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人妻の初恋
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:人妻の初恋
投稿者: てんてん
会場に入ると何人もの旧友達が声をかけてきた。
ホテルの広間を貸し切り、立食形式の同窓会。
今回は五回目だが成人式で会って以来、前回までは仕事の都合で参加することが出来なかった。
「ヤマト、、、久しぶりだな、、、」
「ヤマト、わたしのこと覚えてる?」
「みんな会いたがってたんだよ、、、」
「お前、、、それにしても変わらないな、、、」
周りを囲まれ苦笑いを浮かべる。
「そんなこと無いって、、、俺はとっつぁん小僧かよ?」
ドッと笑い声があがる。
川島ヤマトは高校時代、クラスのムードメーカーだった。
180の長身、剣道部だったヤマトは今も引き締まった身体を維持していた。
当時から大人びた整った顔立ちで口数は多くはなかったが、ここぞというときはジョークを混じえクラスを盛り上げた。
成績もトップクラス、普段から穏やかで優しく、裏表の無い性格で男女を問わず人気者だった。
懐かしい面々との再会で話は弾んだ。
同窓会も佳境を迎え、それぞれがグループに別れ盛り上がりを見せる。
ヤマトは一人集団から離れ会場外の喫煙所へと向っていた。
「ヤマト、、、」
後ろから声をかけられた。
「ハルミ、、、」
元カノだった。
高2の途中から付き合っていた佐倉ハルミ。
「元気にしてた?」
「まあな、、、お前は?」
「わたしも、、、」
36には見えない、、、
そして変わらぬ美貌、、、
いや明らかに女としての魅力は増している。
突き上げる胸、くびれた腰、よく持ち上がった大き目のヒップ、、、
滲み出るような色気、、、
「ヤマト、二次会は?」
「うん、行くつもりだけど、、、」
あの頃から、その美貌もスタイルも抜群だった。
いろんな男にアプローチされていたのに、なぜかハルミの方から告白されて付き合うことになった。
大学に進学して遠距離恋愛になって別れてしまったけど、、、
「よかった、、、じゃあイッパイ話せるね、、、すごく楽しみ、、、フフッ、、、」
なぜか意味ありげに微笑んでハルミは行ってしまった。
そして喫煙所から出ると今度は、、、
「板橋、、、」
ミナミが立っていた。
俺を待っていたのか?
それにしても、、、こいつも全然変わらないな、、、
相変わらず人形の様な可愛らしい顔立ち、ちょっと垂れ目の癒し系、、、
スラリとした細身の体型。
けれどミディアムボブの艶めいた黒髪が人妻らしい清楚な色気を醸し出している。
「わたし、、、もう板橋じゃないんだけど、川島くん、、、」
「そうだったな、、、」
同級生の和泉リクヤと結婚した。
二人は幼馴染で中学のときから付き合っていた。
リクヤは成績は常に学年トップ。
生真面目な性格でクラスのまとめ役。
運動はヤマトと違いからっきしだったが生徒会長をしていた。
背は高くはないが、それなりのメガネイケメンだった。
「川島くん、、、結婚式に来てくれなかったね、、、」
「あっ、、、ああ、ゴメン、、、都合がつかなくて、、、」
「ううん、、、責めてるんじゃないの、、、こっちこそゴメン、、、」
何となく気まずい雰囲気が流れる。
都合なんかじゃなかった、、、
本当は行きたくなかった、、、
「今日はリクヤは?」
話を逸らせるように尋ねる。
「仕事で来れないんだ、、、それで、、、わたしにも一次会で帰れって、、、」
相変わらず嫉妬深いヤツだ、、、
「ふ〜ん、、、お熱いことだな、、、」
「そんなんじゃないよ、、、あの、、、それでね、、、」
ミナミがモジモジしてる。
「どうした?」
「うん、、、良かったら、、、連絡先、交換してくれる?」
「もちろん、、、いいけど、、、」
どういうつもりなんだろう?
そう思いながらも交換する。
まあ、気まぐれか社交辞令なんだろうな、、、
それなのにミナミはスマホを大切そうに胸に抱えてる。
まるで子供のように嬉しげに、、、
そういうの、、、いけないと思うよ、、、
誤解しちゃうから、、、
でも、、、お前は変わらないな、、、
誰よりも俺を温かくしてくれる。
そう、、、ミナミは忘れることの出来ない初恋の人だった、、、

