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汚い私と綺麗な君
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:汚い私と綺麗な君
投稿者: 黒猫
私は汚い。
生まれた時からそういう運命。
人間なんて汚い生き物でしょ?醜い生き物でしょ?
死ぬも生きるも運命しだい・・・・
雨がシトシト降っている。窓から見る景色は綺麗だ。でもガラスに映る私は嫌いだ。
綺麗に化粧をして真紅のドレスを着ている。
でも嫌いだ。
パーティー会場に着くと車のドアを開けられる。
「お待ちしておりました」
私は車を降りると豪邸の扉を通ってホールに入る。
沢山の目線を感じる。
男は私を抱きたい欲望、女は嫉妬。
分かってるいつもそうだ。言い寄ってくる男を軽くあしらって目標に近づく。
そう、狙いは貴方。
私は貴方だけのためにここに来たの。
会話をして色気を使って貴方を誘う。
貴方は私を美しいと言う。信じない、目を見れば分かる。
貴方は私を抱きたいだけ。私の中に欲望を吐き出したいだけ。
予定どうりにホテルに入る部屋に入ると私をベッドに押し倒す。
私の体を貪る貴方。
慣れてるから平気。
「シャワー浴びるから待って」
そう言って私はシャワーを浴びる。
ドレスと下着を脱ぎ捨てる。
濡れた体、長い黒髪から落ちる雫。
貴方は我慢出来ない様子、裸でバスルームに入ってくる。
私はじらす、逆効果なのは分かってる。
後ろから抱きついて胸を揉み、熱くなったものを私の股間に擦りつけてくる。
「あんっ・・待って・・」
そんな言葉は聞こえていないみたいね。
私の唇を奪おうとする貴方を止める。
「いい物があるの・・ベットでしましょ」
私は髪を乾かす。
鏡に映る体は色んな男に抱かれてきた汚い体。
けど慣れてしまった。
ベットで待つ貴方は私を抱く事しか考えていない。
私はカバンから薬を取り出す。
「新しい興奮剤よ、これで私を気持ちよくして」
貴方はなんの躊躇いも無く薬を飲む。
「ふふっ、どう?」
私の笑顔をどう思う?
妖艶な美女?淫乱な女?
貴方は苦しみ始める。
そして動かなくなる。
私は貴方に布団を被せる。「さようなら」
私はドレスを着て部屋を出る。
貴方がいけないのよ。
カバンから盗聴防止小型無線を取り出す。
「お別れは済ませたわ」



2010/11/05 22:04:55(E4WEbsvV)
2
投稿者: 黒猫
任務の後。
私は本部に報告しに戻る。ここでもいやらしい目で私を見るやつら。
真紅のドレスのまま部屋に入る。
「ご苦労」
そう言って上司は私を労う私の仕事は後始末。
それだけ。
「目標は例の薬で始末しました。証拠は残らないと思います」
「そうか、よくやったな」
「ありがとうございます」
私の後ろ側に周りこむ。
どうせいつもの悪い癖だろう。
「真紅のドレス・・・君によく似合うよ」
後ろからドレスの中に手を入れて私の胸を触る。
「濡れているんじゃないか?どこまで許した?」
「セックスはしていません。その前に殺しました」
私の首筋を舐める。
汚い・・この人も汚い。
「んっ、はぁ・・・誰か・・来ますよ」
「問題ないさ・・」
ドレスをまくりパンティをずら。
いつもこうだ。
机に手をつきバックで挿入される。
「んっ・・ああっ!」
乱暴に突かれる。
この人が絶頂を迎えるのは10分ほど。
「はぁ、ああん」
「可愛い黒猫ちゃんだな」
私の黒髪が揺れる。
胸を揉まれ乳首をいじられる。
「中に出すぞっ!」
