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初恋のお姉さん
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:初恋のお姉さん
投稿者: ◆AU/OjWxByc
俺は佐野コウタ。都会に近い田舎の村に住む小学6年生だ。

元々、俺は都会育ちだが、父さんの都合でこの村に移住してきた。県名はN県で村の名前は沢蛇村(ざわだむら)。

通っている小学校は都会の近くで移住してきた時から登校しており、今年で6年目になる。当然、来年には卒業だ。

卒業に伴い、俺達は都会に戻るつもりだ。それでもこの村と小学校でできた友人達とは疎遠にならない誓いを立てている。

そんな友人たちの他に俺には好きな人もいた。その人の名前は西嶋かほ。

初めてかほさんと会ったのは今から6年前でその時の彼女は13歳だった。

その時の俺はというと、この村に来たばかりの小学1年の新参者に過ぎなかった。
 
2022/01/11 23:54:31(pwBiC2gm)
2
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
彼女と会った場所は村の近くにあった塾だった。その塾は母さんの勧めで通い始めた場所でもあった。

その塾の年長者にして年下の子供達の先生も兼ねるかほさんは村についていろいろ教えてくれた。

彼女と初めて会った時のことは今でもはっきり覚えている。あの時の季節は夏だった。

女子中学生らしく夏服のセーラー服で13歳ながら大人びた雰囲気があった。

髪は黒髪で少し長いセミロング、幼さがある可愛い顔、淡いオレンジ色の瞳・・

一目見て俺は好きになった。もちろん、この「好き」は特別な「好き」という意味だ。

身体つきのほうは成長途中ということもあったが、胸のほうは俺が通っている小学校や塾の女子達よりも大きかった。

それは見た俺は心も体も熱くなった。

それから3年間、塾での勉強はもちろん、田舎の村で俺を含めた子供達とかほさんは遊び、はしゃぎ続けた。

夏にはかくれんぼ、川遊び、花火、秋には秋祭り、冬には正月と初詣とどれも大切な思い出だ。

彼女が高校生になると成長途中における美しさに磨きがかかった。

彼女の高校はこの田舎からかなり離れた都会にあり、季節ごとに会う回数は減ったが、俺達との交流はやめなかった。

それからさらに3年。かほさんは19歳の女子大生になった。20歳目前ということもあって幼さが残る顔を除けば、身体つきは大人の女性そのものだ。
22/01/12 16:07 (mcL0QgAF)
3
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
身長は約160cmで肌は13歳から変わらず色白。四肢はより長くなり、とくに胸は大きすぎないメロン、小さすぎないスイカと言った感じだ。歩く度にわずかながら揺れていたことから重さもかなりのものだろう。

かほさんは1年ぶりによく遊んだ俺達と再会した。俺達子供は少しずつだが、互いに大きくなったことに驚いた。

それはさておき彼女はある理由でこの村に来ていた。その理由とは村と村周辺で起きている災いを止めるためである。

今年になってN県では強姦未遂、痴漢、暴行事件などの犯罪が相次いでいた。

N県はもともと治安が良かった県だっただけにこれに対する住民のショックと恐怖は計り知れなかった。しかし、単なる県の犯罪増加で済むような話ではなかった。

N県の犯罪を境に他県の犯罪もどういうわけか増加したのだ。

事件の起こり方もまた奇妙だった。過去に逮捕歴がない真面目な人物が突如として暴力を振るい始めるのだ。


22/01/12 17:50 (mcL0QgAF)
4
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
女性に対する欲望はもちろん、異性はおろか同性同士まで無理やり行為に及ぼうとする者、親しい友人や同僚に対する激しい嫉妬や劣等感から殺害寸前までの痛めつける者など、犯罪の理由も様々だった。

事件は1週間に100件、ひどい時には200件も超えるほどで、死人がいまだにいないことが不思議だった。

いくら動機らしい動機があろうと暴力沙汰とはあまり縁がない人物が起こす暴行事件。明らかに異常だった。

一方、俺達が住んでいる村では住民らが連続無差別暴行事件をある話との共通点を見つけて怯えていた。

ある話とは村に伝わる昔話だった。今から数百年ほど昔、N県を含めた日本全国で理由があるようでまったくない争いが相次いだ。

争いが起こったのは戦国時代も終わり、江戸時代がはじまって100年ばかり経った頃だと聞く。そんな時代に何のメリットもない領地をめぐる戦いや他人に対して些細な理由で人を傷つける事件が立て続けに起こった。そして最悪な事に銃や刀と言った武器の規制が緩かった当時は多数の死傷者を出すことを防げず、表の記録にないだけで数万人規模の犠牲者がいたとも言われている。

