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1:新しいお母さんと幼い姉妹
投稿者:
桃香
桃香は10歳。小学校4年生。
上に12歳の姉、茉里香がいる。 実母は2年前に亡くなり、38歳の会社役員の父秀人と3人で暮らしていた。 父が再婚し、新しい母が家に来た。 父の会社で、秘書をしていた34歳の優湖である。 新しいお母さん、きれい..。 最初の印象はそうだった。 一緒に生活し始めると、頭が良くて二人の姉妹の事は、どんな小さな事でもすぐ理解してくれるし、普段は良く面倒も見てくれた。 ただ桃香にとっては、夜は新しいお母さんがお父さんを独占してしまうのが、ちょっと寂しかった。 新しいお母さんが来て2ヶ月経った。 姉の茉里香の様子がおかしい。 笑わなくなったし、何かを恐がっているみたい。 桃香にも、やがてその原因が分かってきた。 桃香と茉里香は、去年から別々の部屋をもらっている。 週末の夜、9時ころ、お母さんが姉を呼びに来るのだ。 姉はお母さんに連れられて、一階へと降りていく。 そして、新しいお母さんが来る前に改築された、一階のお父さんお母さんの寝室へと連れて行かれる。 桃香は姉が心配で、そっと階段を降り、両親の寝室のドアに耳を押し付けて、中の様子を探ろうとしたことがあった。 「さあ、まだ言うことを聞けないの? 早くしなさい。 お父さんが、待ってるのよ。」 「赦して。 お母さん..。 私、出来ないよ..」 その後、バシっ、バシっ、と叩くような音がして、再び姉が、 「ごめんなさい。茉里香、言われたとおりします。」 と謝っている声がした。 桃香は恐ろしくて、それ以上は聞けなかった。 翌朝早く、桃香は、茉里香が風呂に入ろうとしてる後ろ姿を見てしまった。 ショーツを脱いだ姉のお尻には、赤い何本もの線が走っていた。 桃香が、「あっ!」と小さな声を上げてしまったので、姉に気づかれた。 振り向いた姉の目は、夜通し泣き続けたように腫れぼったく、胸は膨らみ始めた乳房の上下を挟むように、お尻に着いてるものとは違う2本の赤い線が印されていた。 さらに、そんな胸を隠そうとした姉の腕、手首にも同じような線が..。 姉は慌てたように、浴室に入ってしまったから、姉の身体はそれだけしか見れなかったが、さらに桃花が恐く思ったことがあった。 桃香が洗濯物のかごを覗くと、一番上に姉の白い綿のショーツがあった。 摘まんで拡げてみると、クロッチの二重の部分に、思春期の女の子に良くありがちな黄色い染みだけでなく、明らかに血と思われるものや、普通のおりものとは違う匂いのも大量に着いていた。 性的虐待とか難しい言葉は知らないけど、桃香はお姉ちゃんが、両親の寝室で、エッチで辛いことをされてるんだ、と言うことは想像できた。 その日の午後、両親が外出した時に、桃香は姉に、昨夜何をされたのか?と聞いてみた。 最近急に、思春期のお姉さんらしく、きれいになってきた姉は、じっと桃香の顔を見て、何か言いたそうだったが、次第にその目に涙が溢れてきた。 「ごめんなさい、桃にもまだ言っちゃだめ、って言われてるの。」 そう言うと、茉里香は階段を上がって自分の部屋に入ってしまった。 桃香の部屋と茉里香の部屋は、二階の隣同士にある。 桃香が自分の部屋で姉の事を心配していると、隣の姉の部屋から、茉里香の荒い息づかいが聞こえたような気がした。 耳を壁に着けると、確かに姉の息づかいや、小さな声での呟きのようなものまで聞こえた。 「あっ..、ああ..。 茉里香、オナニーします..。 お父さん、茉里香のオナニー..、見てください..」 オナニー? もしかしたら、友達とのエッチな話に出てきた、自分で自分のいやらしいところを触るあれのこと? お父さんに見てもらう? そんなこと、ある筈ない。 お姉ちゃんはもう、胸も大きくなってきたし、ずっと前からお父さんとはお風呂にも入らなくなってる。 分かんない! お姉ちゃん、週末の夜にお父さんとお母さんからどんな事をされてるの? そして、私だけ仲間外れ? 桃香も次第にあまり笑わない女の子になってきた。
2021/08/25 03:52:29(4FYlAq/V)
投稿者:
桃香
妹が覗いてるの、見つからなければ良いけど..。