「んっ!!!」
膣内に出されるのはいつもの事。
私は避妊しているのを知っているから。
「はぁっ、はぁっ・・」
私は床に倒れる。
膣から垂れる精液。
私の仕事は終わると行き付けのバーに寄る。
こじんまりとしたバーだ。客もめったに入らない。
「おお、悠ちゃんいらっしゃい」
「マスターいつもの」
私はいつもの席に座る。
ウォッカのストレートが私のお気に入り。
ここのマスターは私を見てもいやらしい目をしない。だからここのバーは居心地がいい。
「はい、お待たせ」
ウォッカとフレンチトーストが運ばれてくる。
私は甘党だ。任務の後は甘い物が欲しい。
マスターは仕事の事は聞かない。
それほど会話は弾まないが構わない。優しい目をしている。
「悠ちゃん疲れてる?」
「・・・そう見える?」
マスターは笑って頷く。
「そっか・・疲れてるかもね」
私はクスッと笑う。
外は雨のようだ。
客も来ない。
「マスター?私を抱いてみない?」
マスターは笑って私の頭を撫でた。
「悠ちゃんは俺の娘みたいなもんだからな。抱けないよ」
「そっか・・・」
その時店のドアが開いた。こんな雨の中お客が来るのは珍しい。
服が少し濡れている。銀髪の少年。
私の三つ下くらいかな。
「いらっしゃい」
少年は私の隣のカウンターの席に座る。
綺麗な顔の少年だ。
目が汚れていない。
「何にします?」
少年は黙ってペンとメモ用紙を取りだし何か書いている。
マスターに用紙を見せる。「・・・ホットミルクね、少々お待ちください」
喋れないのかな?
別に珍しくはないけど。
私の方を見て微笑んだ。
フレンチトーストにかぶりつきウォッカを流し込む。「マスター、おかわり」
「はいよ」
雨は激しくなってきた。
ドレスの上にジャケットを着ているけど濡れるのは嫌だな。
「はい、お待たせ」
ホットミルクとウォッカが運ばれてくる。
私はウォッカを飲みながらテレビを眺める。
少年はフーフー冷ましてからホットミルクを飲んでいる。
「本日、5時すぎ。銃殺された政府関係者の死体が発見されました。目撃者もおらず捜査は難航する物と思われます。」
また誰かがしくじったか。銃殺は最終手段だ。
少年は私を見ている。
いや・・・フレンチトーストを見ている。
「ん?欲しい?」
少し顔を赤くして頷いた。また紙に何か書いてマスターに見せる。
「フレンチトースト・・できればハチミツかけたやつね、少々お待ちください」マスターはフライパンにバターをひく。
ウォッカを飲みテレビを眺める。
夜遅くなのでニュースしかやってない。
少年はカバンから何か取りだそうとした。
私は自然とジャケットの内ポケットあるベレッタPx4に触れる。
護身用としていつも持っている。
だが少年は本を取り出しただけだった。
少しホッとしてまたテレビを眺める。
「はい、お待たせ」
少年は頭を下げてお礼をして美味しそうにフレンチトーストを食べている。
私はちょっと少年に興味を持った。
私はウォッカのグラスを持って少年のすぐ隣に座る。「美味しい?」
少年は静かに頷く。
「君、名前は?」
サラサラとメモに書く。
「ルカ?」
雨はさらに激しくなる。
「そろそろ店閉めなきゃな」マスターが呟く。
「もうこんな時間か・・・マスターお勘定」
私はいつもどうりにお金を払う。
少年もお金を払い一緒に店を出た。
「ふぅ・・・帰るかな」
徒歩10分ほどでマンションにつく。
傘をさして歩く。
後ろに誰かいる。
15メートルぐらい後方かな・・・素人だ。
マンションに入るふりをして待ち構える。
コツコツ・・もう来る。
