もう17,8年前のこと。
当時、彼女がいなかった俺は、二十代前半のありあまる性欲のはけ口として、
隣の市のテレクラを利用することが多かった。
サクラが多く、何時間いてもかかってこない電話にいらつきながらも、
月に1,2度は誰かと出会い、関係を持っていた。
だんだん慣れてくると、中出しを試したくなった。
コンドームを求めない子には、当たり前のように生で挿入し、
7割を中出しして、3割を腹に出したりした。
コンドームを求められた時には、体位を変えるついでに亀頭までゴムをめくっ
ておき、
激しくピストンして膣内でゴムが外れるようにして中出ししていた。
その中の2人のこと。
1人目はテレクラで話をしてアポまでとり、車で会いにいったが会えなかった
彼氏がいる子。
その子の電話番号を聞いていたため、自宅に戻ってから電話し(携帯電話がな
かったため)、
後日会った。
会った途端に、すぐホテルへ。
しかし、その子はその日の仕事の疲れで服を脱がせたところで爆睡。
俺はそれを起こさないように、そーっと挿入して中出し。
朝まで寝て、「また今度会おうね」と約束してバイバイした。
その後、何度かあったが、全てゴム付き。
会ってから2ヶ月ほど経った頃、「彼氏の子を妊娠したから、会えなくなっ
た」との電話。
2回目以降ゴムをつけていた俺のことは全く疑わなかった。
彼とは安全日以外はゴム付きだったそうだが、俺は知らぬふりをして以後音信
不通。
2人目は、彼との結婚が決まっているのに、テレクラに電話してきた子。
結婚前に他の男とエッチしておきたかったとのこと。
ゴムを求められたため、膣内で外れる作戦実施。
結果、一度中出しになってしまったからということで、その日は3回戦すべて
中出しに。
一度きりのつもりだったらしく、その後音信不通。
一昨年と昨年に偶然、街で買い物中に2人とも再会。
2人目の方(一昨年再会)は太ったおばちゃんになっていたため、俺の方から
は気づかず、
向こうから声をかけられ、やっと気づくほど。
結婚直後につわりで妊娠発覚、まだ子作りする気はなく、夫とはゴム付きだっ
たらしい。
妊娠が夫にばれ、俺の子である可能性が高いことをわかっていながら、
夫に真実が伝えられずに、夫に産んでくれとせがまれて、そのまま出産。
写メで見る我が子は多感な中学3年生の男の子に成長していた。
1人目の方(昨年再開)は、同じく街中で発見、俺から声をかけた。
向こうも俺を覚えていて、その後何度か関係を持った。
はじめに再会した日に、娘さんと一緒にいたが、その娘が俺の姉の小さい頃と
そっくり。
若い頃は、女を妊娠させたいという欲求のままに中出しを繰り返していたが、
その罰が当たったのか、自分が持った家庭に子供は恵まれなかった。
俺の妻は妊娠しにくい体質だったらしく、一度だけ妊娠したが流産に終わっ
た。
自分の子供にお父さんと呼ばれることが夢だったが、
若い頃に鬼畜な行為を繰り返した俺に対して、神様はその夢を叶えてくれるこ
とはなかった。