茉莉香は、責めを受けているのを見られて恥ずかしいことより、そっちの方が気になった。 あっ! もしかして? 父と母は、わざとあのカーテンの隙間を..。 桃香にわざと覗かせて、それを...! 茉莉香の思ったとおりだった。 茉莉香がベッドに座った父の膝に乗せられ、背面座位で犯されている時、いきなり母が桃香が覗いてるサッシ戸を、カーテンごと開けた。 そこには、顔を涙だらけにしながらも、ずっと姉が責められているのを、覗き続けていた桃香が踞っていた。 桃香は腕を捕まれ、母から室内に引っ張り込まれた。 すすり泣きながら桃香は、両親に対して、 「お願い。 お願いを赦して...」 と訴えた。 茉莉香は、目の前が真っ暗になった。 母は多分、こう言うだろう..。 「お姉ちゃんを助けたかったら、代わりに貴女が責められなさい。」 そして、まだ幼く汚れの無い桃香が、私がされたように..。 ところが、母が言ったことは、茉莉香の予想と全く違っていた。 「桃香ちゃんは、本当にお姉ちゃん思いの良い子なのね。 でもね、お姉ちゃんはお父さんお母さんから、こんなに叱られなくちゃいけない訳があるの。 良い機会だわ。 茉莉香、貴女がなぜ、こんなに叱られるのか、自分で妹に話してごらんなさい。」 とても本当のことを、妹に話せる訳がなかった。 父が変態で、死んだ実母を変態にしてしまい、今度は二人で部下の優湖を犯して、様々な拷問をした。 実母が死んだから、姉妹は実母の代わりに復讐をされる。 こんなこと、まだ幼い妹には、絶対に話せない。 茉莉香は、自分の頭で作り上げた嘘の話を、父から犯されながら、妹に話した。 優湖さんが、新しいお母さんにならないように、お姉ちゃんはお父さんに嘘を言ったの。 優湖さんは、お父さん以外にも、何人も男の人とエッチする悪い人だって。 でも、お父さんは騙されなくて、優湖さんと結婚したの。 それでもまだ、お姉ちゃんは、お父さんの大切な書類を、自分が隠したのに、優湖さんが隠した、って嘘を言ったの。 だからもう、お姉ちゃんは、お父さんの子供じゃないの。 こうやって、償いをさせてもらってるの。 そんな話を、妹にしてしまった。 桃香は、最後まで聞いてはいたが、 「嘘だ! お姉ちゃんがそんなこと! 嘘だよね?」 と言うと、両親の寝室を飛び出して、自分の部屋に駆け込んでしまった。 「良く話したわ。 茉莉香。お前は、本当に賢い子ね。」 優湖は、満足そうに笑いながら、こう言った。 「これで明日から、家族じゃなくて、奴隷だよ。 自分で言った結果だから、仕方ないわね。」 翌日、茉莉香の部屋は、2階の明るい子供部屋から、1階の台所脇の物置部屋になった。 そして、家の中では基本下着姿で過ごし、早朝から起き出して家事の全てをさせられる事となった。 それでも優湖は、一つだけ約束してくれた。 「お前が、私の気に入るようにしていれば、桃香は本当に私の子供として、可愛がってあげる。」 茉莉香は、それを信じるしか無かった。 自分が辛い思いをすれば、妹が幸せになる。 そう信じて、耐えた。 優湖は茉莉香に、家の中では家事奴隷として完璧を求め、学校でも優等生であることを求め、更に夜の夫婦の快楽のために、優秀な性奴隷であることを求めた。 落ち度があれば、鞭や火を使った肉体的拷問以外にも、食事を抜かされたりした。 やがて、茉莉香が作る家族の食事は3人分。 茉莉香自身は、両親と妹の食事が終わり、皿か下げられた時に、残されていた物を食べることだけしか、許されなくなった。
21/08/29 00:09
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投稿者:
桃香
やがて、茉莉香は中学に進学したが、家での奴隷状態は変わらないどころか、ますます酷くなった。
