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1日目
「マジでキモい」 ユキは吐き捨てて言った。 ユキの視線の先には遠ざかっていく少し歳のいった同性の上司の後ろ姿だった。 「ババアの癖に嫉妬してんじゃねぇよばーか。」 ユキは遠ざかる上司に聞こえるようにワザと呟くが、オフィスの多くの雑音にかき消された。 お昼休憩、ユキはいつもの社内食堂で同僚の太田サオリに上司の愚痴を吐いていた。 「そんなに上野先輩はユキに当たりが激しいの??」 太田サオリは控えめな性格でいつも聞き役にまわっていた。 「まあねぇ。要は嫉妬されてんの。私が若くて可愛いからさぁ。」 ユキは続けて話した。 「あのババアはさぁ、、ほら、もう歳が40じゃん。近くで見てみ?シワだらけの顔面を厚化粧で誤魔化しんてんだよ。んで結婚どころか恋人もいないでしょ?もう手遅れだろうけど笑 貧乳だし色気ゼロじゃん? あれじゃあ社内の男に見向きもされないよねー。ほんとご愁傷さまだよね。」 サオリが何か言う前にユキは続けた。 「だから、、私みたいに男の人にチヤホヤされるのがムカつくんだよ。だからくだらない事で食ってかかってくるの!」 ユキは21歳、モデルの様な体型で、服の上からも分かる形の良いDカップ、おしりは小ぶりながらも綺麗な曲線で、本人が自負する美貌を兼ね備えていた。 顔も綺麗と言われる事もあれば可愛いと言われる事もあり、決して悪く言われること無く生きてきた。 そのため、ユキ自身が自分が上玉である事を自覚し、その武器をいかんなく使って過ごしてきた。 そんなユキには現在彼氏はいないが、街を歩けばナンパをされ、社内では男性からのアプローチが絶えなかった。 「ねぇ、それより例の彼、、どうなったの??」 サオリは話題を変えた。社内食堂では誰がどこで何を聞いているか分からない。上司の愚痴を言わない方が良いと判断しての事だった。 サオリの意図に気づいていたが、だからと言ってこの話を終えたくないユキだったが、「彼」と呼ばれる相田あつおの事を話したかったのもあり、サオリの話題に乗った。 「相田ねぇ~~~。実はさぁ、明日ご飯行こって誘われてんだよねー。」 話したかった割にはダルそうにユキは答えた。 「マジで!?ユキ行くの??」 「奢りだって言うから行くけどさぁ、、ぶっちゃけアイツ、ブサイクじゃん?一緒に街中歩くのとかホント嫌なんだよねぇー。」 「じゃあ、、、断ったの??」 サオリの質問にちょっと考えてからユキは答えた。 「いや、行くわー。OKのLINE入れたらアイツめちゃくちゃ舞い上がってんの。ちょっとおねだりしたらお小遣い貰えるかもしれないし笑」 ユキは以前から好意を寄せている男に食事に誘われれば着いていき、その気にさせてお小遣いを貰う、小狡さを持っていた。 ただ、お金目的でも性行為はユキのプライドが絶対に許さず、ホテルの誘いをされた途端にユキは相手を罵倒し謝らせていた。 相田という男性は23歳で部署は違うものの、良く会議で顔を合わせていた。身長は低く太り気味の体格、そして顔を冴えないのでユキの言う通り、ブサイクの部類に入っていた。 「えー、、相田さん、可哀想だよぉー。」 サオリが言う。 ユキは笑いながら 「心にも思ってないくせに笑。じゃあサオリが行ってあげれば??あんた位のルックスでも彼は喜ぶんじゃない??」 冷たく言い放った言葉に、サオリは慣れているのか笑ってやり過ごした。
2024/01/21 11:15:21(JIb5dPdX)
2日目