そして、その事件には黒幕がいたそうだ。その黒幕とは人間ではなかったらしい。

黒幕の名は蛇の邪神・魔蛇。魔蛇は自身が使役する蟲に似た分身を使って人間の感情を操っていた。操った理由は闘争と戦争、殺し合う事が生命が生まれた理由で絶対の使命というとんでもないものだった。

魔蛇は人間を使って悪行の限りを尽くした。しかし、それも終わりを迎えた。

魔蛇を追って異世界から来た、金髪の少女と果実の鎧と仮面の戦士達がこの世界にやってきたのだ。
22/01/12 19:30 (mcL0QgAF)
5
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
金髪の少女もまた仮面の戦士であり、ただの人間ではなかった。少女の特徴も細かく伝承で伝わっており、それによると長い金髪の他、尖った耳とオレンジ色の瞳が特徴の美しい10代の少女らしい。

尖った耳に金髪・・・それはどう考えてもファンタジー世界のエルフそのものだった。

この話を聞いた一部の民俗学者の中には海外から伝わった話を基にアレンジした物語ではないかという仮説を立てた者もいた。

話を戻すが、金髪の少女は仮面の戦士のひとりの伴侶であらゆる生命を司る始まりの女と呼ばれる女神であるようだった。

そして始まりの女の夫は始まりの男と呼ばれ、その男の仮面の戦士としての姿は蜜柑に似せた鎧を持った和風の鎧武者だった。

始まりの男は数多く存在する仮面の戦士の中で多彩な鎧の姿を持っていた。状況に合わせて鎧を変えて鎧に宿る力のどれもが高い攻撃力を持っていたが、一番の武器と力は仮面の戦士達の絆だった。何より彼らはただ敵と戦うだけの力を持っているわけではなかった。

果実の鎧と仮面の戦士達は最初から互いの背中を預けられる仲間同士というわけではなかった。

細かい伝承によれば彼らは別次元に存在する世界の普通の人間だったそうだ。仮面の戦士としての力を手に入れた彼らはさらなる大きな力を求めて熾烈な戦いを始めた。その戦いで命を落とした戦士もまた数多く、最終的に蜜柑の鎧の戦士が始まりの男となり、戦いに終止符が打たれた。それから時は流れ、彼らはただの人間から神にも等しい仮面の戦士への昇格を果たした。

これは余談だが、「仮面の戦士」と称される存在は果実の鎧を纏う者以外にも数多く存在するとも始まりの男が言っていたとか。


22/01/12 23:03 (mcL0QgAF)
6
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
話にはまだ続きがある。人間の感情をあおり、終わらない争いを仕掛けようとする魔蛇は仮面の戦士達と敵対関係にあり、彼らは魔蛇を追ってこの世界まで来た。

邪神というだけあって魔蛇の力は強大だった。自身が生み出した無数の怪物の他、人間を怪物に変える力も持っていた。

これに対して始まりの男率いる仮面の戦士達は元から怪物だった者は討伐、人間から怪物になった者は始まりの男の力によって人間に戻された。この力は人間を怪物する現象や力を何よりも嫌い、憎む始まりの男が生み出した執念の賜物だった。

この力は他の戦士も所持していて争い合っていた人間達はたちまち正気を取り戻した。

魔蛇も次第に追い詰められ、完全に倒すことはできなかったが、仮面の戦士達の力によって後にN県と呼ばれる地に封印された。

以来、この村では仮面の戦士を守り神として崇め、始まりの女を女神様と讃えた。

しかし、気持ちの悪い伝承もまた伝わっていた。

魔蛇の封印は時が経つといずれ解け、分身の蟲たちが再び人々に憑りついて争わせる。

それに恐れた村の住民らの不安をやわらげるために始まりの女は始まりの男と共に定期的な封印の儀式を行う誓いを立てた。

そして始まりの女は自身の力を村の巫女に与え、巫女は子孫を育んだ。その巫女の苗字は西嶋家。

そう。かほさんは始まりの女の力を継承する巫女でもあった。
22/01/12 23:32 (mcL0QgAF)
7
投稿者: 熊さん
エロゲーみたいな話ですね^^;
22/01/13 02:09 (L0.bwhAa)
8
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
どうもです。

若干エロゲー、若干特●っぽく書く予定です。
22/01/13 16:55 (scam41wc)
9
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
N県にあるかほさんの実家は村はおろか、N県を含めた他県に顔が利くほどの謎の影響力を持っていた。