不思議な事に、あの夜以来、妹の桃香が新しい母親の優湖に対して、素直になってきた。 優湖も、そんな桃香を、可愛いと感じるようになり、父、母、次女の3人の間には、一応の平穏な関係が保たれてきた。 反対に、皆のストレスは、全て茉莉香が受ける形となり、両親からの虐待は激しくなった。 茉莉香が中1にしなってから直ぐ、サディストへの貸し出しが行われた。 相手は、父の会社への融資の決定権を持つ、金融機関の大物だった。 明日貸し出されることを告げられ、一度は死のうかとも思った茉莉香だったが、母の後ろから心配そうに見ている桃香の顔を見て、「自分さえ我慢すれば、妹は可愛がってもらえる..」と考え、迎えの車に乗った。 初めて貸し出された相手は、50代の一見優しそうな男性だったが、ロリコンに加えてハードなSだった。 それは、茉莉香の両親に負けるとも劣らない酷さで、鞭打ちされ出血した尻の肌に、塩を塗り込まれたり、アナルに挿入されてると、レバー操作で先端がアナル内部で開き、自力では絶対に抜くことの出来ないアナル栓を嵌められ、そこから伸びた管を通して、濃いグリセリン液を大量に注入されたりと、茉莉香は数回に渡って気絶した。 苦痛だけでなく、飲尿や入浴前の男のアナル舐めなど、とても思春期の女の子が出来ないことをさせられた。 しかし茉莉香は、家で両親に責められる時と同様に、感情を殺し耐え抜いた。 ほとんど眠かされずに責められ、翌朝相手の男性から、 「本当にお前のようなマゾロリがいるんだな。」 と感心された。 学校での生活も、楽しいものではなかった。 茉莉香の通う中学では、生徒の競争心を煽るためか、テストでの学年上位10人の名前を発表した。 母は茉莉香に、常に学年トップを求めたが、学年には他にもう一人、本当のお嬢様と言えるような、頭脳明晰、容姿端麗、性格穏和で、父親が、茉莉香の父とは業種は違うが、さらに一桁違う大企業の社長と言う、優れた生徒がいた。 茉莉香は、その子とトップを争うことになるのだが、私生活での家事奴隷、性奴隷と言う立場のため、茉莉香には学校でのゆとりはなかった。 他の女の子達が、休み時間に楽しそうにおしゃべりしてるのに加わるよりは、少しでも勉強しなければ..。 わからないところがあれば、遠慮することなく、先生に聞きに行った。 そんな茉莉香の行動から、普通の女の子達に、 「ずるいことをして、成績を稼いでいる。」 と言われるようになった。 もともと食事が不足して痩せてた上に、精神的なストレスから、茉莉香の顔つきは尖ったようになり、学校では「痩せ狐」とあだ名で呼ばれるようになった。 もちろん交際を求めたり、仲良くしてくれる男の子もいない。 嫌がらせも何度も受けたし、変態系の趣向をもつ先生の中にも、茉莉香の発するアブノーマルな性的な雰囲気を嗅ぎとった者もいた。 そんな生活の中、季節は11月も終わりになり、風にも寒さを感じ始めた頃、茉莉香はついに身体を壊した。 前日の夜、母から金銭目的と精神的虐待のために、アナル趣味の変態に貸し出された。 明け方まで責められ、アナルからかなりの出血をしてしまった。 シャワーで洗って、クリームを塗った上に、ナプキンを当てただけで、そのまま学校に行ったのだ。 残酷な事に、体育の授業で長距離走があった。 生理や病気を理由に、見学すると言う方法もあったのだが、また周囲から 「痩せ狐が、また嘘を言って嫌な事をさぼってる。」 と言われるのが嫌だった。 無理をして参加したが、その為か、ついに帰宅中お尻の痛みに動けなくなった。 冷たい小雨が風と共に降る中、公園のベンチで休もうにも、硬いベンチに座ることすら出来ない。 今夜は妹の誕生日で、両親と妹の3人で外食し、そのままホテルに泊まるから、茉莉香が急いで帰る必要が無いことだけが救いだった。 アナルから、かなり出血してるのが分かった。 とにかく、家に帰らなくちゃ..。 しかし、茉莉香は全くお金を持たされていない。 タクシーを使うことも出来ないのだ。 途方に暮れていた時、茉莉香に声を掛けてくれた若者がいた。 「君、もしかして痔が悪いんじゃないかい?」 普通、全く知らない思春期の女の子に、こんな聞き方をするだけで、この男はおかしい!変態!と決めつけられるのに、この若者は何ら気にしてないようだった。 年齢は20代後半か? スーツ着てるけど、良く似合ってる。 顔は...、表情は真面目に言ってるのか、私をからかおうとしてるのか、分からない..。 茉莉香は 「ご心配してくれて、ありがとうございます。 でも、大丈夫ですから..。」 と断って、ベンチから立とうとしたが、またアナルに激痛が走って動けなくなった。 「僕が痔を悪くした時と同じ感じだ。 それじゃ歩けないだろう。 家に連絡してあげるよ。」 親切心から言ってくれてるようだが、今の茉莉香には、ありがた迷惑だ。 「けっこうです。 今日は親が留守なんです。 