私はそいつに素早く近づきコンパクトナイフを突き立てる。
「・・・!ルカ君?」
さっきの少年だ。
「どうしたの?」
私は素早くナイフをしまうルカはゆっくりと立ち上がり頭をかいた。
またメモに何か書いて見せる。
家に帰れなくなったから困っている。
「そうなんだ・・・」
ルカの服はびしょ濡れだ。ブルブル震えている。
私を殺す気なら目で分かるこの子は違う。
「私の部屋来な、すこし暖まってけばいいよ」
ルカは嬉しそうにお礼をした。

10/11/05 23:47 (E4WEbsvV)
3
投稿者: 黒猫
私の部屋は殺風景だ。
散らかるのが嫌だし必要最低限の物しかない。
「さ、入って」
ルカはペコッと頭を下げて部屋に入ってきた。
「シャワー浴びてきな、着替えはバスローブがあるから」
バスタブもあるがあんまり使わない。
ルカは頷いて風呂場に向かった。
この家には特に見られていけないような物は無い。
私は任務があれば遂行するのみだから。
任務を与えるのはチーフたち。
ややこしいのはもっと上の人達の仕事。
テレビをつけて冷蔵庫からビールを取り出しソファーに座る。
ちなみに私は18歳だ。  政府の報道規制によってマスコミは前より影響力が無くなった。
だからニュースは大した事は報道できない。
だいぶ昔に立て籠り事件でSATの連中が突入しようとするのをマスコミが邪魔してたな。指揮系統も問題だったけど。
私はジャケットを脱いでPx4を取り出す。
銃を持ってないとおかしいくらいのご時世だ。
さっきのニュースもうちの仕事じゃないくてただの殺人かもね。
ルカがバスローブを着て出てきた。
「暖まった?こっち座りな」私の横に座らせる。
美少年だな。銀髪からシャンプーのいい匂いがする。「はい、ココア。私もシャワー浴びてくるね」
ルカにココアを渡して風呂場に行く。
ドレスを脱いでシャワーを浴びる。
どれだけ洗い流しても私の汚れは消えない。
消せない過去がある。
「はぁ・・・」
この体も武器だ。スタイルを保つのは武器のクリーニングと一緒。
バスローブを着てリビングに戻るとルカはテーブルにある銃を見つめていた。
私はルカの隣に座る。
「本物だよ。怖い?」
ルカは首を横に振った。
そしてメモに書いて見せた。
【本物は初めて見ました。触ってみたいですか?】
私はマガジンを抜いてスライドを引いてチェンバーから弾丸を取り出す。
「はい、どうぞ」
ルカは触ってみて構えたり引き金を引いてみたりした興味深々のようだ。
ビールを飲み干し、もうひとつ開ける。
ルカはテーブルにゆっくり銃を置いた。
口をおさえてあくびをして目を擦った。
「ルカ君は何歳?たぶん14歳くらいかな?」
ルカはコクコクと頷いた。綺麗な目だ。まったく汚れていない。
「どうしようかな。ルカ君はソファーで寝る?」
ルカはさらさらとメモに書く。
【本当にすみません。親が殺されてしまってどうしたらいいか分からないです】「殺された?見たの?」
ルカはコクリと頷く。
「そっか・・怖かったね・・誰か知り合いに連絡した?」
またメモに書いている。
【知り合いも友達もいません。行く所もありません】「ふーん。そうか・・・」
この子は・・・孤独だったんだな。
嘘をつける目じゃない。
私は目で人を見る。
これは私の能力の一つ。
「しばらく私のマンションで暮らす?私は別に構わないよ」
ルカは遠慮するように首を横に振った。
「いいよ。私も一人じゃ退屈だし、君は私を殺すような事はしないだろうし」
ルカは少し考えてからメモに書いた
