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追憶

投稿者:トモン
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2017/04/28 03:26:36 (BxUDCX8h)
当時の俺は、今でいうブラック会社みたいなところで営業の仕事に就いていた。朝の出社時間はゆったりたが、退社はいつも21時過ぎだった、なによりサラリーが歩合制でよかったから。
その女性と知りあったのは、自宅の近くの深夜まで開いてるスーパーだった。独身者だった俺は、その日も遅い夕食代わりの弁当と缶ビールを買い込み、レジを済ませて袋詰めしてた時だった。
別のレジでバッグの中の財布を必死で探しているその女性をみかけた、レジ打ちはすんでいるらしく、大学生ぐらいの店員の男子が、目を宙にあおぐようにシラケた視線をその女性になげかけていた、後ろの客もつかえてきて顔を紅潮させ半分泣きそうな顔をしたその女性が可哀想になり、籠の商品を物色して、2000円をレジ打ちの店員に渡した。見知らぬ人が払ってくれた事と財布が見つからないパニックからか、キョトンしたその女性は 髪の長いキャリアウーマンみたいな眼鏡をかけた年上の綺麗な熟女さんだった!
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投稿者:トモン
2017/04/28 05:12:10    (BxUDCX8h)
足早に立ち去ろうする俺に、その女性は「見ず知らずの人にご厚意は有難いですが、困ります」と尚も紅潮させた顔で早口でまくしたててきた、「今度、偶然会った時でかまいません下心もありませんからご安心下さい」と彼女 に伝えるもなかなか納得せず、俺は数分間の押し問答に終止符をうつべく、「今は早く帰って冷たいビールが飲みたいから」 といっさい取り合わず、その場を駆け足で逃げだした、彼女は尚も大きな声で叫んだいたが・

それから一ヶ月ぐらいたった頃、もうそんなことも忘れかけたある日帰宅中に駅の前の自動販売機で煙草を買っているときに、彼女から声をかけられた、「その節はお世話なりました、私は〇〇と申します、あれからスーパーでお会いできるかとずっと同じ時間帯に待っていました」と告げられました、白い封筒をわたされ再度お礼を言われた時、彼女の容姿をみた時に、あの時と同じ女性かと固まる俺がいました。スレンダーでお洒落なファッション、化粧顔も綺麗でどっかの化粧品会社の美容部員みたいな、その頃の芸能人なら夏目雅子みたいな感じでした。
こんな綺麗な女性なんて高嶺の花だなぁって、こんな大人の綺麗な女性
抱けたらなあと思ってしまいました、両方がお辞儀をしながらの丁で別れもうこんな女性とは縁はないなあと、煙草を一服して彼女を見送る俺に奇跡がおきました

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投稿者:(無名)
2017/04/28 08:15:21    (A9Wf5lVK)
お願いです!その奇跡をお願いです!
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投稿者:無名
2017/04/28 10:51:35    (I7ipXBBp)
白い封筒の中に彼女の連絡先が書いてあるメモでも入っていたのかなぁ…?
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投稿者:野次馬
2017/04/28 20:48:23    (JzGU1XgJ)
これからどんな展開になるのか、次の書き込みが待たれますね。
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投稿者:トモン
2017/04/28 20:49:07    (BxUDCX8h)
封筒の中は立て替えたお金とビール券でした
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投稿者:トモン
2017/04/28 22:11:34    (BxUDCX8h)
それから彼女を意識してか、駅やスーパーなどで最初に出会った時間帯にあわせるように彼女を求める自分がいました。

現実はきびしくて、疲労感だけで、いたたまれない日々が経過していきました、時代的にバブルの終わりぐらいで、ガラゲーが出はじめて自動車電話の終わりぐらいですなんですけどね

その頃はテレクラとか全盛で、仕事柄か営業は売上だけあげたらなにやってもいいみたいな感じがあり、仕事のストレスと男の性でかなりの常連さんでした、


サクラ8割ぐらいかなあ、冷やかしが多くその日はスカに終わり、仲間内としこたま飲んで泥酔して、地下鉄にものれず
の状態て仲間からタクシーにほうりこまれました
自宅の賃貸マンションの近くで降車してもらい、〆のラーメンでもとそこそこ繁盛している豚骨ラーメン店の暖簾をくぐると、女友達と談笑する彼女がいました







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投稿者:仕事人
2017/04/30 08:00:59    (yAtwgnWO)
トモンさん、その後の続きは?
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投稿者:トモン
2017/05/01 12:11:26    (cwYHKuEX)
かなり酔ってて、気付いてなかったんです、実は
チャーシューもやしをたのんで、麺しか食べてなかったと、後日、笑いながら彼女が教えてくれました

お勘定をすませ店を出るときに、フラフラしてて危なっかしくて、彼女が友達とわかれて追いかけてきてくれたそうです

覚えてないんですが、
「大丈夫?」」ってフラフラの俺を家のドアまで送ってくれたそうです

深夜、喉がかわいて、水を飲もうとおきあがったときに、目の前にに彼女がいました


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投稿者:トモン
2017/05/01 13:00:22    (cwYHKuEX)
それからは、鳩が豆鉄砲くらった、俺と彼女との自己紹介、フィーリングカップルの五番と二番のお見合いがはじまりました。

彼女いわく、優しい好青年と、若いのに飲んだくれリーマンのギャップが信じられなくておかしくて、仕事柄ナースの彼女には後者の俺をほっとけなかっ、と後でききました
たまたま翌日は、お互い仕事がオフだったこともあり、夜があけるまで語りあいました

彼女はバッイチ小梨で、離婚の原因のところだけ曖昧な返答でした

歳はひとまわり上で、俺の事は可愛いいねと、最初は異性としては眼中ない感じでした





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投稿者:坊主番長
2017/05/01 15:00:15    (7bhHpvsK)
なんかいい話に展開しそうですね。次を楽しみにまちます。
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