一人で帰ります。」 そう言って茉莉香は、痛みをこらえて歩き出そうとしたが、出血と前からの栄養不良、前日の睡眠不足などの為か、貧血のようにめまいがして、その男性に倒れ込んだ。 「失礼!」 男性が、茉莉香の制服のスカートの裾を、わずかに捲った。 真っ白、と言うより青白い太股の内側に、鮮血が流れている。 「病院に行く!」 男性はそのまま茉莉香を抱き上げた。 「嫌です! 私、保険証もお金も、持ってない!」 抗議する茉莉香に構わず、男性は茉莉香を、近くに路上駐車していた車の後部座席に運び込んだ。 ほとんど車に乗らない茉莉香にも、高級車らしいことは分かる。 「シート、汚しちゃいます! 下ろして!」 男性は、後部ドアを閉めると、運転席に乗り込み、車を発進させた。 「僕が登山で痔を悪くした時に、世話になった先生の所に行く。 お金は心配しないで。 そんな大金持ちじゃないけど、自己負担で払うくらいのカードは持ってる。」 もう、やめてって言っても、無駄かな..。 そう思いながら、茉莉香は車の後部座席で意識が薄くなった。 1時間後、男性は病院で医師と話していた。 「切れた肛門は、取り敢えず消毒止血した。 あとは、抗生物質と解熱鎮痛剤で、今回は治まると思う。」 「先生、無理を言ってすみません。 ありがとうございました。」 「葛城さん、あの女の子、本当に今日、偶然会っただけかね?」 「何か問題でも?」 「虐待が、疑われるね。」 60歳くらいの医師は、この男性、葛城真が学生の時に、重度の痔を患ってから知り合い、医師としてだけでなく、人生の先輩として色々相談に乗ってくれている。 「肛門は、君のように、自分で力んで悪くなったのではない。 何かを外から無理やり挿入されて、裂けた傷だね。」 「あの子、何か言ってましたか?」 「自分で、いたずらしました。 太い物を入れて遊びました。 そう言ったけど、13歳の女の子が、医者から聞かれて、素直に最初からそんな答えをするかな。」 「つまり、アナルを誰かに犯された、って可能性が強いわけですね。」 「あと、そっちの方は専門外だから深くは見なかったけど、外性器もかなり変形している。 臀部や大腿部等、今日見えた部分に、殴打された痕もある。 医師としては、その筋に届けなくてはいけないケースなんだが..。」 真はちょっと考えて言った。 「先生、届け出るのは、もう少し待ってくれせんか。 僕なりに、あの子のことを調べたいんです。 ところで、僕の本日の診療代ですが...」 「君はまた、他人の診療費を自分で全額負担かね。 それも、自分が診療を受けたことにして!」 「すみません。 でも、先生。感謝してますよ。」 この葛城真は、実際良いところの坊っちゃんではあった。 だからこそ、医師が無理を聞いたのだった。 看護師から入って良いと告げられ、真は茉莉香のいる処置室に入った。 茉莉香は上向きに寝かされていた。 「どう?痛み、少しは良い?」 茉莉香は真っ直ぐ天井を見て言った。 「ありがとうございます。 先生から聞きました。 今日は甘えさせていただきます。」 小柄な痩せた子なのに、言葉使いは場慣れしたOLか秘書だな。 「先生には話しましたが..」 茉莉香が自分の事を話しかけると、真は遮った。 「医者には守秘義務ってのがあって、患者のことは、家族以外に言っちゃいけないんだ。 僕も、今聞かない方が良いと思う。」 寝ていた茉莉香の目尻から、涙が一筋流れた。 ああ、こんなシーンは苦手!と思った真は、処置室から出ていった。 二人で病院を出て、真は茉莉香を車に乗せた公園まで送った。 家まで送ったら、君が恐がるだろうから。 そう言うと、茉莉香の手に「タクシー代」と言っていくらかの現金を握らせた。 茉莉香が何かお礼を言わなくちゃ、と焦ってるのが、何故か可愛く思えた。 「お礼は良いから。 可愛い痩せた狐ちゃんを助けたんだから、神様がちゃんと見てくれてるはず。」 そう言って、真は車を発進させた。 茉莉香は、家まで歩いて帰ると、誰もいないのを確認してから、自分の布団に顔を押し付けて泣いた。
21/08/29 07:30
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桃香
一人で寂しく辛い思いをしている少女の前にに、王子様が来てくれた。
