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憂鬱
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:憂鬱
投稿者: 108
ID:aaa599
みなさん、こんにちは。
名無し。改め、108です。
前作「中学生の私と人妻の物語」を読んでいただき、ありがとうございます。
今回の作品は、前回とは変わったイメージにしてみました。
主人公は、定年間近の男性です。
楽しんで読んでいただければ幸いです。
では、さっそく、、、

「憂鬱」

その1
昨日は、孫が還暦を祝ってくれた。娘家族がわざわざ来てくれて、ささやかだが本当に楽しい時間だった。
幼稚園に通い始めた孫は、目に入れても痛くないほど可愛い盛りで、厳しく育てた娘からは、父さんも歳を取ったと言われる始末である。
3年前に妻を亡くしてからは、独り暮らしであるがまだまだ現役で仕事をしている事もあり、特に困ることも無かった。
そう、無かったのだ。6ヶ月前までは。

私の名前は、木田一郎。来年で定年退職する大手服飾メーカーの管理職だ。
定年後は子会社への出向が決まっており、まだまだ働くつもりである。
妻には先立たれたが、1人娘も無事に嫁ぎ近所に住んでいる為、頻繁に孫を見せに来てくれて寂しさは無かった。
趣味は草サッカーをしており、体力には自信があったが、もうひとつの趣味である自転車で転倒し足を骨折してからと言うもの、怪我は完治し以前と同じようにサッカーも始めたが…。 つづく
 