つづく
 
2025/07/26 09:45:36(eu6k/c6g)
7
投稿者: てんてん
川島ミオはリゾートホテルの窓ガラスに両手をつき立ちバックで責め立てられていた。
「ああっ、こんなの見えちゃうよ!他の人に見られちゃう!」
そう言いながらも淫らにシリを振り、ドロドロに溶けた膣で男を迎え入れていた。
部屋はホテルの最上階にあるセミスイート。
地方にある大型リゾート施設に隣接したホテルは三つあるが、それなりに距離はあり肉眼では見えないはずだ。
それでも万が一、、、
それが露出プレイの意識を刺激する。
「いいじゃないですか、、、チーフの美形な顔とこの抜群にエロいカラダを見せつけてやれば、、、」
男がミオを煽る。
男は若いがそういう技巧にはたけていた。
「あぁ、そんな、、、でもスゴくイイッ、、、スゴく感じちゃう!」
誰かに見られてる、、、
そんな考えがミオを更に上昇させる。
「本当は見られたいクセに、、、スケベなチーフを他の男に見せつけたいんでしょう?」
「そうよ!ああっ、見て、、、スケベな浮気オンナのわたしを見てぇ!」
振り向き男の唇を求める。
ミオは結婚三年目の人妻だが夫の理解もあり仕事を続けている。
大手イベント会社のチーフデレクター。
バリバリのキャリアウーマン。
仕事だけではない。
170の長身で人の目をひく華やいだ美貌。
ライトブラウンに染めた前髪長めのショートボブの髪が人妻の色気と仕事のできるオンナの雰囲気を醸し出す。
スタイルも抜群だ。
手脚がスラリと長くモデルとも思える体型。
胸も大きめのDで張りがありカタチにもキレイで自信がある。
ミオはこのリゾート施設で行われる大型イベントの下見で当地を訪れている。
二泊三日の出張。
一流企業に勤める夫はミオの仕事に理解があり出張を嫌な顔もせずに受け入れてくれた。
そんな夫にミオはウソをついていた。
同行者は女性の部下だと、、、
はじめから浮気相手と愉しむために予定を組んだ。
初めは夫への罪悪感に駆られ良心が咎めたが、もう近頃はバレなければ浮気をしてないのと一緒と高を括るようになっていた。
男は奥田ケンジ、、、ミオの部下だ。
二年前、新卒で入社し配属されてきた。
教育を担当した。
チーフに昇格したときにアシスタントとして引き抜いた。
身長は夫の180ほどではないがそれなりに高い。
だがタイプはかなり夫とは違う。
イケメンではないが男らしい野性的な顔つきをしている。大学までラグビーをしていてガタイがよくマッチョで腕などは丸太のように太い。
仕事も頭脳派では体力でこなすタイプだ。
そして分かりやすい。
入社したときから熱の籠もった目でミオを見ていた。
それはそうだ。
人並み外れた美貌、、、
モデルなみのスタイル、、、
洗練された大人のオンナ、、、
そして人妻の滲み出るような色気、、、
この若者が自分を欲しがっているのはすぐに分かった。
恋人がいるにも関わらずミオの気を引こうと仕事を通して露骨にアピールしてきた。
悪い気はしなかったが夫を愛しているミオは仕事においてケンジのやる気を削がないように上手くはぐらかしてきた。
それが、、、半年前の打ち上げの飲み会のとき、、、
送りますと言う彼の申し出を受け入れてしまった、、、
夫は出張で留守だった。
二人ともかなり酔っていた。
トイレを貸して下さいと言う彼を招き入れてしまった。
トイレを出てきたケンジにいきなり抱きしめられられた、、、
拒んだけど、、、すごい力で、、、
逞しい胸の中で、、、この子、、、どんなセックスをするんだろう?
そう思ってしまった。
ダメ、、、そう言いながらミオはケンジにすがりついていった。
その日から二人の関係は始まった。