でも、なぜきっかけがお尻なの? 前の日に、変態されて裂けてしまったお尻のこと、王子様に知られてしまった。 でも、良いわ。 二度と会うことは無いはず。 惨めな痩せた狐でも、せめてちょっとだけ、夢を見て良いかしら..。 茉莉香は、乏しい想像力を懸命に働かせて、あの男性とのことを、色々と空想した。 もし私の本当のお母さんが生きていてくれたら、「今日、素敵な男の人と出会ったの!」って話すんだ。 お母さん、きっと喜んでくれると思う。 もし今度、また偶然に会えたら、素直に今日のお礼を言うの。 あの人、デリカシーが無さそうで、優しかったから、もうお尻のことなんか触れないで、楽しいお話をしれくれるんじゃないかしら。 もし、そうなったら、私、死んでも良いわ..。 実母の千鶴が亡くなってから、初めてする少女らしい空想だった。 実際の葛城真は、幼い茉莉香が思うより、ずる賢い大人だった。 茉莉香と別れた後、直ぐに車を近くのコインパーキングに停め、徒歩で茉莉香の後を尾行し、家を突き止めた。 あとは、調査の道のプロに仕事を依頼する。 葛城の母方の祖父は、かなり有力な政治家の腹違いの弟だ。 若い時は、兄に代わって非合法な仕事をこなしてきた。 その伝で、名前だけの調査会社とは違う、本当の仕事をするプロを雇った。 一週間で報告があった。 両親と妹と四人家族だが、母親は継母。 継母の主導により、実の父親も虐待に参加している模様。 長女の茉莉香に対して、2つ年下の桃香は甘やかされている。 虐待の内容は、衣食住に関するだけでなく、暴力と性的虐待もされている可能性が高い。 その一つとして、変態趣味を有する権力者、裕福な者に対して、身柄の貸し出しをされている模様。 真は、あの痛みの中でも、本当に傷ついた狐のような、油断無い必死な視線を思い出した。 そうしないと、生きていけなかったのかな? 年が改まったが、奴隷の茉莉香は、年末年始は恐ろしい忙しさで、ただ、妹の桃香から 「お姉ちゃんの作ってくれたお雑煮、とっても美味しい!」 と感謝されたのが、唯一の嬉しい記憶だった。もっとも、そのお雑煮も、お餅どころか、青菜さえ茉莉香の口には入っていない。 2月になった。学年末試験がもうすぐ始まる。 その勉強もしたいのに、また継母が茉莉香に、貸し出しがあることを告げた。 日曜日に貸し出されて、翌日は帰宅せず、直接学校に登校しなければならない。 茉莉香は、自分を責める道具が入ったバッグを持たされて、指定された公園のベンチで、相手を待った。 責め具の入ったバッグの他に、学校の教科書、ノートを入れたカバンを持って出れたのは、幸いだった。 茉莉香は、寒風の吹く中で、教科書を読みなから、今日自分を買った男が来るのを待っていた。 約束の印であるモスグリーンのマフラーを首に掛けた男が来た時、茉莉香は 「明日、もう学校に行かない。 その前に、私、死ぬ..。」 と思った。
21/08/29 13:35
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投稿者:
桃香
男は、あの時の王子様だった。
何故、あの人が、私を買うの? しかし、奴隷として明日の朝まで売られた茉莉香は、逆らうことをしなかった。 いつもの買われる時と同じ。 無表情で丁寧な口調で、ロボットみたいにして約束の時間まで耐えるしかない。 私が約束を守ってる限り、お母さんも桃香を可愛がってくれるはず。 無表情の茉莉香を、真は車に乗せ、高級ホテルへと連れて行った。 これまで貸し出されてた時は、ラブホテルがほとんどだった。 それが、今日は高級ホテルの最上階。 茉莉香が中学の制服なのに、怪しみもされず、フロントでも各階の従業員にも、丁寧に扱われた。 部屋に二人だけになると、いつものように茉莉香は床に正座して、客に頭を下げる。 「本日は、どうぞよろしくお願いいたします。 ふつつかな牝ですが、お気に召すまま、虐めてください。」 継母から教えられた決まり文句だった。 もしかしたら、好い人かもしれない..、など甘い夢を見ると、多分犯される時、今みたいな惨めな気持ちが強くなる。 この人も、いつものSの男と同じ..。 思う存分、虐められよう。 それが、この前この人が、濡れた狐を助けてくれたことに対しての、狐のお返し..。 そして、明日の朝...。 