今から十数年前、学生時代のまだ若かりし頃の話です。大学生活を謳歌していた僕は、授業もそこそこに、アルバイトに精を出す毎日。多い時には30万を悠に超すときもあった。そのバイト代のほとんどは、仲間や先輩たちとの飲み代。ひどい時には、毎日、朝方まで居酒屋をハシゴしては、大酒を喰らい、バカ騒ぎしていた。
時には、一人で晩飯を食べることもある。コンビニの弁当やファーストフードを買って済ますこともあったが、地元の年配の人が集まるような、古びた小さな居酒屋を数軒行きつけにし、晩飯を食べることが多かった。そのうちの一軒の常連客のなかに、一人気になる女性客がいた。
年は50半ば、背は高くなく、丸々としている。髪はいかにもおばちゃんという感じで短く、茶色に染め赤がかっている。化粧も濃く、安スナックのママさん風の、派手でけばけばしい。服装もたいていは、白の透けた、ピチピチのシャツで、上の方のボタンを外し、胸元を露出させ、股下がほとんどない、はち切れてしまいそうなミニで、下腹の肉の盛り上がりが強調されている。
彼女は、毎日来ているのではと思うほど、行けば必ずいる。一人カウンターに座っている。真っ直ぐには座らず、カウンターにもたれかかるように後斜め向きに、カウンターに肘をついて座る。
ぴっちりとした薄手の白シャツからは、赤や黒のド派手でいやらしいブラがはっきりと透けている。ノーブラの時もあり、石榴色のデカい乳輪が透けて見え、乳首の部分が突起している。短い脚をわざわざ頻繁に組みかえたり、爪先を立てて膝を上げながら、太い脚を拡げて座るため、パツパツのミニがずり上がり、パンツも丸見えになる。気にして裾を上げたり、隠したりする素振りは見せず、むしろ見せているかのようであった。もちろんパンツもド派手でいやらしいものが多く、時には全て透けて見えるメッシュのものや、クロッチが紐みたいに細いものを履いていることが多い。
僕はいつも、彼女がよく見える、2~3つ離れた席に座り、彼女をガン見していた。彼女も、僕がガン見していることに気づいている。時折、彼女と目が合うが、嫌な顔はせず、うっすら笑っている。彼女から話しかけてくることもある。僕はドキっとしながらも、いろんなことを質問するように話す彼女に答えた。
彼女の質問は、明らかに僕のことを探るようなものが多い。「彼女はいるのか?」「最近の若い子はどこへデートするのか?」「週に何回Hするのか?」…等々。彼女は決まって、「おばちゃんらの若い頃は云々」「もうおばちゃんは云々」と話す。話しながら、脚を拡げたり、組み換えたりしながら、試すような目付きで見つめながら、僕の反応を見ている。僕が興味を示していることを、彼女は完全に見抜いている。
しかし、彼女から直接誘いの声をかけてくることはなかった。店で会い話をする機会が増えるごとに、モーションは過激になっていった。
ある時、いつものように店に行くと、もう彼女は座っていた。僕が店に入ると、彼女が僕に隣に座るように手招きした。その日はパチンコで大勝ちしたらしく、今日はおばちゃんのおごりだと言った。いつもはちびちびとチューハイを飲む彼女が、今日はグラスを空けるペースも早い。彼女は遠慮はいらないと、僕にも付き合うようにビールを飲ませ、次々おかわりを注文する。
酒が進み、他愛ない話をしていると、彼女がいつものように、脚を拡げてきた。少し気持ちよくなってきたが、一瞬にして酔いがさめ、僕は固まって、じっと彼女の股に見入った。黒々と生い茂った陰毛、年期の入った黒い肉襞の割れ目から顔を出す、少し濡れて光るピンクの陰部…。彼女はうっすら笑いながら、舐めるような目で、無言でしばらく僕を見つめると、さっきよりさらにペースを上げて飲み始めた。僕は、もうこの時、今日は彼女をものにできると確信し、ドキドキ興奮しながら、ビールを飲んだ。
「もうあかん、今日は飲み過ぎた。帰るわ、兄ちゃん。」と席を立ち、勘定を済ませ、フラフラと出口の方へ歩いて行った。かなり酔いが回ったらしく、壁や客にぶつかっている。僕は彼女のあとをおうように店を出て、「ごちそうさまでした。大丈夫?近くまで送りますよ。」と声をかけると、彼女は嬉しそうに、「ありがとう、頼むわ」とニヤっと笑った。この後のことは、お互い暗黙の了解であったと思う。彼女の脇を抱えるようにして、彼女の指示する方向へと歩いて行った。
しばらくすると、僕は催してきた。コンビニもなく、歩いているうちに、大きな公園にさしかかった。僕が小便するからと、公園の入り口の茂みに行こうとすると、「うちも」と言ったので、公園の便所へと向かった。