「ううっ、締まる、、、チーフのマ○コ、、、やっぱスゲェ、、、」
「ケンジのチ○ポも最高よ!もっとえぐってえ!」
「ウォッ、チーフ!」
8つも年下の若者とセックスしてる、、、
結婚してるのに、、、こんな場所で、、、
夫を裏切って、、、
背徳感で一気に燃え盛る、、、
「ああっ、ケンジ好きよ❤️イッちゃうよ!」
「ミオ、俺も!」
若さにまかせた逞しい連打で責め立ててくる。
これよ、、、これなの!
「来てぇ!中に出してえ!」
再び振り向きキスをして舌を絡め合う。
「ぐおっ、出る!中にぶちまけてやる!」
「イグウ!イッグゥゥウぅ!」
一番奥で若いオスの脈動を感じる、、、
薬を飲んでるから大丈夫、、、
でも、、、この若者の子供を孕んでみたい、、、
夫はわたしを疑ったりしない、、、
夫以外の子を二人で育てる、、、
とてつもない背徳感にカラダが熱くなる。
まだケンジが中にいる、、、ピクンピクンてしてるぅ、、、
ああっ、、、
「またイクッ!」
ミオが再びカラダを震わせる。

夫は子供を欲しがってるけど、、、
わたしはまだ母親にはなりたくない。
オンナでいたい。
夫のことは心から愛している、誰よりも、、、
夫もわたしを愛してくれている、、、
セックスだって何度もイカせてくれる。
けれども若いオスに求められ貪り尽くされるセックスこそが、わたしをオンナに戻してくれる、、、
ケンジに抱かれてそれがハッキリと分かった。
夫とは夫婦のセックスに過ぎないと、、、
だからこそ夫に知られてはならない。
愛しているのは夫だけだがケンジも必要だ。
今は絶対に手放したくない、、、
ミオは疲れを知らない獣のようなケンジのセックスに溺れていた。
ずっとじゃない、、、
後三年でもしたら夫の子供を産んで幸せな家庭を築けばいい、、、
ミオはそう自分に言い訳をした。

つづく





25/07/27 20:46 (wxMUNPpP)
8
投稿者: てんてん
夫のヤマトと知り合ったのは四年前の打ち上げパーティーだった。
国内では有数の一流企業の人事部セキュリティ課の責任者だと紹介された。
当時32だったヤマトはエリート中のエリートといって差し支えがない。
そのうえ、整った顔立ちは好みだし、背も高く、穏やかそうな態度には偉ぶった感じがまるでない。
まさしくミオのタイプの男性だった。
ミオは外見には自信があり、どんな男もその美貌に惹かれアプローチをかけてくるが、ヤマトに関してはまるでそれがなかった。
自然体で仕事の事を尋ねてきた、
ミオは仕事にも自信がある。
今はサブだが、すぐにチーフになれると思っている。
そして実際にそうなった。
ミオは当時28だったが結婚はまだ先でいいと考えていた。
仕事が楽しいし、まだキャリアを積んでから、、、
それなのにヤマトを見たときにピーンときた、、、
この人がいい、、、
この人と結婚したら、わたしは幸せになれる、、、
二次会でもしきりに声をかけ、自分から連絡先を交換した。
そんなことは初めてだ。
いつも男の方から聞かれていた。
その後しばらくはヤマトからの誘いを待っていたが
待てど暮らせど連絡すらない。
ミオはもうなりふりなどかまっていられなかった。
あんな優良物件、いつ横からかっさらわれるか分からないのだ。
ミオからの積極的なアプローチが始まった。
何度か逢ってるうちにヤマトは心を開いてくれるようになった。
ヤマトは外見だけではなかった。
ぶっきらぼうなところはあるが、優しく裏表がない実直で信頼の置ける男だった。
なかなか今の時代にはいない、まさしくミオのタイプの男性だ。
益々好きになっていった。
これはもう勝負しかない、、、
五回目のデートの別れ際にハッキリと気持ちを伝えた。
「わたしはヤマトさんが本気で好きです、、、今すぐではないですが、ヤマトさんのお嫁さんになりたいと思っています、、、」
初めての自分からの告白だった。
ヤマトはただ驚いた顔をしていた。
「いや、、、ミオさんには俺なんかよりも、ずっと相応しい人がいると思っていました、、、びっくりしました、、、でも、俺もミオさんが好きです、、、俺のほうこそ付き合って下さい、、、」
ミオは嬉しくて泣いてしまった。
優しくヤマトが涙を拭いてくれて、二人は初めてのキスをした。
そして次の次のデートで二人は結ばれた。
それはミオの予想とは違っていた。
20人以上の男と経験のあるミオにとっても最高のセックスだった。
今までのどの男よりも逞しく大きな男性器、そして何よりもミオが感じることを第一に考えてくれる愛情の籠もったセックス、、、
ミオが一番に望んでいたものだ、、、
まさしく想定外だった。
ミオはもうヤマトに夢中だった。
この人は絶対に離さない、、、
二人はその半年後に結婚した。