しかし、真はなかなか茉莉香に声を掛けなかった。 ついに、茉莉香の方から声を上げた。 「お責めになりやすいように、脱ぎましょうか?」 真も複雑な表情をしていた。 「責めるって、皆、どんな責めをするの?」 茉莉香は、継母から持たされた責め具が入ったバッグを開けて、中身を見せた。 「このような、道具で責めてくださる方が多ございます。」 色々な長さ太さのバイブ、やはり色々な大きさのガラス製浣腸器、ゴム製のエネマシリンジ、浣腸の後にアナルを塞ぐアナル栓、乳首を痛め付けるクリップ、そして鞭、縄、粘膜に塗られると痒くてたまらなくなる薬、とても思春期の少女が穿けないようないやらしいデザインのパンティー。 わっ、すごいな! こんなので、この小さな身体を責められたら、この前見たように、肛門が裂けたりして当たり前だな。 真は、自分の事を、Sだと思っていたが、そう思っているだけだったようだ。 これまで女性経験はもちろん有るが、せいぜい手首を縛って、お尻を平手でパンパンと叩いた程度だった。 それも、思ったより興奮は感じなかった。 こんな拷問道具使わなくちゃ、僕も興奮しないんだろうか? 頭の中でもんもんと考えていたが、なかなか茉莉香に返す言葉が見つからなかった。 何気なく、茉莉香が持ってきていた、もう一つのカバンを開けてみた。 そこには、中学生の教科書やノートが入っていた。 茉莉香が慌てた。 「すみません、あの、本当にすみません。 貴方様がお休みになられた後、もし出来たら勉強しようかと思って..」 その表情は、ついさっきまでのロボットの顔とは全く違った人間らしさがあって、真はすごく 「可愛い!」 と思った。 茉莉香は、まだ慌てて動揺していた。 「あの、どうぞ、私にご命令ください。 見苦しい裸を見せろ、とでも、尻を出して鞭を受けろ、とでも..」 言わなくても良いことまで、言ってしまった。 真の顔に、真剣な表情が浮かんだ。 「よし、羞恥責めだ。 僕の前で、全部脱いで、君の恥ずかしいところも、全部見せるんだ。」 言ってしまってから、真は ああ、僕、緊張して動揺してるな。 声も上ずってるし..。 と思ったが、茉莉香は真面目な顔をして、一度土下座すると、立ち上がって制服から脱ぎ始めた。 制服の上、スカートと脱いでは、クローゼットから持ち出したハンガーに掛けていく。 前に女子大生と一夜を過ごした時、彼女が脱いだ衣類を散らかしたままだったのを思い出して、真はそれより若い茉莉香の行動が、より意外に思えた。 白いソックスを脱ぐと、白いランニングのような肌着に、それにぎりぎり隠れるショーツ姿にになった。 ランニングを脱ぐと、下はやはり白のキャミソール。 ブラはしてないようで、キャミソールから乳首が透けて見えた。 下のショーツは、確かに思春期の少女のものだ。 おへそまで隠す深い形の真っ白な綿製品だ。 色気に乏しい筈なのに、それがかえってロリータを犯していると感じられて良い、と喜ぶ客が多かった。 いよいよキャミソールを脱いで、胸を晒す。 やはり無表情で、淡々と脱いでるように、茉莉香は努力した。 しかし、見ていた真は、 「あっ、やっぱり恥ずかしいみたい..」 と感ずいていた。 片手で胸を押さえ、脱いだキャミソールを片手で床で畳む。 それから立ち上がって、両胸を両手で押さえてから、見つめる真に言った。 「胸をお見せしますが、私の左の乳首は、変形して見苦しくなっています。 ご承知下さいませ。」 そう言って、茉莉香は両手を下に下げた。 薄い胸だ。 まだカップ付きのブラは、無理なんだろうな。 青白い肌の薄い乳房に、思ったより色素が濃い乳首があった。 左右とも不釣り合いに大きかった。 特に左乳首は、曲がったまま引き伸ばされたような形になっていた。 真は、つい茉莉香にその理由を聞いてしまった。 「どうされたの、これ?」 茉莉香は、感情のこもらない声で、淡々と言った。 「今年の夏に、私を買ってくださいました方が、二日間に渡って鉛の吊り用の錘をぶら下げたら、このようになりました。」 真は、自分が怒っているのか、興奮しているのか、目の前にいる茉莉香に欲情しているのか、自分でも分からなくなってきた。 茉莉香は最後のショーツも下ろして、両足を抜いた。 下腹部に陰毛は全く無い。 ただ、青白い肌が、不自然にひきつって色素が濃くなった部分がある。 