後、手足が動かせるようになった彩香は、慌ててたくし上げられたシャツを急いで元に戻すと、ほとんど裸になってしまった身体を恥じらいから小さく縮こませる。もう立ち上がって逃げることも、大声で助けを呼ぶ気力も残っていなかった。 (…やっと……終わったんだ…。) 倉庫に来てからのほんの僅かの時間、それが彩香にとっては何十分、何時間にも感じられた。 彩香は絶望の淵で、残酷な行為がよくやく終わったことを感じとり、ほんの少しだけ安堵していた。 ?「お前感じすぎ!初めてのセックスがそんなに気持ちよかったのかよ!」 ?「おい、見えるか?この写真、マンコからケツの穴までバッチリ映ってるぞー?」 男達にどんな風に笑われても、そのまま涙を流すことしかできなかった。しかし、男が手に持つスマートフォンの画面を見せられると、そこには自分でもまじまじと見たことのない左右に割り開かれた自身の性器や、泣きじゃくりながら男と結合してしまった自身のあられもない姿が克明に記録されていた! 彩香「嫌ぁっ!…消して…!!…このことは…誰にも言いませんから…!!」 身体を縮こませて震えていた彩香が声を張り上げ、必死にスマートフォンの画面に手を伸ばし懇願する。 それを嘲笑うように、男は彩香には届かない様、からかうようにスマートフォンを持つ手を上に挙げた。 ?「あぁ?…んなこと言われてもなぁ…!…うーん、そうだなぁ…お前がこれからオレの言うことを何でも聞くっていうなら考えてやってもいいぜ!」 彩香「…そんな…どうすれば……どうすればいいの…?」 ?「まずは、田島のことは諦めろってことだよ!」 彩香「…っ!」 それだけは無理、そう懇願しようとするが、彩香は慌てて口をつぐんだ。 もちろん、こんな形で健人への気持ちを捨てられるわけがない。しかし、今この男たちに抵抗する術など彩香は持ち合わせていなかった。 彩香はたとえ嘘でも、健人への気持ちを捨てなければならないことに悔しくて涙が止まらない。 だが一方で、汚されてしまった身体で健人を想い続けることは、もう無理なのではないか…この時彩香は、心のどこかでそう感じてしまっていた。 彩香「………わかりました……諦めます…。」 彩香は仕方なく涙を流しながら自分の心に反した諦めの言葉を口にすると、男は途端に調子に乗ったように、饒舌じょうぜつになって話し始めた。 ?「あぁ、それでいいんだよ!最初っからそうしてりゃこんなことにはならなかったのにな!…じゃあついでにもう1つ!お前、オレの女になれ!」 彩香「え?……女って…。」 ?「オレの彼女にしてやるってことだよ!!」 彩香「そんな…そんなの…!…絶対無理です!!」 ?「ハァ?絶対無理ィ!?お前この期に及んでまだ立場わかんねぇのか!?…言うこと聞かないならこの写真、ばら撒くだけだなぁ。この写真を大好きな健人くんに見せたらどうなるかなぁ!」 男達はクスクス笑いながらスマートフォンを見ている。 おそらく何十枚と撮影した先程の画像を見て笑う彼らを見ると、あまりの屈辱に嫌でも涙が溢れてくる。 健人への自分の気持ちに嘘をついた上に、目の前の最低な男の恋人になることなど、彩香は死んでも嫌だった。 彩香「グスッ…どうしてそんな酷いことするの…?」 ?「うるせぇ!オレは今、オレの女になるかどうかを聞いてんだよ!どうすんだ!?」 男は今度は撮影した画像を誰かに送信する準備画面を見せてくる! 撮られてしまった写真をばらまき、健人に見せるとまで脅されたこの状況で、彩香に選択肢はなかった…。 彩香「やめてぇ!!……わ…わかり…ました……。」 男は彩香の言葉を聞き、勝ち誇ったように笑みを浮かべた。 ?「わかったって今の言葉、忘れるんじゃねーぞ!!…よーし、晴れてオレの彼女になれたんだ!立て!」 彩香「……………。」 顔を俯かせたまま言われた通りに彩香が立ち上がると、男が偉そうに指示をし始めた。 ?「まずは彼氏のオレに裸を見せろ!上から順番に服を脱げ!!」 彩香「そんな…!…もう…やめて…。」 ?「ああ!?さっきまで他の男の目の前でセックスしといて、今更彼氏に裸一つ見せられねぇっていうのか!?」 男は激昂した様子でスマートフォンを再び持つと画像を誰かに送信しようとするような素ぶりを見せる。 彩香「やめて!…やめて下さい!わかりました!…わかりましたから…。」 理不尽極まりない男のやり方に文句の1つでも言ってやりたいが、この状況でそんなことが出来るわけもない。 彩香はなす術なく、恥辱に耐えながら、すでに一度男達に乱されシワのついてしまったセーラー服の下に着ていたVネックシャツを自分で脱ぐために、仕方なく袖から腕を抜いていく。 羞恥に耐えながら自らシャツを両腕、そして頭から抜き、脱いだシャツがふわりとマットの上に落ちる。 「おぉー!!」 彩香の上半身は完全に裸になると、男たちの歓声が湧き起こった。 あまりの恥ずかしさに彩香は咄嗟に手で両乳房を隠そうとした。 ?「おい!手は気をつけだろ!これまで学校で習ってこなかったのか!?…次はスカートだ!さっさと下ろせ!」 彩香はこの男への怒りから涙を溜めた瞳で睨みつけるが、少しでも抵抗する素振りを見せる度、男はスマホの送信ボタンを押そうとしているのを笑いながら見せびらかしてくる。 そのため彩香は慌ててスカートを下ろそうとするが、なかなか下ろすことが出来ない…それは至極当然のことだった。 15歳の多感な女の子が、一度見られてしまっているとはいえ、自ら服を脱いで裸を晒すなど、とてつもなく恥ずかしい行為であることは男たちにも容易に想像できる…しかしだからこそ、男たちはさらに彩香を煽る。 ?「早くしろ!見ろ、綺麗に撮れてるぜ!?このマンコ入り顔写真!そうだな…まずはお前のクラスのやつに送るか!」 彩香「ま、待ってください!…すぐに…脱ぎますから…。」 彩香は覚悟を決めると、スカートに手をかけ、自らの下半身を唯一隠していたスカートを足元に下げた。 音もなく地面に落ちるスカート…もう彩香の身体を隠すもの、守るものは何もない。 やや小ぶりの胸さえ強調されるほどに腰はくびれているが、決して病的に細いわけでもない。 一見高校生とは思えないモデルのような抜群のスタイル、柔らかなその白い素肌は薄暗い倉庫の中でも光るように際立ち、ムダ毛1つ見当たらない艶のある肌の中、唯一恥丘を守るために薄めの陰毛が生え揃っている。 そんな生まれたままの彩香の裸体は、男たちがしていたただでさえ美しい想像を超えてさらに美しく、男たちは歓声をあげながらジロジロとその誰も見たことのないであろう裸体をくまなく観察した。 その血走った8つの眼は、本能で雌めすを喰らい子孫を残そうとする雄おすの狡猾こうかつな目だった。 男は舐めるように全裸の彩香を撮影すると、次の命令を下した。 ?「そのままそこに正座しろ!」 男は彩香の小さな肩を押さえ無理矢理正座させると、彩香の前に仁王立ちになり、純潔を貫いたばかりの性器を彩香の目の前に突きつけた! 彩香「いやっ…!」 精液、愛液、そして血液など、様々な体液が付着したままの男の性器からは明らかな異臭が漂っており、勃起した男性器を凝視することも出来ず、彩香は目を逸らした。そしてあらためて、突きつけられたおぞましい物体が先程まで自らの体内にあった絶望感に吐き気を催しそうになる。 ?「おい!お前の汚ねえマンコのせいでこんなに汚れちまっただろうが!お前を女にしてやった初めてのチンコだぞ!感謝してさっさと舐めて掃除しろ!」 (……この人は一体、何を言っているの…?) ?「フェラすんだよ!フェ・ラ・チ・オ!… まさか知らねえのか?女はみんな男のチンコを舐めるんだよ!彼氏のオレがせっかくチンコ舐めさせてやるって言ってんだ!早く舐めろ!」 彩香はその物体から必死に顔を背けるが、異臭から見ていなくても分かるほど汚れているのだろうことが分かる。 女性が男性器を舐める行為…フェラチオと呼ばれる行為があることについては彩香も話には聞いたことがあったが、たとえ恋愛関係であってもそんなことをするのはにわかに信じられなかった。そんな排泄器を舐めるというただでさえ信じられないような行為を、見ず知らずの男に無理矢理やらされる彩香の屈辱は計り知れなかった。 (なんで……そんなこと……やらないといけないの…?…もし…健人くんなら……健人くんのだったら…。) 男のあまりに残酷な指示に、これが健人のものだったら…そんな不純な考えさえ浮かんで来てしまう…。 彩香は自分の不運を心底恨んだ。 彩香「む…無理です……出来ません…!」 ?「じゃあ仕方ねぇな!