ミオは膣からザーメンを滴らせながらケンジをベッドにいざなった。
もっと、、、もっと欲しい、、、
ザーメンまみれのペニスを愛おしげに舐めシャブり乳首を指先で刺激する。
「うっ!くうっ、、、」
ケンジがのけ反る、、、
大きくて逞しいチ○ポ、、、
それなのに、、、カワイイ、、、
わたしに夢中な男、、、
恋人はいるが、わたしに比べたらすべてがクズだと断
言してる、、、
フフッ、可哀想、、、
再びケンジのオトコが猛り狂う。
ミオは跨った、、、
「オマ○コいっぱいするからね、、、朝まで、わたしをイカせ続けて貰うからね!」
腰を沈める。
「ああっ!ケンジのチ○ポ、デカいぃ!」
「ああっ、チーフ!」
ケンジは傅く奴隷のようにミオを呼んだ。

ヤマトはマンションに戻りパソコンを立ち上げた。
仕事のメールを確認する。
妻のミオは夕方に帰ってくるはずだ。
俺も浮気をしてしまったな、、、
初めての浮気、、、
それなのに罪悪感を感じることはない、、、
ハルミのことは今でも好きだ、、忘れたことはない、、、
そして、、、何よりもヤマトは妻の浮気を知っていた、、、
相手が誰であるかも、、、
興信所に依頼して証拠集めにかかっている。
今回もおそらく一緒に行動しているはずだ。
また証拠が増えるな、、、
3ヶ月前からミオの怪しい態度と行動が増えてきた、、、スマホ、残業、そして出張、、、
そしていきなりベタベタしてきてはセックスを求めたりしてくる。
セックスの嗜好にもその変化はあった。
やたらに積極的に責めてくるようになった。
以前はどちらかといえば受け身系だったのに、、、
それでもまさかという気持ちの方が大きかった、、、
半ばヤマトの思い違いを確認したいがための調査依頼だった。
結果は、、、真っ黒だった、、、
ヤマトはファイルを立ち上げた。
興信所に薦められ部屋に取り付けた監視カメラ、、、
録画されていた動画を再生する。
ミオが寝室でオナニーに耽っていた。
ただその手にはスマホが握られ電話をしていた。
テレフォンセックスだ、、、
カラダを震わせケンジと呼びながら絶頂するミオが映っていた。
ヤマトが出張中にケンジを連れ込んだ動画もある。
リビングでソファにふんぞり返るケンジにミオが丹念にフェラチオを施していた。
そして夫婦のベッドで狂ったようにセックスをしていた。
ナマで、、、中出しで、、、
そして丁寧なことに、お掃除フェラまで、、、
俺も、、、同罪か、、、
ハルミを抱いた、、、
そのせいなのか、、、ミオへの怒りは収まりを感じる。
それ以上にミオへの気持ちがもう欠片も残っていない、、、
いや、、、最初からなかったのかも、、、
結論を出さなければ、、、
それにはもっと証拠がいる、、、
しかし、もう心は決まってる、、、