「毛を焼かれた時に、出来ました。」 茉莉香は、言われずとも、自分から両足を広げていった。 1本の毛も生えていない股間は、やはり透き通るくらい青白いが、そこにどす黒く異様な迫力で、赤黒い亀裂が入ってた。 その不自然な原因の一つは、すぐ分かった。 左右の小陰唇が、引き伸ばされ、変形しているのだ。 特に右側は、中程から上、下と2つに分かれているように見える。 「ピアスを開けられて、鎖を通されたんですが、相手の方が鎖を強く引っ張り過ぎて、裂けてしまいました。」 なるほど、左にもピアス穴を開けた痕が残っている。 そしてクリトリスは、やはり不自然に腫れたか引っ張られたように、亀裂の中から飛び出しているようだった。 「スポイトの様な吸引をされる方は多いです。 吸引されて腫れてるところを、釣り用の糸で縛られたりしてたら、このように見苦しい化け物になりました。」 膣口も、周囲の粘膜が、赤黒く色素沈着をしており、形も崩れていて、とても13歳の少女の物とは思えない。 茉莉香は、後ろを向くと、お尻を突き出して、両手で尻たぶを広げた。 茉莉香のアナルは、素人でも分かる裂けた痕が残っていた。 それも、裂けたのは一回では無いようだった。 きれいに菊模様に窄まる筈のアナルは、やはり毒々しく赤い色だった。 茉莉香は、一度また自然な立ち姿に戻ったが、 「もし、もっとご覧になりたいのでしたら、私が持参したバッグに、膣鏡、肛門鏡もございます。」 と言った。 口調はやはり淡々と、だったが、真はその台詞を言う茉莉香の顔が、赤く赤面しているのを気がついた。 性的な興奮では無いみたいだが...。 やはり、羞恥だろうな..。 思春期の女の子が、自分から、それもこれだけ変形した性器や肛門を晒し、それの説明をしたのだから...。 僕も、酷いことをさせたんだな。 「よし! 羞恥責めはこれで終わり!」 真がそう宣言すると、茉莉香が 「次は、どういたしましょうか?」 と言いたげな表情で佇んだ。 何か話をしなければ..。 「君、年はいくつだったっけ?」 「13でございます。」 「僕は君の2倍とちょっと年を食ってるけど、まだまだ若僧でね。 人の顔を見て、その人が何を考えてるか、とかとても分からないんだけど...」 しばらくの沈黙の後、真は言った。 「今の君、死のうと思ってるんじゃない?」 今度は茉莉香が、長い間沈黙の後に答えた。 「ご心配しなくて大丈夫です。 こちらのホテルにいる間は、ご迷惑を掛けますので、そんなことはいたしません。」 否定しないのか! また沈黙があって、真が話出した。 「僕のおじいちゃんが、事情を知らない人が、自殺しようとしてる人を説得して、止めさせようとしても、まず無理だって言ってた。」 「でも、人は自分の良心に命じられて、駄目かもしれないって思いながらも、説得をするんだ、って。」 また沈黙があって、真が言った。 「取り敢えず、食事にしようよ。 ルームサービスを頼もう!」 茉莉香が、 「あの、私、食事なんか..」 と拒否しかけたが、真は 「とにかく、僕もお腹が空いた。 君も明日あちらに逝っちゃう時に、やっぱりあれを食べておけば良かった、なんて頭に浮かんだら、惨め過ぎるじゃないか? 最後の食事、ちゃんとしとけよ!」 最後の食事..、そう言われて、茉莉香は思わず頷いてしまった。
21/08/29 16:00
(bGZIkV.h)
投稿者:
桃香
メニューを見ても、こんな高級ホテルの料理なんか、良く分からない。
そう思ってメニューを見ていた茉莉香の目が、一つの料理の写真で止まった。 オムライス。 チキンライスを薄焼き卵で包んで、ケチャップを掛けた、お子さま向け料理。 亡くなったお母さん、よく作ってくれたな..。桃香もオムライスが好きで、茉莉香は時々桃香に作ってあげる。 でも、今は桃香に作ってあげても、奴隷だから自分では食べられない。 「あの..」 「あっ、何か食べたいのあった?」 「オムライス..、頼んで良いですか..?」 すごい少女らしい、可愛い表情だった。 はにかみと、遠慮とが、複雑に絡み合って、やっと口に出た言葉だな! 「おっ、オムライス、あったの? よし、僕もそれにする!」 真はルームサービスを頼んだ。 「スープはポタージュ、メインがオムライス、デザートにプリン.アラ.モード。 それを二人分頼むよ。。 