仕事終わり、相田はソワソワしながら待ち合わせの駅でユキを待った。 明日は休みなのでもしかしたらこの後、、、そんな期待を抱いていた。 待ち合わせに少し遅れてユキは合流した。 相田は移動中、色々話しかけるがユキは歩きスマホをしながら愛想返事を返すだけだった。 相田はユキの塩対応にもめげずに話しかける。 ユキはイライラを募らせながらも、それを隠した。 しかし、ユキにとっては本当に興味もなくつまらない話題だった。 ブサイクで興味のない男の話題にぶりっ子するという事はユキのプライドが許せない。 だからイライラは隠しつつも端的に相槌を打つことに務めた。 着いた料亭はファミレスとかフード店よりも0が1つ多い位の豪華な有名店だった。 出てきた料理にユキは怒りを忘れご機嫌になった。 移動中の無愛想なユキに不安を抱いていた相田は、喜ぶユキの姿に安心し、楽しい食事となった。 食事中は先程とは変わってユキがベラベラと話し始めた。主に愚痴だが、相田はユキが心を開いてくれたと勘違いし、また、ユキの事が好きだったので、話を親身に聞いた。 「上野先輩ってそんなに酷い人なんだねー。ユキさんは悪くないよ。」 「ありがとう。。でも、絶対に相田さんと2人で食事した事が上野先輩にバレたらまた嫌がらせされちゃうと思う。」 影を落とした言い方に、相田は理解して優しい笑顔で答えた。 「うんうん。それが心配だよね。大丈夫、会社の人には今日の事誰にも言わないから。安心して!」 「相田さん優しいね。。ありがとう。」 ユキは男は好きな女が最初塩対応でも、プレゼントやサプライズの時にご機嫌になれば全て許し、なんなら距離が近くなる事を今までの経験から理解していた。 つまり、相田は既にユキの術中にハマっていた。 そしてユキは相田が普段から温和で優しく気の弱い性格なのを把握していた。 食事を終えて相田が会計をし、ユキと一緒に店外へ出た。 夜遅い時間にも関わらず、外は人で溢れていた。 人が多い所が苦手とユキは、メイン通りを外れた人気のない道を選び駅に向かった。 この道を進み奥の十字路を左に行けばホテル街だ。 それを知っていた相田は淡い期待が現実になるかもしれないと心拍数が上がった。 しかし、ホテル街には行かずにそのまま駅に着いてしまった。相田は落胆を見せなかったが、ユキは心情を察した。そして、 「相田さん、今日はありがとうございました!」 飛びっきりの笑顔で清楚ぶって言った。 「仕事で落ち込んでけど、おかげでまた頑張ろうって思えました。、、また機会があれば相田さんとお食事行きたいです。」 「いやぁ、、僕は何もしてないよ。でも良かった。少しでも役に立てたかな、、。何かあったらなんでも言ってね」 相田は内心は嬉しく思いつつ謙虚に答えた。 「やっぱり相田さんは優しいね。。本当にありがとうございます。」 お礼を言った後に、ユキはほんの少しだけまた少しだけ影を落とした。 「どうしたの?」 相田はその機微を見逃さずに聞いた。本当はまだ一緒にいたいという相田の思いをユキは上手く利用した。 「、、、いえ。なんでもないです。」 ユキはさも気丈な笑顔を見せた。 「大丈夫だよ?何か心配事でもあるの?もし何か困ってる事があるなら、、」 相田は語気を強めてユキに言った。 「、、、実は相田さんと会う前の移動途中に、、色々あって。内容は言えないんですけど、、明日までにまとまったお金が必要になってしまって。」 相田は一瞬たじろいだ。お金の事とは露にも思わなかったから。 「気にしないでくださいね。正直厳しいですけど、、なんとかしますから。」 相田は(だからご飯の前、あんなに雰囲気が暗かったのか)と気づいた。 「いくら位必要なの?」 相田はとりあえずの気持ちで聞いてみた。 「本当は5万円支払いなんです。ギリギリあるのでなんとかなるんですけど、、その後の生活どうしようかと思ってただけなので。」 相田はもっとデカい額かと考えていたので、5万円に安心した。そして 「それは大金だよね。でも大丈夫!今手持ちは5万円ないけど、これ、、、。」 そう言って相田は財布から3万5千円を取り出し、ユキに渡した。 ユキはおもむろにお金を受け取り、ちょっと驚くような言った。 「相田さん、、、これ、、いいんですか?」 「うん!今日付き合ってくれたお礼だよ。本当は5万円渡してあげたいところなんだけど、、ごめんね。 あ!返さなくていいからね!その代わりまたご飯付き合ってよ!」 ユキはパァっと明るい笑顔になり、そして 「相田さん、ありがとう!!!本当に助かります!!」 とお礼を言った。 実は料亭での支払いも重なり、相田にとって3万5千円は痛い出費だった。それでもユキにお金をあげたのは、ユキの事を本気で好きだったから。ユキの話を信じていたから。そして、、次も会えるし、このまま付き合えるだろうという期待だった。 2人は別れての帰り道 (なにがまたご飯行ってね!だよ気持ち悪い。ブサイクの癖に良い男気どんなよな。) ユキは相田の好意を心の中で罵倒した。