写真は当然ばら撒くとして…!」 彩香「や、やめて!!……でも…出来ません…!出来ないんです…! ?「出来ねぇだと!?…ならしょうがねえ!せっかくさっきマンコを開通してやったんだ!口が使えねぇならまたマンコ使って彩香の大好きなセックスしてやるか!」 彩香「…すいません!……や、やります…!…舐めます!」 激しく拒否をしていたにもかかわらず、再び挿入される恐怖からすぐに返答してしまう彩香に、男は薄ら笑いを浮かべた。 ?「ハァ?舐めます?…違うだろ!佐野さんのチンコ…舐めさせてく・だ・さ・い!だろうが!!」 彩香はこの時初めてこの男が佐野という名前だということを知った。聞いたことのない名前だった。 彩香「さ、佐野…さんの…チン…チン…を…舐めさせて下さい…。」 あまりの屈辱に彩香の目は怒りの涙に潤むが、再び挿入されるよりは…そんな苦肉の選択だった。 佐野「へっ、さすが優等生だな!物分かりがいいじゃねーか!そんなに言うなら舐めさせてやる!」 男は意気揚々と正座する彩香の顔面に腰を突き出した。 こうなっては彩香もグロテスクな性器を見たくないなどと目を背けてはいられない。 彩香は意を決して目の前にそそり立つペニスの先端に口を近づけ舌を伸ばそうとするが、直前で舌を引いてしまう。佐野という男への怒り、性器に対する圧倒的な嫌悪感、吐き気を催すような見た目と臭い、複数人に囲まれ見られながらの羞恥心など、理由などいくらでもあった。 その後も目の前に突き出されたものに舌を何度伸ばそうとするが、どうしても舐めることは出来なかった。 (…こんなこと…やっぱり出来ない……!!) 彩香がそう思った矢先、痺れを切らした佐野に髪を掴まれ、強引にペニスを顔面に押し付けられてしまった! 彩香「んむっ!んうぅゥ!!」 (いやっ!汚いっ!!) 佐野「おい!早く口を開けろ!」 彩香「んぐ……んあ…んむゥゥ!!」 ?「てめぇ!早くしろや!!」 彩香は必死に顔を背けようと抵抗するが、佐野に鼻をつままれ呼吸が出来なくなると同時に他の男たちに強引に頭と顎あごを掴まれる! 彩香が本能的に息を吸おうと僅かに唇を開いたその瞬間、小さな口をこじ開けるようにして口内に薄汚れた肉棒を突っ込まれてしまう! 彩香「んグ…ッ…おェ……ゥゥうう!!!」 ペニスそのもののイカのような生臭さと、様々な体液の強烈な異臭が口内から鼻腔を通り抜け、精液の独特の苦味や先走り汁の塩気のある味、自らの破瓜による血液の味などが徐々に口に広がり始める。 彩香は初めて味わう、人間が分泌した様々な体液の味に、強烈な吐き気に襲われた。 佐野「早くしゃぶって舐めろや!歯を当てたりしたらどうなるかわかってんだろうな!?」 彩香「ぐ…ぅ…ぅェ…ッ…!」 吐き気を催し反射的に嗚咽をするが、自身の口内に無遠慮に突き入れられた男性器をなんとか吐き出そうと頭を後ろに下げて逃げようとしても、後ろから男達に押さえられた頭はびくともしない。 それどころかなんとか吐き出そうと舌を動かした動作がかえって男の肉棒を刺激していた。 佐野「おー、そうだ!やれば出来るじゃねぇか!その調子でもっと舌動かせ!」 度重なる嗚咽により肉棒を咥えたままの彩香の口から唾液がダラダラと糸を引いて垂れ落ちるのを見て、男たちから笑いが起こる。 そのまま彩香が口淫させられていると、突然正座していた彩香を他の男が後ろから突き飛ばした! 突然のことに佐野は彩香からペニスを口から引き抜きながら後ろに下がると、支えを失った彩香はマットに手をつき突っ伏してしまう。 彩香「けほ…ゲホッ…!…キャアア…!!」 彩香を突き飛ばした男は、むせる彩香を見下ろしながら素早くズボンとパンツを脱ぎ捨てると、ちょうどバックのような体勢になった彩香の腰をがっしりと掴み、膣にペニスを当てがう! ?「佐野、もう我慢できねぇ……やっちまっていいな!?」 佐野「はい!…もちろんです!!」 彩香「い、いやぁ!!?やめてぇ!!!」 彩香の叫びなど関係ないと言わんばかりにまだ初体験を終えたばかりの膣にペニスを挿入していく…! ズリュリュぅ!! 彩香「いたあぁァア!!!」 佐野「うるせぇな!彼氏のオレが許可したんだ!お前は大人しく股開いてればいいんだよ!!オレのチンコ舐めながらヤれや!!」 彩香「あむッ!うぶぅ…ふぐっ…じゅぷ…!」 佐野は痛みに嘆く彩香に容赦ない罵声を浴びせながら、再び髪を掴んで無理矢理ペニスを咥えさせる。 彩香は前と後ろからペニスを挿入され、まるで男たちに串刺しにされたような状態になった。 ?「おらぁ!…彼氏以外の男のがそんなに気持ちいいか!?…ならもっと声出せ!」 後ろから彩香を犯す男は容赦なくペニスを突き入れ、挿入の度に彩香の身体は前後に動く。 それにより彩香の喉に佐野のペニスがさらに深く突き刺さることになり、彩香は声を上げるどころか、ペニスを咥えながら激しく咽せこんでしまう! 彩香「んむぅっ!…ゲェッ!……ゲホッ!…んぐ…んブぅっ…!」 (痛っ…!く、苦し…い…!…痛い…だけ……こんなの…気持ちいいわけ……ない……!!) 高校生にもなれば何人かの経験の早い同級生から「エッチは気持ちよかった」などという感想を聞いたこともあったが、少なくとも彩香はそんな感覚を微塵も感じることが出来なかった。 そもそも、セックスは本来、お互いを愛する者たちが行うべき行為であって、ただ己の性欲を吐き出すためだけに彩香の身体を蹂躙している男たちの行為に、愛などあるはずも無かった。 ?「オレも…中に出してやるからな…!くらぇぇ!!」 彩香「んぶぅぅうううう!!」 数十回の激しい突き挿れの後、男はあっという間に絶頂に達し、彩香の尻に腰を密着させて動きを止めた。 つい先ほど初めて感じたばかりの感覚…再び体の奥に何か生暖かいものを注ぎ込まれるような感覚に彩香は絶望していた。だが、彩香がそんな絶望を感じている瞬間さえ佐野は容赦しない。 佐野「おい!口が休んでんだろ!そんなんじゃ死ぬまで舐め続けても終わらねーぞ!」 絶望に打ちひしがれながらも、佐野に髪の毛に鷲掴みされながら何とか口内の肉棒に舌を動かして絡めていた。 やがて後ろから挿入していた男が欲望の全てを放出し終えた肉棒を引き抜いた。 ぶ…ブリッ!ブピピピッ!ドロォ…。 ?「ハハッ!すげぇマン屁!相性がいいってことだな!」 男は笑いながら言うと、彩香の秘裂を大きく指で開いた。 ?「…おお~、めっちゃ精子垂れてきた!写真撮れ写真!」 膣内に入ってしまった空気が放屁のような音を立てるとともに膣口からは男の泡立つ精液が流れ出し、糸を引いて垂れ落ちた。さらに流れ出した液体は太ももをゆっくりと伝い、彩香自身、太ももを伝い流れる生暖かい液体が自分の膣から溢れた男の精液という液体であることが分かると、後ろから撮影されていることを気にすることも出来ないほどに2度目の中出しに大きなショックを受けていた。 ?「バックは余計に妊娠しやすいんだってよぉ!よかったな!」 射精し終わった男が「妊娠」という彩香にはまだ重すぎる容赦ない言葉を口にすると共に、休む間も無く次の男が彩香の腰を持ってペニスを挿入する! ズリリュゥゥ!! 彩香「ウぐぅぅ!!!」 (痛いぃぃ!もうやめてぇ!!) 先ほどの男と同じように後ろから彩香に挿入した男は、ゆっくりと彩香を持ち上げながら自分も後ろに倒れると、彩香は男にされるがまま、男の腰の上で背を向けた、背面騎乗位はいめんきじょういの体勢にさせられた。 ?「しょうがねぇなぁ!このまま動かないで待っててやるからまずは彼氏のやつを口で気持ちよくしてやれ!」 男は下から挿入したまま彩香に佐野に奉仕するよう促した。 それは彩香にとって、佐野という男への優しさとも、自分に更なる屈辱を与えようとしているようにとも感じられた。 彩香「もうヤダぁ…!!…こんなの…やめて…!」 佐野「うるせぇ!…先輩、あざす!…いいか、絶対に歯を立てんじゃねぇぞ!まずはココだ!裏筋から舐めろ。」 彩香「うっ……ぅ……レロ…っ…。」 先輩と呼ばれる男に性器を挿入されたまま、佐野の言う通り、目の前の肉棒の指をさされた場所に舌を当てた。 涙を流しながら、今にも吐きそうな気持ち悪さに耐えながら、でこぼことした裏筋を左右に動かす様にして必死に舌を動かした。 佐野「次はカリ首だ!…違げぇよ!カリはここだ!この溝のところをなぞるように舌先を這わせろ。」 ?「ちゃんと教えられた通りのフェラが出来てるか、オレたちも見ててやるからな!」 彩香「…………………。」 ?「おい!大好きな彼氏のチンコなんだから早く舐めろ!後がつかえてんだよ!」 