同窓会から四日後のこと。
ヤマトは待ち合わせのカフェで相手を待っている。
仕事を早めに切り上げ20分前には着いていた。
そして10分後待ち人は来た、、、
「待たせて、ゴメンね、、、」
それはミナミだった。
「いや、俺が早すぎただけだから、、、」
ミナミが微笑んでいた。
そう、まるで高校時代のように、、、
昼の休憩時間、突然の電話だった。
少しだけでいいから逢えないかな?
その誘いをヤマトは即座に受け入れた。
目の前のミナミに改めて見惚れてしまう。
こいつ、、、本当に中学生の子供がいるのかよ、、、
確かに大人っぽくはなった。
しかしそれは年を取ったというよりも、より女らしく成長したという感じだ。
「フフッ、どうしたの?ジッと見ちゃって、、、」
「いや、、、キレイだなと思って、、、」
ポロリと本音が漏れる。
「もう、、、川島くんは変わらないね、、、」
「スマン、、、でもお世辞じゃないぞ、、、」
「大丈夫、川島くんの言い方はイヤミがないから、、、正直、嬉しいよ、、、」
ミナミがはにかむように微笑む。
そしてそんなミナミにドキドキしてる自分、、、
まるでオレ、、、ガキだな、、、
「ところで板橋、、、あっ、ゴメン、、和泉だよな、、、」
「いいよ、、、板橋で、、、」
「いや、、、なんか、俺の中ではずっと板橋で、、、そう言ってくれると助かるよ、、、」
「うん、全然OKだよ、、、なんだかわたしも嬉しいかも、、、」
ニコニコしてる、、、
くそっ、やっぱ可愛いよな、、、
「続きだけど何かあったのか?}
「ううん、、、別に、、、ただ余り話せなかったから、、、川島くんともっと話したいと思ったんだよ、、、」
てっきり和泉のことを相談されるのかと思っていた。
「そうか、、、」
「迷惑だった?」
「いや全然、、、俺もさ、板橋と話したいと思ってたから、、、」
「本当に?嬉しい、、、そういえばあのときね、、、」
瞳をキラキラさせてミナミが話し始めた。

つづく


25/07/30 14:43 (9ueHHyPW)
9
投稿者: てんてん
ミナミはよく笑った。
「男子ってそんなことしてたんだ、、、おもしろいね、、、」
「基本、男は単純だからな、、、俺も今でもそうだ、、、」
「へぇ~、意外だな、、、川島くんはなんだか屈折してる感じがしてだけど、、、」
「屈折とか言うな!人を変態みたいに、、、」
「ええっ、、、変態じゃないの?」
「ちゃう、ちゃう、、、もっと包め、オブラートに包んで包みまくって言え!」
お腹を抱えてミナミが笑ってる。
こんなにくだけたミナミを見たことはない。
「しかし、和泉のヤツ、、、皆には愛想良かったくせに、俺だけには違ったんだよな、、、」
「うん、、、実は、わたしもそう思ってた、、、」
「俺は何もしてないぜ、、、アイツ訳分かんないよ、、、」
「うーん、、、わたしも、、、分からない、、、かな、、、それにしても川島くんとハルミって、アツアツだったよね、、、」
「そうか?お前たちだって、、、」
ミナミはなぜか遠くを見るような目をしていた。
「わたしたちは、、、ちょっと違うかな、、、」
「何が違うんだ?」
「小さい頃からずっとそばにいて、、、それが当たり前になって、周りも二人が付き合うのが当然と思ってたし、、、」
「そういうもの、、かな、、、」
「それにリクヤはいつも言ってた、、俺にとって一番の恋人でいろ、一番の妻になれ、一番の母親じゃないとダメだ、、、ずっと求められてた、、、今でもそう、、、」
「アイツ、、、疲れるヤツだな、、、俺だったら板橋がいるだけで十分満足だけどな、、、」
「えっ、、、」
ハッとした表情でミナミが見つめてくる。
「あっ、、、違うんだ、、、その、俺が和泉の立場だったら、そうかなって、、、深い意味じゃない、安心してくれ、、、」
本当はそれなりに深い意味だったりする、、、
「そ、そうだよね、、、分かってる、、、でもさ、、、どうしてなのかな、、、昔から川島くんと話してると、なぜかホッとするんだよね、、、」
「俺はドキドキするぞ、、、」
「またまた、、、ウソばっかり、、、」
二人は笑った。
ウソではない、、、
本当にドキドキしてる、、、
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものだ。
「もうそろそろ時間じゃないのか?」
「そうだね、、、」
急にミナミの表情が萎んだ気がした。
抱きしめたくなる、、、
外に出て二人で歩く。
「久しぶりにすごく楽しかった、、、ありがとうね、、、」
「ううん、、、俺のほうこそ楽しかったよ、、、」
いきなりミナミが立ち止まった。
俯いたまま声を振り絞る。
「わたし、もっと川島くんと話したい、、、また逢いたい、、、ダメかな?」
「ダメじゃないよ、、、俺もそう思ってたんだ、、、」
二人の視線が絡み合った。