24/01/21 12:12
(FgLco3Gh)
3日目
ユキは休日という事もあって少し遅めに起きた。 スマホを開くと相田からLINEが2通入っていた。 「昨日はありがとう。その後大丈夫だったかな?また何かあったら言ってね!」 「あ、伝えそびれた!お金は返さなくて全然大丈夫だから気にしないでね!」 (恩着せがましいな、、顔もブサイクだけどこーゆー所がモテないんだよ。) ユキは既読だけして返信せずに済ませた。仕事で会った時に重ねてお礼すれば良いだろうと考えていた。 夕方、ユキの高校の時の友人から電話があった。 「ユキー!元気してるー?」 騒がしい声の主はミドリという名で、ユキとミドリは高校の時は同じ女子友グループでいつも行動をしていた。 だから本来は騒がしい人間が苦手なユキだったが、久しぶに聞いたユキの元気な声に嬉しく感じていた。 「ミドリは元気そーだねぇー。」 お互い社会人になり多少疎遠になってはいたが、定期的に連絡をとっていた。それでも連絡を取り会うのは数ヶ月ぶりだったので、2人は近況を交互に話て談笑していた。 ユキが職場のブ男に3万5千円貰った話をすると、ミドリは笑い声をあげながら、ユキに聞いた。 「ユキは相変わらずえぐいねー!そんなんパパ活じゃん!」 「ばーか!そんなパパ活みたいなくだらない事と一緒にしないでよー笑。むしろパパ活だったらもっと金貰わないと割に合わないわ。笑」 「あー、、まあ、ユキは可愛いしモテるもんねー。笑 そのうち恨まれて刺されちゃうんじゃないか心配だよー笑」 ここで1つトーンを落として追加でミドリは質問した。 「そういえば、、、例のストーカー男どうしたの?」 ユキは半年ほど前にストーカー被害に遭っていた。いや、ストーカー被害に仕立てたと言ってもいい。 相田の時と同様に、SNSで知り合った男性に食事を奢ってもらってを繰り返していたユキは、その中の1人であるサガミと名乗る男にしつこく関係を迫られていた。 サガミは既婚者ではあったが、相田同様にユキの事が好きだった。ユキはその心を利用して「後で返す」と言い、ひと月で総額45万円程をサガミから貰っていた。 サガミは、ユキの嘘の身の上話に同情し、返すという言葉を信じてお金を貸していたが、ちょっとした事がきっかけで嘘がバレてしまい、ユキにお金を返すように迫った。 しかし、ユキは嘘がバレても冷静だった。サガミの反撃に対して、初手で警察に通報するという選択をした。 ユキは頭がキレた。 サガミが既婚者である事を理由に、ユキはお互いに連絡の内容は定期的に消すようにしていた。 だから、お金の貸し借りの内容は残っていなかった。 ただ、、ユキは貸し借りの所だけ削除し、「付き合って欲しい」とか「あって欲しい」と言う内容だけ残していたのだ。 警察は精査することも無く、その内容を元にサガミに連絡をとった。 もちろん、裁判沙汰になればやり取りの内容を復元できる。しかしユキはサガミが裁判沙汰にしないと確信していた。 ユキの予想通り、サガミは裁判沙汰にしなかった。いや、出来なかった。それどころでは無かったのだ。 ユキがストーカー被害で警察に届け出たあと、サガミの仕事先、家族にもその事が知れ渡ってしまった。 サガミが弁明をするも、既婚者であるにも関わらず、女性に関係を迫っていた事は事実であり、そればかりを責められ、周りに味方はいなかった。 結局サガミは心が折れてしまい、警察に二度とユキに連絡をしない事と近ずかないようにという警告を受けいれた。 ミドリは一連の話をユキから聞いていた。 「あー、、全く。その後はなんも音沙汰ないから大丈夫!安心してよね笑」 「いやいや、ユキの事は心配してないよ笑。その男がどうなったのか気になるのー!笑」 「さぁ?別にどうなっても良くねー?興味無いなあー笑」 ユキは罪悪感も無く、めんどくさい男だったなぁという認識しかなく、本当に興味がなかった。 だからその後サガミがどうなったかは分からない。 「こわ~笑。ねぇ、本当にそのうち刺されるよー?」 ミドリは半分冗談に、そして半分本気で言った。 「大丈夫大丈夫!笑。私が会ってきた男共全員クソ雑魚だから笑。いざとなったら即警察に通報するし笑」 「ユキー、、あんたホントに悪女だね。そのうち痛い目に合うよー。」