やけに上機嫌の男と、今まさに下からおぞましいものを挿入している男に傍観され、その一部始終を狙うように向けられたカメラの前で、彩香は屈辱に耐えながら目の前の凶器に再び舌を伸ばした。 レロッ…レロッ…。 彩香は一旦、屈辱も羞恥心も捨てたように、ただひたすらこの地獄のような時間が終わることを願う一心で、無表情で男の性器に舌を這わせ始めた。 佐野「次は玉袋だ!チンコを手でしごきながら玉袋を舐めろ。金玉をしゃぶって舌で転がせ!」 彩香「…………。」 レロッ…ジュル…っ…。 聞くに耐えない卑猥で下品な言葉、あまりにも屈辱的な指示にも、彩香は今は黙って佐野という男の言いなりになった。わからないなりに固い肉棒を掴んで上下に動かしてみると、男の肉棒の先端を包む皮膚の皮が捲り上がっては戻るを繰り返す。痛くないのだろうか、などと自分を貶めた佐野という男に何故か気を遣いながら、汗臭い股間の下に顔を埋めて茶色くぶら下がる玉袋を舐めた。縮れた無数の陰毛が顔をくすぐるように当たるたびに嫌悪感を覚えるが、この場を終わらせるためには男達が満足しなければ終わらないことを感じた彩香は、心を無にして奉仕を続けた。 佐野「口を開けて玉を吸い込め!」 じゅ……ちゅぷっ……ちゅぽッ…。 奉仕する彩香の唾液の音、睾丸を口に含むために吸い込む卑猥な音が、再び静かになった倉庫に響く。 佐野「なんだ?急に素直になったじゃねーか。ようやく彼女としての自覚が芽生えたか?なら次はチンコをしゃぶれ!頭を上下に動かしながら、奥まで咥えて吸ってみろ!」 しゃぶる、などとという下品な言葉に一瞬躊躇うが、彩香は諦めたようにゆっくりと薄紅色の唇を上下に開くと、そのまま自らの口の中に男の先端を受け入れた。 彩香「……ぅ…パクッ…ちゅッ…ジュッ…ジュぽッ…」 佐野「うぉぉ…そうだ…いいぞぉ…!そのまま先っぽの穴に舌を突き入れろ…!」 彩香が抵抗しなくなったのをいいことに、佐野は自分好みのフェラを教え込んでいく…。 佐野は彩香の全てを陵辱していること、さらに彩香を自由に操れることに心の底から満足していた。 初めてのフェラでいくら動きがぎこちなくても、美少女で有名な杉崎彩香が目を泣きはらし、口を大きく拡げて自分のペニスを奉仕している…。その姿を見下ろすだけで、2度目の射精を迎えるのは時間の問題だった。 佐野は彩香の顔を両手で掴むと自ら腰を振り始める。 佐野「しっかりと吸いながらしゃぶってろよ…!口を離したらどうなるか分かってんなぁ!?」 彩香「んぶっ!んぐッ…んっ…ぐぅっ!」 グプッ!ブぷッ!じゅプッ! 何度も繰り返される佐野の腰の前後運動…。彩香は自らの口元から立つ卑猥な音に耳を塞いで、ペニスを咥え、吸い込み続けた。 そして…佐野が徐々に息を荒げ始めたその時だった。 佐野「イクぞ!彩香!」 突然、佐野に頭を思いっきり引き寄せられると、固さを増した肉棒が喉奥まで到達し、やがて脈動を始める! 彩香の表情は一気に苦虫を噛み潰したような表情になった。 彩香「グッ!…!?…んムぅッ!…んグぅぅぅ……!」 喉に勢いよく飛び込んできた熱い液体に喉奥が焼けるような感覚を感じながら彩香は鼻で必死に呼吸した。 佐野「おい!絶対吐き出すなよ!…全部飲み込め!飲まないと次は小便を飲ますからな!」 (気持ち悪い!!…やだ…!…やだよぉ……!) 彩香は心の中で叫ぶが、喉奥にへばり付くように溜まる精液によって、このままではまともに息もできない…! 彩香「ぅぅぅ……ぐっ…ゴクん…ッ!」 彩香は吐き出したい一心だったが、呼吸をするため、本能から喉奥に溜まるおぞましい液体を飲み込むしかなかった。 佐野は彩香が精液を飲み込んだことに満足してペニスを引き抜いた。 彩香「げほっ!けほっ……おぇっ……ハァ…ハァ…。」 彩香が喉の痛みと嘔気に耐えながら一息ついたのも束の間、下からペニスを挿入していた男が軽々と彩香を持ち上げ、一旦、彩香の膣からペニスが引き抜かれた。 ?「こっちを向いて自分から挿れさせてくれとおねだりしろ!じゃないと佐野が写真送っちまうぞ?」 彩香「そんな……ぃや……!」 男たちは指示を彩香が嫌がる素振りを見せるたびに、対抗させないようスマートフォンで撮影したわいせつな画像を見せびらかす。 彩香「…ハァ…ハァ……!…わ、わかり…ました…。」 度重なる脅しで拒否権を失った彩香は早くに返事をすると、仕方なく言われた通りに屈強な男に向き合うように振り返ると、左手で乳房を隠しながら右手で男のペニスを掴み、ゆっくりと腰を下ろしていく。 その腰つきは一見大胆と言えるほどスムーズに見えたが、全身は恐怖に震えていた。 そして、ペニスの先端を自らの膣に当てがうが、自ら男のモノを挿入しようとしている屈辱から再び涙を流してしまう。 ?「何泣いてんだ…早くやれ!これまではオレらが腰動かして気持ちよくしてやったんだ!次はお前が自分でマンコにチンコ挿れてオレを気持ちよくすんだよ!」 (やだ…怖い…怖いよぉ…健人くん…健人くん…!) こんな状況でも彩香の頭は健人のことでいっぱいだった。 ?「早くしろ!!今までの全部、写真撮ってんだ!せっかくここまで頑張ったのに今さらばら撒かれたいのか!?こんな姿見たら大好きな健人くんもさぞかし見損なうだろうなぁ!」 そんなこと言われずとも、彩香自身が一番理解していた。すでに選択肢など無いことを…。現に、これから彩香が自らペニスを挿入する瞬間さえカメラのレンズが向けられていることも…。 ?「おいどうなんだ!チンコ挿れてぇのか!それとも写真ばら撒かれてぇのか!!」 (健人くんっ……あたし……もう……。) 彩香は絶盤の淵で、声を振り絞って屈辱の言葉を言う。 彩香「ち…ちんちん…を………挿れさせて下さい…。」 ?「ほぉ!どこにだ?」 彩香「あ、あたしの……中…に…ちん…ちん…挿れさせて…ください……。」 ?「小せぇ声だなぁ!ま、ちゃんと撮れてるからいいだろ。しょうがねぇな!そんなに挿れたきゃさっさと挿れろ!」 言われた通りに自ら挿入を懇願する姿を男達に笑われながら、彩香は今日、自分自身でも初めて知った正確な膣口の位置に男の先端を当てがった。 恐怖と戦いつつそそり立つ肉棒に徐々に体重をかけると、男達の精液と自らの愛液で充分に潤った膣口が開かれ、ペニスを咥えこんでいく…! 男たちは彩香が目を閉じて腰を下ろしていく姿を息を呑んで見つめ、佐野はスマホを下から構え、結合部の動画を撮影していく。 (あ、足が…痛い!…も、もう…力が…!) この時…彩香は挿入の恐怖からせめてゆっくりと腰を下ろすよう努力するも、度重たびかさなる男達との性行為で両脚の筋肉は力が入らなくなるほど疲労していた。 彩香「あぁッ……!!」 疲労から彩香の脚の力が限界を迎え、崩れ落ちてしまったが最後…支えられなくなった上半身の体重が彩香と男の性器の結合部にかかり、亀頭の半分ほどまで挿入されていたペニスが残酷にも、一気に彩香の膣奥まで突き刺さった! …ズチュウッッ!! 彩香「いやぁあああァァ!!!…うっ!…グズっ…グス…!」 自らペニスを受け入れてしまった事実。変わらぬ体内の激しい痛みと、勢いよく体内に侵入してしまった未だに慣れない男性器の異物感に、彩香は子どものように泣きじゃくった。 ?「ははは!!!すげぇ勢い!泣くほど奥まで欲しかったのか!」 男は笑いながら彩香の腰を掴むと、今までの男と違い、彩香の腰をゆっくり持ち上げては下ろして、楽しむ様子で上下にストロークし始めた。 パンッ…パンッ…パンッ…パンッ…! 男の腰に彩香の尻が密着するたびに、男の恥骨と彩香の尻肉とがリズミカルに音を立て始める。 この時、激しく痛みしか感じなかった先ほどまでとは明らかに違う感覚が存在することに彩香は気づいてしまった。 彩香「ん!……あぁ………やっ…やだあっ…!」 (な、何なの……これ…。) 嫌がりながらも上ずった声を出す彩香のその反応に、男はすぐに何かを感づいたように笑みを浮かべた。 ?「ハハハ!お前、そろそろ気持ちよくなってきたんだろ!…どうだ?これがセックスってもんだ!気持ちいいなら素直に気持ちいいって言っていいんだぞ!?」 彩香「…そ、そんなっ…嫌…!」 ?「じゃあこれはどうだ?」 すると、男はストロークしながら彩香のクリトリスを指で優しく愛撫し始めた。 彩香「んぅ!?……あっ!……く…ぅっ…!」 (やだ…!何…コレ……そんなわけ…無い……そんなわけ…無いのに……!) ?「ハハ!…こいつマジで感じてよがってやがる!じゃあ特別にオレが上になってヤってやるよ!」 彩香「やだ…ぁ!