つづく
25/07/30 16:39 (hDtIqH05)
10
投稿者: てんてん
土曜日、ミナミの希望で二人はドライブを兼ね遠出をした。
ミナミは水色のノースリーブのワンピースを着ていた。
ところどころに花柄の刺繍が施され、上品で清楚な人妻の雰囲気を漂わせるいでたちだった。
ミディアムボブの黒髪が艶めいて若々しく20代にしか見えない。
そして何よりも本当に美しかった。
見とれたヤマトがそう告げるとミナミははにかみながらも嬉しさを隠しきれずにいるように見えた。
そして今、ミナミは助手席に座っている。
普段はさほど目立たないミナミの胸がシートベルトのせいでその存在を露わにしていた。
女性らしく肩幅もあまりなく華奢な身体つきなのに不釣り合いなほどの量感だ。
高さがハンパない、、、
高校時代もそれなりとは思っていたが、そんなものじゃない、、、
Fはあるんじゃないか、、、
ブラのせいか?
今のブラはいろんな機能がある。
DをFに見せることなどにべもない。
ミナミがモジモジして頰を赤らめている、、、
まずい、、、
チラ見を気づかれたのか?
俺は何を考えてるんだ、、、
いかん、いかんぞ、、、
相手はミナミなんだぞ、、、しかも人妻だ、、、
慌てて話題を振る。
「板橋、少し遠いけど、牧場に行かないか?」
「牧場って?」
「ソフトクリームとパフェがバツグンなんだ、、、それに食事もいける、、、」
「パフェ、、、いくいく、、、食べてみたい、、、」
女の子のようにはしゃぐミナミにヤマトは目を細める。
ドライブを楽しみ牧場の食事も最高だった。
デザートのパフェも。
ミナミは美味しいを連発していた。
「うーん、、、最高、、、」
満開の笑みを浮かべるミナミをまぶしそうに見つめてしまう。
いつまでも可愛い女だと思う、、、
本当に最高にいいオンナだ、、、
俺だったら本当にそばにいてくれるだけでいい、、、
和泉はバカなヤツだ。
ミナミの値打ちが分かっていない。
長い間、そばにい過ぎて返って見えなくなっているのだろうか?
それでも、、、ミナミはミナミなりに幸せなんだろう、、、
いいや、、、そうあって欲しい、、、
食事の後にはミナミの娘の話もした。
中学になったばかりで難しい年頃だがミナミには心を開いているらしい。
しかしその反動か父親の和泉とは折り合いがかなり悪い。
反抗することもたびたびだとミナミは苦笑していた。
「板橋の娘さんか、、、可愛くていい子なんだろうな、、、」
「すごくいい子よ、、、わたしなんかより、ずっとキレイになるわ、、、」
真剣に言うミナミはまさしく母親の顔をしていた。
楽しい時間はあっという間にに過ぎていく。
ミナミといるときはいつもそうだ。
二人は車に乗り込み帰り道につく。
「ねえ、覚えてる?」
「うん?」
「三年の時の放課後のこと?」
「ああ、、、覚えてるよ、、、」
きっとあのことだ、、、
その日、ヤマトが部活を終えて教室へ戻ると、珍しくミナミが一人席に座っていた。
「どうした、板橋?」
「えっ、、、うん、、、リクヤを待ってる、、、」
なぜかミナミは寂しそうに見えた。
「そうか、、、和泉も生徒会長で大変だな、、、」
「うん、、、川島くんは部活だったんでしょう?」
「そうだけど、、、お前、大丈夫か?」
「えっ、、、どうして?」
「なんか、、、元気ないからさ、、、」
「そんなことないよ、、、全然大丈夫、、、」
空元気に見えた。
本当はもっとそばにいて話を聞きたかったが、そうはいかない、、、
「じゃあ、俺帰るな、、、」
「うん、、、また明日ね、、、」
そのまま教室を出ようとした、、、
「ねえ、、、わたしって、、、いい彼女かな?」
肩が震えているように見えた。
ヤマトは思わずミナミの前に戻っていた。
「何を言ってるんだ、、、板橋は最高の彼女だ、、、和泉なんかにはもったいない、、、」
「川島、、くん、、、」
今にも涙がこぼれそうな瞳をしていた。
そして驚いた顔をしてヤマトを見つめた。
「俺、行くな、、、」
慌てて教室を出る。
危なかった、、、
あのままいたら間違いなくミナミを抱きしめていた、、、
それは絶対に赦されないことだ、、、
ミナミへの想いを断ち切れない自分を責めながらヤマトは歩いていた。
ふと生徒会室から一組の男女が出てくるのを目にした。
男は和泉、女は確か書記だったか、、、
二人はヤマトに気付くことなく親しげに話をしていた。
親しげを通り越しているようにいちゃついているようにも見える。
「もう、、、和泉会長、、、そんなこと、、、」
甘えた声で話しかけると和泉が耳元で何かを囁いている。
なんだよ、、、この二人、、、
まさか、、、
いやそんなはずはない、、、ヤマトはその場を立ち去った。