【本当にいいんですか?僕なんかがいても・・ありがとうございます】
私はクスッと笑ってルカを見つめた。
「とっても可愛い顔なんだから自信持ちなよ!私は君の綺麗な目、好きだよ」
ルカは顔を赤くして黙ってしまった。
私は毛布を持ってきてルカに渡す。
「何かあったら起こしてね」ルカは頷いた。
電気を消してベッドに潜り込む。
私はなかなか寝付きが悪い。
睡眠薬を飲まないと眠れない日もある。
ぐすっ、ぐすっと泣いている声がする。
私はソファーに近づく  「ルカ君?泣いてる?」
ルカは毛布にくるまって泣いていた。
親が殺されたからか、それとも他の理由か・・・
私はぎゅっと抱き締める。「何で泣いてるのかは聞かない。だから好きなだけ泣きな・・・」
ルカの華奢な体は震えていた。
「一緒に寝る?」
ルカは返事をするように私の肩をギュッと掴んだ。
私はルカを抱き締めてベッドで布団にくるまる。
「大丈夫だからね・・・」
優しく抱き締める。
普通の男ならこんな事はしないけど。
しばらくするとルカは寝てしまったようだ。
幼い顔だ、まだ子供。
なんの汚れもない。
ふと、唇を近づける。
吐息が当たる。
ダメだ、この子を汚してはいけない。
キスしないかわりに優しく頭を撫でた。
私にこんな感情が残ってたなんてな・・・・
我ながらびっくりだ。
とっても綺麗な君を見つけた日。
10/11/06 01:35 (Yc8Mq5Ee)
4
投稿者: 黒猫
私は朝起きるいつものように軽くトレーニングをするスタイルを崩さない程度の筋肉は必要だ。
「ふぅ・・・」
次に銃の点検。家の中にある銃は護身用のベレッタPx4、クローゼットにあるH&kG36C、レミントンM870のみ。
毎日点検はしない、週に一回程度。
次にシャワーを浴びて汗を流す。
「さてと・・・・」
携帯が鳴る。
「もしもし、今日は休みだから、夕方そちらにお邪魔させてもらうよ」
「了解・・・」
このチーフは立場を利用して私の個人情報を盗み毎週のようにマンションに来て私を犯しにやって来る。
どうせ訴えても聞いてくれない。
私は所詮黒猫の一人。
道具でしかない。
朝食は作るのが面倒だからだいたいシリアルかパン。今日もそれを食べるつもりだった。
「ルカ?何してるの?」
ルカがいるのをすっかり忘れていた。
ルカは微笑んで軽く頭を下げる。
料理?いい匂い・・・
ルカはささっとオムレツを作った。
食材などあまり買わないのだが・・。
ルカはオムレツを見て少し満足したような顔で笑った、何かやりとげたような可愛いらしい顔。
私はテーブルに並ぶ朝食を見る。バターを塗り砂糖を振りかけたトースト。オムレツ。野菜スープ。
私が甘党なのを見抜いたのか・・・朝から甘い物とはありがたい。
「ありがとうルカ君。君は料理が上手なんだね」
ルカはそんなことない、みたいに首を横に振る。
私はオムレツをフォークで割ってみる。
とろっとしたチーズと玉葱が入っている。
口に運んでみる。
美味しい、あんな食材でこんな美味しい物ができるなんて。
野菜スープにはワカメと玉葱とキャベツが入っている薄味だがいい。美味しい。私は笑ってルカを見る  「とっても美味しいよ。ありがとう」
ルカも照れながら笑う。
会話は出来ないけどこの子はとても可愛らしい。
私は朝食をたいらげて後片付けをする。
ルカはメモに何か書いて見せる。
【僕がやりますから。休んでてください】
「そっか・・悪いね」
皿洗いをルカに任せてパソコンを起動する。
私は特に趣味が無い。
新型の銃の情報をチェックする。
私はヨーロッパ系の銃器をよく使う。
