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アネオトウト
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:アネオトウト
投稿者: KURUWA
薄明かりの差し込む小部屋で、燈子はハッと目を覚ました。体中がじっとりと濡れている。
(夢か…)
余韻に疼く体を両腕でギュッと抱きしめ、弟の虚構の温もりを思い出す。まるでこの鬱陶しい汗が、いつもサラサラしている想太の稀有な汗と混ざっていたかのような錯覚。
燈子は虚しさ漂う空間で、一縷の感覚に縋るようにイッた。

すぐに軽くシャワーを済ませ、飲み物を取りにキッチンへ向かうと、今度は本物の想太と遭遇した。
「オハヨ」
「・・・・」
ただ挨拶をしているだけの弟に、どこか後ろめたさを感じる燈子。
「髪、濡れたままじゃ風邪ひくよ?」
想太は姉の長い髪を一束掴み、先端へ向かってきゅーっと絞った。滴が2滴3滴、彼の手から垂れる。
「なに?」
燈子は不思議になって、想太の右手から顔へ視線を移し、今日初めて声を発した。
姉に聞かれてみると、自分の無意識の行動を説明できず、想太はパッと手を離してTシャツの胸の所で拭いた。彼のグレーのTシャツは、そこだけ色が濃くなった。
2011/03/21 09:42:21(OFR5wNAq)
12
削除済
2011/04/18 17:11:32(*****)
13
投稿者: KURUWA
きょうさん、ありがたいコメント嬉しいです。ありがとうございます!
11/04/18 22:19 (7aeoEyaR)
14
投稿者: KURUWA
燈子の声は、甘くまどろみを帯びて発せられた。じゃれつく子猫のような雰囲気で、弟の警戒心を少しでも和らげようと。
しかし、そんな気遣いは無駄に終わる。
いつもと様子の違う想太は、切れ長の瞳にただならぬ光を宿らせて、ただ力無く笑っていた。
「想太…?どうしたの?」
燈子の声に、僅かな緊張感が混じる。
「ごめん燈子…俺…」
真っ白な頭に言葉は浮かばず、ただ真っ直ぐに自分を見つめる姉の目だけを知覚する。
想太には、あともう少しで、欲望に飲み込まれる予感がある。だって、そんなに麗しい目で、汚らわしい獣を見つめるなんて。すべてを見透かしているくせに、まるで怯える様子もなく。それとも、まさか、望んでいるとでも?
想太の理性は混乱の渦に消えた。

起こしていた燈子の半身が、けたたましく倒れる。その衝撃に見開いた大きな瞳は、暗がりの中の愛くるしい表情を、真っ直ぐに捕らえている。
燈子のちっぽけな期待などは、吹き飛んでしまっていた。あれほど焦がれていた願いに奇跡が生じようというのに、感動している余裕すらない。

想太は、ずっとおあずけを喰らっていた犬の如く、目前の獲物にかぶりついた。耳も、首筋も、顎も、唇も。抑えきれない衝動に駆られるままに、服を乱れさせ、愛撫する。
燈子の、抑えきれずに漏れる、喘ぐような吐息にゾクゾクする。込み上げる愛しさだけで、絶頂へと達してしまいそうだ。
Tシャツの上から触れると、胸の柔らかな感触が直に手のひらに伝わる。
「アンッアッアァン…」大きな手のひらに乳首が転がされ、燈子は悶えた。そしてそのまま、より一層固く勃起した燈子の乳頭が露わにされる。
想太の柔らかな茶色い髪が、口元をくすぐるのと共に、燈子の乳首に激しい快感が走る。想太のピンク色の舌が、同色の突起物を流動的になぞり、転がし、包み、ついばむ。
階下の両親に気付かれないよう、必死になって声を押し殺し、息をする燈子を、想太は更に苛めたいと思った。そんな思いが、彼の快楽神経を刺激して止まない。
11/04/18 23:30 (7aeoEyaR)
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