もう…ゃめて…!」 拒否する言葉とは裏腹に彩香の頬は赤く染まり、膣から出る愛液も量と粘性を増してくる。男はその反応を楽しむと、彩香を仰向けになるように後ろに寝かせて、自分はそのまま起き上がって正常位の体勢になった。 男は少しずつ膨らみを増したクリトリスを親指でこねくり回すように愛撫を続けながら彩香の乳首にしゃぶりつき、次第に腰のストロークを早めていく。 男が腰を打ち付けるたびに彩香の小ぶりな乳房が前後に揺れる。 彩香「あっ…いやっ!…あっ…あん…!」 最初こそ嘲笑していた他の男たちも彩香の声を上げる姿を見ると、その色めかしさに思わず見惚れてしまっていた。 ?「おい!気持ちいいのか?…だったら今度は自分から中に出して下さいと言え!」 彩香「そんなの…嫌…!ぜったい…やだ…ぁっ…!」 ?「なんだ!じゃあもう動いてやらねぇぞ!?…さっさと素直になりな!」 男は腰のストロークを極端に遅くして、彩香を煽あおる。破瓜の痛みはすでに弱くなり始め、反対に強くなり始めた身体の奥が疼うずくような不思議な感覚に彩香は悶もだえ苦しんでいた。 (嫌!嫌…!…こんなの嫌なのに…あたし…なんで…?) 早くこの時間が終わってほしい、そんな願いもあった。だがそれだけではない、彩香の中で堰き止めていた何かが溢れ出す…! 彩香「……なか……に……。」 ?「あ?何だって?」 (も、もう…だめ………もう、いやぁぁっ…!) 彩香「……な、中に………出して…下さい……。」 彩香はこの疼くような感覚をどうにかして取り除いてほしいという気持ちから、本来なら絶対にありえない懇願をしてしまった。 ?「おい、聞いたか?今のちゃんと撮れてるな!?…ハハハハ!!じゃあお前の望み通り、中にたっぷり出してやるよ!!…うぉぉぉぉ!!」 パンパンパンパンッ!! 彩香「あん!そんな!…あっ!やだぁ!待ってぇ!…あんっ!あぁあぁっ!!」 自ら中出しを懇願した彩香を卑下するような笑いに包まれる中、今度は先程の男たちと同様の激しい挿入が始まった。だがこの時彩香は確かに痛みだけではない、正体不明の不思議な感覚に声を上げていた。 ?「くぉぉ…!イク…ッ…!!」 彩香「ぃ…っ…ぃやあああア!!!」 やがて男の腰の動きが弱まると、しばらく密着した後、あの脈動が始まった。男は少しでも彩香の奥に自らの精液が届くよう、その脈動とともに腰を突き入れる。 彩香は今日、すでに3度目の膣内射精だったが、この時は身体が軽く持ち上がってしまうような、生まれて初めて感じる不思議な感覚に、男の突き上げに合わせて脚を持ち上げ、腰をくねらせていた。 男がペニスを引き抜くと再び膣から精液が勢いよく逆流し、青いマットへと伝い落ちたが、突っ伏すように崩れ落ちた彩香は放心状態のままほとんど動けずにいた…。 ---------------------- 彩香「佐野…さん…つ、こんな私と…付き合ってくださり…ありがとうございます…。皆さんも…今日は……私と…いっぱい……セ……セックスをしていただき……ありがとうございました…。」 すでに学ランを着て仁王立ちする男たちの前、彩香は1人全裸のまま土下座して感謝の言葉を言わされていた。 男たちが一通り彩香を犯した後、佐野はその屈辱的な感謝の言葉を最初から最後まで言えるまで彩香に何度も強要し、言った瞬間のその土下座姿まで何枚も撮影した後、カメラを向けていた男はどこか落ち着きの無い様子でカメラをカバンにしまった。 佐野「ふぅ…まあいいだろ。じゃ、今日はもう帰っていいぞ。あ、オレからのプレゼントだ。ありがたく使いな!」 佐野が彩香に投げるように渡したのは、どこかのトイレから持ってきた半分ほどしか残っていない使いかけのトイレットペーパーだけだった。 佐野「オレの彼女にしてやったんだ!いつでも連絡取れるようにしておけよ!少しでも変な真似したらお前のお友達にも写真も動画も全部ばら撒くからな!」 彩香を犯している間に男達は、彩香のスクールバッグを物色してスマートフォンを奪うと、激しい性行為によって動けない彩香の指を掴んで無理矢理指紋認証のロックを外し、家族や友人などの連絡先の情報までをも奪っていた…。 男たちがそそくさと倉庫を去った後、唯一渡された少量のトイレットペーパーで体のあちこちを拭いているうちに、彩香は子どものように大声を上げて泣いてしまった。 大好きな人のために純潔を守れなかったこと、強姦やそれによる妊娠への不安と恐怖、そして、強要されたとはいえ自ら男にまたがり挿入を許してしまったことや、明らかに痛みではない、不思議な感覚に悶えてしまったことなど、様々なことから極度の自己嫌悪に陥ってしまっていた。 自らの膣から止めどなく流れてくる精液が手に持ったトイレットペーパーを何度も白く滲ませる…彩香は絶望していた。 (健人くん…あたし…汚れちゃったよ………。) 彩香は目を泣き腫らし、身体中の痛みに耐えながら、床に捨てられるように散らばっていた制服を着直す。身体中男たちの体液などでベタベタになってしまっていたものの、幸い汚れることのなかった制服を着れば、側から見れば壮絶な輪姦をされたとは思えないであろう状態にはなっていた。 倉庫の扉を開けると外は日が暮れ始め、辺りはもう薄暗くなっていた。 彩香はあまりのショックと疲れで今にも倒れそうになるほどくたくただったが、力を振り絞り、生徒の誰にも会わないように人通りの少ない校舎裏を通って昇降口に向かった。 下駄箱をのぞいて人がいないこと確認した彩香は、昇降口で靴を履き替え帰ろうとする。 ?「あ!……杉崎!」 彩香「!!」 後ろからかけられた聞き覚えのある声に振り向くと、部活を終えて帰る健人の姿があった。 彩香「あ…………。」 泣き腫らした顔を健人見られないように、身体から発してしまっている生臭い匂いを悟られないように、彩香はそそくさと靴を履きかえる。 健人「ん?どうした…?」 彩香「ごめん…またね…!」 彩香は今出来る精一杯の笑顔を一瞬だけ健人に見せるとフラフラとする身体にムチを打ち、逃げるように走った。 (ごめん…健人くん…あたし…こんなんじ
22/07/09 22:42
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溯
◆B7dMmAnU0Y
第4話 真実
彩香「…ただいまー!」 自分の身に起きたことを誰にも悟られないよう平静を装いながら帰宅した彩香は、家族に顔を合わせることなく、すぐに浴室に向かいシャワーを浴びた。 屈辱に流れる涙をシャワーで隠しながら、未だ破瓜の痛みが残る自らの膣内に恐る恐る指を入れてみる。粘液に汚れる膣壁をわずかに触れるだけで激痛を伴ったが、それに耐えて何度も何度も掻き出すように指を挿入し、自らの膣内にある精液の一滴も…精子の一匹すらも残さないつもりで無我夢中むがむちゅうで洗った。 男たちに舐められ唾液が付着した部分は、消えない嫌悪感からボディソープで何度も何度も入念に洗い、ペニスを舐めさせられた口の中も三度も四度も歯磨きをして、何度もうがいしてゆすいだ。 しかし…何度洗っても身体の嫌悪感は彩香の中から消えることは無かった。 次第に押し寄せる精神的疲労、肉体的疲労により、食欲も出なかった彩香は、浴室から出た後は夕食も食べずにすぐに布団に入った。 (なんで…こんな目に……。) いつもの家、いつもの自分の部屋…そんな日常が、彩香に残酷な現実を突きつける。 昨日までの自分にはもう戻れない。 輪姦されたこと、健人を避けてしまったこと。彩香は考えれば考えるほど悲しくなり、悔しさで涙が止まらなかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 次の日…彩香は学校を休んだ。 小学生の頃からほとんど休んだことが無い学校を彩香自ら休むと言い出したことには母親もひどく心配した。 母親には体調を崩したと説明したが、理由はもちろん、輪姦されたことによる身体の痛みと、精神的な原因が最も大きかった。 さらに、脳裏に張り付いては離れない妊娠への恐怖から、彩香は生まれて初めて排卵日について調べ、昨日はかろうじて生理直前の安全日だったということを知る。 次の日には幸い生理が起こり、一旦妊娠の可能性は限りなく低くなったが、性の知識にはまだまだ乏しい彩香にとって、それはそんなに簡単に拭いされる不安ではなかった。 それから3日…彩香は学校を休み続けていた。 外は晴々とした青空が広がり、窓からは眩しいほどの太陽の光が差し込むが、彩香はその光から逃げるように布団に包まり休んでいる。 