仕事場のパート、Aさんと知り合ったのは2年前。初めて見たときは太っていて、地味なメガネを掛けていて、顔つきもなんとなく動物園のカバに似ていて、気にも留めなかった。
一緒に働いているパートさん5~6人は全て60歳以上のおばさん達だった。
まだ40代だった私には、皆が母親のようなものだった。
半年もたつと、休憩時間におばさん方の卑猥な話しを聞くのが楽しかった。韓流の誰それがすごくセクシーだ、とか近所の誰それさんはパート先の若い子と必要以上に仲が良くて怪しいとか、近所のスーパーでパートしている誰それさんは
そこの店長と出来てしまって、家が大変なことになってる、ただのデブのおばさんなのにねぇ~とか。
自分たちのことを棚に上げて、噂し放題だ。それだけ皆も旦那に相手にされていないんだろうな。
田舎のおばちゃん達は面白い。
ある日、施設の緊急工事のため2~3日の休みがあった。
旦那が出稼ぎで留守だからと、昼間っから街に出て飲み会をすることとなった。
4人のおばさん達に誘われて、飲みにいった。
飲むは歌うは、無理やり踊らされるは、いつものおばさん達とは違うテンションだった。
皆農家のおばさん達で、雪に閉ざされてしまうこの時期は、大抵旦那は地方に出稼ぎに行ってしまうし、子供達は独立しているので暇だと言っていた。
夕方になり、2人が帰り「飲み足りない」との事でBさんの家で飲みなおすことになった。タクシーで家まで行き、一升瓶を抱えて更に飲み始めた。
Aさんは前記した通りのおばちゃんで、胸と尻がでかい。Bさんは小柄で普通体型だが、胸と尻が巨大で、蟻んこのようなおばさんだ。
農家のおばちゃんは皆、胸と尻が巨大化するものなのか?
夜7時を過ぎると、2人とも出来上がってしまった。私もだいぶ酔っぱらっていた。
AさんもBさんもこたつで横になってしまった。
Bさんの胸のふくらみが重さに耐えきれず、左右にダランと垂れてはいるが、どうも自分の家なのでノーブラの様で、微かに突起らしきものが見えた。
ドキドキとしながら、部屋の電気を消した。テレビの音量も小さく絞った。