24/01/21 15:34
(8EQ9gR8s)
4日目
~ユキサイド~ 仕事が終わり、ユキはいつもより足早に歩いた。 今日は予約していた脱毛サロンの日だ。 ユキは全身の永久脱毛を1年前から通っていて、あと少して通院が終わる予定だった。 ユキは体毛が濃い人間が生理的に無理だったし、自分もそうなりたくないと思っていた。 IVOも行っていた。除毛だと毛が濃くなっていく事を中学の時に学んだ。 中学の頃、数人の女子グループで1人の気の弱い男の子を虐めていた。 虐めの内容はエスカレートして、ある時、性的なものへと発展した。 彼の服を無理やり脱がせて丸裸にして笑った。 発育途中とはいえ、彼のチンコは毛の生えた太めだった。 ユキ達は彼のチンコを踏みつけて遊んだり、 オナニーさせたり、剃毛させて馬鹿にして遊んだ。 剃毛する事に濃くなるチン毛を見て、ユキは気持ち悪いと思うようになった。 ユキはセックスをした事があるが、特段気持ちいいとは思わなかった。 どちらかと言うと普段は威厳のある男の顔を踏んずけたり、オナニーさせたりと、虐めることで自分が優位に立つ事の方が快感だった。 ユキのことを良く知る、ミドリやサオリは「ユキはドSだ」と良く言ってきたし、ユキ自身、自分がドSであると理解していた。 サロンで施行を終えた。新人も同席していた事もあり、いつもより遅めに終わった。 (残りあと1回で終わりかー) 個人差があるため、また通院が必要になる場合もある。それでもあと少しで全身の永久脱毛がおる事にユキは嬉しさが込み上げていた。 (全身脱毛に投資するお金の調達が必要だな、、、相田にまたせびるか、、、) ユキはそんな事を考えながら帰路に着いた。 ~上野サイド~ ユキに愚痴を漏らされていた上司の上野は、その日イライラしながら帰っていた。 イライラの主な原因はもちろん、部下のユキの事だった。 ユキの見立ては当たっており、1番にイラつくのは男性職員にチヤホヤされる事だったし、上野はチヤホヤされる事が無く、その扱いの差だった。 上野からしたら、ユキの事をいやらしい目で見る男性職員の視線すら羨ましく思ってしまっていた。 (私だって若い頃はアイツと同じくらいモテてたわよ!) 上野も綺麗な顔立ちだった事もあり、若い頃はチヤホヤされていた。しかし歳を重ねる毎にチヤホヤされる機会は減り、気づけば今では中高年の管理職のおじさん達にくだらないセクハラ発言をされる立ち位置になってしまっていた。 上野がユキと違ったのは、バリバリのキャリア思考で、常に仕事の事を考えた20代だった事だろう。 チヤホヤされても慢心せずに、ひたむきに結果を求めて仕事に従事した。今年40歳の節目であるが、安泰な役職にも付き、多くの社員をまとめる立場にもなっていた。 だからこそ、ユキの様な女を受け付けないのかもしれない。 (ふん、別にいいわ。あんな小娘、会社の中でいきがってればいいわよ。) 上野は駅に着くと、まずトイレに入り、赤く刺激的な色のブラを外し、ノーブラにワイシャツとスーツとなった。 そして、自宅の最寄り駅まで時間がかかる方の路線を選んで乗った。 上野は定期的にストレス発散でこの路線を使う。選んだ路線はいつも通り、仕事帰りの人で込み合った満員電車だった。 上野はズボンタイプのスーツだったが、Tバックを着用していた。 満員電車に揺られる中で、微かに上野のおしりの頬に当たる何かがあった。 (来た、、、。) おしりに当たる何かは電車の揺れに合わせて強く押し付けられたり、時に摩るように当たっていた。 そして、その当たっている何かが少しずつ硬くなり、時折脈を打っているのが分かった。 上野はそれがじれったく感じた。 だから、、、 硬い何かが擦れるように当たった時、少しだけおしりをピクんとさせた。 (これで分かったでしょ?ほら、、) 硬い何かは今までの押し付けが嘘のように引っ込んだ。代わりに指がおしりを撫でて来るようになった。 (ん、、、。今日の人は触るの上手、、かも。) 今度はわざとではなく、自然に身体が反応してしまっていた。 上野は痴漢に合うことで、自分の女性としての需要と存在を感じ、そして背徳感と身体への刺激に興奮を覚えていた。 だから定期的に痴漢される為に満員電車に乗るようになっていた。 不思議なもので、1人痴漢が触り出すと、それに続けとばかりに複数の手が上野の身体をまさぐりはじめた。 服の上からだが、上野のおしりとアソコは数名の手で完全に玩具のように弄られていた。 上野は快楽に頭がとろける思いで、声を出さないように堪えた。そして、決して感じていないフリに務めた。 (抵抗したいけど抵抗できない。身体が感じてしまうのは不可抗力) 上野はそう思う事で余計に興奮していた。 気づくと1つの腕がお腹を撫で、そのまま胸に迫っていた。 上野は貧乳だが、乳房と乳首の感度は良かった。 だから、胸の輪郭を撫でられ、なお一層身体をビクッとさせて感じてしまった。 そして、上野の身体を貪る痴漢達は胸が弱点であると気づくと1つ、また1つと腕が伸びてきて上野の胸を貪った。 上野は声こそ出さないものの、吐息は荒くなり、もう限界だと感じた。 (これ以上されるとイッちゃう。。。) 本当はイキたいのをグッと理性で押し殺し、停車した駅で降りた。 姿は分からないが、数名の痴漢が後を追っているのが分かった。 駅をでて近くの公園のトイレに駆け込むと、ゆっくりと、姿を確かめるように先程痴漢していた男が3名、トイレの中に入ってきた。 上野は少しとろけた目で、男達を見るそしてフラフラになりながら、個室のトイレに入った。 扉は閉めたが鍵はかけず、便座に座った。 男達がゆっくりと扉を開ける。 便座に座っている上野の目の前には硬く勃起したチンコだった。 突き出されたチンコを上野は静かに咥えた。 その後上野はトイレの中で3人を代わる代わるフェラをした。 喉の奥に精子を出され、男達は順々にトイレを後にした。 上野はフラフラしながらトイレの洗面所で口をゆすいだ。 (本当は、、中を奥で突いてほしかったなぁ、、) 上野のアソコはいやらしい液でビショビショだったが、結局イかせて貰う事は無かったので、物足りない気持ちだった。 上野は口をゆすぎ終わるとまた駅に向かい、今度こそ家を目指して帰った。
24/01/21 16:37
(wB/0DXgg)
投稿者:
ムラサキ
5日目
休み明けの仕事はいつもの事ながら忙しかった。 忙しいせいなのか、ユキに対して上野は口うるさいだけで、嫌味はいつもよりも少なかった。 いつもの社内食堂でユキはサオリと話しながら昼食を取る。 「そういえばさぁ、、サオリは彼氏とかいるの?」 ユキが1番会話をしている同僚がサオリだが、ユキがいつも話してサオリは聞きに回るから、サオリの事はあまり知らなかった。 「え、あー、、彼氏は今はいないよー。」 サオリもまさかそんな質問されるとも思っていなかったので、驚いてしどろもどろに答えた。 「あー、怪しい。。アンタ本当は彼氏いるんじゃない?職場内??」 サオリの返答に疑いをもったユキはグイグイ聞いてくる。 「ほ、ホントにいないって!私、、、彼氏は出来たことないの。」 「えー!マジで!?じゃあ処女??」 ユキは驚いて聞いた。 声が大きかった。ユキは配慮をするという事を知らなかった。というか、別に誰に聞かれても良いと思って声の大きさなど気にしていなかった。 サオリは焦って辺りを見回して、「察して!」という気持ちも込めて声を小さく答えた。 「エッチした事はあるけど、、彼氏はできた事ないの。」 「へぇー、、」 ユキはニヤニヤしながら相槌を打った。 (サオリは地味なくせに意外とその場で勢いでやっちゃうヤリマンなのかも笑) 心の中でサオリを見下した。 サオリにはそれが分かっていたが、そこには訂正を入れるつもりは無かった。 「でもね、、、」 サオリはそのかわりに別の事を言おうとした。 「好きな人は、、、いるの。」 「ふーん?