「わたし、、、あのとき、川島くんに抱きしめられると思ってた、、、」
やはりミナミは鋭い、、、
「俺にそんなこと、、、出来るはずがないだろう?」
「そうだね、、、ハルミがいたもんね、、、」
「もし、、、抱きしめたら、、、どうしてた?」
「ビンタしてた、、、思いっきり、、、」
「うん、それでいい、、、板橋は絶対に間違えないからな、、、よかったよ、抱きしめなくて、、、」
「そんなわけ、、、ないじゃない、、、」
ミナミが消えるような声で呟いた。
「えっ?」
聞き間違いだったのかも知れない、、、
ミナミは唇を噛み締め応えることはなかった。
沈黙が流れた。

つづく


25/07/30 20:30 (Lg8Q5ttU)
11
投稿者: てんてん
「ねえ、、、温泉に入りたい!」
「えっ、、、突然、、だな、、、」
「来る途中に確かあったじゃない?」
そういえば、、、
それなりの温泉街を通り抜けた。
「温泉か、、、いいねぇ、、、」
ひとっ風呂浴びるのも悪くない、、、
「ねえ、いいでしょう?」
「よし、、、そうするか、、、」
「ヤッター」
今は日帰り入浴も流行りだ。
問題はないだろう。
「温泉、ワクワク、、、温泉、温泉、、、」
はしゃいだように口にするミナミが可愛らしい。
二人は一番大きな宿を選んだ。
建物は真新しく、温泉宿といっても造りはホテルとほとんど変わりがない。
手続きしてくると言ってミナミがフロントへ向った。
しばらく広いロビーでミナミを待つ。
「じゃーん!」
そう言うミナミの手にはなぜかルームキーが握られている。
「一部屋だけ空いてました。」
どうして?
温泉に入るだけじゃ、、、
「それ、、、まずいでしょう?」
「どうして?泊まっちゃおうよ、、、」
確かに妻のミオはまたイベントの打合せで出張、、、
まあ、おそらくはあの男と不倫旅行だ、、、
「だって板橋、、、家の方が、、、」
「娘はお泊り会、、、あの人は出張中、、、」
そんな偶然が、、、あるのか?
「それでも、、、同じ部屋というのは、、、」
「だって一部屋しかないし、、、大丈夫、ツインだから、、、それに、わたし川島くんのこと信用してるから、、、」
そこまで言われたら確かに何も出来ない。
それにしても、、、いいのだろうか、、、
「そんなにイヤなの?」
「いいや、、、個人的には、、、板橋の浴衣姿、、、スゲェ見たい、、、」
「プッ、、、なにそれ、、、そんなのいくらでも見せてあげるよ、、、ほら、部屋行こ、、、」
なかなかの部屋だった。
広く、シャワールームまで有る。
それに景色もいい。
二人は見事な渓谷を眺めた。
「綺麗だね、、、」
「うん、、、すごいな、これは、、、」
寄り添うミナミからいい匂いが漂ってくる。
その肩を抱きたくなるのを何とかこらえる。
「ねえ、、、浴衣に着替えようか?」
「うん、、、そうだな、、、」
ミナミがいたずらっ子のような瞳でヤマトを覗き込む。
クソ可愛いな、、、こいつ、、、
ミナミは寝室で、ヤマトは居間で着替えた。
「いいかな?」
ミナミが顔だけを覗かせる。
「OKだけど、、、」
早くミナミの浴衣姿が見たい、、、
ミナミが出てくる。
「うっ、、、」
夕顔を大きくあしらった白地の浴衣。
ピシッと締められた襟元が上品で、ミナミ華奢な体型を更に魅力的に際立たせる。
「どうかな?」
「可愛い、、、すごくイイ!」
浴衣を着ると胸はさほど目立たない。
それでも清楚な人妻の色気を漂わせる。
