大学生の頃、サークル内にとても世話をしてくれる女性の先輩がいた。
とても世話をしてくれたが、その先輩には彼氏がいたし、その二人はいずれ結婚するとの話だったので、僕はその女性の先輩に恋愛感情を抱かくことはなかった。
お互いに恋愛感情を抱くことなく、どちらかが困っていたら助け合う、そんな関係のはずだった。
時は流れ先輩は大学を卒業し、先に述べた彼氏と結婚することとなった。
僕や他の知り合いは、心から先輩を祝福した。
先輩が籍を入れる前日、先輩は突然僕のアパートに遊びにきた。
籍を入れる前日の訪問に少し困惑したが、僕は快く招き入れ、色々な話をし、そして、「結婚おめでとう」、と改めて祝福をした。
すると、先ほどまで笑顔だった先輩は突然曇りだし、涙を流し始めた。
僕が、「どうしたの?」と聞くと、いきなり僕を抱きしめてきた。
突然の行動に戸惑う僕に対し、先輩は更に、「もう、こんな風に会えなくなるのが寂しい」と、追い討ちをかけてきた。
そして、先輩は僕を抱きしめてた腕のチカラを緩め、僕の目を見つめ、まぶたを閉じた。
その流れを逆らう事が出来ず、僕は先輩と唇を重ね、お互いの服を脱がせあった。
僕の中には、先輩への愛情は無かっただろう。
翌日に籍を入れ人妻となる女性と、昔から世話になってた女性とセックスをする、その状況に興奮しただけなのかもしれない。
でも、お互いの敏感な部分が重なりあい摩擦しあい、「中に出して」と言われ、その通り出した時、僕はかつて無いほどの快楽を得た。
結局その日は二回体を重ね、二回先輩の奥部に快楽を放った。
その日の夜、今回だけの関係とお互いに約束し、先輩は家路についた。
一月後、先輩から連絡があった。
内容は、もう一度抱いて欲しいとのこと。
僕はそれに応じる気は無かったが、「約束を破り何故また抱かれたいのか」、先輩に問うてみたら、「子供が欲しいから」と答えた。
前回のことも、僕の子供が欲しくて臨んだ事らしかった。
その時、僕は女性の考えの複雑さを知り、そして、中出し行為の重大さを知った。
一時の快楽に身を任せる事の、愚かさや浅はかさを知った。
その後、僕は先輩との関係を断ち切り、そして、セックスには必ずゴムをつけなければ出来ない、ヘタレになった。
以上、僕の体験談でした。
スレ違いだったらすみません。