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アネオトウト
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:アネオトウト
投稿者: KURUWA
薄明かりの差し込む小部屋で、燈子はハッと目を覚ました。体中がじっとりと濡れている。
(夢か…)
余韻に疼く体を両腕でギュッと抱きしめ、弟の虚構の温もりを思い出す。まるでこの鬱陶しい汗が、いつもサラサラしている想太の稀有な汗と混ざっていたかのような錯覚。
燈子は虚しさ漂う空間で、一縷の感覚に縋るようにイッた。

すぐに軽くシャワーを済ませ、飲み物を取りにキッチンへ向かうと、今度は本物の想太と遭遇した。
「オハヨ」
「・・・・」
ただ挨拶をしているだけの弟に、どこか後ろめたさを感じる燈子。
「髪、濡れたままじゃ風邪ひくよ?」
想太は姉の長い髪を一束掴み、先端へ向かってきゅーっと絞った。滴が2滴3滴、彼の手から垂れる。
「なに?」
燈子は不思議になって、想太の右手から顔へ視線を移し、今日初めて声を発した。
姉に聞かれてみると、自分の無意識の行動を説明できず、想太はパッと手を離してTシャツの胸の所で拭いた。彼のグレーのTシャツは、そこだけ色が濃くなった。
2011/03/21 09:42:21(OFR5wNAq)
2
投稿者: KURUWA
一旦部屋へ戻った想太は、簡素なベッドへ倒れ込んだ。ポタポタと濡れた姉のシャツ、胸の膨らみ、ほんのり火照って赤みのかかった白い頬、そして潤んだような瞳…。これらが頭から離れない。
(あーもー燈子のバカッ)
想太は、自分と造形の似た姉に対して抱く情欲を異常として禁じてきた。しかし、戒めても想いは強く増すばかり。
恋人は姉と正反対のタイプを選んできたが、彼女たちを抱くのは、決まって燈子への想いが高まり、どうしようもない時だけだった。
そうすることで、愛する姉を汚さずにいられている気がしたのだ。
11/03/21 10:14 (OFR5wNAq)
3
投稿者: KURUWA
弟に言われた通り髪を乾かしていれば、今頃燈子は風邪などひいていないはずだった。
物臭な姉を見やる想太の目は、まさにそのことを意識させた。しかし微熱のある燈子の頭は、弟に触れたいという思いばかりが繁殖している。

夕食後のリビングで、仲良くソファに座っている姉弟を気にする者はいない。とは言っても、両親は背後から二人の向こう側のテレビを見ている状況下だ。

想太は姉のおでこから剥がれそうな冷えピタを直してやる。
「燈子、部屋で寝れば?」
熱に浮かされ一層色っぽくみえる姉を意識しないように、想太は見てもいないテレビを見始めた。
その視界の隅でコクンと頷いた燈子は、ふらっと立ち上がり、へなへなと想太に倒れかかった。
「ちょっとーテレビ見えないよ!想太、燈子を部屋につれてって」
母の言葉に、想太はほとほと嫌気がさしたが、姉の熱く柔らかい体を支えると、黙って言う通りにした。
彼の内心の葛藤を知る由もない燈子は、少し滲む想太の汗を感じながら、彼がただの弟でしかないことを嘆きたくなった。細くも逞しい腕に、たとえば意図的に胸を押し付けても、想太には何の効果も無いのだと。
しかし、珍しく想太は姉の胸の感触をそのまま感じていたい気になった。付け入っているという自覚はあった。
11/03/21 10:55 (OFR5wNAq)
4
投稿者: KURUWA
燈子は多少ふらつく程度で歩けないことはなかっ
たが、階段の手前で想太がおぶるよう構えたの
で、そのまま背中に身を委ねた。
(想太の匂いがする)
軽々と自分を持ち上げ、一段ずつ歩を進める弟を
間近で見つめながら、燈子は、あぁずっとこうし
て触れたかったんだと改めて思っていた。
一方で想太も、姉の小さな重量感やその割に大き
な胸が伝える鼓動、耳を掠める吐息に、何かがこ
み上げる思いがした。
二人は、お互いに隠すことで、すぐにでもタガが
外れてしまいそうな状況で尚も踏みとどまってい
られた。