グッド、、、ベリーグッド、、、
でも、、、ノーブラなんだろうか、、、
下の方は、、、
スケベが頭をもたげてくる、、、
「なんか、、、川島くんの目、、、エッチいんですけど、、、」
「ゴメン、、、反省します、、、」
「フフッ、冗談だよ、、、川島くんも浴衣、すごく似合ってるよ、、、男らしくてカッコいい、、、」
頰を薄く染めながら瞳を潤ませる。
色っぺえ、、、
ア・ソ・コが男らしくなりそうです、、、
二人は早速大浴場に向った。
当然男女別々だ。
それでも湯槽は広く露天風呂まで有る。
1時間以上もたっぷりと温泉に浸かり、食事処で夕食を取った。
湯上がりのミナミは更に魅力的に見えた。
色気が滲みだしヤマトのオトコを刺激する。
売店で冷えた地元のワインを購入し部屋で飲むことにした。
酔も程よくまわり始め楽しい会話で盛り上がる。
いつしかミナミの襟元が解け、胸元が覗いていることにヤマトは気づいていた。
谷間がメチャ深い、、、
やっぱりデカい、、、
ブラのカップもチラチラ覗いてる、、、
ミナミがグラスを傾けるたびに大きな胸がたわむ。
オオカミになりそうだ、、、
こらえる、、、
でも下半身はもう完全にオオカミになっている。
見られているのをミナミは気づいていないのだろうか?
「ねえ、川島くん、、、」
ミナミが更に身を乗り出してくる。
ああっ、、、そんなにしたら、、、ブラしてても乳首見えちゃうぞ、、、
見えたら、、、
鼻血が出そうだ、、、
「高校の時、川島くんはハルミ以外に好きな人、いなかったの?」
ギクリとする、、、
「いたら、、、まずくね?」
「ほら、、、付き合う前とか、、、川島くん、メチャ人気あったし、、、」
もう言ってしまおうか?
昔のことだ、、、
二人とも結婚してるし、ミナミに言ってもきっと笑い話として軽く受け流してくれるはずだ。
二人が酔っていることもヤマトの気持ちを後押しした。
「誰にも言ったことはないけど、、、好きな子がいたんだ、、、」
「ええっ、誰、誰?すごく興味有る、、、やっぱりハルミの前だよね、、、わたしの知ってる人かな?」
メチャ喰い付いてくる、、、
「高校に入ってすぐ、、、もうメチャクチャ可愛くて、、、優しくて、いつも控えめで、、、正直、俺の初恋だったんだ、、、」
「ウソ、、、そんな、、、誰かな、、、誰だろう、、、」
「話せば話すほど好きになって、、、いつもその子のことばかり考えていたな、、、」
なぜかミナミが思いつめたような顔をしている。
「それで、、、告白はしたの?」
「しなかった、、、というか、出来なかったよ、、、」
「どうして、、、川島くんだったら、、、イケたと思うよ、、、」
「俺なんか、、、そんなことないよ、、、それにその子には恋人がいたんだ、、、二人は幼馴染で、、、学校でも有名なカップルだった、、、」
「まさか、、、そ、それって、、、」
驚きの表情で見つめてくる。
「言っちゃったな、、、ゴメン、、、一生胸の奥にしまって置こうと思ってたのに、、、板橋がキレイであの頃みたいに可愛いから、、、でも気にしないでくれ、、、36のオッサンの戯言だと笑ってくれていい、、、」
「そんなこと、、、わたし、出来ないよ、、、」
ミナミの瞳が潤んでいるように見えた。

つづく






25/08/03 09:22 (wiJOQBAi)
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