それだけ聞けばかほさんはN県のお嬢様兼お姫様とも解釈できるが、かほさん自身はそう思った事は一度もないと断言していた。

かほさんの実家・西嶋家がそれほどの権力を持ったのはかほさんの母方の祖父の代からだ。

その母方の祖父はもともとN県の出身ではなく、西嶋家がまだ何の権力も持たない時代にこの地にやってきたそうだ。

彼自身は謎に包まれた人物でかほさんの祖父ではあるが、西嶋の姓は名乗らなかった。

彼の名前は狗道佐兵衛。彼自身は狗道家なるカルト集団のボスの親戚で、それに嫌気がさした佐兵衛さんは10代後半という若さであてもなくN県の村まで放浪してきたそうだ。その後、佐兵衛さんは西嶋家が管理する神社で倒れ、かほさんの祖母となる女性といつしか結ばれた。

しばらくして佐兵衛さんは商才に目覚め、あらゆる事業が成功すると影ながら西嶋家を支え、ついには裏表なくN県まで支えるに至った。

また佐兵衛さんがかつて所属し、離別していた狗道家は怪しげなカルト集団などではなく、彼らもまた仮面の戦士の力と伝説を継承する一族であったことが判明し、西嶋家に伝わる伝説との関連性を知った佐兵衛さんはいつの間に和解していた。
22/01/13 17:55 (scam41wc)
10
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
それからしばらくしてN県を中心に連続無差別暴行事件が起こった。これには狗道家と西嶋家が対処し、ついには政府とも協力することになった。

そして事件の本当の犯人も見つかった。そいつらは小さく、見つけにくい存在だった。

魔蛇の復活の際に生じる人間の感情、精神を暴走させる毒の瘴気を持った蟲。その蟲達が事件を起こさせていた真犯人だった。

その蟲は青と黒の体色、髑髏のような顔に赤い複眼を持った禍々しいイナゴのような姿をしていた。

以下、青いイナゴ、またはイナゴと略称する。

青いイナゴはどういう理屈か、人間の深層心理の匂いを嗅ぎつけ、その人間の精神を増幅化。とくに負の感情がイナゴ達にとって極上の餌だった。

負の感情を持つ人間をイナゴが見つけると、サソリやハチが毒を刺すように邪悪の種と呼ばれる魔蛇の毒を植え付けるのだ。

毒を植え付けられた人間は暴走し、犯罪行為を終えると自身の肉体が傷つくまで暴れ続け、やがては消滅してしまう。


22/01/13 18:52 (scam41wc)
11
投稿者: 蟹 ◆AU/OjWxByc
と、ここまで書いてこれが現実に起こる現象である事を知っている人物が聞けば戦慄すること間違いなしの話だが、今のところ、最後の「消滅」は魔蛇が初めてこの世界にやってきた際に確認された現象で、数百年経った今日(こんにち)まで消滅の現象は起こっていない。

魔蛇の封印が解ける年月はバラバラで10年に一度の場合もあれば、20年に一度。長くて数十年、短くてたった数年などまったく規則的ではないのだ。

これについては政府も含めて狗道家、西嶋家も未だに研究中だ。

魔蛇封印の儀が行われた記録は、現在から20年前にかほさんの両親によって行われた儀式が最後である。

かほさんも西嶋家に生まれた巫女としていつかこんな日が来る事を想定して覚悟を決めていたが、俺は大反対だった。

この封印の儀式には始まりの女の他、仮面の戦士達、始まりの男に当てはまるポジションが必要不可欠だった。

これまで封印の儀式は古来より日本に伝わる魔を払う儀、弓を使った鳴弦の儀に倣って行われた。

使われる弓は当然、ただの弓ではないが、見た目も木製の弓でもなければファンタジックな外見をした弓でもなかった。

外見は明らかにアーチェリー型の弓で弦も鳴らすだけではなく、特殊なエネルギーを変換して無限の矢を射る事ができる仕掛けもあった。さらに弓の鳥打(とりうち)に相当する部分には特殊な刃までついており、遠距離攻撃のみならず接近戦もできる。

その弓の色は赤く、矢と弦(つる)、本来ないはずの刃は半透明に青く、とくに弓のグリップに相当する部分の上部には錠前のような物を装填できるようなスロットまであった。その赤い弓矢の名前は音速の速さで敵を仕留める弓矢・ソニックアロー。

使用者によっては光速の速さで敵を射る事も可能とされ、外見こそメカニックだが、西嶋家に伝わる破魔の弓矢だった。
22/01/13 21:25 (scam41wc)
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