ふと、スマートフォンが耳元で鳴り、画面を開きメッセージを確認する。受信したメッセージの差出人の名前を見て彩香は恐怖に青ざめた。 佐野剛さのつよし 佐野という名前から、あの日自分を犯したリーダー格の男だということはすぐにわかった。 佐野(おい、大丈夫か?) (こんなことされて……大丈夫なわけない!) 彩香は苛立ちと恐怖からすぐに画面を閉じようとするが、既読無視をして返信しないことを見透かされたように、受信したメッセージが続けて下に表示される。 佐野(そろそろ彼氏のチンコが恋しくなってきた頃だろ!) 彩香の頭には佐野という男の姿が嫌でも思い浮かび、苛立ちと気持ち悪さがこみ上げてくる。 これ以上メッセージを見たくない、今度こそ画面を閉じようと電源ボタンを押そうとした直後、画像データが届き、彩香はそれを不本意にも見てしまった。 それはあの日…おそらく佐野が撮影させた、彩香が処女を失った瞬間…。男たちに掴まれカメラから逃げるように顔を背ける姿、タオルで口を縛られているが激痛と恥辱から横に顔を逸らし俯く彩香の泣き顔、無残に床に放り投げられたセーラー服、乱雑に捲り上げられたシャツから露わになった両乳房を鷲掴みにされた瞬間や、2人の男に両脚を左右に無理矢理開かされ股間に茶褐色のグロテスクな肉棒が女性器を割り拡げるように突き刺さっている結合部、嗚咽しながら男性器を咥えさせられ、口元から垂らした唾液が糸を引いている凄惨な瞬間にいたるまで、あの日撮影された何枚もの鮮明な写真が編集され、一枚の画像に収まっていた。さらにその一枚一枚の写真には何やら落書きが施されており、「初体験!生中出し超気持ちよかった」、「おちんちんが大好き」、「初フェラ記念、精子大好き」、「セックスって超気持ちいい」、「もっと激しく突いて」、「彩香の中にいっぱい出して」などという、いくつもの見るにも耐えない猥雑な言葉が、まるでプリクラの落書きのようなポップでカラフルな文字によって書かれていた。 彩香は思い出したくもない行為の画像を一瞬見てしまったことで改めて自分が汚されてしまったことを再確認させられ、枯れるほど流したはずの涙が再び瞳から溢れ出す。 自分をこんな風にした憎むべき男と連絡など一切取りたくなかったが、画像によって脅された彩香は仕方なく佐野に返信をした。 (もう…やめてください!) すると、すぐに佐野から返信が来た。 佐野(とにかく学校に来い!仮にオレを訴えでもしてみろ!この写真を学校中にばらまいてやるからな!) 返信を見た彩香は、学校に行くのがもっと憂鬱になった。佐野が自分と交際しているとでも学校で吹聴すれば、いずれは健人もそれを知ることになる。 (そんなの…耐えられない…!) 彩香はあまりの絶望感に、ただ落胆することしか出来なかった…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その日の夕方、自宅のチャイムが鳴り、家に一人だった彩香は具合の悪い身体を起こしてインターホンで訪問者を確認した。 彩香(け…健人くん!??) 慌てて髪を整え、パジャマの上にジャンパーを羽織って玄関を開けた。健人に会いたいという気持ちもあったが、何より素っ気なく帰ってしまったことを謝りたかった。 健人「おう!杉崎、体の具合…大丈夫か?」 彩香「うん…。健人くん…どうしたの?」 健人「いや、これ。家が近いから届けてやってくれって。」 健人は彩香が休んでいた間の配布物を持ってきてくれていた。 (謝らないと…。) 彩香「あの…!」 健人「あのさ…!」 彩香の言葉を遮るように、健人が話を始めた。 健人「ごめんな。帰るとき無理に呼び止めたりして。あの時にはもう具合、悪かったのか…?」 彩香「え?…なんで健人くんが謝るの?…私の方こそ…ごめん…。」 健人「杉崎こそなんで謝るんだよ…。あ、そういえば、バスケ部のマネージャーになったんだってな!」 彩香「…え?あ…うん。マネージャー、やってみようと…思うよ…。」 健人「杉崎はテニスやると思ってたんだけど…マネージャーが杉崎ならオレもカッコ悪い姿見せてらんないな!」 バスケ部のマネージャーになったことを嬉しく思ってくれているのか、健人は照れくさそうに笑っていた。だが、彩香は逆にそんな健人の無垢な笑顔を見るのが辛かった。 健人「それじゃあ、これで土日挟んで月曜日からマネージャーも部活に参加するようになるみたいだから、元気になったら来てくれよ。待ってるから!」 彩香「う、うん!一緒に…頑張ろうね!」 健人「おう!あ、でも無理はすんなよ!」 健人はそう言うと爽やかに手を振って帰っていった。 彩香は健人に元気と勇気を貰えたが、それと同時に、健人とはもう住む世界が変わってしまったような気がしていた。 もう…健人の後ろ姿を追いかけ、どんなに手を伸ばそうと届かない…彩香はそんな気がしてならなかった。 翌週の月曜日…。 彩香は約1週間ぶりに学校に登校した。 真希「彩香大丈夫??…心配したよぉ~!」 彩香「うん、ごめん!もう大丈夫だから…。」 彩香はあくまで平静を装って学校生活を送る。しかし常に頭に付きまとう佐野の存在に怯えていた…。 最後の授業が終わると、生徒達はそれぞれの部活動の準備を始める。 一度自分で決めたことは最後までやる。 中学生の頃から彩香はそうして、部活や勉強を頑張ってきた。それは悩んだ末に入部を決めたバスケ部のマネージャー職とて例外ではない。 一旦辛い経験を忘れ、なんとか気持ちを切り替えようと自分を鼓舞しながら体操着に着替えて体育館に向かった。新入生はもう部活に参加していたが、今日から彩香がマネージャーとして入部する予定だったため、この日に合わせて1年の新入部員は全員で自己紹介をする予定だった。 彩香が体育館に入ると、すでに練習が始まっていた。健人の姿もあり、彩香は無意識に目で追ってしまう。 マネージャーの彩香が来たことで一旦集合がかかると、彩香と共に新入部員達と上級生が整列し、新入部員が順番に自己紹介を始めた。 しかし…彩香はその瞬間、目を疑った。 自己紹介を始めた新入部員の中に、彩香にとって忘れたくても絶対に忘れられない人物がいた…。 (佐野…剛…!) そう…彼もバスケ部の新入部員だった。そしてそれだけではない。あの日、彩香の姿をカメラを撮っていた男…薄暗い中でも鮮明にその男の顔を覚えていたが、その男も新入部員として整列していた。さらには…反対側に並ぶ上級生の中に彩香をニヤニヤと見つめる、忘れるわけがない2人の男…。彩香の頭の中に数日前の残酷な出来事がフラッシュバックする…! 全ては佐野の計画通りだった。 ---------------------- それは入学式から数日後のこと…。 ?「剛、あんた彩香のこと、どう思ってる?ヤリたい?」 佐野「はぁ?…まぁ…そりゃあみんなそう思うかもな。学園のアイドルみたいな女だからな…。」 ?「フフッ…実はね?あたしいいもん持ってるんだ!」 佐野「ん?…!!…これは…!」 佐野は見せられた写真を思わず凝視した。それはあの杉崎彩香の排泄後の瞬間を撮影したものだった。 ?「どう…?あんたがその気なら…くれてやってもいいよ。その代わり…徹底的にヤって!2度と立ち直れなくなるくらい…!」 佐野「…なんでお前はそこまで…?」 ?「うざいんだよ。健人くんに近づくのが…。じゃあ、よろしくね…。」 こうして佐野は入学当初から美人で有名な杉崎彩香を脅し、屈服させることが出来うる盗撮写真を手に入れたのだった。 もともと中学からバスケ部に入っていた佐野だが、素行が悪くほとんど部活に行くことはなかった。 だが、彩香がバスケ部のマネージャーになることを知り入部を決めた。そして中学時代の先輩であり、悪友でもあった飯塚、増田の二人を、この計画に誘ったのだった。この二人もバスケ部員の端くれで、レギュラーには程遠い存在だった。 飯塚「こいつめちゃくちゃかわいいって有名になった女じゃねぇか!」 増田「お前、たまには良いもん持ってんじゃねえか!持つべきものは後輩だな!」 佐野「ええ!写真で脅してヤッちゃいましょう!それに聞いた話だとこいつ、マネージャーとしてバスケ部に入部するらしいっすよ!」 飯塚「お!マネで入ってくんのかぁ!…ってことはマジで一度脅してヤッちまえば、これからずっとヤりまくれるかもしれねえな!」 増田「そりゃいいな!よし!じゃあ佐野、早速その写真で誘い出せ!あともう一人、撮影役に誰か用意しろ!」 佐野「わかりました!」 そうして佐野は同じ中学の山本を撮影役に誘い、あの日の4人が揃ったのだった…。 彩香を犯した4人組…それが健人と同じバスケットボール部員だという衝撃の真実。 彩香の呼吸は早まり、めまいに襲われたように視界がグラグラと揺れるような感覚に襲われた。 それでも気をしっかりと保ち、なんとか佐野を含めた新入部員の挨拶を聴き終えると、最後に彩香の順番が回ってきた。 彩香「…杉崎彩香です…。マネージャーとして、少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張りますので、よろしくお願いします。」 美人マネージャーの入部にバスケ部全員から拍手が巻き起こる。しかし、その喝采の拍手の中にはどす黒い拍手が混ざっていることを彩香は知っていた。 彩香を貶おとしめた張本人、佐野剛を始め、上級生の飯塚直哉いいづかなおやと増田将太ますだしょうた、撮影していた山本充やまもとみつる。 彩香を照らす光と、彩香を飲み込む闇。 光と闇の狭間で揺れ動く、彩香の高校生活が始まる。