、、、、で、誰?」 ユキは誰が好きかなどあまり興味は無かったが、とりあえずで聞いた。 「うん、、時期が来たら話すね。。。」 (勿体ぶらずに今言えよ。時期って事は、昇給とか役職とこ関係してる奴とか??) サオリは急に恥ずかしくなったようで、話題を変えた。 「そういえば、、相田さん、どうだったの?」 「どうだったの?って、、なにが?」 ユキは興味無さそうに答えた。 「ユキ、相田さんと食事行ったんでしょ??」 「あー、、。んー、、普通。てかね、やっぱり私ダメだわ。お金が絡んでても、奢りでも。 ブサイクと一緒に行動するのかなりストレスなんだよね。」 ユキの返答にサオリは他の人に聞かれてたらどうしよう。と周りを見渡した。 焦った咄嗟とはいえ、この話もここでするべきでは無かったと後悔した。 「まぁ、でもまた会うんだけどねー。」 「え?」 サオリは驚いた。 「なんかさー、あと1週間位で給料日じゃん?相田から給料でたらまたご飯行こうって誘われたんだよねー。」 サオリは困惑した。 「え?で、でもさっき一緒に行動するのは無理とか言ってなかったっけ??」 ユキは鼻で笑ってダルそうに答えた。 「うーん、迷ってんだけどさぁ、、。この前3万5千円貰ったんだけどさ。あの感じならもう少し引き出せそうなんだよねー。」 ユキが相田からお金を引き出す為にまた会う気でいる事にサオリはゾッとした。 「ねぇ、、お金貰っても、別にエッチする訳じゃないし、付き合う訳でもないんだよね?」 「あはは!笑。死んでもエッチなんかしねえし、付き合うわけねぇじゃん笑」 サオリは答えが分かっていても、恐る恐る聞いた。 「相田さん、、、可哀想じゃない?ただ貢がせるだけ貢がせて、、、。」 ユキは虫を見つけた時のような苦い顔で答えた。 「えー、どこが??全然可哀想じゃないし、むしろブサイクなのに私と楽しい時間過ごせるだけ感謝して欲しいんだけど。」 サオリはなんと答えるべきなのか戸惑い押し黙った。 「あ、もう時間じゃん!」 ユキはサオリの反応にはお構い無しに片付けはじめた。 仕事終わりに相田からユキに食事のお誘いのLINEが入っていた。 (しつこいなぁ。。。) ユキはしつこいブサイクが嫌いだし、相田の催促のLINEにイラついた。 が、内容を見て一瞬だけ思考が止まった。 「何度もLINEごめんね!来週の金曜日、、日本ホテルの最上階にあるレストランの予約が取れたんだけどどうかな?」 「あ、お金は気にしないでね。 それと、、実は昨日、臨時収入が入ったんだけど、、僕は使う予定がないから、もしまだ金銭的にキツかったら譲るけどどうかなあ。」 「大した額じゃないけどね!」 どれくらいの額なんだ?少し話が上手い気がする。ユキは少し考えた。 考えた末に、変わらず既読無視に決めた。 (明日、相田に直接聞いて判断しよう。) ~数時間後~ 「ユキさんからは返事ないです。相変わらず既読無視ですね。。。」 相田は自室のソファーでスマホを見ながら答えた。 「大丈夫。明日、ユキの方から話を聞きにノコノコやってきますよ。」 ベランダでタバコを吸う影が答えた。 そして、吸い終えたタバコを携帯灰皿に捨て、部屋の中に入ってきた。 「相田さん、、ユキが話しかけてきたら打ち合わせ通りにお願いしますね?」 声の主が柔らかな口調で相田に確認をした。 「んー、、大丈夫かなぁ、、僕演技とか苦手だから。」相田は自信なさげに笑って答えた。 「あいつは、、ユキは演技かどうか見抜けるタイプじゃないですよ。残念ながら貴方に興味があるわけじゃない。お金について聞きに来る訳ですから。演技よりも、理屈に合ってるかどうかを見てくるでしょうね。」 「そういうもんですかねー?僕にはさっぱり分かりませんが、、、。」 2人の会話は深夜まで及んだ。
24/01/22 00:01
(cvLZmHGY)
6日目