デザインがいいし信頼できる。
ファッションのサイトも見る。私だって女だ。服ぐらいこだわりたい。
ルカが皿洗いを終えて私の隣に来た。
私は黙って服を見る。
ミニスカートとミリタリーシャツが欲しいな。
「ルカ君はどう思う?いいかな?」
ルカは素早くメモに書く。【あなたはとっても綺麗ですし似合うと思います。すみませんが僕はあなたを何て呼べばいいですか?】
そうか・・名前教えてなかったか。
「ありがと、私は悠。ハルカって呼んで」
ルカはコクリと頷いたてまたメモに書いて見せた。
【分かりました。ハルカさんって凄く美人ですね】
私は悠と名乗るのはプライベートのみ。もちろん偽名。仕事では紅羽。他にも名前はある。
「ルカ君も綺麗だよ」
私はルカの頬っぺたにキスをする。
みるみる顔が真っ赤になるソファーに寝転んでしまった。女に耐性がないらしい、あのぐらいで恥ずかしがる男の子は初めて見た。
ネットで見れる情報はどこか間違っていたり改変されていたりする。
だから信用はできない。
次の仕事まで暇だろうな。久しぶりに外に出てみようか・・・他人の目が嫌であんまり外には出ないが。
「ルカ君、出掛けよう」
ルカはこっちを向いて首を傾げた。どこに行くの?と不思議そうにしている。
「服を買ってきたいし、君も沢山料理したいだろうから近くのショッピングモールに行こう」
ルカはコクリと頷く。
私は長い髪をまとめて着替える。ミニスカートをはいてベージュのコートをはおる。
ルカも少し恥ずかしそうに着替えている。
近くのショッピングモールはかなりの大きさだ。
迷子多発地域で私でさえ一度迷った。
ルカは不思議そうに周りを見ている。
「ルカ君、手繋ご」
ルカは少し躊躇ったが意味を理解したのか私の手を握った。
はぐれたたらこの子はどうしようも無くなる。
喋れないのだから。
歩くと色々な視線を感じる。殺意の視線は感じない。私は服を選んでいる時もルカの手は離さなかった。
カップルに思われるだけだろう。私は気にならない。お金は十分にある、報酬はかなりの金額。
服を買い食材を買いに向かう。
ルカが私の手をグイグイ引っ張る。
「ん?なに?」
ルカが指を差す方向にはぬいぐるみ。
私はクスッと笑った。
「君はぬいぐるみが好きなの?」
ルカは恥ずかしそうに頷く「いいよ、見てこよう」
ぬいぐるみのコーナーはなかなか広い。
迷わないようにルカの手は握ったまま。ルカの好きなようにさせる。
ルカはウサギのぬいぐるみ見ている。
私は・・・ぬいぐるみなどに興味ない。
ルカは2つぬいぐるみを選んで会計をすませる。
ルカが私にライオンのぬいぐるみを渡した。
「・・・?私にくれるの?」ルカはコクコク頷いた。
「ははっ、ありがとね」
食材を買い終わるとマンションに向かう。
歩くとまた目線が集まる。ルカは銀髪で美少年。
私も外見だけならかなりのモノだ。
当たり前なのかもしれない。
マンションに戻ると夕方。そういえばチーフが来るんだった、ルカをどうするか・・・
「ルカ君、お客さんが来るんだけど・・・」
ルカは綺麗な目で私を見つめる。
「私、その人に抱かれなきゃいけない。見たくないなら昨日のバーに行っててもいいよ。迎えに行くから」ルカは凄く心配そうに私を見つめる。
「大丈夫、心配しないで」
ルカは私の手をギュッと握った。
「私・・汚いよね」
ルカは首を横に振ってメモに文字を書く。
【きっと何か理由があるんですよね。僕はハルカさんのそばにいます】
「そっか・・ごめんね」
夕方の6時ごろにチーフがやって来た。
「じゃまするよ」