22/07/09 22:44
(MyUVyish)
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溯
◆B7dMmAnU0Y
ものすごく長い作品になります。
掲載しきれない量ですので、もし興味をもっていただけた方は、「なろう」のアダルト版であるノクターンで読んでいただけたら嬉しいです。 またその際はブックマークと評価を是非、よろしくお願いします。
22/07/09 23:23
(MyUVyish)
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溯
◆B7dMmAnU0Y
~ 第2章 千寿菊 ~
第5話 罰 入学式から1ヶ月…。 5月になった通学路の桜並木はすっかり花を落として葉をつけ始め、初夏への準備を始めていた。 照星高校の昇降口横の花壇にはマリーゴールドの花が咲き、新入生達の高校生活を祝福するかのような黄金色の花を開かせていた。 ボールが床をつき、跳ねる音がこだまする中、新入生の挨拶から数日しか経過していないにもかかわらず、彩香はバスケ部のマネージャーとして様々な雑務をこなしていた。 練習開始前の準備には、部室の掃除、部員達が使用するビブスの用意、練習中に飲む麦茶の用意、選手の体調管理など、初めてのマネージャーの仕事をまだ慣れたとは言えないものの、彩香にとってはどれも取るに足らない仕事だった。 大きいウォーターサーバーに用意した麦茶を体育館の端を歩いて運ぶ。新入生が球拾いや、ボール拭きをする中、健人だけは上級生に混ざって試合形式の練習を始めていた。 (健人くん…がんばって…!) 彩香にとってひたむきにバスケットボールの練習に励む健人のためなら重いお茶を運ぶことなど何の苦でもなかった。 決して容姿端麗なだけではない、その真面目な仕事ぶりからバスケ部員達からの人気はうなぎのぼりに上がるばかりで、美人で真面目、明朗快活、純真無垢…。そんな彼女のことを恋愛対象にすることすらおこがましいとさえ思うほどに、部員達は彩香に尊敬の念を抱いていた。 佐野、飯塚、増田の3人を除いては…。 部活終了後、日が暮れた外はもうすっかり暗くなっていたが、健人を含めやる気のある新入生は上級生が帰った後も自主練習に励んでいた。そんな中、彩香は1人ですっかり人気ひとけの無くなった部室で洗濯を終えた大量のビブスを1つずつ物干し竿に干していた。 ガチャ…! 部室のドアが開く音に、洗濯物を畳みながら顔を向けると、彩香が最も嫌う部員の姿があった…。 佐野「よぉ彩香…学校休んでる間は心配したんだぜ?」 彩香は部活中も佐野とは極力顔を合わせないようにしていた。 彩香「何の…用ですか?」 佐野「おいおい、お前を心配してた彼氏にそんな冷たいこと言うもんじゃねぇだろ?…それよりお前…あの後生理は来たか?」 彩香「……何でそんなこと…。」 佐野「あ??…来たのかって聞いてんだよ!」 彩香「…!……はぃ…。」 佐野にギロリと睨まれると、怯えた彩香は弱々しく返事をする。すると佐野は一瞬安堵の表情を見せた後、ポケットに手を突っ込んで今度はニヤニヤと笑いながら彩香の身体をジロジロと凝視する。 彩香は佐野に対する怒りと恐怖から震えそうになるが、気丈に振る舞って唇を噛み締めた。 (誰がこんな男に……絶対に負けない…!) どんなに弱みを握られようと、目の前のこの卑劣な男にだけは屈したくなかった。 佐野「まあいいわ!今日はオレの彼女としてやってもらわなきゃいけない事と、マネージャーとしてやってもらわないといけない事、まずはその2つをきちんと教えてやらねーといけねーと思ってなぁ…!」 彩香「…あ、あなたは…あたしが…バスケ部のマネージャーになること…知ってたの…?」 佐野は急に顔を強張らせ怒り出す。 佐野「うるせぇ!そんなことはどうでもいいんだよ!始めるぞ!」 彩香「きゃっ…!!」 佐野に体操着の首元を掴まれると、彩香は部室の奥の方へと押しやられた。 照星高校はバスケットボールに力を入れているためバスケ部には特別に大きなプレハブの部室を与えられ、広さは他の部活動の部室に比べて二倍程あった。佐野はその部室の一番奥にある、部員達が使うロッカーの裏の通路まで、彩香の手を強引に引いて連れて行くと、そこに置いてあったパイプ椅子を広げて大股開きで座った。 佐野「おい…何つっ立てんだ?早くオレの前に正座しろ!」 彩香は歯をくいしばりながら佐野が座るパイプ椅子の前に正座した。 佐野「さっさとしろ!これが欲しいんだろ?これが!」 佐野が指を差した股間部分に目を向けると、バスケットパンツがテントを張るように盛り上がっていた。 彩香は思わず目をそらし、佐野が求めていることを瞬時に理解したが、頭でわかっていても身体が拒絶してなかなか動くことが出来なかった。 彩香「…こんなところで……出来ません…!」 佐野「ほぉ!じゃあ何処でやりてぇんだ?体育館のギャラリーにでも行ってオレたちがセックスしてるのを見せてやるか!?」 彩香「!!」 体育館にはまだ健人を含め数人の部員がいる。だが、この男ならそんなことに構わず本当にやりかねない…。でも…部室でこんなことをしていることを部員の誰かに見られたら…。 様々な不安が頭によぎるが、どの道この男がこのまま自分に何もしないで帰るわけもない。 佐野「へへ…お前に選択肢なんか無いんだよ!素直に何をしたいのか…ちゃんと彼氏に言ってみな!」 結局、彩香は渋々従うしかなく、佐野の求める通りの言葉を言わされる。 彩香「…さ…佐野さんの………。」 佐野「あ?…佐野さんの何だ?」 彩香「佐野…さんの……チ、チンチン…を…舐めさせて下さい…。」 佐野「え?チンコ!?…そうか!久々に会ったしな!お前はそんなにオレのチンコ舐めたかったのか!なら自分でズボンとパンツ下ろして始めろ!そしたら舐めさせてやるわ!」 彩香「……え?……」 佐野「え?じゃねぇだろ!お前から舐めたいって言ったんだろ!?お前がオレのズボンを下ろして舐めるんだよ!」 彩香「は、はい…!…失礼…します…。」 男のズボンを下げてやったことなど当然あるわけもない彩香だが、少しでももたついた様子を見れば、佐野は明らかにイライラしながら右足を小刻みに揺らして貧乏ゆすりを始めている。 彩香は意を決して、不自然な形に膨らむ股間部分を見ないよう下を向きながら佐野の汗ばんだバスケットパンツに手をかけると、ゆっくりと下げようとする。 佐野「もたもたすんな!パンツも一緒に下ろしてさっさとやるんだよ!誰か来てもしらねぇぞ!」 彩香「は…はい…!」 佐野に強く怒鳴られ、彩香は佐野のズボンとパンツを一緒に掴むと、ゆっくりとずり下げた。 ビンッ!! 彩香「……っ!!…やっ……!」 突然目の前に飛び出すように現れた男性器に驚き、見たくもないのに一瞬目を向けてしまった。ズボンを太もものあたりまで下げたところで跳ねるように飛び出した赤黒い肉棒…見慣れることのないその気持ち悪い物体から彩香は慌てて目を逸らした。 佐野「ククク…今さら何目ェ逸らしてんだ?お前の処女をもらってやったチンコだぞ?感謝を込めてちゃんと見な!…そのうちこれがどんどん欲しくてたまらなくなるぜ!」 (そんなこと…あるわけない!!) 彩香は恫喝に怯えるように佐野のバスケットパンツをバスケットシューズを履いた足首の部分まで下ろすと、目を背けながら股間にゆっくりと手を伸ばし、恐る恐るしなやかな指を肉棒に絡ませる。 佐野「何やってんだ!早くやれ!」 