飲み物はオレンジジュース。 アルコールは要らないからね。」 てきぱきと電話すると、真は本当に嬉しそうな表情になった。 「僕もオムライス、好きなんだ。 子供の時、お母さんが何度も作ってくれてた。」 「スープもね、レストランとかでお父さんお母さんと食べる時、二人はコンソメ、僕だけポタージュだったんだ。 それと、プリンも大好きだった!」 茉莉香は、つい話に乗ってしまった。 「お母様、お料理がお上手だったんですね。」 「うん、でも僕が8才の時に、お父さんと事故で死んじゃったよ。 あと2ヶ月生きてたら、僕に弟か妹をプレゼントしてくれる筈だったんだけどね。」 茉莉香は、まずいことを聞いたと思ったが、真は全く気にしてないどころか、その頃の事を懐かしむように次々と話し出した。 ルームサービスが届き、真が食べやすいようにと、茉莉香は自分の分をテーブルから下げた。 「何で、一緒に食べないの? 奢ってあげる人のわがまま言うよ。 君もテーブルで食べて!」 こうして、茉莉香は、本当に久しぶりに、誰かと向かい合って食事をすることになった。 裸に、ホテルのふわふわのバスローブを着せてもらってる。 いつも、家では寒くても下着姿なのに。 真は直ぐに食べ始めたが、茉莉香はなかなかスプーンを、オムライスの薄焼き卵に指し込めなかった。 真から促されて、やっと一口食べてみた。 懐かしい味、香り、暖かさ..。 それからは、茉莉香は夢中でオムライスを食べながら、大泣きし始めた。 泣いて食べられないのではない。 えーん、えーん、と子供のように泣きながら、それでもスプーンでオムライスを口に運んで食べていた。 思春期のお嬢さんが、そんな姿はみっともない筈なのだが、真にとってそれは、本当に愛らしく思えた。 食べ終えても、茉莉香はしばらく泣き続けた。 真は、何も言わずに、ただ見守ってあげた。 「ここては死なないって言ってたよね。 明日の朝までは、大丈夫かな..」 そう言うと、まだスンスンとすすり泣いてる茉莉香を残して、自分だけ先にダブルベッドに横になった。 やがて茉莉香が、バスローブを脱いでベッドに入ってきた。 「あの、私、どうしたら...?」 と聞く茉莉香に、真は 「オムライス、美味しかったね。 また、食べようね。」 と言うと、強引に眠ったふりをしたつもりだったが、そのうち、本当に眠ってしまった。 夜中に、真ははっと目が覚めた。 横に茉莉香が寝ていない! ヤバいのか? 部屋のメインのルームライトは消えているが、どこか明かりがついている。 落ち着いて見渡すと、備え付けのデスクのスタンドがついていて、そこに机の上に頭を着けて寝てしまった茉莉香の姿があった。 顔の下には、中学1年の数学の教科書が敷かれていて、横には途中まで解かれた式が鉛筆で書かれたノートが開かれている。 小さな唇が開いて、少しよだれが流れ出ている。 これも、お嬢様の姿じゃないけど、何でもこんなに可愛いんだろう? 取り敢えず、よだれで教科書が汚れないようにと、真は茉莉香の身体を抱き抱えて、ベッドに移した。 抱き抱える時に、こんないつも神経を研ぎ澄ましてる少女だから、目が覚めるかもしれないと思ったが、意に反して、ぐっすりと眠ってくれたままだった。 まあ、死のうと思ってる少女が、数学のベースはしないだろう。 真は、今度は安心してぐっすり眠った。翌朝、残念ながら、茉莉香は元の感情の無い人形に戻ってしまっていた。 「昨夜は、申し訳ありません。 貴方様のお楽しみに、何も役に立ちませんでした。 お休みの後にも、私が勝手に自分のことを仕掛けて、挙げ句、ベッドに運んでくださって..。」 そんな茉莉香を、真は学校まで強引に車で送って行った。 「助手席じゃだめ! 後ろに、偉そうに座って!」 そう言って、茉莉香を後部座席に座らせ、学校の近くまで来たら、真が先に運転席から降り、茉莉香の座ってる席のドアを外から開けてあげた。 「行ってらっしゃいませ。お嬢様。」 これでこの子は、今日中には逝かないだろう。 真は、茉莉香とエッチしなくても、十分楽しめた。 それと、自分はSでもあるが、それより重度のロリコンだと、はっきり理解できた。
21/08/29 17:19
(bGZIkV.h)
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