ユキは仕事が終わり、帰る前に相田のいる部署に向かった。 ユキの所属している部署と違って相田の所属している部は定時で帰るのは難しい。 ユキは相田を見つけてあたかも仕事の話のように声をかけた。 相田は突然のことに少し面食らった様な表情を見せたが、ユキの促しに従って席をたち、ユキに着いていった。 ユキについて行くと誰も居ない社員食堂にたどり着いた。 「あの、相田さん、、」 「うん、来週の話、、、だよね?」 ユキが要件を言う前に相田が遮って言った。ユキは頷いて相田が説明するのを待った。 「あまり誰にも言わないで欲しいんだけどね? 実は友達の誘いで初めて馬券買ったんだけどさ、そしたら大当たりしたんだ!!」 相田は少し嬉しそうに身振り手振りで話した。 「18万円勝ったんだけど、その日のうちに友達との見に行って5万円使っちゃって、、、競馬誘ってくれた友達に奢ったりもしたからさぁ、」 ちょっと申し訳なさそうに、言い訳がましく相田は言い、話を続けた。 「でね、僕その時に思ったんだけどさ、、本来僕は大金を手にしちゃいけないタイプだと思うんだ。なんて言えばいいかな?金銭感覚狂いそうだし、浪費しそうで怖くなっちゃって。。」 ユキは口を挟んだ。 「つまり、当てたお金は要らないんですか?」 相田は優しく微笑んで答えた。 「うん、要らない。というより、、、最初は親に仕送りしようと思って電話したんだけど、賭けで稼いだ金なんか要らない!!って怒られちゃって、、笑」 ユキは頷きながら聞く。 「で、貯金に回そうかと思ったんだけど、、そういえばユキさんが金銭的に大変みたいな事を言ってたから、それで。」 ユキは話の統合性にはなんの違和感も無く聞いていた。むしろ、経緯が相田らしいなと感じていた。 そして、このお金がたまたま当たった賞金という事、つまり1度きりである事を考えて聞いていた。 ユキからすれば、お金の為とはいえブサイクで汚い男と定期的に会う事は耐え難い事だった。 それに定期的に会うって金をせびる事は、1回2回だけせびる事よりもリスクも高く、いざ切り離す時面倒な事も考えた。 だから、この1回限りの金をせびるチャンスにユキは興味を持ち、今の中ではせびる計画を既に立て始めていた。 「でもさ、、1つ問題があるんだけど、、、。」 ユキは今まで見せた事ない、柔らかな口調でわざとらしく聞いた 「問題?なぁに??」 「いや、、これ、ある意味賭け事で稼いだお金でしょ?そんなお金だとユキさん的には嬉しくないのかなって、、、。」 (チッ!) 心の中でユキは舌打ちした。こういう質問に答えるのは面倒だし、早く金を渡せ!そう思った。 「私は、、、そんなの気にしないけど、、。 でも、いいの?そんな大金。」 ユキは相田みたいな話したいタイプには簡潔に答えて質問するのがかえって効果的だと知っていた。相田がどう思っているかを話させる方がいい。そう考えていた。 「うん、幸い貯蓄はあるし。正直、いきなり大金が入ってきた事が怖くてしょうがないんだよ。 ユキさんの生活の足しになるなら、そっちの方がいいとおもってさ。ほら僕、ユキさんになんでも言ってね!って言ったしさ。」 ユキは既に10万円を貰う気でいたが、敢えて、、、 「ありがとう。本当に、、気持ちが凄く嬉しいよ。でも10万円は私にとっても大金だし、いくら相田さんが良くても心の整理がつかなくて。。。 少し考える時間を貰ってもいい?」 ユキは答えを後回しにした。 相田はちょっと驚いた様な顔をしたが直ぐに笑顔になって、 「ユキさんこそ優しいね。うん、大丈夫だよ!ちゃんと取っておくから。あ、でももし大丈夫なら、、、次の食事に行く時までには決めておいて欲しいな。」 相田がそう答える事はユキにとっては想定内だった。だから間髪入れずに笑顔を作り、 「ありがとう。分かった!次食事行く時までに考えとくね!」 と答えた。 その後ユキは帰路につき、相田は仕事に戻った。 相田は目の前の作成書類を仕上げる前に、スマホを取り出し、LINEを打った。 「お疲れ様です。ほぼあなたの言う通りのやり取りでした。予定通り、返事は次の食事までになりましたし、食事の約束もなんの抵抗もなく済みました。」 相田は一読して漢字の間違いがないか見てから送信ボタンを押して仕事に向かいあった。
24/01/22 15:54
(5A1q9MXj)
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