一日の汗臭や尿臭を容赦なく漂わせるビクビクと痙攣する男性器…彩香にとって顔を背けたくなるほどの異臭だった。 そんな赤黒い肉棒に絡みつく、白い、細くも柔らかい天使のような指先…神への冒涜のような行為に佐野の肉棒はさらに固さを増す。 (どうしてあたしが…こんなことをしないといけないの…?) 彩香は自分自身の不幸を呪いながら、髪の毛すらその物体に触れたくないという気持ちからセミロングの髪を耳にかけた。 佐野「お!?…ハハハハ!!お前、嫌とか言いながら本当はフェラする気満々じゃねぇか!」 (そんなわけない…!!) まるでこの行為を自分が望んでいるかのように耳に髪をかける仕草をバカにする佐野に、彩香は本当は激しく否定をしたかった。 しかし、一歩間違えば今にも手を出してきそうな雰囲気の佐野への恐怖から、得体の知れない汁を垂れ流す肉棒の先端に恐る恐る舌を伸ばした。 …ぴと…っ………。 熱く硬い、それでいて少し弾力のある肉棒の先端の感触が舌に触れた瞬間、彩香は強い吐き気を催した。だが、なんとか舌を動かして先端をペロリとひと舐めすると、突きつけられた肉棒の先端と彩香の舌先を繋ぐように透明の糸がひく。それは絡みついた一本の蜘蛛の糸のように、まるで彩香を離すまいとしている様だった。 佐野「もたもたしてねぇでさっさとやれって言ってんだろ!」 彩香「…はい……。」 佐野「こっちは1週間も待たされてたっぷり溜まってんだからなぁ…!まず手始めに袋と竿の裏側から舐めな!」 本心では待ちわびていた彩香の口淫に佐野はニヤつきながら、肉棒よりもさらに下の股間の暗がりを指差して催促している。 こんなことをしていることを万が一でも誰かに見られるわけにはいかない…。 彩香は屈辱に耐えながらも抵抗することを諦め、急かされるままに椅子に座る佐野の股間に顔を近づけた。 (う……なにこの臭い…っ…もう……いやっ…!) 顔を近づけるにつれ蒸れるような汗臭さが鼻につく。無造作に伸びるちぢれた陰毛が顔に触れる度に彩香の嫌悪感は増し続けるが、なんとか舌先を伸ばしてざらつくような陰嚢、そして裏筋と指差された場所に舌で刺激することを始めた…。 彩香がどれだけ嫌だと思っても、佐野にそんな気持ちが届くわけない。もし仮に届いたとしてもこの男が辞めさせるつもりなどあるわけがなかった。 佐野「よーし、そのまましゃぶれ!お前はこんなにチンコをしゃぶってどうしたいんだ?何が飲みたい!?ちゃんと言ってみろ!」 彩香は投げかけられた質問に考えうる最悪の答えを導き出すが、一刻も早く佐野とのこの行為を終わらせ、解放されるには大人しく従うしかない。 彩香「佐野さんの…を……下さい。」 佐野「聞こえねえよ!ナメてんのか!?…何を飲みたいかって聞いてんだよ!それとも今日もマンコに突っ込まれて中に出されてぇか!?」 彩香「せ、せい…えき…!…佐野さんの…精液が…飲みたいです…。」 佐野「よしよし。お前はやっぱり精液が大好きなんだな!なら咥えな!強く吸って、音を立ててしゃぶれ!そうすればたっぷり飲ませてやるからな?」 佐野は脅しに屈して従う彩香に満足したのか、まるで「よく言えました」と褒めるように馴れ馴れしく彩香の頭を撫でてくる。 (触らないでよ!!) 彩香は髪の毛を触る佐野の手の感触にすら嫌悪感でいっぱいだったが、目をギュッと閉じて目の前の肉棒を大きく口を開けて咥える。口の中に充満するむせ返りそうな強い生臭さとアンモニア臭に耐え、佐野の言う通り口の中で先端を強く吸い込むようにしながらゆっくりと自らの顔を上下させてみた。 ジュポッ…ジュッ…ジュルルッ…! 口と佐野のペニスから出る卑猥な音が立ち並ぶロッカーに反響する。その音を立てているのは彩香自身だが、聞くに耐えないその音に耳を塞ぎたくなった。 佐野「…しっかし…お前も災難だよなぁ!お前がもしオレを訴えたりしたらどうなる?オレとお前のこんな関係がバレれば、うちのバスケ部は大会出場停止になるかもしれねぇ。そうなればお前の好きな健人くんもどうなっちまうかなぁ…?」 彩香「…!!」 (この男……最低……!) 佐野「へっ!まあ大人しく彼氏のオレの言うこと聞いてりゃ、そんなことにはならねぇから安心しな!」 健人を人質に取られた形になってしまった彩香は、この男の卑劣なやり方にどんなに怒りが込み上げてきても、目の前の肉棒を咥えながら大人しく言うことを聞くほかなかった。 だが、しばらくするとあからさまに不機嫌を主張するように佐野の右膝が貧乏ゆすりを始めた。 佐野「おいおい、オレのが舐めたくてしょうがなかったんだろ!?ならもっと愛情こめてしゃぶれや!早くヌかねぇと今こうしてる間にも田島が部室に来ちまうかもしれねぇぞ!まぁオレは別に誰かに見られてもいいんだけどよぉ!」 部室の窓はカーテンが閉められ、個人のロッカーや部活動の用具が所狭しと並んでいるため、部屋の奥にいる佐野と彩香の姿は入り口のドアを開けても視認は出来ない。しかし、それでも彩香は気が気ではなかった。万が一誰かに見られたら、部活動はもちろん、学校に来ることさえ出来なくなってしまう…そして、もし健人にこんな姿を見られるくらいなら、死んだ方がマシだとさえ思った。 一方の佐野も内心では誰かが来る前に精を放出したいという焦りがあった。佐野の焦りは彩香をさらに焦らせ、不本意にも佐野に対する奉仕は激しさを増して肉棒への刺激は強まる。だが、未だ彩香のぎこちないフェラチオに佐野はいかにも不満の表情を浮かべている。 佐野「ちっ…こんなんじゃ全然イケねぇぞ…。一旦やめろ!…仕方ねぇな…またオレがアドバイスしてやるから、よ~く聞いて頑張れよ!?」 彩香「………。」 佐野「ありがとうございます、フェラを教えて下さい、だろうが!」 彩香「…す、すいません…!ありがとう…ございます!…ふぇ…フェラ…を…教えて下さい…。」 佐野「ちっ!感謝しろよ!…じゃあまずは裏筋からだ…!前にも教えただろ!ここを舐めろ!」 佐野は罵倒するように言いながら戸惑う彩香に教えるように裏筋を指でさした。 彩香がなんとか早く射精させようと励んでいるのをいいことに、前回に引き続き、自分好みのフェラチオを仕込んでいく…。 陰茎の根元から裏筋にかけてゆっくりと舐め上げ舌の腹を見せるように這わせることや、カリ首の溝の部分を舌先を使って丁寧に刺激すること、横笛を吹くように顔を動かしながら陰茎の側面を唇と舌で愛撫すること、槌の内側の粘膜で包み込むように亀頭を咥えながら唇を強く閉じて肉棒をしごくことや、尿の排泄口でもある鈴口を拡げるように舌を突き入れて尿道の内部まで舐めて刺激することなど、己の男性器を見せつけては各部分の名称を教え、さらに細かい注文をしては彩香に確実に実践させていった。 佐野「そうだ!手でしごきながら、吸い上げろ!…よし、次は亀頭をアイスを舐めるように舐めろ!オレの顔を見上げながら、舌を大きく出しながらやれ!」 彩香「ふぁ……ふぁい…。」 (なんで…こんなことを…しなきゃいけないの…?) 男性器については、父親と入浴した時や保育園の頃にクラスの男の子が小便器に用をたしていた時に少し見たことがあるくらいで、同じ年頃の男の性器、ましてや、はち切れんばかりに勃起をした男性器を見る機会など生まれてから今まで一度もなかった。 そんな彩香にとってこんな不潔なものを舐めさせたいこの男の心理が全く理解出来なかったが、言われた通りに咥えていた肉棒から一旦口を離すと、佐野の顔を見ながら肉棒を掴んで上下にしごき、亀頭をペロペロと舐めてやる。少しずつではあるが、最初に先端に舌を伸ばした時と比べれば幾分大胆に舌を動かしていた。 佐野「く…そうだ…やりゃあ出来るじゃねぇか…!」 誰もが羨む美人マネージャーの彩香が自分のペニスをペロペロと舌を出して舐め、今にも屈辱に泣き出しそうな、切ない表情を浮かべながら上目遣いで見つめてくる…。 そんな背徳的でありながらも誰もが羨む夢のような光景に、佐野の射精欲は一気に高まった。 佐野「もうすぐ…出してやるぞ…!舌の上に亀頭を乗せて、裏筋を左右に舐めながらしごけ!」 彩香は教えられたことを思い出しながら舌を出し、言われた通りに実践するが、佐野のもうすぐ出すという一言に、無意識に顔をしかめて目を閉じてしまう。 佐野「なんだその顔…目を開けて、ちゃんと嬉しそうにオレを見つめろ!!」 いつあのおぞましい液体が飛び出してくるかもわからないとてつもない嫌悪感と戦いながら彩香は目を開くと、自らの舌の上に亀頭を乗せ、亀頭の裏にある魚のエラのような裏筋部分を舌を左右に動かして刺激しながら、ぎこちない手使いで肉棒をしごく。 