私は黙って腕を組んで出迎える。
「紅羽、この子は?」
ルカは少し睨むようにチーフを見ている。
「昨日知り合った子供です。訳あって同居する事になりました」
チーフはニヤッと笑った。「可愛らしい子じゃないか。抱かれたのか?」
「いいえ・・・彼はそういう子ではありません」
チーフはルカに近づいた。ルカは一歩さがる。
「君、この女は私の物だ。いいね」
私はコイツの物ではない。機関の殺し道具だ。
「見られていた方が興奮するんじゃないかね?紅羽?どうなんだ?」
ルカの目の前で私をいじり始める。
「んっ、知りません。」
シャツの中に手を入れて胸を揉む、ブラジャーは着けていない。
ミニスカートをまくり、パンツの中をいじくりまわす。「はぁっ、んっ!」
自然と声が出る。
膣内に指を入れられかき回される。
くちゅくちゅくちゅ。
いやらしい・・・。
「ああっ、あんっ」
「どうだ?気持ちいいか?」「はあっ、気持ちいいです・・・あんっ!」
私の膣はもうトロトロ。
「紅羽、しゃぶってくれ・・・」
私は慣れた手付きでチンコを手で擦り、口にくわえる。「おおっ、いいぞ」
グプッグプッ。
舐めまわして先っぽをチロチロと刺激する。
この人はこれに弱い。大体把握済み。
「たまらんな・・」
くわえながら手で擦る。
ルカはじっとこちらを見ている。
「おおっ!出すぞ!」
口の中に射精される。
吐き出したいがいつも飲まされる。
ベッドに移動して寝転がる。またすぐに勃起する。
「チーフ、布団を・・・」
「ん?なぜだ?恥ずかしいか?」
「いえ・・あの子には見せたくないんです」
チーフは布団を被ってから私の中に入ってくる。
「ああんっ!」
根元まで入れられる、奥に当たる。
「私にはなお前ぐらいの歳の娘がいるんだがな。まぁお前ほど美しくないが・・・まるで娘を犯しているような気分になるよ」
乱暴に突きながらそんな事を喋りだす。
モコモコと布団がリズミカルに動く。
チーフの太った腹が私のお腹に被さり何度も同じように突かれる。
「おおっ!たらまらんっ!出すぞっ」
膣内に射精され、送り込むように突かれる。
「ああっ!はぁっはぁっはぁ・・・」私もイってしまった。膣内に射精されるのはいつもの事だ。
抜かずにまた動き始める。「妊娠すればいいのにな・・・そうしたらお前は私の物になる」
「んんっ!やぁっ!はっああん」
避妊はしているが絶対ではない。
これだけ中に射精されれば妊娠するかもしれない。
「私の子供を孕んでくれないか?避妊薬を飲むのを辞めろ」
「はぁっ、嫌ですっ・・・任務がっ、ああっ!最優先ですから・・・あっ!!!」
また中出しされる。
ビクビクと脈打って暖かいものが広がる。
「そうか・・・じゃあ孕むまで出してやろう」
その日は6回中出しされた、私はベットで力尽きている。
「ほら、綺麗に舐めてくれ」私は言われたとうり綺麗に舐める。
「おおっ!最後に顔にかけさせてくれ」
私の顔の前でチンコを擦り射精した。
暖かい物が顔にかかる。
「はあっ・・はあっ」
私は呼吸を整える。
チーフは服を着ている。
「じゃあまた来週来るからな」
「・・・・はい」
チーフはルカの方に目をやる。
ルカは立ち尽くしたままだ「君も抱きたいなら抱いてしまえ。ただし私の物だからな・・・」
チーフは出ていった。
「ルカ君・・・私って・・・最低だよね・・・本当に汚い・・」
その瞬間、抱き締められる。ルカは泣いていた。
「何で泣くの?」
ルカは離れようとしない。「君を汚したくない・・・私はシャワー浴びてくるから・・・」
それでも離そうとしない。「ルカ・・君・・どうして・・・?」