2017/08/26 07:31:28(zuaDoWwZ)
17
投稿者: 108
ID:aaa599
その17
「木田さん、ここで怪我が悪化すれば私と木田さんが2人で頑張ってリバビリしている意味が無くなりますよ。わかりますか?」と、冷たい表情で言われてしまい、気不味い雰囲気になった。
谷崎さんは無言のまま肩を貸してくれ、私がソファに腰を下ろすと、すぐに夕食の準備に取り掛かった。
私に手伝える事も無く、ただテレビを眺めていたが時々谷崎さんの顔色を伺っていた。
15分程の調理を終えると、「もう怒ってないから大丈夫ですよ」と言われ、小さな子供が怒られた母親の許しを得たような感覚に陥り、泣きそうになってしまった。
不意に「お風呂入って行きますか?」と言われ、ぜひと答えてから、1人では入れない事に気付き、どうしたものかと考えていると、夕食のパエリアが出来上がった。さすがにお酒は止めておき、谷崎さんだけがワインを飲んだ。料理が美味しく、食後のシャーベットまで手作りであり、久しぶりの手料理に気持ちが温かくなるようだった。 つづく
17/08/26 07:53 (zuaDoWwZ)
18
投稿者: 108
ID:aaa599
その18
食後のコーヒーを飲んでいるとお風呂のお湯が溜まったので、谷崎さんに入るよう勧められたが私は1人ではお風呂に入れないし、お湯に浸かることも出来ないと伝え、そろそろ病院に戻ろうかと思うと言った。
すると、谷崎さんは「もちろん木田さんが1人でお風呂に入れるとは思ってないですよ」と笑い、「私が木田さんを洗いますから」と言った。
肩を借りて脱衣所に行くと、先に私が脱がされ浴室の椅子に座らされた。そして、少し待ってくださいねと言い髪をまとめ上げ、ドアを開けたまま、谷崎さんは私に見せつけるように目の前で服を脱ぎ出した。
ファスナーを降ろし、ワンピースが床に落ちると、白い肌に着けた黒いレースの下着が現れ、ガーターベルトからは黒のストッキングが太腿を盛り上げ、生々しく肉感的であった。
谷崎さんが「いつもリバビリしながら私の裸を想像して、いやらしくなったりしましたか?」と聞いて、ブラジャーに手を掛けながら、私に背を向けた。
黒のTバックのパンティーがお尻の割れ目に食い込み、程良く垂れたお尻の肉が更にいやらしさを増幅させた。
谷崎さんは、ホックを外しブラジャーを取ると、Tバックに手をかけながら「木田さん、よく見てください。木田さんに見られて、私すごく興奮してるから」と言い、前屈みになりTバックを降ろすと、お尻の割れ目からアナルや陰部が丸見えになり、そこにはTバックから糸を引いた体液が光っていた。 つづく
17/08/26 07:54 (zuaDoWwZ)
19
投稿者: 108
ID:aaa599
その19
私は興奮し、口を開けたまま谷崎さんが脱ぐのを凝視していた。もちろん勃起しており、先からは我慢汁が漏れ出していたであろう。
ガーターベルトからストッキングが外され、スルスルとストッキングが下げられ、ガーターベルトを降ろすと、谷崎さんは、こちらに向き直した。大きくはないが白い肌に張りのある綺麗な形の胸で、乳房に血管が薄く見えていた。薄いベージュ色の乳首は、完全に勃起し、下に目をやると、そこは本当に薄く毛が生えているだけで、滑らかな肌の割れ目が丸見えとなっていて少女のような姿であった。
「木田さん、すごく勃ってますね。いやらしい」という言葉で、自分が激しく勃起している事に気付いた。
谷崎さんは、椅子に座る私に跨り、自分の性器を私の勃起したものに擦り付けるように、静かに動かした。すると、浴室内にヌチャヌチャと濡れた性器同士が擦り合う音が響いた。そして、谷崎さんは私の目を見ながら口を近づけ、ゆっくりと奥深くまで舌を絡めてきた。
私は、今、誰と何をしているのか感覚が無くなるようで、まるで水の中に溶け込むような気分になっていった。
長いキスを終えると、谷崎さんは立ち上がり、床に座らされた私の身体は洗い出した。
骨折している足は浴槽の縁に高く上げられ、まるで分娩室の妊婦のような格好になっていた。 つづく
17/08/26 07:55 (zuaDoWwZ)
20
投稿者: 108
ID:aaa599
その20
ひと通り身体を洗われると、足を開かされ、ヌルヌルした感触のものがアナルから玉にかけて刺激してきた。
谷崎さんの手元は、私からは見えないが、明らかにローションの感触であった。
そして、ローションの付いた手で肉棒をゆっくりと擦り始め、同時に玉とアナル周りを入念に弄られていた。
谷崎さんを触りたいよと言った私の言葉を無視し、谷崎さんは微笑みながら肉棒を持つ手の動きが滑らかに早くなっていった。
谷崎さんの顔を見上げると、柔らかに微笑みながら肉棒を凝視していた。その表情は、私を責めながらも、まるで自慰をしているかのように気持ち良さそうな顔である。
私は、谷崎さんに触れたくて胸に手を伸ばすと、すっと避けられてしまい、左手で亀頭を握りながら、右手の指でカリ首を擦られると、私の腰が僅かに浮き上がり、無意識にうっと唸ってしまった。
谷崎さんは、私の変化を楽しむように、更にカリ首を刺激して、その度に私の腰が浮く様を眺めていたが、次第に亀頭が熱く膨張し、射精が近くなった事を察知した谷崎さんは、手を止めてしまった。
そして、「木田さん、鈴谷さんと私の関係、気になりますか?」と言った。 つづく
17/08/26 08:04 (zuaDoWwZ)
21
投稿者: 108
ID:aaa599
その21 「谷崎さんの告白」
聖子さんから、谷崎さんと鈴谷さんが親子かも知れないと聞かされていたが冗談だと思っていた。
谷崎さん自らが話題にするとは、何かあるのかと突然の告白に驚きを隠せず、先程まで谷崎さんの手の中で硬く膨張しきっていた肉棒が急速に萎むのが自分ではっきりと判った。
そんな様も楽しむかのように谷崎さんは微笑みながら、話を続けた。
「年齢的に私と鈴谷さんが親子と云うのは、なかなか難しいものですよ。でも、鈴谷さんと私は無関係ではありません。ずいぶん前から知り合いですし、過去には友達以上の関係でもありました。
私の結婚生活は、元主人が家を出て行った事により30代半ばで破綻して、その頃は専業主婦で子供も居らず、急に一人ぼっちになって、寂しくて寂しくて、毎日ひどく落ち込んでいました。
主人が出て行った原因は今でも判りませんが今、想像すると私は退屈な女だったんだと思います。
忙しく働く主人の為に毎日掃除して料理を作ってセックスして、たまにはデートして外食して、ホテルの部屋でセックスして、ただそんな事の繰り返しでしたが私は幸せでした。
私だけが幸せだったんだと思います。
ある日から、主人は家に帰らなくなりました。
最初は、仕事が忙しくて、翌日の朝早くから会議があるから、会社近くのホテルに泊まる感じでしたが、だんだんとホテルに泊まる事が増え、いつしか週末にしか家に帰って来なくなりました。
私は、忙しい主人が身体を壊さないか心配でしたが、何も出来ず、ただ家で待つだけじゃなくて行動しようと考え、あるサプライズを思い付きました。
主人の会社近くのシティホテルで夫婦でエステを施術してもらえる宿泊プランを予約し、エステでゆっくりして美味しい物を食べて、二人でゆっくり過ごしたいと考えたんです。
残業している主人を驚かせようと会社近くのシティホテルにチェックインしてから、いつもは主人とメールで連絡を取り合ってましたが、私は喜んでくれる主人の声を聞きたくて電話すると、ひどく怪訝そうな主人が電話に出ました。 つづく
17/08/26 13:03 (zuaDoWwZ)
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