嫌で嫌で仕方ないことを無理矢理させられているにも関わらず、優秀な彩香は生真面目にも佐野の言葉を一言一句聞き流すことなく、佐野の望み通りに性器を刺激していた。 佐野「ぐぉぉ…!そのままオレを見つめろ!もっと口開けろ!…もっと大きくだ!思いっきり舌を前に出せ!」 彩香に最大限に大きく口を開けて舌を出すことを強要しながら限界を迎えそうになった佐野は、はやる気持ちでパイプ椅子から立ち上がると、彩香の髪を掴んでさらに顔を上げさせて真上を向かせ、しごかせていた肉棒を奪うようにして自らの手で激しくしごいた! 舌の上で彩香自身の唾液にまみれたペニスがニチャニチャと音を立てて素早くしごかれると、段々と硬さを増していく…! 佐野「くぉぉ…彩香ぁ…イクぞぉ…!」 舌の上の肉棒が一層膨らむように硬さを増した次の瞬間…熱い液体が彩香の舌の上にわずかに飛び出したかと思うと、更に液体は勢いを増して喉へと次々に飛び込んで来た! ビュッ!ビュルッ…ビュッ…ビュル…! 彩香「……!!…ん…ぐっ…!」 次々と舌の上に乗せられる熱い液体の痺れるような感触とその独特の生臭い匂いに、鳥肌が立つようなおぞましさを感じながらも、佐野に髪を掴まれている彩香はそのまま目をぎゅっと閉じて耐えるしかなかった。 脈動とともに吐き出される白濁とした液体が太い糸のように、一筋また一筋と飛び出し、彩香の舌の上を汚していくのを見ながら、佐野は満足気にため息をついた。 佐野「ふぅ……。」 佐野は精液を絞り出すようにペニスを根元からしごいて、鈴口から球のように滲み出た最後の一滴まで、まるで彩香の下唇で拭うように肉棒の先端を擦り付けると、満足したようにため息を漏らした。 佐野「おい!目を開けろ!口もそのままだ!絶対こぼすんじゃねぇぞ!」 彩香が目を開けた瞬間、佐野はポケットから素早く取り出していたスマホで彩香を撮影する! (いやっ!!) 彩香は慌てて目を閉じカメラから顔をそらしたが、すでに撮影を終わらせ、佐野は気味の悪い笑顔を浮かべた。 佐野「自分の口の中見てみろ!へへ…こんなにいっぱい出たぞ?」 佐野は一瞬で撮影した画像を見せびらかすように彩香に見せると、大きく開いた口内に精液を溜める自分自身の姿がカメラ目線で映っていた! 彩香「う!……おぇっ…!げほっ…ぅぇぇ…!」 彩香が初めて見た精液という液体…。紛れもなく今も目の前にあるこの男の性器から飛び出した体液、白濁とした汚い痰のような見た目のその液体は、彩香にとって尿や便のような排泄物と変わらず、それを口に溜めているのとなんら変わらない感覚だった。その大量の汚液が自分の口内に溢れんばかりに溜まっている画像を見せられた瞬間、反射的に激しく嗚咽おえつしてしまった彩香は、思わず口の中の液体を全てコンクリートの地面に吐き出してしまった。 佐野「おい!!てめぇ…何やってんだ!!」 バシィン!! 彩香「きゃああ!!」 佐野は彩香が精液を吐き出したことに激昂げきこうし、彩香の頬を思い切り叩いた!叩かれた彩香はその勢いで倒れ込んだが、佐野は彩香が倒れた後も髪を掴んで頭を叩き続けた! キレたら女であろうと容赦なく殴る…それがこの佐野という男だった。 佐野「こぼすなっつったろうが!それを何吐き出してんだ!?てめぇはよォ!!」 彩香「きゃああ!!すいません…!すいませんでした!」 佐野「ハァ…ハァ…次やったら…マジでブッ殺すぞ!!」 彩香「すいません…すいません…!」 彩香が恐怖に何度も土下座をするように謝ると、佐野は次第に平静を取り戻す。 佐野「…あー…クソが…!…マジでキレたわ…!……罰として今日はもう一つ!オレがバスケ部のマネージャーの仕事を厳しく教えてやるわ!」 佐野は自分のロッカーから新しいパンツとズボンを出して履くと、先ほど彩香に舐めさせる前に脱いだボクサーパンツを彩香の前に放り投げた。 佐野「このパンツを今すぐ綺麗に洗濯しろ!」 彩香「は…はい…。」 彩香は急いでパンツを持ち洗濯の用意をしようと立ち上がる。 佐野「はぁ?…何やってんだよ!洗濯機なんか使うんじゃねぇ!お前が洗濯しろって言ってんだよ!」 言っている意味がわからず戸惑っている彩香に、すぐに佐野は指示を出す。 佐野「そこに正座しろ!お前のその口で今すぐに洗濯しろって言ってんだよ!!お前が洗ってちゃんと綺麗になるまで、オレがここで見ててやる!」 再びパイプ椅子に座った佐野は自分の前に彩香を正座させると、一旦パンツを取り上げ、裏返しにして再び彩香に持たせた。 佐野「一番汚れるのは当然、チンコとケツの穴のところだから、そこを重点的な!」 彩香「…………?」 (まさか……舐めろって言うの…?) 佐野の言っている意味を、彩香は徐々に理解する。 パンツを舐めて洗う…彩香の人間としての尊厳すら無視したあまりに残酷な命令だった。 彩香はあまりの屈辱から自然に涙が溢れ始めるが、そんなことで許すこの男ではなかった。 佐野「早く洗え!そのパンツ、持って帰るんだからよ!」 恐怖に怯え涙を流したままの彩香は、佐野の身勝手な注文に急かされるようにして佐野の股間が当たる場所に舌を伸ばす。 (やだぁ…やだよぉ……!) 彩香は涙でぼやける目を閉じ、さらに舌を伸ばしながらパンツを持つ手をゆっくりと口に近づけると、ザラリとした感触を感じた。 ザラ…ッ…。 その繊維の感触が佐野のパンツに口を付けてしまったことを彩香に自覚させる。 佐野「ははっ!マジで口で洗ってやがる!優秀なマネージャーってのはやっぱり違えよなぁ!」 佐野は大笑いしながら彩香をバカにしつつも、しっかりと「洗濯」を始めさせる。 佐野「まずはよーくツバつけて濡らしたら、歯で削るように汚れを浮かせろ!浮いた汚れは全部吸い取ってちゃんと飲み込まないと取れねーぞ!」 彩香はこの男に出会ってしまったことを心底後悔した。 照星高校…健人を追いかけて来たこの名門高校で、こんなことをやらされることになってしまうとは当然、思ってもみなかった。 レロッ……カリカリ…ズズ…ピチャッ…カリ…ズッ…。 彩香「ぅぅ……こくっ……ぅ…!」 口の中の水分がパンツの繊維に奪われることで舌がピリピリと痛むのを耐えながら、口に溜めた唾液で佐野の性器や肛門に当たる部分を十分に濡らすと、佐野の局部が触れていたであろう生地の部分をカリカリと音を立て前歯で軽く削るように擦った。 そして染み込ませた唾液と共に染みついた汚れをチュウチュウと吸い出す…。全て佐野の指示通り、一連の行為を行った。 染み込んでいるのは酸っぱいような独特の匂いを放つ佐野の一日分の汗はもちろん、男性器から出た残尿や先走り汁…。それらの染み込んだ汚濁は、繊維ごと彩香の唾液によって溶かされ、混ざりあい、そして再び彩香の口内へと戻り、嚥下されていく。 (うぅっ……臭い……しょっぱい…!) その様々な汚れを彩香の舌は味覚で感じ取り、脳に余すことなく伝える。彩香の脳は舌から送られてきたその味から、排泄物や汚物であることを察知し、吐き出そうと拒否反応を起こす。だが、そんな拒否反応に抗う本能すら無視して彩香は汚れを体内に流し込むしかなかった…。 パンツを舐めて唾液で濡らし、前歯で生地を削るように擦こすっては、こそぎ落とした汚れを吸い出す…。 それを何度も繰り返し行い、自分が1日履いていたパンツを「洗濯」をする彩香の姿を、佐野は腕を組みながら観察する。 やがて佐野は黒いボクサーパンツに彩香の唾液が相当量染み込み、股間の中央部…性器と肛門が触れる部分には地図を描いたように1つのひょうたん型の大きなシミが出来ていた。 佐野はそれを確認すると、満足気に彩香からパンツを奪った。 彩香「う…げほっ…けほっ…!」 佐野「よーし、まぁいいだろ。他にもマネージャーの仕事があったらまた頼むからな!また明日からよろしくな!「優秀」なマネージャーさんよ!」 佐野はわざと怒りを煽るような口調で言い放つと、咳き込む彩香をそのままにして帰っていった。 部室に一人残された彩香は自問自答していた。 (…あたしは…どうすればいいの…?) 彩香が描いていた明るい高校生活…健人とともに夢を追いかける明るい未来は、蜃気楼の様に、届くことのない幻となって消えていく…。 涙を流す彩香だが、皮肉にもバスケ部のマネージャーとして、まずは部室の床に吐き出した佐野の精液の掃除を、すぐに始めるしかなかった…。
22/07/11 00:43
(NTO4AUb/)
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