ルカは泣きながら私を抱き締めるだけだった。
「離さないなら君も濡れちゃうよ?いいの?」
ルカは静かに頷いた。
10/11/06 12:07 (Yc8Mq5Ee)
5
投稿者: 黒猫 ◆/HV2b6TqMw
私は風呂場に向かう、ルカは手を握ってついてくる。服を着たまま犯された。
汗臭い・・・早く脱いでしまいたい。
ルカは手を離そうとしない「ルカ君、手離して。服脱ぐから」
ルカは手を離して背を向けた。
恥ずかしいのだろうか。
私は裸になりシャワーを浴びる手首には刺青がある。昔、修行時代にいれた物だ。師匠に絵柄を選んで貰った・・・
頭からシャワーを浴びる。「はぁ・・・きもちいい」
アイツの精液も洗い流す。「ルカ君も一緒に浴びる?入ってきてもいいよ」
バスタブにお湯を入れた。久しぶりにゆっくりつかりたい。
ボディソープで体をよく洗う。
脱衣室のカーテンが開く。ルカは裸で立っていた。
顔は真っ赤だが肌は白い。この子はアルビノだろうか?いやアルビノだと髪は白くなると聞いた。
「おいで洗ってあげる」
ルカは腰にタオルを巻いて股間を手で隠している。
「ほら、おいで」
私はルカの手を握って引き寄せる。
一緒にシャワーを浴びる。綺麗な銀色の髪だ。
シャワーで濡れてしまう。ボディソープをつけて体を擦る。
だいぶ華奢だな。
この子ぐらいの歳ならもう少し筋肉はついていてもいいはず。
「ルカ君は学校とか行ってたの?」
首を横に振った。
「そっか、私は学校に行ってみたかったな・・・普通の女の子になりたかった」ルカは私の手を握ってきた。同情しているの?必要ないよ・・・・
「でも無理なんだ。戦争で孤児になって・・・からある人に拾われて。それから人を殺す事ばかり教えられた。外国語を喋れるように訓練されたり・・・目で感情を読み取る訓練もした。私は兵器なの・・・」
ルカは私を見て首を横に振る。「いいよ、否定しないで・・私は汚い人間だから・・・もう変わらない」
ルカは違うと言いたげだが。また顔を赤くして私から目をそらす。
「下は自分で洗ってね。恥ずかしいでしょ?」
私はバスタブに入ろうとしたがルカは手を離さない。「洗って欲しいの?」
ルカは恥ずかしそうに頷く。私はゆっくりとタオルを取る。
毛は生えていない。恥ずかしそうにモジモジしている「別に恥ずかしがらなくてもいいよ、綺麗な体だね」スポンジで優しく擦る。
ルカは股間を手で隠すが勃起しているのは分かっている。
「立ってるんだよね?隠さないで」
やはり男の子だ。勃起しない方がおかしい。
私は隠している手をどかして優しく触る。
ブルッとルカの体が震えた。私はボディソープを付けて軽く擦ってみる。
「んっ・・・」
ルカは喋れないけど切ない声で喘ぐ。
「気持ちいい?もっとして欲しい?」
ルカは頷いてぎゅっと手首を握る。
皮はまだ剥けていないようだ。ゆっくりと擦りながらほぐしてあげる。
「いつもは自分で処理するの?」擦りながら質問する。軽い拷問みたいだ。
「はぁっ、んっ」
聞こえていない様子。
私は首筋を舐めてから耳を軽く噛む。
「んっ!!」
ルカは小さく喘いで勢いよく射精する。まだまだ固い「困ったな・・まだ固いよ・・・もっとしたい?」
返事が出来ないようだ、呼吸が乱れている。
「お湯に浸かろう。このままじゃ寒い」
バスタブは狭いのでルカを膝の上にのせる。
「暖かいでしょ?」
ルカはやっと落ち着いたようだ。ゆっくり頷く。
私はルカをぎゅっと抱き締める。なんだか感じた事ないな・・こんなの。愛しいってこんな気持ちなの?