背中の姉にドアを開けてもらい、暗い部屋へ足を
踏み入れると、想太は電気はどこかと尋ねた。こ
の姉弟は、仲のいい割に不自然なほど、互いの部
屋への立ち入りがなかったのだ。
ようやく姉をベッドへおろし、部屋を去ろうとす
る想太。
燈子はさっきまでくっついていた背中を切なげに
見つめた。
「アリガト」
「おう」

想太は、これで任務を遂げたはずだった。しか
し、思いやるふりをして水と薬を持っていこうと
考え付くのに、そう時間はかからなかった。

コンコンとノックの音がして、燈子は母だと思っ
た。時計はちょうどドラマの終わる時刻を指して
いたし、いつも体調を崩した時に世話を焼いてく
れるのは母だからだ。
「はーい」
だから、燈子は汗にまみれたシャツを着替えなが
ら返事をした。そうして、ガチャリと開いたドア
の向こうに笑顔を向け、何かいおうとした言葉を
呑み込んだ。

「ひゃっ」
小さすぎて想太以外には聞こえないくらいの可愛
い悲鳴と同時に、燈子は裸の胸を隠した。
想太は驚きすぎてどうすることも出来ない。そし
て、やっと「ごめん」と言うと、股間に自然反応
が起こったのを見られる前に、部屋を出た。
水を零し、薬は落とした。
11/03/21 14:02 (txZPcLHx)
5
投稿者: KURUWA
燈子は柔らかな乳房をぎゅっと掴み、もともと熱
でアツくなっている体を弄り始めた。
ほんの数秒前の想太を思い出す。時々感じる男の
色気に、燈子は本能的に反応していた。
まさか弟も自分に性的な興味を抱いているとは思
っていないが、時々彼が異性として反応してしま
うことがあることを、知っているのだ。
(今頃きっと想太は私の胸を思い出して、その先
を想像して・・・どんどん興奮が高まって、止ま
らなくなる、どんどん・・・ハァハァ、アッ、イ
キそう、想太っ、ンッ、私で感じて、私でイッ
て・・・ハアァンッッ・・・)

普段なら、一度の自慰行為で性欲の高まりは解消
されるのだが、燈子はさっきよりも更に欲情して
いた。
(想太のちんこが欲しい。私に興奮して、大きく
させたちんこを此処に入れてほしい。そうして後
悔と快感を同時に感じながら、激しく衝いてほし
い。)

燈子はただのオルガスムでは満足できないと思っ
た。

11/03/23 02:13 (DxJ09pk1)
6
投稿者: KURUWA
燈子が果てない欲望に身を焦がしている時、隣室
では、静かにベッドへ腰を下ろした想太が、定ま
らぬ焦点の先を見つめていた。
(燈子の胸、白くて柔らかそうだった・・・それ
に細い腰、あの小さな体は俺以外の男にしか抱か
れないのか・・・乳首を吸われて感じたりするの
か・・・?ダメだ、小学生の時に燈子の裸の夢で
射精して以来、ずっと考えないようにしてきたの
に、あんなに突然見ちゃったら・・・)
「ハァ、ハァハァ・・・」
想太は遂に、抵抗できずに右手をスウェットとパ
ンツの中に入れ、最大限に勃起したちんこを扱き
始めた。
(燈子・・・燈子、やばい、気持ちいい、燈子ご
めん、止まんない、はぁはぁ燈子、ぶちこんで衝
きまくってやる、何度もイカせてやる、どんな顔
するかな・・・)
「っう、出る・・・」
想太は燈子の細い腰を思い出しながら、冷たいフ
ローリングの床に大量の精液を放出した。
そうして白い汚れを冷めた目で見つめながら、遂
にタガが外れたことを自覚した。

11/03/23 02:34 (DxJ09pk1)
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