またルカのチンコを擦ってみる。
「はぁ・・・あっ」
「いいよ、もっと感じて」
首筋を攻める。     「んぁっ!はぁ・・」
まだ幼い体を攻めるのは嫌いじゃない。
ルカは私の顔を見つめる。「ダメだよ・・・君を汚したくないよ」
それでもルカは顔を近づける。
「汚れちゃうよ?私とキスしたら・・・」
もう触れそう。
吐息を感じる。
「ダメだよ・・ダメッ・・・・・んっ・・」
触れてしまった・・・
私も我慢できなくなった。こんな体勢でキスするのは初めてだ。
「はぁはぁっ・・・汚れちゃったね・・・」
ルカは嬉しそうにまたキスを求めてきた。
私も唇で返事を返した。
10/11/06 19:44 (Yc8Mq5Ee)
6
投稿者: 黒猫 ◆/HV2b6TqMw
私は5歳くらいまで孤児院で暮らしていた。
両親の事は覚えていない。私はミャンマー系とアジア系のハーフだ。
髪も銀髪だった。
両親は戦争で無くなったと聞かされている。
あの人は・・・師匠は私を見るなり引き取ると言った。いい目をしているからと言っていた気がする。
それから私は徹底的に鍛えられた。
戦闘に関する全て、戦略、世界情勢など。
そして相手の目で心を読み取る事。
師匠の名前は知らない。
ただ師匠と呼べと言われた私が初めて人を殺したのは9歳の時。紛争地帯の反政府軍のゲリラ。
顔は覚えていない。
狙撃銃で頭を撃ったら顔が無くなってあたから。
そして私が初めて犯されたのは10歳の時。
その時は中東のある人物を殺せと命じられた。
私は師匠と味方二人を連れて中東に入る。
武器類は現地で調達する予定。その頃の中東は荒れていたので空港の警備はかなり厳重だった。
私も大分修羅場を潜っていたので今回も問題ないと思っていた。
師匠は元軍人と聞かされていた、英国陸軍特殊部隊を辞めて裏の世界に入った。それしか知らない。
米軍の車両をよく見掛ける、ハンヴィーにブローニングM2を乗せている。
この頃の米軍は中東を制圧し終わっていた。
ホテルに着くと荷物を置いて窓からの景色を眺めた。「リン、ここから1キロ先を狙撃をするならどうする?」
リンとはこの頃の私名前。私は習った事を思いだしですぐに答える。
師匠の声はしわがれていた大分老け込んでいるがまだ中年くらい。
「悪くないが太陽の位置も考えろ」
「はい・・・」
スコープの逆光で位置がバレる事もある。
私は少し悔しかった。
ベッドに飛び込みゴロゴロと転がる。
「はぁ・・・師匠、私日本に行ってみたいです」
私はパックジュースを飲みながら師匠に言ってみた。「あんな国に?何も無い国だぞ」
私はニコニコ笑って答えた「何にもないから行ってみたいんです!平和そうでいいなぁって。それに日本語って綺麗なんですよ」
師匠は苦笑した。
「俺たちが必要無くなった時に行ってみろ。それまではダメだ」
私はブーと頬っぺたを膨らませる。
仕事までまだ2日。
街中を歩いてみる。
銃が届くのは明日だし買い物をしたりして時間を潰すかな。
ただ私はまだ10歳、仲間の一人を連れて街を見て歩く「おじさんこれは何?」
私は街にある物に興味がいく。
仲間の一人。この人はアメリカ人だった。
「あぁ、桃の缶詰めだな。甘くてうまいぞ」
私は甘い物に目がなかった「買っていい?食べたいよ」この人の名前はクリス忘れもしない。
「いいぞ、おじちゃんが買ってやろう」
私もまだまだ幼かった。
こんな桃缶で喜ぶなんて。夕方になりホテルに戻る。私はクリスと手を繋いで歩く。
「リンは辛くないか?こんな生活・・・」
「ううん。大丈夫」
私を見つめる目は同情の哀れむような感じだ。
「いつかきっと幸せになるんだ。だから大丈夫だよ」クリスも笑ってくれた。
「そうか・・そうなればいいな」
この頃、私には一応夢があった。
素敵なお嫁さんになって幸せな家庭を築く事。
子供は2人くらい欲しいな結婚する人は優しい人がいい。
そんな夢だった。
ホテルに戻ると師匠と仲間がチェスをしていた。
私は桃缶を食べながらそれを見ていた。
日本の缶詰めは何処でも手に入る物ではない。
だから値段もそれなりだった。
師匠は黙って考えこんで騎士の駒を動かした。
私はこの仕事の後から変わってしまったのかな・・・暗殺まであと1日。
10/11/06 22:36 (Yc8Mq5Ee)
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